2003年06月03日(火) 雑誌的①~notカフェbut喫茶
ここ数年のなかでかなりわたしをヘコませたことの中に挙げられるのが、 わたしの愛読雑誌のひとつ、月刊「喫茶&スナック」(旭屋書店)が「カフェ&レストラン」にリニューアルしたという事実でございます。 ショォーーーーック。 喫茶≠カフェ スナック≠レストラン 違う!断じて違う!!号泣 わたしはカフェとミスチルが大嫌いです。 カフェとミスチルについてはおいおい書くとします。
誌名は変わったけどこの雑誌は面白いです。 要は喫茶店とかスナック(意地でもこっちを使う)経営者向け専門誌なんですが、 「売れるカフェのデザート研究」とか、マニアックにレシピ紹介してたりするのです。 わたくしはそれをもとに喫茶店に行ってみたりするのです。 旭屋書店はほかにもいろいろコアな本を出してます。 「焼肉店 第十集」とか。 10冊目! 微にいり細を穿ち手を変え品を変え焼肉店を丸裸にする! 赤裸々な焼肉店。 レアなんだかミディアムなんだか。
雑誌読みだったので昔はなんでも読みました。 「壮快」とか「ビッグ・トゥモロウ」とかたまりません。 自分の人生とリンクしない記事であればあるほどおもしろいのです。 思い入れがない分冷静に見られるし(ツッコミし放題ともいう)、想像もつかなかった視点観点があったりするのです。 「にがり水」飲んでダイエットしよう!なんて自分ひとりじゃ思いつきもしないし。 ふえー世の中広えなあみんなすごいこと考えてんなあ、とかなんとか思ってる間にピーク時は3~40冊読んでました。 仕事とも勉強とも関係ない雑誌ばかり。 おかげさまでわたしの脳の30%くらいは役に立たない情報で占められています。 おがくずが詰まってんのとあんまり変わりません。
雑誌の話はきりがないのでまた今度。 最後にいちばんインパクツ(インパクトがでかい場合のみこう呼ぶ)だった雑誌のことを。 それは「よみがえる」(経済界 2001年10月で休刊)です。 前は「蘇る!」だったのにいつのまにかソフトなひらがなへ! でもかえってそのほうが伊藤潤二の「うずまき」みたいで以下略 書店の店頭ででっかいフォントで「よみがえる」って書いてある雑誌を見つけたときのビックリ感たるやいかに。 しかもファッション特集(もちろんあかぬけない)で「「よみがえる」世代のための」とか言ってたもんね・・・ 「よみがえる」世代って・・・ 死んだサバみたいな目してそうな世代だよな… とりあえず編集部でバイトくらいならしてみたいと一瞬だけは思いましたが。
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旭屋書店 http://www.asahiya-jp.com/ |