ヤグネットの毎日
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2003年01月05日(日) 情勢の深いところでの変化

午前中、党地区委員会で中央旗びらきの様子を衛星中継で視聴。
何より確信を深めたのが、情勢の深いところでの変化を大きくつかむことだ。
 たとえば、平和をめぐる問題。アメリカのイラク攻撃への危険性は予断を許さないが、一昨年のアメリカのアフガン攻撃のときには心ならずも反対の声をあげられなかった中東、南アジアなどの国々を中心に、「武力攻撃反対」の声を次つぎとあげはじめていること。世界の流れは、決して日本のように「アメリカ一辺倒」では動いていない。日本政府の時代遅れで卑屈なアメリカへの従属意識の変革こそ必要であり、それは世界の大きな歴史の流れに合致したものであることに確信をもつ。

 もう一つは、国内の情勢だ。もはや自民党政治の枠内では、国民との間でいかんともしがたい、矛盾を広げるだけであること、日本共産党の改革路線が光り輝く時代になろうとしていることに確信をもった。
 小泉内閣が構造改革の名のもとに、日本の経済も国民の生活も壊滅的な打撃を与えることは、いまや多くの国民の目に明らかになりつつある。小泉流の構造改革とは、一言で言えば「弱肉強食の論理を徹頭徹尾おしすすめる」路線だ。この貫徹は、従来の自民党の支持基盤を掘り崩している。日本医師会など「4師会」による、医療改悪反対の緊急アピールや、全国町長会、町議長会が合同で「合併押しつけに反対」の決起集会を開こうとしている問題などがその典型だ。
 では、小泉流の構造改革の中身と言えば、従来の「ばらまき」型公共事業と企業ぐるみ、という保守基盤をおさえつつ、新しい多国籍業企業型の大企業体制へのてこ入れに躍起になっている。(1/3付「しんぶん赤旗」八面の二宮論文による)
 しかし、この多国籍企業型の大企業への支援を強める政治をすすめればすすめるほど、従来の保守基盤からの反発をくらい、従来の基盤そのものをいっそう掘り崩していく。どうしようもない悪循環に陥っていかざるをえない。いま、広がっている無党派層は、こうした保守勢力のなかでの「食い合い、潰しあい」に嫌気をさしている人がおおいに違いない。
 こうした人たちが、平和や福祉、環境、憲法守れの声を誰に遠慮もなく堂々と声をあげる日本共産党と共同できる、土壌、条件がおおいに広がってきている。
 問題は、こうした人たちに日本共産党の値うちや政策をどれだけ知ってもらえるかどうか、だ。
 この役割を担っているのが、僕たち議員、予定候補である。
 情勢の奥深いところでおきている変化を前向きに生かしていけるように、政治を党の値うちを大いに語っていきたい。

 旗びらきのあいさつを視聴後は、岐阜に妻と息子を迎えに出発。飛騨は雪が降って、雪化粧。明日はこの冬一番の寒波が押し寄せるとのこと。雪が心配だ。


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