ヤグネットの毎日
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2003年02月14日(金) 3月議会の議会運営委員会

 朝は、JR城陽駅で宣伝。10時からは、3月議会にむけての議会運営委員会に出席。
 来年度の予算を審議する「予算議会」が2月21日からはじまる。
 予算の概要などは、またサイトに詳しく紹介もし、この間発行できていないメルマガでも発信したい。
 この議会には、「市町合併推進」の請願が提出された。5つの会派が紹介議員となっているものだ。
 正直、この請願には大きな疑問を感じている。
 まず、合併問題の経過でいえば、十分な情報提供が不足していることに加え、市民的な関心の盛り上がりに欠けているもとで、7つもの自治体が合併にふみきるなどということ自体が、非現実的で住民無視の愚行だった。だから、法定協議会ができずに、任意の協議組織も解散するに至ったことは、当然の結末なのである。
 ポイントは、わがまちをどうするのか?を議会も、住民も、時間をかけて十分な情報のもとに議論をつくすことだった。ところが、この3月議会に請願がだされたということは、1回の総務常任委員会での審査で、「合併推進」を行政に求めていく請願に結論が出せなければいけないことになる。継続扱いは、議員の任期ぎれで、自動的に廃案扱いとなるからだ。
 こうした、拙速で不十分な問題の扱い方が、混迷の原因ではなかったのか?
 僕は、請願権は誰にもあるわけだから、請願の提出自体は構わないと思うが、なぜ、市民クラブと日本共産党以外のすべての会派が紹介議員となるのだろうか?採択か継続審議(廃案)の二つしか道はない。継続審査はあまりにも無責任だろう。採択は、全くふりだしにもどったいま、どうやって合併論議をすすめていくのか、その具体的な対案がなければ、これまた無責任といわれるだろう。どうしても、疑問を感じてしまうのだ。

 午後は、地元の新日本婦人の会の会議であいさつ。その後、議員団会議に出席する。
 夜は、建設労働者の後援会世話人会であいさつ。
 僕は、「スロータウン」の理念について、大型公共事業よりもくらしに密着した公共事業でこそ仕事おこしができること、住宅改修助成制度にこめる思いなどをお話させていただいた。
 


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