メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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苦い予言を噛み砕きたくなくて 一気に水で流し込んだ
優しい君しか見ていないから とりあえず目を閉じてみた
知っていたのかも知れない 気付いていたのかも知れない
流される予定の君と 流してしまう僕の掌の力
くだらない欲望 つまらない羨望
美しい形で愛を語るなんて 僕には奇跡でしかない 最低の手口 最悪の言葉
甘い予感は いつも君を焦らせながら じりじりと包むように 告白する
水をかぶって さあ、どこかで空を見よう 甘い予感 いつだって嘘 いつだって妄想
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