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■ センタクシ
言葉を聞いて。 涙を流すのは何度目か。
自分をあらわす言葉を捜してる。 探した結果は的外れ。 ぴたっと当てはまる言葉が見つからない。 その違和感は聞いた人にも届いてる。 それを否定されて。 違うこと知りながら。 分かってるって言う。
裏側の見すぎ。 それは昔から自覚していた。 さかのぼれば小学生。 このくらいからやっていた。 友達でしゃべるのがうまくない奴がいて。 そいつを理解しようとして。 気がついたらそれが普通になってた。 あのときの君の顔は忘れない。
俺から出た言葉は。 簡単な出方をしていない。 何時間。 何日。 何週間。 ずっとずっと。 こねくり回して出てきた言葉。 それ以外に当てはまる言葉が見つからなかった。
ない、って。 言っておきながら。 して、って。 頼むのは。 間違ってる。 全然間違ってる。 分かってる。
バカだ、アホだ言われて。 返す言葉など無い。
大事な何かを忘れてた。 ずっとずっと大切にしてたもの。 近くにおいて傷がつかないようにしてたもの。 傍にありすぎて気がつかなかった。 有るのが普通になってた。 だから・・・
忘れていた大事なものを思い出した。 そんな気分。 コレは本当。 安堵のため息も。 本当。
誰にも見えないものと戦ってた。
いたんだ。
いてくれたんだ。
支えてくれてたんだ。
気がつかなかった。
アリガトウの言葉を。 曇りの無い。 本心という意味を乗せて。 君に送る。
もう。 見ることも無いのだろうか。
2002年08月27日(火)
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