-- holic --



2002年01月31日(木) 不毛



清々しい気分が持続しないことを虚しく思う。
些細なできごとにすぐにいやな、ドロリとした気分がおそう。
莫迦ばっかりだ、と吐き捨てそうになる自分を必死で抑えて。
しなきゃいけないことにも手をつけようとしない自分に絶望したり。
そうしていると、一日が過ぎていく。
彼だけが、唯一吐き出せる存在。
あのひとがいないとわたしはもう潰れてしまっている。
だけれど彼もわたしに吐き出したい。
吐き出すのでなくても、何らかの感情をわたしに受け止めて欲しいと思っている。
持ちつ持たれつ、という言葉がよぎって少し笑えた。
でも今はそれもどうしようもなく重いものになっている。
今ですら泣きそうだ。
泣いて良いだろうか。
良いわけない。
ここは安全な場所じゃない。
許されてない。
絶望する。
「あなたと話していると、無意識に「死にたいね」って言いそうになるよ。」
そう言うと、何かのテストでは、人間の精神の根底にあるのが「殺す」とか「死ぬ」とかいう言葉だとかなんとか、よく分からないことをつらつら言っていた。
寝ぼけ半分で、ごちゃ混ぜに覚えてしまってる。
もう一度聞きたいけど、普通に聞くには重すぎる気がする。
押しつぶされそうだ、と思った。
日常に。
頭が痛いのは、体調不良なんかではなく、ストレスからくるものだとぼんやり理解する。
だけど、彼がもしいなければ、わたしはもう潰れてしまっているけれど、こんな中途半端な、蛇の生殺しみたいな状態がずっとずっとなら、いっそ潰れてしまったほうが幾分前へ進めるだろうかと、思う。
だけど今は、どうしても必要。

このままでいれば、腐ってしまうと本気で思ってる。
だから無理に奮い立たせる。
必死。
少しのことでいい。
重い段ボールを一生懸命運んだり。
イライラしていても電話の受け答えを丁寧にキチンとするよう念頭に置いたり。
一生懸命だと思いながら何かをすることが、自分を保たせてくれる要素になる。
助かりたい。
わけも分からない不安や悲しさなんてバカバカしくていらない。
こんなにダラダラとつらいと並べ立ててしまうほどには図太いと言うことも。
情けない。
みっともない。

不毛な文章になってきた。



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