日記でもなく、手紙でもなく
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2003年07月12日(土) カテリーナ・ヴァレンテ&ルイス・ボンファ

 久しぶりにまあまあの天気。天気が良くなるとかなり暑くなる。
 府中まで行った帰り、京王線府中駅から新宿まで。

 新宿駅東口を出たところにある高野では、本日のオススメが白桃のジュース。見ると飲みたくなる。一口飲んでみると、白桃の甘さが口の中いっぱいに広がる。

  ***

 ディスク・ユニオン本店の4F、ラテン・ブラジルのフロアを物色すると、今までどこの店でも見かけなかったスペイン盤のスペイン&ラテン圏の2枚組ヴォーカル盤が10点ほど、平台に置かれている。
 マシエルVol.2、ロシオ・デュルカルVol.2(どういうわけか、どちらもVol.1は、ない)、あるいは初めて名前を見るようなスペイン風の衣装の女性の盤などがあって、つい手元に確保してしまう。

 レジのところで、このシリーズ、出してないのが他にもありますが、と店のお兄さんが出してくれたものの、その中には欲しいものがなくて、少しホッとしてしまう。
 そのフロアの小さい入り口を出て、エレベーターに乗ろうとして、何気に右手の壁に貼られた新譜の案内の中に、国内盤で「カテリーナ・ヴァレンテ&ルイス・ボンファ」のタイトルが目に飛び込んできた。
 一瞬、どきりとする。

 このアルバムは、宮坂不二生・監修「ボサノヴァ・レコード事典」(ボンバ・レコード刊)の中に出ていて、何しろ一度は聞いてみたいと思った盤。(<いつか聴いた歌>のページ、2002年4月17日付の項参照)

 慌てて店内に戻り、レジのお兄さんに尋ねてみると、6/28発売予定だったのですが、少し遅れている、とのこと。すいません、という表情としぐさで答えてくれる。
 これが出てくるとは思わなかった。

 家に帰って、CDジャーナルの7月号を見直してみると、これからの発売予定CDのページに確かに出ていた。しかし、分類項目が<ジャズ>の項目に入っている。(どうも、それで見落としたらしい。)
 また、楽しみがひとつ増えた。


riviera70fm |MAIL