☆今日も今日とて・・・戯言ざんす☆

2001年11月02日(金) 冒険野郎♀

子供の頃はどこにでも行っちゃったんですよ・・・・・・。

ども、うづきです。

まだ幼稚園に行くか行かないかぐらいの頃。
私は埼玉に住んでいた。
大きな団地でほんの1年ぐらいしかいなかったかもしれないそこで、
私はある事をやらかしてしまった。

当時、その団地の隣には巨大な製薬会社の薬品工場があって、
ある時大火事を出したことがあった。
薬品工場だけあって、団地中の人々がその影響を心配して夜中見守っていた。
間に広い空き地があったので、火がこちらにくることはなかったが、
工場は一晩中燃えつづけ、何台もの消防車が入れ替わり立ち代り
消火にあたっていた。

翌日、ようやく火の消えた工場を、団地のフェンス越しに見つめる
私とその仲間達。
「ねえ、行ってみようか?」
と、私が言ったという。(後でそう言うことになっていたが覚えていない)
子供にはあの火事は怖いものというより、
キレイなアトラクションのように見えたのだろう。
フェンスをよじ登り、空き地に降り立つと、先頭にたって歩き出した。
今考えると無謀すぎ(~_~;)
どんな薬品を作っていたのかわからないけど、
危ないじゃん!!

空き地はかなり広く(子供だからそう思えたのではなくマジで広かった)
私たちはワクワクしながら工場へ向った。
が、半分も来た所で工場のほうから消防士がすっ飛んできた。

「どこ行くの? だめだよあっちは危ないから」
そうです。危ないです。なのに私は、
「えー行きたい! 大丈夫だよ、もう火はないもん」
・・・・・・馬鹿です。
結局、おまわりさんに連れられ、全員団地に戻され、
首謀者になった私は沢山の大人たちに叱られ、
おかんからはこげこげになったホットケーキを
(おやつにつくってくれていたらしいが、私のことを聞き慌てて外に出たため
真っ黒になってしまったそうな)
「今日のおやつはそれを食べなさい!」
とめちゃくちゃ苦いホットケーキを食べる刑に処せられた。
(あとお知りを叩かれたなあ^^;)

あの頃から随分経つけど、フェンスを越えたときのドキドキは
今も覚えている。
もちろんもうやりませんとも、ええちょっとは成長しましたから(笑)
多分ね。


 < 過去  INDEX  未来 >


うづき青樹 [掲示板] [SMAPページ] [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加