子供の頃はどこにでも行っちゃったんですよ・・・・・・。
ども、うづきです。
まだ幼稚園に行くか行かないかぐらいの頃。 私は埼玉に住んでいた。 大きな団地でほんの1年ぐらいしかいなかったかもしれないそこで、 私はある事をやらかしてしまった。
当時、その団地の隣には巨大な製薬会社の薬品工場があって、 ある時大火事を出したことがあった。 薬品工場だけあって、団地中の人々がその影響を心配して夜中見守っていた。 間に広い空き地があったので、火がこちらにくることはなかったが、 工場は一晩中燃えつづけ、何台もの消防車が入れ替わり立ち代り 消火にあたっていた。
翌日、ようやく火の消えた工場を、団地のフェンス越しに見つめる 私とその仲間達。 「ねえ、行ってみようか?」 と、私が言ったという。(後でそう言うことになっていたが覚えていない) 子供にはあの火事は怖いものというより、 キレイなアトラクションのように見えたのだろう。 フェンスをよじ登り、空き地に降り立つと、先頭にたって歩き出した。 今考えると無謀すぎ(~_~;) どんな薬品を作っていたのかわからないけど、 危ないじゃん!!
空き地はかなり広く(子供だからそう思えたのではなくマジで広かった) 私たちはワクワクしながら工場へ向った。 が、半分も来た所で工場のほうから消防士がすっ飛んできた。
「どこ行くの? だめだよあっちは危ないから」 そうです。危ないです。なのに私は、 「えー行きたい! 大丈夫だよ、もう火はないもん」 ・・・・・・馬鹿です。 結局、おまわりさんに連れられ、全員団地に戻され、 首謀者になった私は沢山の大人たちに叱られ、 おかんからはこげこげになったホットケーキを (おやつにつくってくれていたらしいが、私のことを聞き慌てて外に出たため 真っ黒になってしまったそうな) 「今日のおやつはそれを食べなさい!」 とめちゃくちゃ苦いホットケーキを食べる刑に処せられた。 (あとお知りを叩かれたなあ^^;)
あの頃から随分経つけど、フェンスを越えたときのドキドキは 今も覚えている。 もちろんもうやりませんとも、ええちょっとは成長しましたから(笑) 多分ね。
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