記憶謳詠に載せるには ちょっと違ったので・・・ というより、楽曲にする気がなかったので・・・ コチラに(;´д`)ハァハァ
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地に横たわる 貴方 飾られ笑む 写真 目の前にして 天を仰ぎ 何を祈れという
触れた頬からは 冷めた体温しか伝わらず 僕のぬくもりなど 届かないのに
噎せ返るほどの菊に囲まれて 釘を打たれ 闇に封じられる
閉じた瞳は まだ 開かない
業火に包まれた 貴方の叫びが 聞こえてきそうで
小さな 小さな 壷になってしまった躰 声を出す声帯も 触れる肉体さえ
儀式によって 奪われた
僕は ただ 貴方を見つめる事しかできなかった 無力な僕
もう 貴方と 言葉を交わせない もう 貴方に 触れられない
なぜ ヒトは 生まれてくるのだろう
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必ず・・・必ず死に逝くヒト なぜ 生まれてくるのだと思いますか
絶対に逃れられず 逝ってしまうのに 生を受け 僅かな時間を過ごすのは なぜ
10年ほど前 「自分が息絶えたら・・・」 そんな事を考えた そして 一つの望みが生まれた
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