:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2009年03月01日(日)  ソウシツ

ゆっくり身体が溶け出した
そばに誰もいない
外の空気はもの悲しくて
息が出来なくなりそうだ
ひっそり息を吐き出した
よじれそうな哀しみ
人の肌とはもう遠すぎて
滲んだ色に溶けそうな夜
 
意味を求めて苦しみが増して
真髄はいつも寂しさから出来ている
喩え話を聞こうと謂われても
話すことなどもう 何もない
あるとすれば
それは哀しい匂いの喚起する
下らない記憶に過ぎない
そんな話の中に 誰か何か見える?
そんな話の中に 誰か何か言える?
 
静かに頭が歪んでいく
週末の憂鬱に
月曜日の憂慮が重なりあう
それが意味していることなんか
果たして 何一つない
繋いだ手を離してから
消えてしまった
ただ悲しい真実に
喪われてしまった


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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