:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2009年03月06日(金)  バイオレンス

はじめから終わりまでそんな具合に
誤魔化してばかりいたね 君は
僕を傷つけないように 僕に嫌われようと必死で
たくさんの嘘まで吐いてくれたね
君の髪が風をなびく景色が好きだった
君の薄い皮膚に浮いた青白い血管が好きだった
それがいつかはち切れてしまいそうで
抱き締めて 突き放して
傷つけてばかりきたね 僕は
死んだ方がいいと言っても
君は笑わなかった
終わりが近いことが見えてきて
君を殴り付ける両手が
君を抉る僕の足が
僕の意識とは丸で解離したように
やめてと哀願する君をただ見下ろしていた
ボロボロの君を抱いて
謝り続け また少しだけ引き延ばせた
終わりの時期に 僕はまた安堵していた


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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