イヌノサンポ
TEZ



 Al

Alfred Stevens
ほんの2日前に、フェアバンクスからカウン
セリングをする為に彼はやってきました。

星野道夫さんの著作を読んだことがある方は
『アル』という名前に聞き覚えがあるでしょ
う。
僕は偶然ですが、『アル』に会って話すこと
ができました。

星野道夫さんの”長い旅の途上”にも紹介さ
れているように、彼は今でも『Tanana Chiefs
Conference Inc.』で働いています。
この村を含む7つの村のどこかに、毎週火〜
木曜日に訪れて、村の学校などに行って子供
のカウンセリングなどをしているそうです。

彼は、非常に物腰の柔らかい感じの人で、ほん
の30分くらいでしたが、話すことができて、と
ても嬉しかったです。

僕は、まだまだ英語が苦手なのですが、アルは
一生懸命僕のたどたどしい英語を聞き取ろうと
してくれていました。
そんな事情もあって、いろいろ聞いたり話した
りしたかったのですが、あまり突っ込んだ話は
できませんした。
でも、夏に彼等が行っているフィッシュキャン
プ(川に、登ってくる鮭を取るところ)の話な
どをしました。

彼はフェアバンクスに住んでいるので、
『フェアバンクスで再会したい!』って言っ
たら、快く承諾してくれて連絡先が記載されて
いる名刺をくれました。
次にアルに会う時は、彼の子供の頃の話や、
星野さんとの思い出話、そしてネイティブの
人々の今もなお続いてる問題について聞いて
みたいと思います。




アルは、とっても優しい人でした。

2004年03月05日(金)
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