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題名に、「日記と言うよりメモ」の言葉が含まれた場合は、 母の様子や入院等についての内容が書かれています。 ここに、ガンのコトが少し書いてあります。


2001年12月11日(火) 楓の手術(母からのメール・電話)と、ごちゃごちゃな気持ち

楓は来年、母と同じ歳女だ。
今日は楓の腫瘍(良性のガン)をとる手術をした。


母が入院する前から腫瘍はあった。それが入院してる間に数倍に大きくなった。
手術をお願いできなかったのは、楓が戻った時にやっぱり母が家にいないことが
どれだけ寂しいかを考えたら、母の退院までなにもできなかった。

母が病院に連れていった。
先生も「甘えんぼうだしやっぱり(母がいないことによる)ストレスかなぁ」。
病院の先生に自分(母)の入退院の説明をし、了承をもらった。
手術前に楓の検査した。弱り目に祟り目か、心臓、肝臓が弱っているのと、
貧血気味といわれた。
楓の腫瘍は心臓のそばにあり、麻酔をかけるのに、大変危険が多いといわれた。
母が楓を病院のベッドにおいた時、楓がいつもよりワンワン鳴いたそうだ。


病院から戻り母が、母の姉(告知に立ち会ってくれた叔母)と
買い物(一人では無理なので、母がお願いした)にいってる間に、
留守伝に病院からのメッセージが入っていた。
緊張した声で、「戻ったら電話をください」と。
慌てた母が電話をすると、麻酔から覚めた楓が鳴いて鳴いて、
舌が紫色になってしまい、手がつけられないから迎えにきて欲しい。
ストレスなのか?
母と引き離されるストレス
母に会えないストレス。

母は姉に家にいてもらい、タクシーで楓を迎えにいった。
「すいません」、母が病院についた。
先生が「楓ちゃんをよんできてー」
でてきた楓の顔の毛は、手術の時に引いていたシートをかきむしったのか、真っ白。
母曰く、「もぉ〜クリスマスツリー状態よ。二、三日このまんまね」。
母と一緒に家に戻った楓は、麻酔から完全に覚めてないのか、
ふらふら小屋に入り寝てると母から携帯にメールが届いた。
時々小屋から出て、母の膝にあご(Z家通称あごすけ。あごすけしてる、という)をのせ、
寝ては起き、また小屋に戻ることを繰り返してる、いっていた。

手術は出血も少なく、うまくいった。

包帯を巻いてて、それがずれて糸が見えるので、母が直そうと触れると、
きゃいんきゃいん鳴くので直せないでいるといってた。
明日も病院にいくので、楓の腕には針?が刺さったままでそこも包帯がしてある。
「わたし自分の身体のことより、楓の身体のことが心配になっちゃったわよ。
病院からの伝言きいた時、心臓がドッキーンってなったわよ」と母がいった。
それは本音だろう。

だけど、これでこっちは同じ位大きな注意するべき点になった。
もともと心配はしていた。楓になにかあったら絶対まずいって、
妹と私は理解している。
もちろん父にも話したが、恐らく理解はできてないだろう。

私が母にいった「免疫力をあげたりするサプリメントが、
犬用にも出てるんだって。それ扱ってないか聞いてごらんよ?
免疫力をあげることで、お母さんがいないストレスに
負けないようにしてやらないと」
ハーブでできてるサプリメントを、病院でも取り寄せができるらしいとのこと。
サンプルをもらえたので明日以降ためすといっていた。

母と楓、このどちらか何かあったらと考えると、口の中が渇いてしまう。

でも、もうそんなことは考えない。
どっちも一緒にいるのが一番幸せ。みんな一緒にいるのが幸せなんだろうな。
それを絶対守ってやるんだ。
例え誰に鬼と呼ばれようが薄情者と呼ばれようが、
どーだろうがかまうもんか。
それで今、母のわがまままでつい聞いてしまいそうになる。
それは甘やかすだけで、これからの生活を考えるとよくないと思う。
私は母を補助するが、余分には手は貸さないし、叱る役担当なんだ。
しっかりしろ!私。

しかも金庫番は12月は仕事が多い。賞与と年末調整。
それと、年明け早々の書類も多いからその仕込。
毎年、年末年始はの休み嫌いーって思うほど仕事が多いのに…。

絶対負けない!!!!でも正直へこんだ。


神様(特定の信者ではないが、漠然と神様はいると思ってる)を
怨んだりはしていない。なんで私だけ?!とも不思議とまだ思わない。
ただ、こんなことって重なるもんだなぁと思う。
あと何からどう手をつけたらいいか、解らなくなることが増えた。
頭悪くなったのかな?気持にゆとりが、もっと無くなったのかな?
でもそれもこんな状況じゃ仕方ないのかなぁ。
こうやってあきらめたくないな。

身体がもう一個欲しいな。
寝る時間はあるんだけど、眠くならないから遅くまで寝られない。
当然睡眠時間は減って、疲れが抜けず起きられなかったりもしてる。
週末を親元で過ごすため、平日に無理をすることになり
仕事が22時以降じゃないと、終わらない。
日曜、親元からこっちへ戻るのが20時〜21時。
それでこっちの生活での洗濯とか溜まる一方。ん〜どっか無駄がありそうな…?
細く長くなんだけど、全力で対処しないとって気持の方が強くてね。
いい意味で、こ慣れないと大変だなぁ。


やっぱり健康であるって、普通なようでものすごく重要。
見えない部分も大事に、自分も家族の身体も、もちろんペットも。


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