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題名に、「日記と言うよりメモ」の言葉が含まれた場合は、 母の様子や入院等についての内容が書かれています。 ここに、ガンのコトが少し書いてあります。


2002年01月19日(土) 母を泣かせた

祖母の一周忌が近い。
母が再入院する日とあたった。
母はあたらなかったら行くつもりだったらしい。


私達は行かなくていいの?
こんな状態じゃ無理だろう。俺一人が行くから行かなくていい。
判った。

なんかなぁ・・・。
うまく言えないけど、しっくりこない言い方。



ガンが見つかったことを悔いてるようなことを
洗濯の最中に母が言い出した。

運良くだか悪くだかガンが見つかっちゃったし
ちょっと?!何てこというのよ?私が逆の立場だったら、どう思うのよ。
・・・
私がガンにかかって、運良くだか悪く見つかっちゃってってどう思うのよ?良い気分?
だって私はお母さんに(母方の祖母)何もできないし・・・。
それとは話が別だし、今まではそうかもしれないけど、これからは判らないし、運の良いことにお婆ちゃんは健康だし。
そうだけど、これからもお金もないし何もできない。
そんじゃお金が全てか?!
母泣き出す。
母は一人で洗濯物を干しに行った。
ほおっておいた。

誰かだけが辛いんじゃない。
私でも患者本人が1番辛いのは、十分承知しているつもりだ。
でも、ガンにかかってることが判っても、何もできないでいる周りの人だって
患者と別の所で苦しんでいると思う。

もう私も今日はいっぱいいっぱい。


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