日々是迷々之記
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2001年09月02日(日) カヌー事始め

30才を目前にして、新しいことを始めた。以前から興味のあったカヌーをやってみたのだ。購入したのはインフレータブルカヌーといって、ゴムボートのように空気を入れるタイプ。それを一本の棒の両端に漕ぐ部分(ブレード)が付いたダブルパドルというもので、二人乗りで漕ぐのだ。

処女航海は琵琶湖。30度前後だけど曇り空でそれほど暑くなく、カヌー日和だった。短パンにTシャツ、ライフジャケットにサンダル姿で乗り込む。流れに乗ると面白いほど進んでいく。水面を切り開いて進んでいくので、いっぱしの船っぽくて気持ちがいい。しかし、風に弱く、ひゅうと風が吹くとカヌーがくるくる回ってしまう。

カヌーの上でぷはっとビールを飲むのがちょっとした野望だったが、ちょっと難しそうだった。ちょっと漕ぐのをやめて休んでいると、すぐに流されてしまうのだ。しかし、陸地からじゃ絶対に見えない景色を見ながら、波にゆられるのはかなり気持ちがイイ。

1100ccのエンジンを積んでびゅわんびゅわんと走り回るジェットスキーを横目に見て、カヌーから水面をのぞき込むと、藻が森のようにわさわさと揺れていた。もうちょっと沖にでたら多分生き物も見えると思う。

さぁ、腕を上げたら無人島に行くぞ!


nao-zo |MAIL

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