いきあたりばったり
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2004年04月29日(木) |
HIDEフィルムギグ |
今日は、母と2人で、HIDEちゃんのフィルムギグに行ってきました。
画面に映し出される彼の姿。 やはりまだ、本当にいないのか?と疑ってしまったりもします。 けれど、なによりも、ピンクスパイダー以降の楽曲を、彼がライブで披露する姿がないこと、 あの時から、彼との時間が過ぎていないことが、何よりの証なのですよね。
もし彼がまだ、地上で遊んでいたら・・・。
不毛かも知れない考えは、止めどなく溢れます。 誰が何と言おうと、彼が日本の音楽界の今を担う一端だったことは疑いようがありません。 先陣切って色々なものが、切り崩されてきた、その道が、今に繋がっていることは明白です。 どこまでも、カッコイイ楽曲。 重厚なサウンド。 攻撃的で、そして暖かい歌詞。 遊び仲間を、ファンをよく考えていた彼。 みんなで遊ぶ。 みんなで楽しむ。 過去のライブ映像に映し出される彼の姿。 最高のエンターティナーで、アーティストで、なによりギター職人だった彼。 いいえ、今でも彼はそうなのです。 映像は過去であっても、産み落とされたのは今でなくても。 それでも、届く全ては今にあるのだと思います。 精神は受け継がれるとか、確かにそうです。 実際に受け継がれているでしょう。 けれどそうでなくても、やはり彼は今も確かに在るのだと思います。
今の彼が見たい。
それは決して叶わない願いだけれど。 想像したって、彼は軽く越えてしまうから、それすらむなしいものだけれど。
全身でhideを感じた夜。 もうすぐ7回忌を迎える。
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