2003年11月25日(火) |
いずれ こういう日が |
いずれ、こういう日が来る事はわかってた。 そりゃね、人間生きてりゃあ避けられない事だわさ。 でも、あたしと同世代の人でこうなるとは思ってなくて、正直変な感じ。
ねぇ、まだ18、19でしょう? 早すぎるよ。
今の世の中、毎日のように人が亡くなってるけど 決してそんなの、感覚麻痺しちゃうようなもんじゃないし、 当然のような顔してニュースとか見てるんじゃないし。
だから尚のこと、聞いた時は「・・・は?!・・・え?」って信じられなかった訳で。 どうして?とも思ったけどさ。 あたしにとって、面識のある人のこう言った事は初めてだった。
学校が一緒だったし、クラス一緒だった事もあったけど。 でも、そんなに深いかかわりがあった訳でもない。 だけど、あたしはたまに、その人と会話した時の事を思い出してた。
一言〜二言の、ちょっとした会話とも言えない会話。 その時あたしは少し照れてて、でも普通に話しながら靴をはいてた。 なんだ、意外と話し易いヤツじゃん。 そう思ったのを覚えてる。
こんなのその人は多分忘れてるだろうし、あたしも忘れてる時あったけど 不思議とその部分だけは今も鮮明に残ってて、たまに蘇る。 だからこそ、なのか。 卒業してから、そいつに関していい噂を聞かなかったけど、 今日、メールで知らされた時は、正直、自分は驚いたんだと思う。 もう、いないのか。 そう思ったら、少しショックで。
知らせてくれた子とメールでやり取りしてる間にも、 どこか自分の中で、変な空白を感じてた。
初めてのこと。だけど、それだけじゃなくて。 何か言わなくちゃいけないような、 もしかしたら、何も言わなくてもいいのかもしれないような。
でも、何を言えばいいのかわからない。 そんな感じになった。
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