この二日間は弓道指導者講習会に行ってきた。F市までは遠かったけど。 でもすごくためになった。特に手の内が。手の皮の巻き込みを教えるには逆転の発想がいいのだということを。 今までのやりかたはこうだ。皮を巻き込めるだけ巻き込んで肘まで弦を引っ張り、空打ちする。弓が90度ほど返らなければ失敗。再びやり直しというものだ。このやり方だと、成功するまで失敗し続けなければならない。 新しい教え方は以下のとおり。弓が90度返った位置で手の内を作る。弓手は手の内を利かせようとしつつ、馬手で弦を引いて肘に近づけようとする。このやり方は押し方と手の皮の巻き込まれ具合がすぐに感覚として得られる。これはいい方法を聞いた。 それからもう一つは弓の性質を特集したテレビ番組の存在だ。なんで弓は握りが下から三分の一のところにあるのか、また、なんで手の内を作るのか、生徒がきっと知りたいであろう内容の物だ。どこかで手に入れて、合宿で見せてみたいなあ。
まだあったはずだけど(肩のオオゲサな下げ方)、もう眠いので寝る。
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