お散歩電柱日記
電信柱いっぱい|一本前の電柱|一本後の電柱
夜、編集さんたちと飲み。
私は方向音痴で、頭の中の地図が 90度〜180度狂っています(全然アカン……)
でも、今日は店までの地図を持ったし大丈夫!
「小林さん、今どこですか?大丈夫ですか?」 担当氏から携帯に連絡が入ります。
ふふふ、心配性め。 もう最寄りの出口まで来ているのだ。
「5番出口を出るところですから。迷ったら電話します〜」
5番出口の階段を上る。確かにそこは5番出口。 5番出口だった。
が
……駅が違った。
自分でもびっくりした。
……あと、煙草と地図、どっかで落としてた。 駅から徒歩3分が、30分 か……。
最終的にはそこを動くな言われた。
待っている間、昔のこと思い出す。
友人に頼まれて、 一日だけハガキ整理のバイトに代理で行った。
ついでに書類を届けに行ってくれないかと頼まれて、 引き受けたはいいが、半端でなく道に迷った。
……もう、何時間かかったか思い出せない。
何度か電話でやり取りをしたような気もするが、 もうどこをどうして辿り着いて、戻れたのかも。
普通クビだろ?己の使えなさに呆然。 ああ、友よ、スマン。
絶望的な気持ちで会社に戻ると、 私に書類を頼んだ、部長さんだかなんだかが、 涙流さんばかりの勢いで飛び出してきて言った。
「うわああああ!帰って来たあああああああああああ!!! よかったあああああああああ!!!!!!!!!!!!!! き、キミ!キミさ、ウチで働かない!!?」
びっくりした。 これが『ストックホルム・シンドローム』か思った。
それはいいとして、救援され、店へ到着。
I藤くん、ありがとう。 O本さん、皆さん、すみません。
O本さん、いままでお世話になりました。 一緒にお仕事が出来たこと、ずっと忘れません。 忘れられません。忘れられようか!
てなところで、 今日は、私のために集まっていただいてありがとう!
(さあ、殺せ)
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