お散歩電柱日記
電信柱いっぱい一本前の電柱一本後の電柱


2003年10月28日(火) また復活!

オレを倒しても、百人の兄弟たちが日記を……。

ええと。

アルムのお山からオンジと皇后様(自分でそう呼べと!)が来訪。
父コバキンとその妻シズエさまです。

皇后様はお年でめっきりお身体の自由がきかないので、
私は手となり足となりしておりました。もう何なりと。

以前、泊まりに来るコトになったときに、
皇后様のご不自由がなきよう、風呂場を40万かけて、
手すりをつけ、風呂桶を浅いのに取り替え、
ソレに伴って浴室のドアまで取り替えたりしたのですが、

……その時は二回しか入らなかった。

た、高けえ風呂代だな、ふんとにもう。
今回はシャワーオンリーでした。……うう。
稼いでワゴン付けるしかないのかのう。

歳を取るということは大変なことです。
日頃離れて暮らしているので、いろいろ不自由させていると思うと、
いろいろ涙がちょちょぎれます。
そしてそれは、紛れもなく自分の未来の姿でもあるワケで。

途中、両親のお供で信州へ参りまして、
古の情緒溢れる宿は幸せでしたが、
車椅子は置いてあるモノの、何するにも階段の昇降が必要で閉口。
母は頑張ったよ。私の腰は頑張りきかなかったが。

父は……あり得ないほど元気。
一日たりとも家でじっとしておらず、鯨も逃げ出す行動距離を誇る。
大正生まれの80歳ですよ。負ける。

ええ、友人は私を「恥かきっ子」と言います。
でも、男ふたりの子供がある程度成長して、
「やっぱ女の子が欲しい!」という計画の上での出産ですから、
くれぐれもお間違えなきように。な。
……でもこんなのに育っちゃった。計画失敗。御免。

信州は、毎年行われる父の大学の同窓会がそこで開かれたので。
大学って、あなた、満州建国大学ですよ。
建国大学については、
父がその激動の青春時代を綴った『白塔』という本を出しましたので、
興味ある方は……。いや、
私と同じ眼をした貴方は『虹色のトロツキー』参照のこと?

凄いですよ、ラストエンペラー公開時、観ての感想が
「溥儀の役者、年取った姿けっこう似てるな!」ですもの。
(学校で実物を見ている)
うお!歴史の証人!?思いましたよ。
ジョン・ローンきゃ〜でもないわけで(んなこた、言うわけないのだが)

青春時代に母国をはなれ共にあったこと、
学校自体が途中で失われたこと、
そういう要素もあってか、健大の同期生たちは今なおとても仲良しです。
「いろいろ言われているが、僕達はそれぞれ理想が胸にあったのですよ」
理想に燃えたかつての若者の口からの言葉に耳を傾けていると、
今なお燃える老後を過ごす父が現れ、
「こいつマンガ描いてるんだ」
「ていうか、こいつの存在そのものがマンガ」
だ、台無しや。

そんなこんなで慌ただしく過ごし、
日曜に両親は北へ戻っていった。


同日、存在がマンガの娘は漢字検定に。
ザプレのネタのためです。
……というか、余りに字を間違うので罰ゲームです(泣ける)

当日の朝、ダンナに「勉強した?」と聞かれ、NO!と答えたら
「ああ、落ちてネタにするんだ?」と呑気に返された。

NOーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

ちょいとオマエさん、文部省認定で、ホンマに漢字がわからんちんの
烙印を押されるか否かの瀬戸際ですよ!!?
ネタとか悠長なこと言ってる場合ですか!
(暇がなかったんです、ホンマ。そりゃもう後悔してますともよ)

漢字検定の結果と詳細は、いずれザプレで。

……仕込みなしでネタ発生の存在自体がマンガだからな(自棄)
合否見るまでもないという感じかしら。ふふん。
……嗚呼<最近間違えた漢字(鳴々と書いてもた。もうダメだ。人として。
担当氏、よくコノ字で正解がわかったなあ。すごいなあ)え〜ん。


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