お散歩電柱日記
電信柱いっぱい一本前の電柱一本後の電柱


2003年11月09日(日) がんばれ小犬!

小犬は今、たいへんムーミンに夢中なので、
(保育園のダレとも話が合わない)
ラクーアのムーミンのお店へ連れていって、
兼ねてから乗りたがっていた観覧車にでも乗り、
その間、マンガの構想をもやもやしようと思っていた。

が、気が付くと兄の家へ。

小犬はムーミンよりも、
ふたつ年上のいとこの女の子に夢中だったのだ。

子供二人をじゃれさせている間に、
マンガの構想を……と思っていたが、
いつの間にか兄とともに『ハム太郎かるた』に参戦させられていた。

子供達が札を読む係りで、兄と私が対戦させられた(何故?)
小犬なんかモールス信号並みの読みの速度で身体が壊れそうだ。
いとこの女の子はさすがお姉ちゃんでスラスラ読むが、
二回に一回は「一度読んだ札を再度読んでしまう」という
フェイントが入って予断を許さない。

賭けボンバーマンに白熱する余り、
近所の人に通報された過去を持つ兄と私だ(ダメ野郎)
そりゃもう白熱した……。


小犬はこのいとこの女の子が大好きで、
同じクラスのNちゃんという女の子にも夢中で、
結婚も決めているので、小犬なりにたいへんだ。

「Aちゃん(いとこ)が一番好き!」
「Nちゃんはどうしたの?」
「やっぱりNちゃんが一番!」
「Aちゃんは?」
「……(困惑)」

そこへ孫にメロメロのじいちゃん(アルムおんじの方)
も加わると、事態は深刻だ。
「オレは何番目だ!」ときたもんだ。
しかもその目は真剣だ。ひい。

小犬相手に「ちいばば」の名も持つ
サザエマスターの友人が前に訪ねてきたときは、
彼女はムーミンの登場キャラでダレが好きか聞いてきた。

「フローレン!」即答する小犬。

「お前もやっぱりお嬢が好きか!!!」マスターは憤慨した。
「ミーは!?ミーはどうなの!?」
……なにか感ずるところがあるらしい。

小犬はいつしか「みんな大好き」と言うことを覚えた。
5歳児にもいろいろ苦労があるのだ……。
負けるなよ!もやもや(構想中)


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