2004年02月16日(月) |
「子育て」支援???を考えた。 |
読書が好きなので、時間があれば本を読んでいます。 最近、世界の子育て支援に関する本を読みました。 それぞれの国民性に合わせて、さまざまな体制が組まれていたり、税金も優遇されたり、育児休暇も沢山だったりと、興味深く読みました。 どの国でも、利用者の要望や、必要に応じて柔軟且つ建設的に改正されているようです。 日本はどうかなあ・・・ 幼稚園でも、地域の子どもを持つ方を対象にさまざまなことをしていますが、案外知られていなかったりします。 ホームページを始め、プリントやポスターなど、広告をしていますが、まだ足りないかも。(見かけたら是非読んでね。) それにしても、日本の場合は「子育て支援」と名が付くと、行政がらみのことが多く、補助金も関係していたりして、かえって自由な「支援」ができない場合も多いようです。 例えば・・・「この地域の方のみ」とか、「こんな条件のひと対象」とか・・ でも、誰のための支援なんでしょうね。必要な方が利用できない支援ではこまりますよね。 これも、仕組みを考える人と、利用する人が違うからこんな風になるのではないでしょうか。 なるほど、支援が進んでいる国は、利用者が「こんな支援をして欲しい」と要請して始まることが多いようです。そうなると、利用者が利用しやすいような仕組みになるのですね。また、利用者も利用する際には責任を持ってルールを守り、仕組みを維持していけるように積極的に協力するそうです。 「こんなこと、できませんか?」とまず電話して見ませんか?すべてをかなえてくれる魔法のような制度はありませんが、実は知らない仕組みがあなたの近くにあるかもしれませんよ。探してみる、というのも、利用しやすい制度をつくる一歩になると思います。あなたの声と、違う誰かの声が一緒になってよりよい環境を作っていけるかもしれません。 メールまっています!
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