青いくもと白いそら 想い出 † きのう † あした
知っている私は知っている後悔することを知っている失うということを知っているだから何かの破壊なんて祈れない誰かの消滅なんて願えないだけど怒りという名の感情が悔しさという名の激動が私の内に在るかぎり私は無感動であり続けるしかないのです
みつけてよわたしをみつけて神隠しの森の木陰に紛れて逃げてしまいたい私を見つけて誰にも言えない秘密を抱えて一人で逝きたい私を見つけてみつけてよわたしをみつけてあなたの心の隅に少しでも他人への哀れみがあるならば人の死を恐れる想いを糧に黒檀の棺に眠る私の心を見つけてよ
ただ その些細な想い出を忘れたくないだけなんだ胸の奥の小さな宝石箱にそっと しまっておきたいだけなんだ君が笑った夏の日も君が立っていた桜の木の下も微笑ましいまでに思い出せば心がポッと暖かくなるそんな静かな想い出たちよいまはおとなしく眠っておくれ頬を濡らしてやまないこの雫がいつか乾く時が来たならばまた君と笑い会える気がするのだから
あなたがいない私には見えない繋がっていたい例えそう願ってもあなたはいない届かない一年をこんなにも早く感じるなんて私も随分大きくなった証だと思うこんなにも長く生きてしまった戒めだと思う生きていたいと大切な人たちのために何かしたいと切に願う私がいる死んでしまいたいと人を傷つけることしか能がない自分など嫌いだと自らの生を憎む私もいるどちらも本当偽りのない私けじめのつかない私の気持ち見ない振りして結論は先送り
私の言葉なんてない生きるための目標も夢も気力も糧もなんもないそんな気分すらないだから私に言葉なんてない誰の助けにもなれやしない私ですら要らないもの
太陽が眩しくて目が開けられない。
窓辺にクリスマスツリー飾って朝からケーキを焼いて部屋中がいい香りホントは一日早いけどサンタの奇跡を祈って…メリークリスマス
嫉妬とか妬みとかそんなドロドロしたものではなく孤独がココロの隙間を翔けてゆく自分の影すらも見えない眩しい光のなかにたった一人取り残されたみたいに虚無が閃光とともに私の瞳を突き刺すの
強くなりたいんだ正しいことを見てみぬフリしなように強くなるんだ正しいことを物怖じしないで生きていたいから
降りつもった雪がすべてを隠してしまえばいいのに…昔ながしたあの子の悪口も彼女にいった暴言も醜い私を知られたくないから笑顔でついたあのウソもみんなみんな雪が隠してくれればいのにそうすればまた無垢なこころで笑ってられるいつも感じるやましさをそれもなしに生きていられる
すれ違う人たちきっとみんな目指すものがある譲れないものがある私だけが蚊帳の外大切なものそれっていったいどんなもの?遠出しようとなんとなくあがったプラットホーム
流れゆく刻(とき)を肌で感じるから他人(ひと)はキライ『私だけ置いてゆかれたみたい』誰もがわき目もふらず一心不乱に通り過ぎてゆくから都はキライ『まるで私だけ仲間外れ』悲しみと憎しみと誰かを陥れる策略で雁字搦めの現実(いま)なんていらない
忙しいッて何も考えずにすむから楽だけどでも ちょっと手の空いたすきにいったい自分は何をしているんだろうッて他にもっとやらなくちゃいけないことがあるんじゃないかッて思えてしまうから少し恐怖感帰りの人ごみの中で自分の存在意義を考えたりして…_________________________<近況>短期バイトとサークルのクリスマス公演の関係でちょっと忙しくて、まだしばらく手が空きません。なので、更新が遅くなります。いつも観てくださっている方、ありがとうございます。これからもよろしくお付き合いくださいませ。