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『君に届け 15』椎名軽穂 2012年01月26日(木) これは、両思いになりました、めでたしめでたし、という物語ではないんだなーと改めて。それぞれの子たちが、ほんとうに考えて感じての言動だなという感じがします。恋愛ものというと、友だちの恋人を好きになっちゃってどうの、とかいう物語が多い中、微妙な感情を描いているところが、ほんとに好きです。 |
『小さな物語のつくり方』江坂遊 2012年01月25日(水) 星新一を師に持つショートショート作家が、ショートショートの書き方を丁寧に説明してくれる本。単語を組み合わせてそこから発想していくというあたりはおもしろかったですね。 でも、例として載っている作品が、うーん…という感じ。 |
『LEGAの13 6』やまざき貴子 2012年01月24日(火) 最終巻です。最後に来て怒涛の展開。あー、これってそういう話だったんだーと、最後にわかったという…。 |
『GANTZ 33』奥浩哉 2012年01月23日(月) あきらめるな、と言われても…どこに逃げても…という気持ちになる、あきらめの早い人間です(笑)そして登場人物が入り乱れて、誰がどこにいるのやら(笑) どう決着を着けるのか、納得のいく結末なんてあり得るのかな…。 二人の玄野を出したのは、人身御供なんでしょうか…。 |
『ふがいない僕は空を見た』窪美澄 2012年01月22日(日) 高一の卓巳は、コミケで出会った主婦の「あんず」と逢瀬を重ねていた。お互いコスプレして台本どおりの行為。同級生の女子に告白された卓巳は、あんずに別れを告げるのだが…。 -------------------- 女による女のためのR-18文学賞と山本周五郎賞受賞作。 5章に分かれていて、語り手が卓巳→あんず→卓巳を好きな女の子→卓巳の友達→卓巳の母親となっています。どれも、なさそうでありそうな、そんな物語。 なるほど、文章もうまくてすごく読みやすかったし、おもしろかったです。ものすごくパンチがある、というわけではないんですが、登場人物たちの置かれている状況は閉塞感があるにも関わらず、温かさのある読後感なのがいいです。 ★★★ |
『MW 全2巻』手塚治虫 2012年01月14日(土) 数年前、孤島でMWと呼ばれる毒ガスが漏れる事故があった。生き残った二人の少年。一人は牧師となり、一人は殺人鬼となっていた…。-------------------- 映画を見て、読んでみたいと思ってたんですよね。 設定だけなのかと思ったけど、結構原作どおりだったんですね。 結城の問答無用な鬼畜っぷりがいいです。 |
『生徒諸君!教師編 21~24』 2012年01月09日(月) まったく共感できない。いったい、どういうつもりでこんな話を描いているんでしょうか…。死期が近いのに恋人に教えてやらないとか、わけわからんし。パティシエの修行ってそんな一日を争うようなもんなんですか。 卒業式だって、ひとつのクラスだけであんな盛り上がってたら、違うクラスの子たちが感じるのは疎外感だと思うけどね。 あと1冊で教師編は終わるらしい。 |
『霊能力者小田霧響子の嘘 1~5』甲斐谷忍/『うちの3姉妹 14』松本ぷりっつ 2012年01月08日(日) 『霊能力者小田霧響子の嘘 1~5』甲斐谷忍『ライアーゲーム』の作者のもので、読んでみたかったので一気読み。 霊能力者と呼ばれているけど、実は霊能力はなくて、知能で事件を解決しているというもの。すっきり終わって読後感がよくて、おもしろかった。 (あ、まだ続いてますよ) ==================== 『うちの3姉妹 14』松本ぷりっつ 相変わらず未来が心配な3姉妹…。(特に長女) |
『八潮と三雲 4』草川為/『夏目友人帳 13』緑川ゆき/『魔女系~タカハシマコ短編集~』タカハシマコ 2012年01月07日(土) 『八潮と三雲 4』草川為また、事故でキスかあ(笑) 八潮さんがどう思っているかが、わからないですよねえ。 しかし、キスの3秒ルールって…(笑) ==================== 『夏目友人帳 13』緑川ゆき 名取が出てくる話は不穏な感じでいいですね! ==================== 『魔女系~タカハシマコ短編集~』タカハシマコ 未だに「魔女」とかいう言葉にきゅんとくる(笑) 絵はかわいかったです。話は若干シュール(笑) |
『魔法使いの娘ニ非ズ 2』那州雪絵 2012年01月06日(金) パパが登場。すっかり好青年風になっちゃって…。髪を切ると若く見えますね。傘の話が雰囲気あって好きでした。 |
『ふむふむ おしえて、お仕事!』三浦しをん 2012年01月05日(木) いろんなお仕事の女性へのインタビューをまとめたもの。まえがきにも書かれていますが、ほんとにお仕事というのは様々で、「会社員」でもその業務内容は様々だったりしますね。業務形態は、大別できるかもしれないけど…。 他の人がどういう「お仕事」をしているかということに興味があるので、どうしてその職業に就いたのかという話もふくめ、おもしろかったです。 この本とは関係ない話ですが、よくテレビで、タレントの職業体験とか、新人に密着、とかあったりしますね。そういうのを見ると、右も左もわからない人たちに対して、ものすごく突き放して、自分で考えろとか言ったりする。そういうのって必要なのかなあ。その職業における知識がない新人なのはわかって採ってるんだろうに。社会常識とかはおいおい身につくもので、そこを要求する必要はないはず。 嫌な思いして身につけたことより、ちゃんと前向きな気持ちで学んだことの方がよくないだろうか。説明してできなかったら、そこで初めて怒ればいいわけで。それに、聞かないで自分で勝手に判断してやっちゃったことが身につくかもしれない。 説明する能力がないから自分で考えろと言うのか、厳しい姿勢がかっこいいとでも思ってるのか。 「誉められなくても育った、という人はいない。あなたではなくて他の人が誉めているのだ」という言葉をどこかで読みました。そうだよ、みんな誉めて育てようぜ! |
『数奇です! 2』山下和美 2012年01月04日(水) 1巻は建てる決意まで、といった感じでしたが、2巻は着工も始まってます。家を建てるとかは個人的には考えたこともありませんが、家作りには興味あり。なかなかおもしろいです。そういえば、昔はもちなげとかありましたねー。もうすっかり見なくなったけど。 |
『やじきた学園道中記Ⅱ 3』市東亮子 2012年01月03日(火) なんだろう、この平成狸合戦的な話は……(笑)うーん、昔もっとわくわくしながら読んでいた記憶があるんだけどなあ…。 |
『とめはねっ! 9』河合克敏/『テルマエ・ロマエ 4』ヤマザキマリ 2012年01月02日(月) 『とめはねっ! 9』河合克敏三浦先生が、自分には前衛書は評価できない、と謝る展開がよかったですね。 書道とは、芸術なのだなあと改めて思いました。 ==================== 『テルマエ・ロマエ 4』ヤマザキマリ 一話完結形式だったのが変わっちゃいましたねー。そりゃ、風呂というテーマだけでここまで来たことの方がすごいですよね…。 日本から帰れなくなっちゃって、ラテン語話す女の子まで現れて、なんだかどこぞの少数民族を日本に連れてきちゃいました、的な展開ですが……結局、それが古代ローマにどうもたらされるか、なんですよね? 続けるの大変だろうなあ。 映画は、ちょっと見てみたい(笑) いかにローマ人に馴染んでいるかを見たい(笑) |
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