なんだか、すっきりしないなぁ。 初めからうまくいくはずがないって分かってても、 どうしてもやりきれない気持になる。 悪いのは私だ。 どうすれば、もっとスマートに物事をこなせるの?
こうやって「自分が」「自分が」と追い込む人は、 五月病になりやすいらしい。 今まで無縁だと思っていたけれど、 ちょっと気をつけないとなぁ・・・
こう書いてしまうとなんだか大げさになってしまうが、 最近どうも・・・食べ過ぎてしまう。 自制心に欠けているからだと言われてしまえば、 はいそうですと素直に頭を下げるしかないのだが。 自分自身でどうにかできる範囲をちょっと越えたようだ。 おそらく・・・ストレス・・・だろう。
もともと胃腸が弱いため、過度の緊張を前にすると、 たいていは物が食べられなくなってしまっていた。 一方、最近は学校での生活が体力勝負ということもあり、 食欲が落ちるどころか、いっそう食欲旺盛となり、 まぁ良かったなぁと暢気にかまえていたのであるが、 こうして一ヶ月終わってみると、やはり異常だ。 特に、甘いものを欲するところに問題がある。 これから夏に向けて薄着になっていく中、 ぶくぶく太ってどうするのだ・・・ せっかくベスト体重をキープしていたのに。
ということで、月代わりを前にしばしの節制を決意。 しばらくはつらいだろうが、慣れてしまえば問題ない。 だって、昔は食べなかったわけだしね。
今日は憎たらしいぐらいの晴天の中、遠足。 私の母校は遠足という行事がなかったために、 高校3年間+大学4年間+大学院2年間=・・・ 9年ぶりの遠足かよっと自分でもびっくり。 最近の遠足にはボランティアが付き物らしく、 今回も道中、園内の清掃がメイン。 もう一つはめった汁作りが課せられた。
意外だったのは、最近の高校生は遠足嫌なのね。 つか、学校行事と呼ばれるもの全般が嫌なのね。 「先生、コレ行かなかったら、単位もらえんのやろ?」 なんて寂しいお言葉を・・・単位のために動くのか。 確かに、皆が皆楽しいと思うとは思えない。 でも、もっといろんな言葉が聞きたかったなぁ。 とりあえずめった汁は美味しかったらしいので、 それだけがちょっとほっとしたけど。
夜は歓迎会。 遠足後、急いで帰宅、風呂に入って汗を流した後、 再びスーツを着込んで、電車に飛び乗った。 めんどくさ~~~。 授業後ってのも面倒だけど、行事後ってのも面倒。 でも、お酒が入るとだいぶリラックスできて、 帰りの電車の中でも、普段なら絶対に話さないような 理科の先生とお話ができたので、楽しかったかな。
連休が明けると、教科の歓迎会が待ってるなぁ。
2003年04月27日(日) |
『いつか記憶からこぼれおちるとしても』 |
金曜日は夜から同期と集まって、盛り上がった。 もう言いたい放題、やりたい放題。 あの場にもし関係者がいたら、首飛んだかもなぁ(苦笑) でも、たくさん愚痴言ったら、楽になった。 つか、楽な職場なんてないと思った。 私の勤務校は確かに荒れているほうだ。 でも、逆に補講だ、模試だと騒ぐこともない。 校務だって、私が一番楽な位置にいるみたいだし。 何がよかったかなんて、今は全く分からない。 ただ、必死でやるだけだ。
本日の一作: ・『いつか記憶からこぼれおちるとしても』(江國香織/朝日新聞社)
久しぶりに読書をした。短篇連作。 江國女史が描く、現代の女子高が舞台の短篇集。 今まさに私の目の前にいる女子高生達が描かれているが、 やっぱり作品中の女の子達は都会の匂いがぷんぷんする。 作品の雰囲気としては、山田詠美『放課後の音符譜』か。 未読時期に、「いまいち」と聞いていた。 「いまいち」というか、「いつもと違う」ってカンジ。 江國ワールドのちょっと狂気じみた雰囲気が薄れて、 もっとリアルに近づけつつ、それでも江國ワールド。
全部読むと、タイトルがすごく染みてくる。 とてもいいタイトルだと思う。
いつか記憶からこぼれおちるとしても・・・
この仮定の先には、どういう言葉を続けるべきなのだろう。
何の掛け値もなしに、読書がしたい。 せっかく江國香織の本が二冊も待機してるのに・・・ ホントね、教えながら言うのもナンなのですが、 主人公の気持とかね、別にどうでもいいんです。 読んだ人にもよるし、読んだ状況にもよるでしょうよ。 そんなの一つにしばるから、読書嫌いが増えるのよ。
最近の悩みは、もっぱら「質問の仕方」 私の質問、どうも生徒に伝わらないらしい。 もともと教科書なんてそっちのけでぼっとしてるから、 一回聞いた場合、「はぁ?」って言われるのには慣れた。 そんなもん、いちいちキレてたら始まらない。 ただ、二回目を聞いても首をかしげる。 ・・・コレ、私の責任じゃん。 どう質問をすればいいのだろう。 昔、先生はどんなふうに質問してたっけ。 学生時代は先生の質問の答えばかり考えていた。 もっと質問の仕方に意識を置いておけばよかった。 今、恩師に会ったら、いっぱい聞きたいことがあるのになぁ。
でも、生徒はやっぱり可愛いのです。 「〇〇ちゃん、ばいばい」と名前を呼ばれると、 どんなに疲れても「はい、ばいばい」と笑顔になれます。 コレ読んでる学生の方がもしいたら、忘れないでほしい。 どんな教師だって、絶対に生徒を嫌いにはなりません。 どんなに憎たらしくても、「このクソガキ」と思っても、 根本的に可愛いのです。嫌いにはなれません、絶対に。
今日は待ちに待った給料日。 嬉しぃ~~~、何を買おうかなぁ。
さて、私の本務校はなかなか厄介な時間割なので、 現代文2時間連続というクラスが2つもある。 つまり、1週間のうちに現代文が2回しかないので、 たった一日で終わってしまう・・・という次第。 もし、その日に行事などが入って授業がなくなると、 そのクラスは一気に1週間分の遅れを取るという・・・
しかも、この場合、生徒もつらいがコッチもつらい。 よほどベテランで、話術巧みな先生ならまだしも、 ペーペーの私に、二時間連続なんて勤まるもんか! とはいえ、今日一クラス乗り切り、明日もう一クラス。 楽な日なんてないんだな、結局。
「生きることは つらいな」 全くですよ、タクロウさん(苦笑)
今日は愛車のオイル交換に行く。 昨日はようやく一人でGSデビューも果たし、 少しずつ車に慣れていく一方では、 まだまだ運転が怖いびくびく若葉マーク。
午後からは再び教材研究。 気分転換になるかなと思って作った漢字クイズが 両親からは「難し過ぎる」とバッシング。 どうも専門性がまだ抜けていないようだ。 「君達が面白いと思うことが万人に 通じるわけではないってことを忘れるな」 と教授に言われたことを思い出し、嘆息。 まだまだまだまだまだまだ道は険しい。 当たり前だけれど。
結局、昨日は一日中寝ていたため、 (午前中は部活の指導に行っていたけれど) 体力は何とか復活。もう一踏ん張りするぞー! ということで、また一週間が始まるなぁ。 いよいよ明日は給料日★
授業をするって本当に難しい。 まず50分間という時間をどうもたせるか。 お友達と話していたり、好きなことをやっていたり。 とにかく時間の使いようによっては50分なんてあっというまだ。 その一方で、苦痛を伴う時間とはなんと長いことか。
教師がそう思っているのだから、生徒はさらにだ。 この場合、悪いのは私。 誰に責任転嫁するつもりもない。 早く50分を有効活用できる授業をしたいなぁ。
今日は5時間。 そのうち、1時間だけちょっとはマシだったかな。 あとの4時間はひたすらだる~いカンジ。 現代文という授業の特徴といえば特徴だけど・・・
今日は学校の図書館で江國香織を二冊借りた。
今日からまた1週間かぁ。 学生時代はあっという間だったものの、 今はまだ環境に慣れないせいか、長い、長い。 今からもう次のお休みが恋しいぐらいである(苦笑)
さて、今日からは完全授業。 古典は「春はあけぼの」、現代文は随筆。 古典のほうはもともと専門がソッチであったこともあり、 基本的にマメ知識が多い・・・つまり、余談も多い。 だから、結構小手先の話題提起はできるのであるが、 現代文は・・・もうお手上げ。誰か助けてくれ。
学生時代だって、現代文の授業は半分は寝ていた気がする。 ということは、寝られてもいっかって開き直れってか? 授業をしている私が面白くないのだから、 聞いている生徒はさらに面白くないだろう。 それは非常に申し訳ないし、何のためにココにいるのか分からない。 適当に授業をするぐらいならば、講師など受けずに ひたすら教採の勉強をしていればいいのだから。 はじめからうまくいくとは思わないかれども、 なるべく早めに私なりのスタイルを確立したいなぁ。
今日は月9を見た。
今日はお花見。 前回、仕事があったためにキャンセルしたので、 今回、別の友人とだったが観に行けたのでよかった。 やっぱり桜を見ないと、春を感じられないでしょ。 毎年通うお団子屋でもお団子を食べることができたし、 今年も無事に恒例行事を済ませることができてよかった。
今日の購入物はOZOCでカーキのジャケットを。 春休み中はラフな格好をされていた諸先生方が こぞってキレイな格好で通勤されるのを見て、 こりゃまずいなと思って、慌てて購入した次第。 これからどんどん気温が上がるのになぁ(苦笑) あとは100均でこまごまとした文房具をそろえた。 少しずつでも過ごしやすい環境作りにいそしもう。
もう1週間ほど空いてしまったのでは? やばいなぁ、もっと余裕を持った日々を過ごしたい。
入学式が終わってから1週間は激動の日々。 何をしていいのかさっぱり分からないものの、 学校内では当然のごとく、一人前扱い。 もう本当に一から聞かないと何一つできないから、 他の先生方にはいろいろとご迷惑をかけている。
生徒には・・・おおむね・・・からかわれてる? 多分、皆にとっても本当の新人教師なんて初めてなのだろう。 もはや珍獣扱いである。 それでも、やっぱり可愛い部分がいっぱいあって、 この子達は高校生なんだなぁと思い知らされる。
来週からは完全に授業が開始する。 教材研究が間に合わないのでは、とひたすら心配。 今まで私は受験勉強のための勉強しかしてこなかった。 よって、受けてきた授業も受験のためのものでしかない。 しかし、今回の赴任校では受験国語など必要ない。 いかに、子ども達と向き合い、国語に慣れさせるか。 ものすごく実力を、そして人徳を試される瞬間である。 一年間、何があっても必死で頑張ろうと思う。
つか、まだ三つ、出てないクラスが残っているのだった。 嗚呼、来週も自己紹介から始まるのか。 あの生徒の不審に満ちた目、結構刺さるのよね(苦笑)
今日は・・・遂に新任式かつ始業式かつ入学式。 初めて、自分の生徒になる子ども達を見た。 うわぁ、生意気そう(笑) でも、ちょっと感動して目が潤んできた。 楽しいことばかりあるわけがない。 でも、やはり嬉しい。 正採になって、担任を持てるようなったら、 きっともっともっと嬉しくなるのだろうなぁ。
それにしても、初めて自分以外の入学式に立ち会ったなぁ。 自分の入学式だったら、人より多いぐらいなのに。
今日は初めてガソリンスタンド行きました。 うぉー、緊張するがなーー。 ちょっと強面のお兄ちゃん相手に、思わず頭が真っ白で、
「えーっ、あーっ、えーっ、レ、レギュラーまんたんで」
これだけ言うのに、ずいぶん時間がかかってしまった。 どうしても「レ」が出てこなかったのよ、トホホ。 それでも、何とか入れることができてよかった。 今は片道21.5キロで通ってるうえに、燃費が悪いので、 がんがんガソリンが減っていく・・・んがぁ。 しかも、そろそろオイルも交換せねばならないらしい。 次はオイル交換デビューか・・・緊張する。
あと何回〇〇デビューを繰り返せば、 一人前のドライバーになれるのだろう。 先はまだまだ遠いな、こりゃ。
今日はお休み。 仕事を始めて、初めて実感するお休みの有り難み。 ということで、今日は院の同期と再会。 再会ってほぼ1週間ぶり? 早いよ・・・ それでも、普段は毎日逢っていたはずの皆の顔がなく、 一方で、大人~な先生方に囲まれて過ごしていれば、 そりゃ懐かしさも一入で、思わず涙ぐむってば。
それでも、T甫女史は揃わなかったので、残念。 しかも、花冷えという風流な名前とは程遠い寒さで、 せっかく綻びかけた桜もまだまだぱっとせず。 一応、お花見しようぜと集まったはずなのにねぇ。
とりあえず、皆に会えて気力充実。 どう話を聞いても、明らかに私が一番きつそうだけれど、 皆、頑張ってるわけだし、私もなんとか頑張らねば。 来週からはいよいよ本格始動だしね。 次に逢った時に、皆に恥ずかしくない自分でありたいと思う。
日記もつけようという気がおきた。 タイトルからも分かるように、私はもう学生ではない。 今年からようやく高校の教壇に立つわけである。 とはいえ、まだ講師という身分だから今年も試験を受けるけれど。 ともかく、夢への一歩、確実に歩めたかな。
ただ、私は普通の常勤講師とは一風変わって、 兼務講師(=二校を掛け持つ)の形で雇われた。 そのため、いまだ落ち着かない現状である。 がぁぁ、せっかく常勤なのに~~。 しかも、本務校が総合学科であるためにますます厄介。 なにせ、高校は今年から新学習指導要領が実施される。 今まで試験勉強でしか見たことのない文字が、 現実となってバンバン行われているわけである。
ということで、他の同期に比べると微妙な新生活だが、 全ては経験・・・そう割り切って頑張ろうと思う。 理不尽なことに怒りを覚えることもあるだろうし、 失敗の繰り返しで泣きたくなることもあろだろう。 それでも、自分で選んだ道なのだから仕方がない。 何があっても、私はやめるつもりはない。 今あるのは、その覚悟ぐらいだな。
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