Laurentides MOVIESBOOKMARKS



 モントリオール一日観光

■一日観光■

ともだち一家がモントリオールへやって来た。6ヶ月前にお別れした時にはもう会うことはないかも?って思ってた。ホントうれしい。ちょっと前の天気予報では週末は曇りということだったけど、快晴。でも風はちょっとひんやりしていて、絶好の観光日和。日頃の行いが功をそうしたってこと?

ということで、まずは市内の一部を一望できるモンロワイヤルへ、そこからCote des Neigesへ抜け、ジューイッシュのヒトタチをながめながらOutremontへ。「そこに住むヒトタチのことを知りたかったらまずはスーパーマーケットへ!」と、さっそくスーパーをブラブラ。置いてるモノの品揃え、クオリティの違いにちょっとビックリ。さすがフランコフォンのお金持ちが住むエリア、って感じ。

その後、St Denisを南下してチャイナタウンへ飲茶しに。大人はつぎつぎとでてくる小皿に夢中、でも、ともだちの子供(2才)はちょっと退屈してきたみたいだったから、『「このヒトだぁれ?」ゲーム』で遊ぶ。つまりは私の名前を覚えさせよう!って魂胆だけど。

くりかえし聞いてるうちは覚えてるけど、ちょっと間が開いたら思い出せず、声をださずに「く・み・こ」とか言うと、私の口の開き方をじーっと観察してたけど、わからず首をかしげる。かわいーいなぁー。で、うまく言えても、「ちがうよ、私の名前は『えび』」とかいうと、次からは『えびちゃん』になってしまうのだ。てなわけで、こっちのほうがつい夢中になって、何十回も聞いていた。ははは。

お腹がいっぱいになった後、オールドモントリオールへ行ったけど、なんだかやたら観光客が多かったから、サンテレーヌ島からノートルダム島へ渡り、F1のサーキットコースを滑走。時速30キロで。

夜、少しはヒトが減ったかな?とオールドモントリオールへ戻ってみたけど、さほどかわらず。ジャックカルチエ広場にうようよいる似顔絵書きのヒトタチも、いつもよりも繁盛しているもよう。

理由は単純。モントリオール観光の記念に、と子供の絵を書いてもらう、いわゆる親バカのヒトのおかげ。子供は退屈そうだったけど、カメラを向けたとたんに表情がかわる。みんなカメラが大好き。そういえば、前来た時に見かけたスペイン人のパフォーマーがいたけど、こちらは相変わらず、アメリカ人観光客を上手にもちあげながらのドル札コレクションに余念がない。かせぎどきだもんね。

2002年08月31日(土)



 そんなこと言われても

■映画祭■

そういえば、この間『GO』を見に行った。主役のコがキュートだから、それだけでも十分満足だったんだけど、いい映画だと思う。おもしろかった。小説もぜひ読んでみたい。

ルームメイトに「『命』より、こっちの方を映画祭にエントリーさせたらよかったのにねぇーって思うよ」って言ったら、「そしたら彼が見れたかもしれないのにねぇー」って言われたけど、ホントに。残念。

■なんだか■

最初、ベトナム人だと思ってたクラスメートのコ、フィリピーナで、昨日のランチの時、スペインの植民地だった影響でタガログ語にスペイン語のなごりがあることを話してくれてた。ところがここまではよかったんだけど、急に「第二次大戦の時、日本人にはひどい目にあわされたのよ。赤ちゃんを宙になげて日本刀で突き刺したりしてたんだってぇー」とか言い出すし。What can I say? What does she want me to say?

かと思えば、今日は今日で、ヒトがなんか言うたびに「それはちがう!こう発音するんだ!」って口をだすんだけど、彼女の発音だってなまってることに気がついていないもよう。「ヒトのことが気になる気持ちはよくわかるけど、それを押し付けるのはどうかと思うよ」って言ったら、どうやら神経を逆なでしてしまったようで、しつこくあれやこれや言われて、こっちもキレそうになったので、とっとと退場。なのに後ついてくるし。はぁー、疲れる。



2002年08月30日(金)



 サイクリング/お祝

■サイクリング■

最近は時間の節約にもなるから自転車通学、お出かけの時も自転車。今日は山(どう見ても丘だけど)の向こう側にある病院まで行ってるし。看護婦さんに「You are incredible!」って言われたけど、「あきれたヤツ」ってニュアンスを含んでいたような気も。。。

で、病院から友だちのところへ向かう途中にまぎれこんだエリア、ジューイッシュのヒトがたくさん住んでるところで、楽しいなぁーって思っていたら、パトカーがいっぱい止まってて、かなり広範囲に渡るエリアを封鎖してた。後で聞いたところによると、不審な箱かスーツケースが発見されて、つまりは、爆弾かも?って騒ぎだったらしい。勘違いだったそうだけど。

■うれしいな■

「ごはん食べにおいでよ」ってお誘い。ホムスをつつきながらビールを飲んでたら、「じゃあ、レッツゴー」っていうから、どこ行くのかと思ったら、ダイニングルーム。いつもは彼女が洋裁をする時に使ってるテーブル、いつのまにかおしゃれにセットアップされていた。キャンドルライトディナー。ひゃー。

ココナッツミルクベースのパンプキンスープ、隠し味はレモンとハラペーニョ。うまい。メインはこれまた特製のみそペーストで蒸し焼きにしたサーモン。うまーい。チリの赤ワインもフルボディでコクがあっておいしかった。

で、で、極めつけは、クリームとラズベリーがあしらってあるチョコレートケーキ。もちろん彼女のお手製。ろうそくも5本たってた。よかった、年の数じゃなくて。そのケーキがホントにかわいかったから、感動して涙にむせぶ私。それにしてよく泣くな、最近。これって、年とると涙腺がゆるくなる、っていうの?やだやだ。

で、「メイクウィシュ♪」ってことで、なにやら祈ってみたりして、たのしいイブニングでした。とさ。


2002年08月28日(水)



 『命』

■Le Festival des Films du Monde■

インターナショナルフィルムフェスティバル開催中。『命』を見に行った。

「江角まきことトヨエツの舞台あいさつがあるらしい」ってことで、ルームメイトは前の席確保のため、随分早い時間に出かけて行ったけど、開演15分ほど前に会場に着いて驚いた。行列ができている。いや、これは普通なんだけど、日本人のオンナノコがやたら多い。モントリオールのどこにこんなに日本人がいるの?っていうくらい多い。ほとんどはワーキングホリデーのコたちだけど。列のなかほどに友だちがいるのを発見。するり。ラッキー♪ 

かなり待たされてやっと開場。映画の前に例の二人がでてきて、簡単なあいさつ。もちろん日本語で。まあ、来てるヒトの大半は日本人だし。こちらのヒトにとっては二人は無名だし。あ、私だってやっと今日になって二人の名前と顔が一致したヒトだけど。

江角はかわいかったねー。36?そんな風にみえない。きれいなヒトはいつまでたってもきれいなんだなぁー。とか思っていたけど、映画見てて共演の斉藤なんとかってコがしっかりおばさんになってたのにはびっくり。例外もあるもよう。

さて、肝心の映画だけど、絶対本のほうがおもしろいだろうなぁー。あのラストはいただけないなぁー。ましてあの最後の挿入歌はどうしようもないでしょー。とかとか。


2002年08月26日(月)



 Le festival des films du monde

■Le Festival des Films du Monde■

インターナショナルフィルムフェスティバル開催中。今年は日本とラテン・アメリカの映画も多く上映されててうれしい限り。ということで、今日はまず2本見てきた。

一本は『No Sabe/No Contesta』っていうアルゼンチン映画。ところがところが、ここ最近のアルゼンチンのエコノミッククライシスのあおりで英語の字幕が用意できませんでしたぁー、だそうで。でもせっかくだから見たけど、やっぱりよくわからなかったうえ、期待はずれだったし。しくしく。

もう一本は『Rabbit Proof Fence』っていうオーストラリアの映画。1930年頃、白人の血が混じったアボリジニの子供を収容し、白人教育を施し、白人とのみ交じりあわせることで、白人の人口を増やそうという政策の元、強制連行された少女3人が、母親に会いたい一心で脱走を計り、1500マイルだかの距離を9週間かけて家に戻ってくるっていうストーリー。

モーリーの娘が実話をもとに書いた本が原作。彼女もやはり4才の時に連れ去られ、25年もの間、母親に会うことができなかったのだという。こういうことがつい30年前まで続いてたのだ。複雑な気持ちにならざるを得ない。

映画が終わってからは監督と女優のオンナのコも登場。オンナのコはホントに今どきのコで、かなり恥ずかしそうに「この映画を見にきてくれてありがとう」とだけ言って、会場の外へと消えたけど、映画館の外でチュッパチャップス舐めながらサインに応じてた。かわいいゾォー!

ストーリーも十分悲しいけれど、舞台になったオーストラリア北西部のホントになにもない風景が、それはそれは美しくて感動。映画が始まってから終わるまでずーっと泣いてました、とさ。


2002年08月25日(日)



 Birthday

■おわかれ■

EXルームメイト、26日には15ヶ月滞在したカナダをあとにして日本に戻る。ということで、一緒にランチへ。その後、私も彼女も大好きなサンローラン通りが歩行者天国になってて出店がいっぱいでてたから、ぶらぶらしながら北上。モンロワイヤルで右折、メトロの前のカフェでちょっと一息。

あっち方面へ一緒にお出かけした時にはいつもこのコースで歩いて帰ってきたっけ。

その後、近所のファーマーシーとデリカテッセンのお店に立ち寄って北上。彼女が今住んでるところへおじゃまして、おいしいパスタとチーズとケニアンコーヒーをごちそうになった。

で、お別れ。また会えるかもしれないし、会えないかもしれないし。ちょっとセンチメンタルになるのはもうお約束のようなものだけど、出会えてよかった、ありがとう、なのだ。

■出会い■

で、ちょっと泣きべそかきながら帰宅してみると、「ケーキありますよぉー」って、新しいルームメイト。彼女は昨日が誕生日だったのだ。わぁーい!

2002年08月24日(土)



 Salsa

■ジャポンブーム■

みんな知ってるようで実はまだまだ知られてない国、日本って感じ。ということで、ブルガリアのヒトのリクエストで『おりがみ』を披露するサービス精神旺盛な私。っていっても鶴しか折れないけど。

それを見てた中国人が「中国にもおりがみがある!」って言ってて、授業中にその中国人が折った鶴が回ってきた。一見同じにみえるけど、最後の折りが省略されてる寸胴バージョンだった。

それにしても、いまだに『ふじやま』『げいしゃ』『さむらい』の国ってのは。。。

■ひゃー■

授業が終わる頃、「あしたはくみこの誕生日だ!」と、パラグアイ生まれのドイツ系のエバのひとことで、先生が「じゃあ、みんなで歌を歌いましょー」ってことに。ひゃー、はずかしい。

Chere (名前)C'est a ton tour de te laisser parler d'amour!!!

ぼーっと聞いてるのもなんなので、一緒に歌ってしまったけど、愛について語るの忘れた。まー来年にでも。

■Salsa■

今日は待ちに待ったサルサのレッスン。オトコのヒト4人、オンナのヒト7人、で、先生はラティーノのクリストファーと、あまりのスタイルのよさに見とれてて名前忘れたけどブラックのオンナノコ。なかなかキュートな二人。

初日っていうことで基本のステップをまずは一人一人で。レッスンはフランス語だけど、ダンスに言葉は必要ないでしょー、みたいな。なのに、一緒に踊ってたヒトが「ちょっと先生、このヒトフランス語がわからないから、今言ったこと英語で説明してあげて」って言うから、なにごとかと思ったら、「オンナのヒトはオトコのヒトのリードに身をまかせましょー」って。身を任せようにもオマエが下手なんだからどうしょうもないじゃん!オマエと踊ってなかったら、先生と踊れたのにぃーーー。

ともだちに「サルサを習いにいくのだ!」って言ったら「ホントにまたぁー」ってあきれられたけど、誤解がないように言っておくと、純粋に好きみたい。音楽聞くだけでハッピーな気持ちになれるし。

2002年08月23日(金)



 迷信とか

■Mal chance■

今日の朝はいつもの先生のかわりにアントニーっていうなかなか美形なヒト、そのせいもあってか、なんかみんなうれしそうだったりするのだ。げんきんねー。

今日の話題は『迷信』、13ってナンバーは不吉ってのは誰でも知ってることだけど、なんでもイスラエルでは運悪く13って住所があたってしまったヒトは『13+1』って表示してるとか。そういえば、オンタリオで住んでたアパートのエレベーターには13階ってのがなかったなぁー、、、

で、突然日本に短期滞在したことあるファザッドが「くみこの国では4が不吉なナンバーだ!」っていうから「うん、『mourir』と同じ発音だから。」とみんなに説明したら、中国のヒトタチが「へぇー同じだぁー」って驚いてた。中国では14って数字も縁起が悪いらしいけど、理由わからず。

■偏見■

授業中にシャラーの横に座ってた中国人が急に席を立ち、違う場所に移動!なにごとかと思っていたら、シャラーが彼女に足を向けるのが気になるから止めてくれって言ったのに、ちっとも聞き入れてくれないから、だそうで。

早い話お互いに偏見を持ってて、それは文化的なことなんだけど、理解しようとしないから、溝は深くなるばかり。シャラーは「他の中国人も口を聞いてくれなくなった」ってぼやいてたけど、彼女のほうから中国人に話し掛けて行くこともなかったりするのだから、ビシャスサークル、悪循環。

一緒にランチを食べていたゼンはだまって彼女の愚痴を聞いてたけど、ぽつりと「中国の古いいいつたえで『自分を知りたかったら相手をみることだ』っていうんだけど、、、」みたいなことを言ってた。


2002年08月22日(木)



 じぇむ れ しゃ

■あれ?■

今日、いつもどおりに学校へ行ってはみたものの、待てども待てどもだぁーれも来ない。Pourquoi? はっ!そうだ、今日は午前中植物園に行くことになってたっけ。。。忘れてた。

でも、いまさら行ったところでみんなに会えるとは限らない。あきらめが肝心。ということでBerriのほうへブラブラと。入った古本屋でそれはそれはかわいい、1900年ごろに描かれた猫のイラスト集『Catland-Pays des Chats』をゲット。ラッキー♪猫を愛でながらフランス語の勉強ができるゾ!

で、お昼頃だれもいない教室に戻り、ひとり楽しくランチを食べてお昼寝後、近所の店でアイスクリームを買って戻ってきたら、みんなも帰ってきた。「なにしてたのー?」「どぉしたのー?」って聞かれ、内心「昨日休んでたんだから、だれか電話で教えてくれてもよかったのにぃーーー」と思っていたら、ゼンが「電話したのに、そんなヒトはいないって言われた」そうで。どうやら電話番号がまちがってたみたい。Too bad! でも、誰か電話してくれたことを知り、うれしくなったり。

■Sacre■

今日も二人づつ組んで会話の練習。今日のお相手は台湾人のクンくん。例によって用意されてた質問からちょっと脱線して「じゃあ、みんなが戻ってくるまでなにしてたんだ?」って聞かれたから、「ちょっと買い物に」と、さっき買ってきた猫の本を見せびらかす私。となりで練習してたふたりも「なに?なに?」って興味しんしん。

そのうち、ブルガリア人のカリナが「日本では猫って神聖な動物だって言われてるんだって?」って聞いてきたから、「うん、猫寺っていうモノがあったりもするよ」と教えたら、不思議な顔をされた。やっぱり、ヨーロッパでは歴史的にも、猫のイメージ悪すぎ。ぷんぷん。


2002年08月21日(水)



 Monday/

■月曜日■

長いこと、週末とか平日とかとは関係のない生活を送っていた私、学校へ通うようになって、「月曜日ってなんかキライ」って思うことも。クラスにキュートなオトコのコでもいれば話は別だけど、なにしろ今のクラス、3人しかいないうえに質的にもイマイチだし。そのうえ二人は既婚だし。

今日はその中のひとりの、青みがかったグレイというか、そんな見たいことないような色の目をしたロシア人と組んで会話の練習。性格もとってもいいコで、話がはずみ、あらかじめ用意されてた「学校が終わったら何をする?」とかいう質問から、「ウォッカはストレートで飲まなきゃだめ」とか「ビーフストロガノフはフレンチ料理だよ」とかそういう風に話が脱線していって、あっという間に授業が終わってた。めでたし、めでたし。

■うるさい■

宿題やってきてなかったシャラー、休み時間にせっせと私のを写してたんだけど、「あー、もうホントにうるさーい!」ってキレテしまった。中国人の声でかすぎ!だそうで。

いわく、「私がクラスでファザッドとペルシャ語で話さないのは、他のクラスメートのことを考えてるからよ。なのに、中国人ったら、休み時間だけじゃなくて、授業中だって、ずーっと中国語で話してるし。それも喧嘩でもしてるの?って感じだし。ホント、impoliteなんだからぁー」だそうで。

彼女にとっては聞き慣れない言葉だし、実際声デカイから、苛つく気持ちもわからないではない。その後も「中国人とは組んで練習したくなーい」ってゴネて先生を困らせてたけど、彼女実はイランでは学校の先生だったそうで。やれやれ。

■放課後■

授業が終わってから、そのシャラーに誘われて一緒に中近東のフードを扱う店へお買い物に。マンゴーピクルスとかカーダモン入りの紅茶とか、インドっぽいモノも多くて不思議に思ったけど、考えてみれば、地理的には隣の隣。彼女、料理が好きみたいだから、そのうちイラン料理でも教えてもらおうかな。


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2002年08月19日(月)



 『ロードオブザリング』

■子猫■

せっかくの週末なのになんにも予定がなく、ぼーっとしてたんだけど、ここんちのヒトがEXルームメイトのともだちの家へ子猫を見に行くというので便乗。もはやねこズがいるし3匹はちょっとねぇーってことで見るだけだったけど、あまりのかわいさに思わずムズムズ。でも、自分のアパートを借りるまでは、がまんがまん。

■はずかしい■

帰り道、古着屋の店先でちょっと気にいったブラウスをみかけた。50%オフで5ドル。「似合うかなぁー」って、鏡がなかったから窓ガラスにうつして見てみたら、この古着屋、実はカフェで、ウインドウの向こうに座ってたおじさんと目があってちゃった。恥ずかしい。で、そのおじさん、指でOKサインを出しながら笑ってたから、結局買っちゃいましたとさ。

■ロードオブザリング■

おくらばせながら『Lord of the Ring』を。一冊の本をストーリーに出来るだけ忠実に一本の映画にまとめるってことで3時間近い大作だったけど、途中であきることもなく、たっぷり堪能。でも、この手の映画だったら、ストーリーとか登場人物とか先に予習して見た方がよかったかも。

堪能っていえば、ニュージーランドのランドスケープも。山のとんがり方、湖や川の色、丘のなだらかさ、植物の種類とか見てるうちに「あーなつかしーい」って気持ちになるあたりが人間の不思議なところ。たとえ、南島へは一回しか行ったことないとはいえ。

ひと昔前なら、ああいう撮影はきっとカナダで行ったんだろうけど、お隣のオーストラリアの映画関係者と力をあわせたら、衣装とか小道具とかそういうモノも技術的に地元調達でも全然ノープロブレムだろうし、為替レートのおかげで、長期にわたる撮影ならニュージーランドで撮影するほうがずっとエコノミカルなわけで。別に監督がニュージーランド人でなくったって、魅力的なロケーションだろう。

役者だって、(小さいころにオーストラリアへ移り住んだとはいえ、NZ生まれの)ラッセルクロウ、(実はカナダ生まれだったとはいえ、NZ育ちの)『ピアノ』で助演女優賞に輝いたアンナパキン、見た目も性格も力強さもコレ以上NZの女性って感じのヒトはいないだろうと思われるXina@プリンセスウォリアなどなど、を生んだ国だし。

そんなわけで、もっともっといろんな映画のロケ地に使われるようになれば雇用の機会も増えるし、映画でニュージーランドのよさを知ったヒトタチがわんさか観光に訪れるだろうし、そういう意味でも、ピータージャクソンよくやった!ってほめてあげたい。


2002年08月17日(土)



 

■え?■

なんでも先生の知ってるヒトの猫が『みーこ』っていう名前だから、私の名前を呼ぶ時にちょんと混乱するらしい。

■は?■

ランチの時間、中国人のゼンが「買いモノ行くんだけど付き合ってくれる?」っていうから、付き合うことにしたら、行き先はなんとメトロに乗って二つ先の駅のモールの中にあるスーパーマーケット。買いに行ったモノは『卵パックふたつ』。往復40分。たしかに卵パックは安かったけど、そこまでする必要があるんだろうか?と不思議に思った。

「こんなことに付き合わせてしまってごめんね。でも、中国では買い物は友だちと行くっていうのが普通だから、、、」って言ってたけど、ケースバイケースかな?やっぱり。

■めがね■

最近目がやたら疲れるから、眼鏡を作ることにした。映画に行く時くらいしか使わないから、と、もう数年前に作ったのを使ってたけど、フレームがデカくてちょっと恥ずかしかったのだ。「あなたにはシャープな感じのは似合わない!」とズバリ指摘されて、おねえさんが選んでくれたのに決める。保険でカバーされる金額におさまったから、ちょっと得した気分。

それにしても、オプティシャンのおじさんの鼻、デカかった。

■図書館へ■

今日の授業は代名詞『en』。「じゃんまんじゅ」「じゅなんまんじゅぱ」「じゃん�ぇまんじぇ」「じゅなん�ぇぱまんじぇ」「じゃんねぇまんじえ」「じぇなんねぇぱまんじえ」とか、そういうの。なにしろクラスにはあらゆるナショナリティーのヒトがいるもんだから、発音もまちまち。マジョリティーの中国人はそろいもそろってみんな声がでかいから、途中、中国語を習っているような錯覚におちいる。

というわけで、週末はフランス語のテープでも聞こう♪と、図書館へ。カードを作ってもらうために待ってる間に、フランス語でなんて言ったらいいのだろう?って一生懸命考えてたのに、「あんぐれ?」って聞かれて即座に「うい」って言ってる私。だめじゃん。でも、おかげであっという間にカードがもらえて、めでたし、めでたし。

それにしても、図書館のおじさんのめがね、直視してたら、目が回りそうになった。



2002年08月16日(金)



 いろいろ

■え?■

最近隣に座ってるロシア人、今日突然『あらきり』って知ってるか?って聞いてきたもんだから、授業中だってのに大笑い。そんな言葉はとっとと忘れて、フランス語でもおぼえましょー、って感じ。

■まあね■

今日は最後の2時間は「このコースについてどう思っているか」という質問をひとりひとりにして、それに答えていくという授業。ここ最近は休むヒトも増えてきたから、先生気にしているのかな。みんな「リスニングが苦手」「話すってのはむずかしい」「授業が終わったあとはひどく疲れる」とか好き勝手なこと言ってたけど、それ聞いてなんとなく安心する。

やっぱりスペイン語とかルーマニア語を話すヒトは有利だし、上達のスピードには個人差もあるけど、結局くりかえしくりかえし同じことを聞きながら、言いながら、覚えていくしかないんだよねー。

ただ、クラスメートの中には、カナダに来るまで英語も話せなかったヒトもいるわけで、そういうヒトはホントに大変だと思う。たしかにケベコアが言うように、ここで仕事を見つけようと思ったらフランス語が話せなければいけないわけだけど、いざ仕事に就くと英語も話せなければいけないってのが現実だし。かといって、二つの言語を同時に習うというのは至難のワザで、フランス語をあきらめて、英語のコースに移ったヒトもちらほら。

■うらやましがられる■

ヒトの話を聞きながら、ふむふむ考えてたら、なんか腕のあたりに視線を感じたからふと見ると、イラン人のシャラーちゃんが、「シェーブしてるのか?」って聞いてきた。「のん」って答えたら、「ふーん、いいわね。」だそうで。こういうマイペース、っていうかある意味脳天気なところが彼女の魅力的なところ。

それにしても、前のクラスの時もそうだったけど、私なぜかイランのオンナのコと相性いいみたい。どうして?


2002年08月15日(木)



 夕立ち

昨日はあれから12時半頃帰ってきて、でも病院で思いっきりお昼寝をしてしまったものだから、夜中の3時くらいまで寝れなくて、それなのに朝の5時半ごろ、ねこズがなにやらあわただしく部屋に入ってきたかと思ったら、ねむが網に、もとい網戸にひっかかってひゃーひゃー言ってる声で目が醒めた。あのねぇー。

今日も朝からやたら蒸し暑かった。こういう日は学校も悪くない。冷房きいてるし。でも、授業が終わって一歩外へでてみたら、ムンムンしてて日本の夏のよう。一緒だった台湾のコに「なんか夕立ちでもきそうな感じだよねー」って言ったら、「いや、天気予報によると雨は降らない」って言う話だったのに、5分くらい自転車で走ったところで、カミナリと共に大粒の雨が降り始めた。うそつき。

ちょうど公園のあたりだったから、大きな木の下で雨宿りをしてたんだけど、そのうち、風をともなう土砂降りになってきたから、覚悟を決めて雨の中びしょぬれになりながら帰ってきた。さいてー。


2002年08月14日(水)



 楽しいイブニング

夏の間、近所の公園で、コンサートとかダンスとかのイベントをやってるんだけど、今日は映画の日ということで、前のコースの先生とお出かけすることに。

昨日電話で待ち合わせの場所と時間を決めたんだけど、なにしろ。フランス語の先生のメンタリティーにそって、フランス語オンリーの会話だったから、果たして彼女とちゃんと会えるのだろうか、と内心心配しながら会場へ。そしたら、評判のいい映画だということ、思いっきり暑かったってこともあり、想像以上のヒトヒトヒト。2千人くらいいたかも?ほんと、モントリオールのヒトってこういうの大好きなんだから。

でも、結局すぐ見つけてもらってめでたしめでたし。それよりも、もしかしたら行けないかも知れない」って言ってたけど結局来れることになったルイス君が見つからない。なのに先生は「ドタキャンかもね。もう行きましょー」って結構冷たいし。そういえば、コースの時も遅刻する生徒にはきびしかったっけな。

ということで、会場に入ってしまったわけだけど、あんなに大勢のヒトの中でもなぜかちゃんと会えて、めでたしめでたし。目立つようにって、かなり派手な黄色のTシャツ着てきたって言ってたな、そういえば。かわいいゾ。

で、映画の後は、ルイス君の友だちのアルゼンチン人のアレキサンドロ君と4人でサンドゥニへちょっと飲みに行って、3人がフランス語で話すのを聞いてた。くそぉー、私だってそのうち!って思っていたら、スペイン語が話せる先生、「Vamos a hablar espanol!」なんて言い出してるし。もっと困った。

「その前に勉強しなきゃ!」って言ったら、先生ったら「二人に教えてもらえばいいじゃなぁーい」とか。まあ、それも悪くないけど、あまり勉強に身がはいらないかも、かも。

まあ、そんなわけで楽しいイブニングでした、とさ。


2002年08月13日(火)



 アルバイト

■観光シーズン■

世界のあちこちに出没すると言われているドイツ人と日本人だけど、来月中旬あたりには、ローレンシャンの紅葉を見に、大勢の日本人観光客がやってくるらしい。ほんの一ヶ月ほどのハイシーズン、ガイドが圧倒的に足りないから、ワーキングホリデーのヒトの稼ぎ時。いわゆる猫の手もかりたいほど忙しいということで、週末だけでもオーケーというのを耳にして、まあ、さぼてんの手よりはちょっとは力になれるかも?と、おもむろにガイドブックを読みはじめるわたし。

とはいえ、ローレンシャンどころかモンロワイヤルにも登ったこともないし、年号とかヒトの名前とか覚えるのは大変そう。でも、それなりに勉強にもなるし、観光もできて、お金ももらえるわけだから、ちょっと真剣に考えてみようかなぁーとか、とか。でも、高いお金を払ってわざわざこんなところまでやって来て、こんないい加減なヒトにガイドされたら、いやだなぁー。

2002年08月12日(月)



 あこがれのタンクトップ

■もう8月も半ばだっていうのに■

暑い。今日も最高気温は32度。基本的に暑いのは平気なので日光浴なぞ。なんで今どきこんなこと?って感もなきにしもあらずだけど。もはや日に焼けてるところはサンスクリーンを塗って、顔を下にして、雑誌を読んでるうちに寝てしまってたけど、余りの暑さで目がさめる。頭くらくら。日はあたっていないはずなのに、顔赤いし。あぶない、あぶない。

ところで、去年もたしか同じことで悩んでいた記憶があるけど、もしかして色落ちしないまま、また色がついてしまってるのかも。もともとジグロだし。それはいいけど、七難かくせないのはちょっと損した気分。

■あこがれのタンクトップ■

家ではもちろん着てるけど、外に着て行く勇気がない。というのも『にのうで問題』が未解決のままだからだけど。

にのうでどころか、はらまわりも私の以上にりっぱなヒトが、おへそがみえるサイズのタンクトップを堂々と着ているのをみるたびに、ある意味うらやましーいなぁーと思う反面、やっぱりそれは、、、とも思う。でも来年こそは!!!


2002年08月11日(日)



 やきもち

■えーっと■

「そろそろ結婚しなきゃなぁー。子供も若いうちにほしいし」とか漠然と思ってるときに、「結婚しない?」って言われたら、心が動いちゃうこともあるのかなぁー、とか。「いや、でも少し冷静になって考えたほうがいいんじゃないかなぁ?」とか「もっといいヒトいそうだけどねぇー」とか。本人不在でこんな話題で盛り上がってもしょうがない。それに余計なおせっかい。

■やきもち■

ともだちのだんなさん、やきもち焼きだそうで。ともだちは「彼にはイタリア人の血が流れてるから。」って言ってたけど、あんまり関係ないような気も。あるとしたら、それを表に出すか出さないか、そんなとこ?

でも、どうして『やきもち』を焼くなのかな?そのだんなさんは「ジェラシーは恋には不可欠だけど、ほどほどにしなければいけないこともある」って言ってたけど、全くそのとおりで、そう考えると『やきもち』焼き過ぎて焦げないように注意しましょう、って意味合いを含んでるってこと?


2002年08月10日(土)



 メンタリティ?とかお弁当とか

■フレンチレッスン■

ということで、2週間目終わり。とりあえず話してみるっていうスタイルで、ばんばん当てられるから、最初はどうなることかと思ったけど、なんとか慣れてきたかなぁー。転校生気分もぬけてきたし。

■メンタリティ■

「週末はフレンチのテレビとか映画とか観ましょうね。買い物の時ももちろんフランス語で話すのよ!」金曜日の授業の終わりごろに、お約束のように先生がいう台詞。でも、買い物に行っても、野菜にしろ服にしろ、自分で選んでレジ持って行ってお金払って「めるし」、おしまい。フランス語を話す機会ってのはありそうでないもの。例えばスキンケアのお化粧品とか、いろいろ説明してほしいモノが欲しい時はいいかもしれないけど、単語数に限りなく限界があるから、質問をフレンチでしたところで答えがわからないってことにもなりかねない。

先生いわく「フランス語を話さない、話せないヒトには英語で話してあげなきゃーって思ってしまうのが、ケベコアのメンタリティ」って言ってたけど、それって結局めんどくさい、てっとりばやいからだと思うよ。

■お弁当■

フレンチのクラスはひとつだけじゃないから、ランチブレイクのカフェテリアはいろんな国のヒトでにぎわう。みんなそこで各自持ってきたお弁当を食べているわけなんだけど、気がついたこと、二つばかり。『中国人のランチは質素』『なぜかみんなスプーンで食べている』。なぜ箸じゃなくてスプーンなのか、不思議に思って聞いてみたところ、「そのほうが食べやすいから」だそうで。なぁーんだ、平凡な答え。

昨日はイラン人のシャラーちゃんと一緒にランチ。なんかうまそうなモノを食べている。私の視線に気がついたのか「食べてみる?」って聞かれたので遠慮なく。チキンとなんていうのか知らないけど小さいレーズンのようなモノがはいったサフラン風味のライス。ちなみに「私のも食べてみる?」とすすめた、ワカメ入りごはん、「おいしーい」って言ってたけど、「これなぁに?」とは聞かれなかったから、敢えて教えなかった。


2002年08月09日(金)



 ある意味ショック

■ふふふ■

さぁて勉強でもしようかと思ってたところ、ルイス君から電話。ふにゃふにゃとおしゃべり中、フランス語が混じってるのは意図してなのか、それとも知らず知らずのうちなのか。できればスペイン語のほうがいいんだけど。

それから、「週末なにするの?」って聞かれるよりも、ヒマしてるならダイレクトに「週末遊びにいかない?」って言われるほうがうれしいかも、かも?「ういういうい」ってみっつ返事でお受けするのに、とか、とか。

■変化■

今日は病院のあと午後から学校へ。グループ替えされてたけど、なんの因果か私はまたまたマリーと同じグループ。ところが今日の彼女、ちょっといつもと違うから「正しいサイドのベッドから起きたのかな?」って思ってたら、授業が終わってから、先生から「朝マリーと話したんだけど、反省してるって言ってたから許してあげてね」って言われた。許すもなにも、最終的には彼女自身の問題なのだから、私は「めるしぼくぅ」とだけ。

それよりもマリーが既婚だということを知り、ある意味ショックというかキューリアスというか。


2002年08月08日(木)



 

■なんだかねぇー■

朝、クラスメートが「政府からの生活援助が少ないから大変。移民するためにあんなにお金を払ったのにー」って文句たれてた。なんかヘンと言えばヘン。移民しようって決めたのは本人で、非英語/フランス語圏からやって来て、そう簡単には自分のつきたい仕事につけないってことは申請する時点でわかっていてもよさそうなものだと思うんだけど。

言葉のディスアドバンテイジを軽くするために移民に無料のコースを提供してくれて、そのうえその期間中ファイナンスサポートもしてくれる、なんて国はそんなに多くはないはずなんだから、、、とか、とか。

■きれる■

今日の朝はクラス全員でデパートメントストアへ出かけて、あらかじめ渡された質問の答えを探すっていうレッスン。とか言いながら、店員さんに英語で聞いてる私、だめじゃん。ちょうどセール中でいろいろじっくり見たいところを、お昼からはふつうのレッスンだったから、後ろ髪を思いっきりひかれながら学校へ戻る。しくしく。

で、今日もふたたび再帰動詞の過去形の練習。例のマリーと。ところが、彼女テキストで顔を隠しながら小さい声でぶつぶつ言ってるだけで、ちっとも練習にならない。何度か「ちゃんとやろうよ」って促してみたものの反応なし。ついにキレテ「I am annoyed!」と私。先生に「ごめんなさい」って言われてしまい、おとな気なかったな、と反省。

ちょっと、いやかなり変わってるってのはちっともかまわない。でも、仮にも他のヒトとコミュニケーションするために語学を習っているんだったらもうちょっと打ち解けようよ、って感じ。でもたぶんそれができないから、ヒトから変わってるって言われちゃうんだよね、きっと。うーん。


2002年08月07日(水)



 反響とかセキュリティーブランケットとか

■うれしいな■

昨日のねこズ日記、思わぬ反響があってびっくり。どうしたのかと思ったらかおるさん経由で遊びに来てくれた方なんと約300名!!!ちょっとした新記録。めるしぼくぅ。あの表情をみんなに見てもらいたくて、それなりに苦労して写真をとったかいがあったというもの。まあ、あんな顔を断りもなしに公開してしまったことは、さぼちんにはくれぐれもナイショ。

■セキュリティブランケット■

今日隣に座ったのは中国人のマリー。毎日遅刻してきて、授業そっちのけで絵ばっかり書いてて、先生にあてられても「じゅぬこんぷらんぱ」「じゅぬせぱ」しか言わないヘンなコ。そのコと二人で組んで再帰動詞の過去形の練習をすることに。

ところが説明聞いてなかったからわからないみたいで、マリー、最初からやる気なし。しょうがないから、ほぼ一方的に質問を始めてみたけど、「わからない」とだけ言って絵を書き続けてるし。他のコならきっとどうしようと諦めてしまうのだろうけど、私こういう時はしつこいから、「じゃあ、質問して」と紙を渡してみる。で、しばらくはやってるんだけど、先生が見てないとわかると「せらぽーず」って言って、また絵を書いている、って具合。

そのうち、先生がやってきて「マリー、レクチャー中ならあなたが何をしててもそれはあなた一人の問題だからいいけど、これは二人で組んでする練習だから、あなたがやらないことにはくみこが困ってしまうのよ。」って英語でお灸をすえられた上、絵を書いてた紙とペンをもっていかれちゃった。彼女、なんだかセキュリティーブランケットをとりあげられた子供みたいに悲しそうだったけど、だからか、その後、教室から出て行っちゃったし。ホント、ヘンなコ。

■がっかり■

今週からはじまるはずだったサルサのレッスン、中旬からのに回されちゃった。理由はなんでもオンナのヒトばっかり多いから、だそうで。ちなみにそのお知らせメールには「レッスンはフランス語でおこないます」って書いてあったけど、、、



2002年08月06日(火)



 にゃーにゃー占いとか

■にゃーにゃー占い■

こちらで見かけた占いの結果。

あなたは静かで優しく愛情深いので、多くの人々から好意を持たれます。清潔好きで情況や環境に適応しますが、多少神経質です。気配りが細かく、手厚いサービスが得意です。好奇心や分析力など知性と感性がうまくミックスされて、普通の人が到達できない研究や発見が可能です。

大勢の人達のトップに立って取りしきるのは苦手ですが、ナンバー2か3位の立場だと非常に効果的な働きをします。男女とも良き女房役を目指すと、一番実質的に成功します。強い信念と活動力のある熟成した人間を見つけてパートナーシップを組むべき。花壇のある家と金塊を求めると心身ともに安定します。自分で明確な理想を持って努力するよりも、大成功した人との関係で良い影響や効果を受けるのが吉。世界中のいくつかの大都市で、身ぎれいにして短期間ずつ働くと、希望した人間に出会えます。諸外国語のマスター、効力大。

なんたってこんな名前の占いだし、sounds niceだから信じます。だから、もし希望したヒトと出会ったら次は何をどうしたらいいのか具体的に教えてぇーーーー。

■えーっと■

ひさしぶりにルイス君から電話。何してたのかと思ったら、『ワールドユースデイ』に参加しにトロントへ行ってたらしい。小さいながらもポープが見れてうれしかったそうで。

実は私も大昔、見たいと思ってたわけでもないのに、なにげに乗ったバスの終点がバチカンで、たまたまそこでなんかやってて、建物のうーんと上のほうに現われたポープを見てしまったことがあるけど、別にうれしくはなかったな。

「ゲイパレードとかショーとか見に行ってたー。ルイスは行った?」なんてうれしそうに聞いて悪かったなぁーって思ったけど、「理解はできないけど、尊重はする」ってことで、さすが好青年。

■フレンチレッスン■

先週は2度もお休みしてしまったから、なんか久しぶりって感じ。それにしても、今日隣だったベトナムのコ、そんなことしちゃだめ、これはちがう、どうしてそうなるの?ってうるさい、うるさい。思ったことを口に出さないと気がすまない性格なんだろうな、きっと。でも、ヒトがちゃんと説明してるのに、後で先生に同じ質問するってのはどうよ。だったら、私に聞くな!と言いたい。

それにしてもだ、頭では分かってても、耳が、口がついてかなーい。しくしく。



2002年08月05日(月)



 おぼれた犬/ゲイパレードで見かけたこんな犬

■おぼれた犬■

そういえば、この間のセイリングの時、同乗してた犬、震えていたのには理由があったらしい。

なんでももう一年ほど前にセイリング中、大きな波に飲まれて、沈んじゃって、数秒後浮き上がってはきたものの、自力で泳いでボートに戻ってこれなくて、結局オーナーのヒトが魚の網ですくいあげたとか、なんとか。

この間はそれ以来はじめてのセイリングだったとかで。あー、なるほど、嫌な記憶がよみがえってきたのね、きっと。犬にもトラウマとかあるのかな。そういえば、帰り道に車をとめたとたんに外へ飛び出して行ってしばらく帰ってこなかった、っていうか、私が「あれ?犬は?」って言わなかったら、あやうくおいてきぼりにされそうになったんだけど、その時はヒトんちの庭でゲーゲーしてたそうで。船酔いもしくは車酔いもしてたという、かわいそうなお話。

なのに、今頃はまたキングストンあたりのサウザンドアイランズでオーナーのヒトにつきあわされてるらしいし、犬もいろいろ大変。

■ゲイパレード■

今日はゲイパレードへ。そこで見かけたこんな犬。こんな暑い日にレインボーカラーのマントまで着せられてるし。パレードが通過する度にワンワンいってるけど、どうやら大きな声が出せないように手術済みらしくて、なんだかかわいそうだなぁーって思ったけど、わかんない、本人(犬)は案外幸せなのかもしれないし。

そこら中ではためくレインボーカラーを見てて思い出したことだけど、シドニーオリンピックの時の日本のユニフォーム、その後どうしたのかは知らないけど、まだどっかに眠っているのなら、こういうパレードにでも寄付したらいいのになぁー、とか。

2002年08月04日(日)



 ゲイフェスティバル

ここ最近例年にない蒸し暑い日が続くモントリオールでは、明日まで『Divers/Cite』っていう、いわゆるゲイのヒトによるゲイのヒトおよびそうじゃないヒトのためのフェスティバルを開催中。もうとことん、アツくなってやろうじゃないか!ってことで、EXルームメイトを誘って『Mascara la Nuit des Drags』っていうドラッグクイーンズによるショーを見に出かけてみた。

途中、こっちの幼稚園児みたいにロープを持って列で移動中のゲイのグループに遭遇して、結局そのヒトたちの後ろを付いて行くことになったんだけど、「ロープ持つ?」って言われてるし。あわわ。

で、会場に到着してみたら、そこら中カップルカップルまたカップル。あるカップルなんて、二人とも美しい類いのオトコのコだったんだけど、この二人が私たちが陣取ってたあたりのフェンスを越えようとしてた時の、ちょっとこわそうにしてる『彼女』を心配そうに見つめる『彼』の目。うらやましいというか、なんというか。でも「グッドルッキングなヒトはゲイになっちゃだめ!」とか、そういう複雑な気持ちよ、つまりは。

2002年08月03日(土)



 病院でのできごと

■今日のできごと■

昨日はフォローアップだけだと思ってさっさと帰ってしまったら、実は治療もあったそうで、今日も病院へ。みんなから「昨日はどうしたのぉー」って聞かれて恥ずかしかった。

今日はベテランの看護婦さんのおかげで痛い思いもせずに点滴がセットされて、ぼーっと新聞なんか読んでたら、突然隣のほうからスペイン語が聞こえてきた。話してたのはアングロフォンの看護婦さんとさっきまでフランス語で話してた患者さん。患者さんはスペイン人、で、看護婦さんのボーイフレンドはなんでもスペイン人だそうで。せっかくのチャンスだから「あぶろえすぱにょーるうんぽこたんびえん」と話に加わってみたりして。

そうしてるうちに、昨日のキャサリンちゃんがやってきて「げんきー。がんばってねー」だって。かわいーい。今日は裾と袖口に『氣力』って字がつらなってるピンクのTシャツを着てたけど、意味はわからないそうで。「えーっと、きっとマインドパワーとかスピリチャルパワーとかそういう意味?」といい加減に教えてしまったけどよかったのだろうか?「ヘンな意味じゃなくてよかったぁー。なんかパワーが湧いてきたわ!」って喜んでたからよかったのだろう、きっと。

そういえば、血圧を計りに来た「まいでぃあ、おーけー?」が口癖のフランコフォンの看護婦さんが「学校行ってるんだって?何勉強してるの?」って聞くから、「ふふふ、フレンチ♪」って答えたら、ニヤリと笑って「ふふふ、じゃあ次回からはフランス語で話すわね」と早速フランス語で話しかけてきた。ううう、これって学校休んでる時も勉強しろ!って神のおぼしめし?


2002年08月02日(金)



 日本語を勉強するヒト

■日本語を勉強するヒト■

病院の日。待ち合い室でジグゾーパズルをしていたら、「くみこさん」とさん付けで名前を呼ばれた。へ?呼んだのはボランティアのオンナのコ、なんだかうれしそう。なんでも大学で日本語のペーパーを取ってるそうで。

診療室に通されてからも、もちろん待たされるので、その間フランス語のテキストブックを読んでたら、そのコがやって来た。どうやら私とお話ししたそう。以下、二人の会話。

私:「私はフランス語を勉強してるの」
彼女:「フランス語と英語はどっちのほうが、、、やすい?No, what do you say?」
私:「あー、簡単?えーっと今は英語、かな。キャサリンはどちらのほうが簡単だと思いますか?」
彼女:「こんなに小さい時から両方話せてたからわからない。」

だそうで。うらやましい限り。私もそういう環境で育ちたかったものだ。

それにしても、オースティンパワーズのBeyonce Knowlesのような感じの彼女(注:ヘアスタイルはちがうけど)が日本語を話すってのは妙にキュート。「練習台が必要な時はいつでも連絡してね」っていうことになり、メールアドレスを交換したりして。そういえば、例のファンキーなコはすっかりランゲージイクスチェンジのことを忘れてしまったようなので、彼女にお願いしようかなぁー、とか。


2002年08月01日(木)
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