オリから出た日々

2005年09月30日(金) 今日はバタバタ

ストライキ明けの現場はアリババの襲来は無かったものの、仕事の段取りの悪さにあちこちの現場で突っ込みをしてこなければなりませんでした。

まあこんな感じで追い回すのはいつもの事ですけど、彼らが言い訳にならない言い訳を平気でしてくるのと、遅れた時の対策を考えないでただ言い訳をするだけなのが、いつもの事ながら話していて腹が立つのですよね。

トラブルや問題が起こるのは仕事の常、それに対してどう対応してリカバーするのがエンジニアの務めだろうと言うのですけど、言い訳にもならない言い訳を通すのがエンジニアの務めと勘違いしているのでしょうか。


今日は夕方からまたLower Damで灌漑用の水の放流が始まったのですが、流量堰へ行く通路の土嚢が他に使われて減ってしまっていましたよ。水没した通路に土嚢を積み上げて復旧したのですが、役所のエンジニアを待たせてしまって慌ててしまいましたね。

そんなこんなで何かいつもよりバタバタした1日で疲れましたよ。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…フライドチキン
小鉢物…たこ焼き、春雨サラダ
スープ…キャベツポテトウィンナースープ


フライドチキンの衣はニンニクを多く使っていて、食べ終わった後の匂いがちょっと気になります。それが気になる人やフライが好きでない人は塩焼きにしてもらっていますね。



2005年09月29日(木) ストライキ

今日はWest Bengal州全体で政党によるストライキが決行されました。
いつものストライキは朝から始まって大抵夕方には解除になるのですが、今回のストライキは今朝の6時から24時間行うようです。

昨日にその情報が入ってきて、夕方には現場に政党の宣伝車が来てストライキの決行をマイクで流していましたので、今日は朝から現場に行けずに事務所で缶詰になって仕事をしています。

私が入院していた時もストライキで迎えの車が来れなかったように、ここのストライキは道路を封鎖するので、車での移動は出来なくなります。
おかげで現場に行く事もできないので、その隙にアリババがやって来ないのを祈るだけですね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…白身魚のフライ
小鉢物…チンジャオロース、ダイコンと豚肉の煮物
スープ…味噌汁(ワカメとネギ入り)


白身魚の種類がよくわかりませんが、いつもよりほっこりしていて美味しかったですね。最近、夕食時に出る味噌汁の具がワカメとネギに偏っていますよ。たまたまでしょうが、ちょっと気配りが欲しいですね。



2005年09月28日(水) プラグ(閉塞)コンクリートの配管

現在、Upper Damの仮排水路の閉塞工事を行っていますが、9月の上旬にゲートを閉めてから、まず仮プラグコンクリートを打設が終わって、今は本プラグの配管作業などを行っています。




トンネルの中はコンクリート打設用の足場や冷却用や注入用のパイプの配管をしているので、狭くなって歩く時に頭上を注意しないといけませんね。

このトンネルはダムの最下部を上下流に突き抜けているので、ダムに水が貯まった時に水が漏れないようにするために、この閉塞工事は重要です。
このトンネルの真上にダムが約70mの高さで作られています。




正面が仮プラグの壁で、ゲートを閉める前はこのコンクリートが無くて上流からの川の水が流れていました。今はこの仮プラグの向こうは水がひたひたに貯まっていて、ドレーンバルブを開けると水がどっと流れてきます。




これが上流のゲートを閉塞する前に仮排水路の出口から水が流れている様子です。これは大雨の日に撮ったので、いつもはこの半分以下の流量です。

プラグコンクリートを打設すると、このトンネルが50m以上全部コンクリートで塞がれます。その大きな容量のコンクリートが出す硬化熱は膨大なので、配管されているクーリングパイプに冷たい水を流して冷却をします。

数ヶ月クーリングを行いコンクリートが冷却すると収縮して縮むので、既設のトンネルコンクリートと後から打設したプラグコンクリートの間に隙間(ジョイント)が出来ます。
そこで予め設置してある注入用の配管(供給管&排出管)を通して注入孔よりジョイントへセメントミルクを注入して、ジョイントを塞いでダムの漏水を防ぐようにします。

このセメントミルクの注入が私の専門分野の仕事ですが、今回はこのパイプの配管作業までを確認チェックをしています。
コンクリートを打設してしまうと手直しが不可能なので、後から問題が出ないように慎重に確認をしています。

慣れない仕事で緊張しますが、他人任せにするより自分の目と手で確認できるのがいいですね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…サバ塩焼き
小鉢物…トマトソーススパ、肉じゃが
スープ…玉子スープ


サバの塩焼きとトマトソースのスパゲティの組み合わせはちょっと首をかしげましたが、トマトソースの味はまあまあいけましたよ。ただ麺の茹で具合はもう少しシコシコ感がある方がいいですね。



2005年09月27日(火) やっと削孔開始

UpperDamのSpillway(洪水吐)部のグラウトの削孔が始まりました。

本来なら8月中に終わっているのがトラブルがあって今月に延び、今月も中旬から段取りに入っていても、あれがないこれがないのいつものパターンでずるずると延びて、やっと今日最初の孔の削孔が始まりました。




コンクリート工事と平行作業なので、写真のように足場や型枠がゴチャゴチャある場所にボーリングマシンを乗せて昨日から削孔出来るようになっていたのですが、肝心の削孔に使う水の準備が間に合いませんでした。
直前に右の45tダンプ改造の水タンク車に水を貰って水槽や小さな池に水を貯めてから、バタバタしながらの削孔開始でしたよ。

いやー、ソバ屋の出前以下の言い訳を言う会社を相手にしての仕事の段取りは疲れました。
毎日のようにあれはまだかこれはまだかの繰り返しですからね。
まだ明日からもそれを繰り返して何とか仕事を進めていくのでしょうが。

まあでも今日は削孔開始という事でささやかにお祝いをしましょう。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…かた焼きそば
小鉢物…魚の南蛮漬け、タコときゅうりの酢の物
スープ…味噌汁(ワカメとネギ入り)

かた焼きそばは一週間ほど前に出たメニューですが、その前も同じようなペースで出ていたので、作りやすいメニューなのでしょうか。
そうめんなども良く出ますし、ちょっとメニューの偏りがあるようですね。
 



2005年09月26日(月) Parrot(オウム)

現場事務所でMeetingを終えて車に乗ろうとしたら、ドライバーが「Parrot、Parrot」と前方を指差して言いますが、その単語を知らなかった私は「What?」と首をかしげましたね。
何だろうと見にいくと、鳥かごに入った2羽のオウムでした。

このオウムは喋るのかい?って聞くと、まだ子供だから喋らないという話でした。私がオウムの口真似をして「日本語ならOhayou、英語ならGood morning」って言うと、そうだそうだと笑ってうなずいていましたね。

もっと見たかったのですが、病み上がりでまたオウムから何かを貰ったら迷惑をかけてしまうので、写真も我慢してすぐに戻りましたよ。


今日はUpper Damの現場で会った役所のエンジニアに「久しぶりだね、どうしていたのだい」ってニコニコしながら挨拶されました。
仕事のメインがLower Damに移ってしまい、しばらくそのエンジニアに会っていなかったのですが、久しぶりに会ってニコニコと挨拶されるとこちらも嬉しくなりましたね。
またこちらでお世話になるので(トンネルの閉塞工事など)よろしくと、がっちり握手をして挨拶を返しましたよ。役所も色んな人がいますね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…ビーフステーキ
小鉢物…冷奴、マカロニサラダ
スープ…玉子スープ


ステーキのお肉は焼き方もあったのでしょうが、ちょっとパサついたお肉で残念でしたね。最近は日曜日にステーキがよく出るようですが、日曜日は現場で働かない事が多いので、どうもカロリーオーバーになりそうです。



2005年09月25日(日) ゆっくり休みました

昨日の送別会は段取りを忘れていてバタバタしましたが、何とか無事に始まりまして、かなり遅くまで飲んでいました。

私はお酒は十分なおかずと一緒に食べるタイプですが、昨日の送別会は乾き物をあてにしていたので、ビールとウィスキーをいただいてかなり酔ってしまいましたね。

最後に夕食の残りのそうめんを食べましたが、これなどがちょっとお腹に残ったのか、部屋に戻って横になっても眠くなりません。
結局朝の4時半に始まるどこかのお寺の音楽が聞こえるようになってから眠りにつきました。なので今日起きたのはお昼前でしたよ。
まあでもゆっくり寝られたので、二日酔いなどもなくすっきりとした目覚めでしたね。

昼からはベッドのの布団やマットレスなどを外に干して、ベッドの周りの掃除などもしたので、今日は気持ちよく寝られそうです。


昨日の夕食メニュー

送別会メニューでポテトチップや豆などの乾き物に、エッグロール。
送別会後にはそうめんを食べましたが、茹でてから数時間経っていたので、かなり延びたそうめんでしたよ。



2005年09月24日(土) 送別会

今日の夜は今月一杯で日本へ帰任する人と、他の部署へ移った人の送別会があります。
先週の15日の送別会は日本人だけでしたが、今回はローカルのエンジニアも交えての送別会になります。

この現場は請け負った施工高の約85%の進捗率なので、これからは人員などを縮小して現場の完了を目指した体制になっていこうとしています。

しかし残念ながら私は今回の縮小の対象にはならず、まだ残されています。
何とか来年の初めには担当の工事を終わらせて、早く送別会の主賓となりたいものですね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…豚肉しょうが焼き
小鉢物…野菜炒め、チクワのスライス
スープ…味噌汁(ワカメとネギ入り)


豚肉しょうが焼きの肉の厚さとタレの具合のバランスがちょっと濃い目になっていました。もう少し厚い目だったらいいのですが、薄い時はタレをちょっと加減して欲しいですね。



2005年09月23日(金) メールだけが不調

一昨日の夕方からインターネットは繋がるのですがメールの送受信の調子が悪くなり、全然繋がらなくなってしまいました。
最初は自分のメールのプロバイダの問題かなと思いましたが、他の人も同じ症状だったので、たぶんメールを扱うサーバーがおかしくなったのでしょう。たしか以前にも同じような症状が起きましたしね。

昨日の夕方にメールが復活しましたが、今日の午前中もまたメールが繋がらなくなって、夕方現場から帰ってきたらまた復活していました。

今回のようにネットが大丈夫でメールだけがおかしくなると、メールのやり取りをしようとするとネット経由のHotmailを使わないといけないのですが、どうも送受信が重くて手間が掛かるのが困りますね。

まあでもネットが使えるだけマシなトラブルですね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…和風ハンバーグ
小鉢物…ニンジンとピーマンの煮物、高野豆腐
スープ…ポタージュスープ


和風ハンバーグのタレは醤油をベースにしたタレですが、ちょっと味が濃い感じで、普通のポン酢をかけたほうがあっさりしています。でもせっかく作ったタレですので、濃いタレをつける量を加減しながらいただいています。



2005年09月22日(木) 懸案の解決

仕事をしていれば懸案事項が次から次に湧いてくるものですが、私が入院していた時に発生した懸案事項がやっと今日解決してホッとしました。

その場ですぐに説明できればここまでもつれなかったのでしょうが、対応が遅れると話が余計な部分まで突っ込まれて時間が掛かってしまいました。

今日はコンサルから大丈夫ですというお墨付きのレターを持って役所のエンジニアに説明にしに行ったのですが、今回の問題とは違う内容まで突っ込まれたりして苦労しましたけど、何とか了解を取り付けて前に進む事ができるようになりました。

そういう説明とかなら少々苦労しようとも話がついたりした後の達成感があるのですが、仕事を一緒にしている者同士の感情的な諍いの対応は話を聞くだけで本当に疲れますね。
諍いの当事者同士の話を聞いていると、お互い協力をするという気持ちで、ちょっとした部分を譲ればどうって事がないのになぁと感じますけどね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…白身魚のから揚げ(チリソース)
小鉢物…キャベツとつみれのスライス、春雨サラダ
スープ…玉子スープ


魚のから揚げに付いていたチリソースは最初は甘くてすぐに辛くなるタイ風のソースのようでした。今回は調理指導はタイ風が多いですよ。
つみれはいつもおでんのように煮ていたのですが、今回は初めて茹でたのをスライスしたパターンで出てきました。目先が変わっていいですね。



2005年09月21日(水) 7匹目

6匹目のカメレオンがまだいるうちに、7匹目がやってきました。




同じ場所に2匹でいるとストレスがかかるのか、先にいた6匹目のカメレオンの色が黄色の模様以外は緑から黒になってしまいました。
黒い方があまり威嚇しないのに比べて新しく来た緑の方はすぐに威嚇をするタイプですが、黒い方が体がちょっと大きいせいか緑の方が咬まれたりしていじめられているようです。




そんな状況で置いておくのはかわいそうなので、所長と一緒にカメレオンの木に放しました。(1匹は所長が連れてきたので)
カメラを忘れて取りに戻っている間に、緑の方は葉っぱに紛れて見えなくなってしまったので、黒い方だけ撮りました。

前に放したカメレオンもどこかにいるのでしょうね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…鶏の水炊き
小鉢物…かき揚げ、太巻き寿司


土曜に頼んでいた鍋が停電などの理由で火曜に延びましたが、鶏のダシを使った鍋は待った甲斐があって美味しかったですね。
ただ鍋が出来るまでに出されたかき揚げと太巻き寿司を食べてしまい、鍋も最後のうどんまで食べたらちょっと食べ過ぎてしまいましたよ。



2005年09月20日(火) 入院始末記Ⅵ

前回は5日(月)の夜まで書いていました。


裏の寺(?)から音楽が昨晩の夜中2時まで流れ、また朝の4時半から再開したので眠りが浅く、7時過ぎの看護婦の巡回で目を覚ます。気分がどうかと看護婦に聞かれたので、裏の音楽がうるさくてよく眠れなかったと言うと看護婦は笑って流す。
眠れなかったけど体温は36度の前半まで下がっていて気分は良い。

6日(火)の朝食はおにぎり2個、だし巻き玉子、バナナ、梨。
薬は錠剤2錠、咳止めシロップ。

9時過ぎにドクターの回診。熱の下がり具合を確認後、とうとう退院許可が出る。ただ退院後も2~3日は安静にして無理をしないように言われる。
キャンプに電話をし、明日退院手続きをしに昼頃迎えに来ると決まる。明日は退院なので今日は差し入れを持ってくるというのを断る。

昼食は朝食と同じく、おにぎり2個、だし巻き玉子、バナナ、梨。
薬は錠剤1錠。差し入れで残った食べ物を減らすように考えるが、おにぎり以外はほとんどお菓子。

午後には退院決定を日本にも連絡。

夕食は、バタートースト魚肉ソーセージサンド、お菓子、バナナ、リンゴ。
果物は他に種類は無いのかと言うと、最初の頃に出ていたリンゴが復活。
どうにも気が利かないというか、食べられたら何でもいいというのか…。
ワンパターンのバタートーストも自分で差し入れのソーセージを挟んでサンドイッチにする。薬は錠剤2錠と咳止めシロップ。

裏の音楽は夜9時過ぎに終わってホッとする。同じメロディを何時間も聞かされたので、鳴り終わっても頭の中でリフレインしている。

夜は体温が36~37度。体は楽にはなっているが、まだ起き上がる元気までは出ないので、本を読んだり寝たりを繰り返す。1時頃、電気を消して就寝。

7日(水)の朝食は前日の夕飯と同じメニューでバタートースト魚肉ソーセージサンド、お菓子、バナナ、リンゴ。
薬は錠剤2錠のみ。やっと咳止めシロップがなくなる。

9時過ぎドクターの回診。退院後の薬の処方や注意事項を確認してから、今日で退院なのでお礼を言う。

お昼になっても迎えが来ないので、どうしたのかなと思い始める。キャンプへ戻ってご飯を食べようと思い、昼食は断ってお菓子を食べる。

2時過ぎに電話が入り、町へ来る途中でストライキがあって道路封鎖となり、裏道に回っているから遅れるとの話で、今日はヤバイなと思う。夕方、裏道も封鎖されていて今日は来られないと連絡が入る。何で退院の日にストライキなんかやるのかとがっくりする。

夕食はまたバタートースト魚肉ソーセージサンド、お菓子、バナナ、梨。
お菓子はカロリーメイトのチョコレート味。薬は錠剤1錠。

昨日より元気になっているので、ベッドで上半身を起こして本を読む。テレビの映画は「バイオハザード」がやっていたので、1時までそれを見終わってから就寝。

8日(木)の朝食はバタートースト、お菓子、バナナ、梨。
お菓子はパックの羊羹。

昼前に迎えがやってきて退院手続き。退院後の薬も買ってきてから退院。
キャンプに戻ってみんなにご迷惑をおかけしましたと挨拶して、入院生活は完了。

8日分の入院費用は全て含めて、約4万円。1日平均5千円の費用はこちらでは結構な値段になります。もう入院生活を経験したくはないですね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…タイ風チャーハン
小鉢物…プレーン玉子焼き、チキンそぼろピリ辛煮
スープ…アサリトマトスープ


今日もタイ風の料理が出ました。目先は変わっていいのですが、味付けがもう一つ好みに合わないのが残念でしたね。スープはトムヤムクンみたいでしたが、海老が入っていないので完全なトムヤムクンではなかったですね。



2005年09月19日(月) 6匹目

今日もまた現場から6匹目のカメレオンがやってきました。




今回のカメレオンは黄色の色が混ざっているタイプですね。前のカメレオンはちょっと暗い場所へ置くと黒い模様が浮き出ていましたが、このカメレオンはあまり体色の変化はしないようです。

前のカメレオンはすぐシャーと口を開けて威嚇していましたが、これは近づいてもあまり威嚇をしない大人しいカメレオンです。
もうキャンプの男の子には見せましたし、早い目にカメレオンの木へ放してやりましょう。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…サバの照り焼き風
小鉢物…イカとサトイモの煮物、チクワの磯辺揚げ
スープ…味噌汁(お麩とネギ入り)


サバはいつもとちょっと工夫をして、素焼きをしてからフライパンで照り焼き風に仕上げていました。塩焼きや味噌煮以外のレパートリーが増えていいですね。



2005年09月18日(日) 入院始末記Ⅴ

前回は4日(日)の夜まで書いていました。


37度台の前半辺りまで下がった熱が、4日の夜中に38.8度までぶり返し悪寒に震えるが、次第にまた熱が下がってきてホッとする。7時過ぎには看護婦の検温して薬を持ってきたが、その頃にはまた37度台の前半まで戻る。

8時過ぎに朝食。昨日の残りのおにぎりとだし巻き玉子、バナナと梨。薬は3錠と咳止めシロップ。咳はきつくないのに咳止めシロップがまだ出る。

9時にドクターの回診。昨夜38.8度の熱が出て今はまた下がったという話をするとうなずいて、このまま熱が下がっていれば退院してもいいとの話。
多少の不安はあるが、退院の話が出てきて嬉しくなる。

ドクターの話を携帯で課長に連絡。課長は熱の状況などを聞いてもう少し入院していた方がいいのではないかという事と、カルカッタなどで流行しているデング熱などではないかをドクターに確認した方がいいとアドバイス。
溜まっている仕事とそういう心配とに挟まれてちょっと悩む。

昼食はチャオメン、バタートースト、トマトスープ、バナナ、梨。チャオメンは前回のように麺だけでなく野菜なども入っている物と頼む。
ボーイが持ってきたチャオメンを見てがっくり。野菜はピーマンらしき物のスライスが入っているだけ。
トマトスープは見て唖然。残っていたクノールのスープの粉を使って厨房で作ったらしいが、出来上がりは小皿にトマトペーストみたいな物がちんまり。自分で厨房に立ち、残っていた粉とペーストを混ぜてスープを作る。
薬は錠剤1錠。

午後から元請の社員の奥さんが2人、子供を連れてお見舞いに来てくれる。日本茶の差し入れや、寝てばかりで体が凝ったという事で蒸しタオルなどで肩を温めてくれたりして大変助かる。

夕方にドクターの回診。デング熱などの心配はないかを尋ねるが大丈夫だとの話。では何が原因でどういう病名なのかは説明はなし。どうも雰囲気からするとインフルエンザの一種ではないかと思える。

夕食は差し入れのおにぎりと梅干、バナナと梨。他にフルーツのレパートリーは無いかと聞くとリンゴというので諦める。
おにぎりは数が多いので次の日の昼食までいけると思い、冷蔵庫のフリーザーに入れておくように頼む。薬は錠剤2錠、咳止めシロップ。

夜は昨日と同じように本を読んだり寝たりして過ごす。夜になってから病室の裏手から音楽がガンガン鳴り出す。トイレの横の裏口から見ると、裏手はすぐに塀になって、その向こうに祠らしき物があり、そこから宗教音楽を流している様子。その音楽が2年前に旅行で行ったインドの最南端のコモリン岬のお寺から流れていた音楽と一緒なのに気付く。

音楽がうるさくて1時過ぎまで本を読んで過ごすが、諦めて電気を消して横になっても寝られず、夜中の2時まで流れているのを確認後眠りにつく。
しかし暗いうちからまた音楽が流れ出して目が覚め、時間を確認すると4時半だったのにはさすがに腹が立つ。朝の4時半に音楽を鳴らすのはコモリン岬のお寺と一緒。どこか離れた場所でやってくれと思うが、夜の音楽とはちょっと違い、あまり響かないタイプだったので、いつのまにかまた寝る。


長くなったので続きはまた後日。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…タイ風カレー
小皿物…ソーセージ、キュウリ、ネギ、ニンニク、生姜、唐辛子の薬味
スープ…キャベツスープ


日本人の調理指導が来て、ちょっと変わったタイ風カレーでした。ココナツミルクらしき物が効いて辛さの中に甘さが感じられるのが、ちょっと好みではなかったです。まあでも同じパターンを繰り返すよりたまには変わった物もいいですね。



2005年09月17日(土) Viswakarma Puja

今日はViswakarma Pujaで現場は休みでゆっくりできました。




このプジャは物を造る神様を祭るので、このように機械や車などもデコレーションされてきれいになります。現場で仕事をしているサブコン各社も祭壇を設けて僧侶を読んでお祈りをしています。




お祭りにはスイートが出て、このようなパックに入った物を配ってくれます。
左の小袋は小さな豆とか入ったカレー味のベビースターラーメンのような物で、右の甘いスイートと交互に食べて口の中を中和できるようになっていますが、私にとっては甘さの方が勝っていますよ。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…かた焼きそば
小鉢物…つみれ、ポテトサラダ
スープ…味噌汁(アサリとネギ入り)


かた焼きそばは揚げた麺に中華餡をかけて作りますが、それが好きでない人は自分でその麺を使ってソース焼きそばを作っていました。ただ揚げたらそれなりの大きさの麺も、炒めると小さくなって出来上がったソース焼きそばは小皿にちょんぼり乗っていただけでしたね。



2005年09月16日(金) 入院始末記Ⅳ

前回は3日(土)の夜まで書いていましたね。


朝の体温は37度前半。体が楽になってきているのが感じられて嬉しい。
7時過ぎ、注射2本。1本は点滴針経由で痛みと痺れが続く。

8時頃朝食。バタートーストとフルーツだけ頼んで、昨日のお粥の残りを食べようとしてタッパーを出してもらうが、なぜか全て空っぽ。ハジ君に聞くと、昨日の夕食で残した分はもういらないと思って捨てたとの事で、はっきり言わなかったのを後悔。
なので朝食はバタートーストと差し入れのお菓子で済ます。フルーツはバナナと小さな梨みたいな果物。リンゴや梨は日本のサイズの半分以下。
薬は3錠と咳止めシロップ。

9時頃、ドクターの回診。昨日のレントゲンや超音波の検査結果を持ってきていて、お腹に小さな石が見えるが問題ないと説明するが、熱の原因などの説明はなし。体温が下がって楽になっていると話すと、今日から注射を止めて飲み薬だけにして様子を見ようとなる。
回診後、看護婦が点滴を外す。開放感と回復している実感で嬉しくなる。

枕元の携帯を日本へ向けて試してみるが、まだプロテクトが掛かっている。ハジ君に公衆電話ブースの場所を聞くと、病院のゲートを出た所にあるというので行ってみる。電話をしてみるが、呼び出し音すら鳴らず全く繋がらない。3回線あるので、受付の人が違うラインで試してくれるが、どのラインでもダメでがっくりして病室へ戻る。

久しぶりに外を歩いて疲れたのでまたベッドに横になり休むが、2時間ほど寝てから11時過ぎくらいにまた電話ブースへ挑戦に行く。今度は呼び出し音が鳴るが、相手が出なくて諦める。次に実家へ電話すると繋がり、父親が出たので入院の状況を説明。
さすがに驚かれ、その後の様子をまた電話するように言われる。

部屋に戻ると、入院後初めてMotion(大)を催してきてトイレに入る。木金土と3日も出ていなかったが、量は少なくて柔らかかったがやっと出てくれてホッとする。

トイレから出るとハジ君から昼食のメニューを聞かれたので、フライドライス(焼き飯)を頼むと、チキンカレーも付けるというのでお願いする。
12時過ぎ、フライドライス、チキンカレー、バタートースト、バナナ、梨が用意されるが、フライドライスは焼き飯で考えていたイメージと違い、サフランライスのように薄い黄色の色が付いた所に小さい香辛料の粒が見えるだけの炒めた様子の見えない物。
これでは単なるチキンカレーのご飯ではないかと思って首を傾げながら食べ始める。

チキンカレーは小さな小鉢にチキンの脚が2個入ったカレーで、食べてみるととても塩辛くて驚く。いつもカレーは辛いのに塩辛いのは何故だろうと、昨日飲んだチキンスープもとても塩辛かったのを思い出し、自分の舌がおかしくなっているのかと疑う。
差し入れのタッパーに梅干だけが残っていたので、それを食べてみて、自分の舌がおかしくないのを確かめてから、またカレーを食べ始めるがやはりとても塩辛い上にご飯と一緒に食べるととんでもなく不味いと感じる。
スープもダメ、チャオメンもダメ、カレーもダメで、頼む物がないとがっくりする。薬は2錠。

午後に所長が差し入れを持ってお見舞いに来てくれる。差し入れのお菓子に所長の秘蔵のキャンデーがあって感謝する。
所長を見送ってからまた電話ブースに行って日本へ電話をする。多少雑音混じりながら無事に連絡がついて嬉しくなる。

病室へ戻ると、またMotionを催しトイレへ行く。前日の夕食のメニューが全くの未消化で出ているのを確認して驚く。やはり熱で胃腸はほとんど働いていない様子。顔の腫れはかなり引いて、額の腫れや耳のギョウザはほぼ解消。目の周りがまだ残っている。

夕方には体温が一時的に36度台になって更に体が楽になる。差し入れの小説を読む元気が出る。小説を読み始めると、ハジ君がテレビをつけてインドの番組を見る。多チャンネルのケーブルTVだが、さすがにNHKは入らず。

夕食は差し入れのおにぎりとダシ巻き玉子、フルーツはリンゴと梨。おにぎりと玉子は半分だけ食べて残りは明日の朝食用にする。もちろんハジ君には残したおにぎりを捨てないようにしっかり伝える。
薬は3錠と咳止めシロップ。

本を読んで目が疲れたらしばらく目をつぶって休みを繰り返し、12時過ぎに電気を消して寝る。寝るまでの体温は37度台の前半。

夜中に寒気がして目が覚め、熱を測ると38.8度。今までの熱は40度近くても悪寒を伴わなかったのと違い、悪寒を激しく感じる。回っていた天井扇を止めたり、クーラーの温度調整を下げたりして休む。


長くなったので続きはまた後日。


昨日の歓送迎会特別メニュー

エビフライ、カキフライ、刺身(マグロ、タコ、サバ)、豚肉酢豚風、たこ焼き、冷し中華、枝豆、握り鮨(マグロ、タコ、サバ)、かっぱ巻き、ポテトチップ、抹茶ムース


退院してから初めてビールを1本以上飲みました。蕁麻疹が残っていたのであまり飲まないように気を付けていたのですが、せっかくの歓送迎会なのでいただきました。今日も蕁麻疹は引いているので助かっています。



2005年09月15日(木) プジャの使い

今日は歓送迎会で時間がないので、入院始末記はまた後日にします。


今週の土曜日はViswakarma Pujaというお祭りがあります。このお祭りはEngineerの事を祭るらしくて、例えば機械や自動車などを飾り立てたりしますが、建築や土木なども含まれるらしくて、私たち建設技術者のお祭りとも言えますね。
ちょうど土曜日がお祭りなので、現場は土日が休みになります。




プジャの前祝いなのかはわかりませんが、キャンプの入り口にゾウがやってきましたので、車から降りて10Rsを渡して写真を撮りました。




すると手前のゾウ使いのオヤジが、ゾウに指示をして口を開けてくれるサービスをしてくれましたね。ただもっと金をくれという素振りをするので、サンキューと言ってさっさと現場へ向かいましたよ。


今朝はこの辺りで放し飼いになっているウサギが3m近いヘビに頭から丸呑みにされていたそうです。大きなウサギを呑み込みかけて動けなくなったヘビは叩き殺されて、ウサギが引っ張り出されましたが、もう窒息死していたそうです。
いやウサギは普通の大きさでしたから、それを丸呑みにしようとしたヘビはすごい太さになるのでしょうね。

ゾウもヘビもプジャの使いだったのでしょうか。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…コロッケ
小鉢物…野菜炒め、鶏肉とキュウリの和え物
スープ…味噌汁(アサリとネギ入り)


コロッケは揚げたてでホコホコして美味しかったですが、ジャガイモのつぶしが足りない部分があって、ちょっと普通のコロッケと違った歯応えにもなっていましたね。



2005年09月14日(水) 入院始末記Ⅲ

前回は2日(金)の夜まで書いていましたね。


朝方4時頃トイレに行こうとした時に、付き添いのハジ君から朝の検尿を言われ、ちょっと早いかと思いながらも採取。初期と中間の2本を取るが、どちらも小さな薬瓶(注射液の入っていた瓶とドリンク剤の小型っぽい瓶)で採るのに少し苦労。
尿の色は特に変ではないが、頻度は少ない。熱が高い割には喉が渇かないのであまり水分を取らないからか。Motion(大)の気配は未だなし。左目の腫れが少しマシになり、目が2mm位は開くようになるが耳はまだギョウザ。

6時くらいに看護婦から注射を2本と朝食用の飲み薬3錠。体温は38.8度。
熱や蕁麻疹以外の風邪の症状の咳や鼻水や頭痛はひどくはないのが助かる。

8時過ぎに朝食。バタートースト6枚と差し入れのお菓子とフルーツは前日と同じリンゴ。こちらの食パンは10cm四方の小さなパンを1cmも無い薄さでスライスしてあるので、6枚食べても日本の食パン6枚切り1枚ちょっと分の量。
外はさっくり中はふんわりの美味しいトーストを食べたいと思いながら、バリバリパサパサの板みたいなトーストを食べる。バターも明らかに普通より塩辛い。

9時過ぎにドクターの回診。今日はレントゲンや超音波の検査をすると言われる。熱で何故超音波なのだろうと不思議に思うが、入院して初めての検査に期待する。
回診後、看護婦が注射を1本打ってから点滴を外す。注射はまた点滴針からなので腕が痺れて痛みが続くが、点滴を外されたので気分的に楽になる。

10時過ぎに車椅子に乗って検査室に向かう。ここの車椅子も前の病院と同じくクッションが無く板で出来ているので、乗り心地は良くないが歩くより楽。廊下ですれ違う人のほとんどが顔をジロジロ見ていく。見られるのはいつもの事ながら、やはり顔の腫れがすごいのもあるからだろうなと思う。

まずはレントゲン室に入る。胸部レントゲンを撮るが、付き添いのハジ君と
車椅子を押していた係の人も横で立って見ているのにちょっと気になる。
そういえば入り口のドアも普通のドアなのでX線が周りに影響しない作りに
なっているのかとも思う。

次に超音波検査室へ行ってしばらく廊下で待たされ、車椅子に座っているのもしんどくなる。やっと検査室に入りベッドに寝かされて、お腹のパジャマとシャツを捲り上げて待つ。クーラーが効き過ぎて寒い。
助手らしき男性が名前のスペルを聞いてきて、PCの画面に入力する。そういえばレントゲン検査でもここでもカルテらしき物が無いのに気付くが、どうなっているのか不思議に思う。

ドクターが来て検査が始まるが、いきなり冷たい潤滑ゼリーをお腹に塗られてビクッとなる。15分ほどハンディのセンサーをお腹のあちこちから当てられて検査が続く。助手と画面を見ながら何か話したりするが、こちらにには検査中も検査後も何の説明もなしで終了。

二つの検査が終了し、車椅子で病室に帰ると11時半。ハジ君が昼食は何にするかを聞いてくるので、何が出来るのかを尋ねるがはっきりしない。
結局、チャオメン(焼きビーフンみたいな麺)とトマトスープとバタートーストとフルーツ(リンゴ以外)を頼む。

昼前に看護婦が来て、注射2本をしてから点滴を再開する。昼食後の薬を2錠と赤いシロップの咳止めを置いていく。

12時半過ぎにボーイがやってきて昼食の段取り。トマトスープが無いという事で勝手にチキンスープに変わっているのと、チャオメンが麺だけ炒めたのが小皿にちょんぼり乗っているのを見てがっくりする。
村のチャオメンでも数種類の野菜や肉が入っているのに、あまりにも貧相なチャオメン。チキンスープは昨日と同じ塩辛さ。
フルーツは日本で見た事が無いフルーツ(透明の小さな粒が集まった南国系)は美味しかったが、粒が小さくて食べるのに手間がかかる。

午後に日本の自分の会社の上司から見舞いの電話が緊急連絡用の携帯に入る。クリアに聞こえる声を聞いて、携帯を渡してくれた課長が日本への連絡へ使っていいですよと言ったのを思い出す。上司からの電話が終了後、日本へかけてみるが、発信はプロテクトが掛かっていてかららず。
ちょうど課長が差し入れを持って見舞いにきてくれたので、プロテクトの話をしたら解除を依頼してくれるとの事。

夕方にドクターの回診がある。検査結果の話はなし。血圧を測るが高い目の数値が出ている模様。血圧の薬は飲んでいるのかと聞かれる。飲んでいないが、昔から高い目の数値だったと説明する。回診後、注射2本と薬。

ハジ君が夕食のメニューをどうするか聞くが、課長がお粥を持ってきてくれたので、バタートーストとフルーツだけを頼む。すると夕方ハジ君が出かけた時に買ってきたらしい、クノールの粉末のトマトスープを作ってくれるとの事。袋の裏の説明を見せて1杯分の分量を間違えないように念を押す。

夕食はお粥、梅干、だし巻き玉子、ひじき、トースト、トマトスープ、フルーツ(昼のフルーツにバナナ)。量が多いと感じたので、差し入れのお粥類は半分にして次の日の朝食用に残す。
見た目も透明なトマトスープはものすごく薄い失敗作でがっくり。ハジ君に袋の写真のスープのトマト色と作った物を比較しながらもう一度説明する。
夕食後、携帯から電話を日本に試してみるが、まだプロテクトは未解除。

夜、注射1本と咳止めシロップ。体温が入院後初めて37度台になって気分的にも楽になる。夜中は37度台から38度台で動くが、38度台でも前半なので体は楽になっているのを実感する。顔の腫れもかなり引き、左目が右目並に開くようになって、鏡を見ながらホッとする。


長くなったので続きはまた後日。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…サンマ塩焼き
小鉢物…ソーメン、焼豆腐とシイタケと昆布の煮物
スープ…玉子スープ


ご飯をよそって食べようとしたら、所長がこれの何をおかずにしてご飯を食べるのかと聞いてきましたよ。確かにご飯のあてとしてはキュウリの漬物とスープくらいしかなかったですね。



2005年09月13日(火) 休みのつけ

入院始末記Ⅲを書いていたのですが、途中でエラーで吹き飛びましたので、また後日に延期です。


先週の木曜日の午後に退院してから、先週はほとんど現場には行かなかったのですが、今週に入ってからやっと段取りの多いUpper Damへ行くようになりました。

担当している現場を見回ると、いくつか問題が見受けられます。自分が休まずに現場を見ていればいくつかは防げたかなと思うと、急なリタイヤは周りに迷惑をかけてしまうという事を改めて実感させられました。
休みのつけはゆっくりでも返していかないといけません。

やはり元気で働けるのが一番ですね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…キスフライ
小鉢物…ひき肉と茄子の煮物、キュウリとワカメの酢の物
スープ…味噌汁(ネギとアサリ入り)


キスフライは6匹ほどあって、いつもより量が多いように感じました。今日のお昼のメニューの酢豚もお肉がいつもの3倍くらいあったし、小鉢物も一つ多かったので、今週はサービス週間なのでしょうか。



2005年09月12日(月) 入院始末記Ⅱ

今回は2日に新しい病院へ移動したところからの続きです。


夕方到着して病室で寝ていると、しばらくしてドクターの回診。
悪寒やお腹の具合などを聞かれるが、熱は高いが悪寒は感じない、Motion(トイレの大)は出ないと言うと首をかしげられる。
蕁麻疹は、両耳のギョウザと額のから両目の周りが腫れて、左目がほとんど開かない状態。今回は手足やお腹に全く出なくて、耳から上の部分に集中しているのが不思議に思う。

回診後、注射を右腕1本、左腕2本、お尻に1本の計4本打たれて、すぐに点滴開始。左腕の注射のうち1本は量が多いからか点滴の針を通して打たれるが、点滴の針の周りの腕は腫れあがっているので、しばらく痛みが続く。
体温は38.8度で39度を切ったので多少体が楽になる。

2時間ほど寝てから、トイレに立つ。洗面台に鏡があって入院後初めて自分の顔を見たが、あまりの腫れ具合に驚きながらマジマジと見る。
特に左目は1mm程しか開かずにまるで殴られまくったボクサーかお岩さん。

トイレから出ると夕食をどうするかと付き添いのインド人(ハジ君)が聞いてくる。課長がキャンプからお粥をランチジャーに入れて持ってきてくれていたが、それだけだと体力が付かないかと思い、チキンスープとバタートーストとフルーツを頼む。

夕食前、看護婦が注射2本を打ち、食後の薬を置いていく。1本はまた点滴の針経由で腕が痺れるような痛みが続く。

夜の8時頃、病院のボーイがどこかから運んできた夕食メニューを厨房で段取りを始める。それを見てお粥のランチジャーを開けて夕食準備。お粥以外に梅干とひじきの煮物とワカメの味噌汁付き。
前日の朝食以来の食事なので、目の前にすると寝ている時には感じなかった空腹感を覚える。お粥を食べ始めるとチキンスープとトーストと小さいリンゴをカットした物が来る。
スープはとんでもなく塩辛い。熱で舌の感覚がおかしくなったかと思うほど塩辛いが、梅干を食べた感覚では舌の具合に熱の影響は無いと判断。
あまりに塩辛くて、はっきり言って不味かったのでスープは半分残す。 

夕食後、再び横になり休む。体温は38度台で変わらず。
11時くらいに点滴の交換。夜中にも1回交換して、一晩中点滴が続く。
ベッドと腰の相性はばっちりで、寝すぎによる全身の硬直感はあるが、腰の痛みというのはほとんど感じないが、キャンプの日本人から差し入れられた、木製でコロコロと転がしてツボを押すマッサージ器が活躍する。


長くなったので続きはまた後日。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…ビーフステーキ
小鉢物…ピーマンとニンジンとダイコンの煮物、冷奴
スープ…ポタージュスープ


日曜日に昼のメニューはカレーうどんで、夜はビーフステーキというのは以前もありました。どうも所長の意向が働いているようですね。



2005年09月11日(日) 入院始末記Ⅰ

9月1日から8日まで入院していた状況を書いてみます。


前の日辺りから咳などの症状が出ていたが8月31日の夜、発熱。

9月1日(木)朝、事務所で39.3度確認。風邪薬、解熱剤などを飲んで部屋で休むが、熱が下がらず夕方アドミの課長にジャムシェドプールの病院へ連れて行ってもらう。

当初の病院が満床で、次の病院へ行く。その頃には40度近い熱と蕁麻疹で耳がギョウザみたいに腫れあがる。50床近い大部屋の一角のベッドで入院。

ドクターの回診後にまず点滴をされながら注射を4本打たれる。3時間後くらいにまた違うドクターが来て注射を2本追加。熱は相変わらず39度以上をキープ。食事はどうするか聞かれたが全く食欲はなく断る。

一晩の間に点滴を2回交換。相変わらず39度より下がらず、体温を測るたびに注射や点滴の効果が上がらないのに不安感が広がる。
固い板に薄いスポンジを張り付けただけのようなベッドの固さが腰にダメージを蓄積していく。

2日(金)の朝方、点滴を外して注射を2本。飲み薬3錠。食後の薬かどうかわからないので、枕もとのテーブルにあった食パンを食べてから薬を飲む。

点滴が無いうちにトイレに立つ。入り口で看護婦にトイレの場所を聞いたら新館にあると言う。このでかい病室がいくつもある旧館にはトイレが無いのかと暗鬱になる。新館へ行ったら迷って病室へ戻れないだろうと判断、中庭の隅っこでオシッコ。下痢にはなれないなと食べ物を制限しようと覚悟。

ベッドへ戻って熱を測ったら、動いて熱が上がったのか39.6度。耳のギョウザは相変わらずで、額と目の周りも腫れてきたのに気付く。そのうちに点滴が復活。点滴が入る左腕も腫れあがってきている。

昨日の夜は掃除人が2回入り、朝も2回入る(箒とモップ)。掃除のたびにベッドの周りの椅子や洗面器、テーブルなどを乱暴に引きずって移動するので頭の芯に響く。チャイ屋がベッドの枕元のパイプをガンガン叩いて寝ているのを起こされた時はさすがに腹が立った。(しかし首を振るのが精一杯)

点滴で寝返りが不自由なのとベッドの固さで腰が痛くて堪らなくなる。足や腰の位置を微妙にずらしてダメージを分散するが、次第にその動かすペースが早くなる。他のベッドのインド人は固いベッドで平気な様子なのが不思議。このままでは腰がもう半日ももたないと恐れを感じる。

昼食も食欲が無いので断るが、枕もとのテーブルにカップに入ったヨーグルトらしき物が置かれる。トイレが近くにないのを思い出し、これを食べるのは危険と判断。水だけ飲む。午後の体温は39.1度。

昨日の入院時は次の日にいい病室が空くからそこに移動するという話であったが、昼過ぎに注射を1本打たれた時にも病室の移動の話は無し。腰のダメージに気を取られていたが、左目の周りの腫れ具合がひどくなって目が開けづらいのにもやっと気付く。でもほとんど目をつぶって寝ているので問題はああまり感じられず。

午後に課長がやってきて、最初に満床で断られた病院の特別室が空いたからそこに移動するとの話。この病院の退院手続きに入る。30分ほどで書類手続きは終わったようだが、最後に医者の問診があるからと待たされる。
30分ほど待たされたが結局医者は来ないで看護婦だけが来て点滴を外していき、また車椅子に乗せられて車まで移動。後部座席に横になったが、そのクッションの良さにため息が出るくらい腰が楽になる。

夕方4時頃に次の病院へ到着。車から降りてすぐ目の前が3部屋並んである特別個室。表の廊下に面してソファセットが置かれ、部屋へ入ると20畳くらいの部屋に、手前にソファセット、奥にベッド1台とテレビ、左手に冷蔵庫と電子レンジ、電気ヒーターにトースターが置かれた厨房と、トイレと洗面台がついたシャワールームがありました。

部屋に着いてすぐにベッドへ倒れこむようにして横になりましたが、ベッドのクッションの固さはとても腰にとって楽であり、特別個室とかよりもこのベッドの良さに泣いて感謝したい気分でしたね。


長くなったので、この続きはまた後日に。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…トンカツ
小鉢物…たこ焼き、春雨サラダ
スープ…味噌汁(豆腐とワカメ入り)


トンカツが出ると、ご飯にカツとカレーを乗せてカツカレーにするのが好きな人が多いですね。私もカツカレーは好きですが、どうしてもボリュームがありすぎると思うので遠慮してしまいますね。



2005年09月10日(土) 大怪獣ガッパ

入院中に大量に体へ入れられた点滴や注射、薬の作用の反動が来たのか、昨日の夜から唇の周りが腫れはじめ、今朝はタラコ唇になってしまいました。

事務所では朝一に挨拶をした向かいの女の子がすぐわかってしまい、そのうちに横の課長にも見つかってしまいました。
その課長は唇の腫れ具合が大怪獣ガッパに似ていると言うのですが、私はそのガッパって知りませんよと言ったら、年齢が3歳くらいしか違わないのに何でだと不思議がっていましたよ。

ガッパは知らないので、自分としたらウルトラマンに出てきたダダの顔が似ているなと思いましたが、あまり嬉しくないですな。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…フライドチキン
小鉢物…肉団子、イカの煮物
スープ…玉子スープ


フライドチキンは揚げたてで美味しかったですが、後から来た人が衣を付けずに塩コショウで食べているのが更に美味しそうに見えてしまいました。
チキンといえば入院中に食べたチキンスープを思い出してしまいますが、血圧がぐぃーと上がりそうなほど塩辛かったのはなぜだったのだろう。



2005年09月09日(金) 足が萎える

今日の午前中は事務所で溜まった書類仕事をしていましたが、夕方は現場の打ち合わせに出席する前にLower Damの監査廊の現場を見回りました。

アクセストンネルから入り監査廊を登っていったのですが、さあ降りようと歩き始めると太ももの筋肉がピクピクと痙攣をしてつりそうになりました。

やはり一週間ベッドで寝たきりの状態になっていると、あっという間に筋肉が萎えてしまったのでしょうね。今しばらくは現場を歩きながらのリハビリが必要なようです。

入院中もお見舞いに来ていただいた人に色々と物をいただいたり、あれこれと気を使っていただいて恐縮でしたが、退院後もローカルのエンジニアから体力回復にいいという健康食品やビタミン補給でフルーツの缶詰を持ってきてくれたりして、嬉しい限りですね。

そういう気持ちに応えるためには出来るだけ養生して、少しずつでも元気になっていきたいですね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…白身魚のフライ
小鉢物…冷奴、オニオントマトサラダ
スープ…味噌汁(豆腐とワカメ入り)


久しぶりのまともな食事は白身魚のフライで、入院中の妙な食生活から脱しただけでも感動的な美味しさがあります。しかしソファー、シャワー、トイレ、厨房付きの特別個室に入院して、あんな(としか言いようがない)食べ物しか出てこなかったのもがっくりでしたね。



2005年09月08日(木) 入院していました

8月31日の夜から39度を越える熱が出まして、次の日の朝から解熱剤などを飲んで休んでいましたが熱が下がらず、夕方にジャムシェドプールの病院へ担ぎ込まれてそのまま入院しておりました。

やっと今日退院して戻ってきましたが、まだ本調子ではないので入院時の状況などはまた後日の日記で書きます。


更新が無いとご心配お掛けしてすいませんでした。


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