speak like a...child

 

 

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みのり伝説 - 2003年02月28日(金)

古本屋巡りに付き合った折、ふと懐かしい漫画を手に取った。
中学の後半から高校にかけて読んでいたものである。

主人公は28歳の女性で職業はフリーライター。独身。
その友人、要するに同年代の女性なわけだが、直前に控えていた
結婚を急遽取りやめ、その理由を元婚約者に向かって告げる。

「私は結婚しても仕事を続けることを許可してほしかったわけじゃない。
 仕事をしている私を好きになってほしかったんです。」

概ねこんな内容である。

つまり、だ。
あのとき僕が  しかったのもそういうことなのだ。
うまく言葉にできない自分がもどかしかった。



昔の身の上話をしているときの自分は醜いと思う。
昏く荒んだ時代の、自己顕示欲にまみれた自分を
晒すことは嫌悪感をさらに増長させることとなる。

しかし、その根本が打ち消されぬ限り、
話は尽きることはないのだろう。

キミはいつになったら僕を拒絶するだろうか。
常にそんな畏れを抱きながらも、僕は止まらない。

「ねぇ、自分ってなに?」

極めて平易で、僕を揺るがすには十分すぎる問い。
ここにいるたった2人を満足させる答えがあれば
それで救われるはずなのに、それすら見つからない。
たどりつくにはまだ遠い。


小さな宇宙の狭間でディンブラが優しく薫る。


飲んだくれています。 - 2003年02月27日(木)

というのはウソです。
実は半分本当です。

昨日はジュンの修論打ち上げで国分町の焼き鳥屋さんに行ってきました。
店に入るとカウンターで春から所属する専攻の先輩にあたる人が飲んでまして、
さすがに半年も同じ講義に出てれば、オレの顔くらい知ってるだろうなと
思ったのですが、よく考えてみると、その方とジュンは学部時代、同じ学科の
同期でした。オレより面識あるはずです。なかなか気まずかったでしょうか。

焼き鳥うまかったス。というより日本酒ばっか飲んでました。
“ぽちぽち焼き”って何だか知らないままに食ってました。食後に杏仁豆腐を頼んだら、
持ってきた店員に「コレ本当にあそこのテーブルでいいの?」みたいな顔をされました。
ヒゲオヤジが甘いもの食ってちゃいけませんかね?

次いで今日はゲンの卒論打ち上げ及び卒業決定祝い(ついに英語浮いた!)でした。
卒論発表自体は卒業が危うくなるほどの比重を占めていないものの、この数週間、
睡眠を削って取り組んできたのは知ってるし、なにより卒業に一番のネックだった
英語が2つとも(2つもかよ)浮いたことが喜ばしく、一気に肩の荷が降りただろうから
今日はお祝いだー!とか言いながらも、かっぱ亭で博多ラーメンというあまり普段と
変わり映えしないメニューでした。その後帰ってきてワインを1本空けました。

要するに飲んでるわけです。
のんびり酒が入るのは久々です。
正月以来な気もします。

ちらほらと就職も決まってきたようだし、春で仙台を離れる人もいるし、
ついに彼氏ができた人もいるし、まとめてお祝いと送別会ですかね。
ここはやっぱ赤飯でしょうか。


Good Job! - 2003年02月26日(水)

前期試験二日目終了。
受験生の皆さん、お疲れ様。
帰ってゆっくり休んでください。

そう言えば、オレのときは帰りの新幹線が途中でフロントガラスにヒビが入って、
30分だか1時間だか立ち往生してました。その間、駅で買ったキルケゴールを
読みながら「死に至る病は絶望である」と反芻してたものです。疲弊の頂点でした。

受験生の皆さんは明日からはしばらくパーッと遊ぶことをオススメします。後期の準備も
あるだろうけど、一旦は張りつめた気を抜いて、またゼロから充電し直すのが良いです。
やっぱり気を許せる友人に会うのが一番でしょうか。現役生は卒業式もあるでしょうし。
大切なひとときを楽しんでください。



どうにもこうにもメーラーの調子が悪いですよ。実はこの原稿も
メーラーの下書きを使ってこまめに保存しながら書いてるわけですが、
リターンを押すとエラーアラートが出て、強制終了されてしまいます。
書きかけの原稿やメールの返事をこれまで何度消されてしまったことか。

4,5日更新が止まったら、システムの総入れ替えを敢行しているか、
ついに彼女ができたなと思ってやってください。(ないない)



BGM : 『承』 / 木下 伸市

昨年の紅白歌合戦は全然興味がなかったが、上妻宏光が出演するとのことで、
その瞬間だけを心待ちにしていた。いざ蓋を開けてみると、上妻の独演ではなく、
同じく津軽三味線を携え、対極に位置する男がいた。彼こそが木下伸市である。

先日、フジテレビで放送された上妻のアメリカ行脚の様子を見て、
三味線が分解できることを初めて知った。恥ずかしい限りである。

一般にギターは“acoustic”であっても“electric”であっても、その“鳴り”はボディに因る。
“electric”はピックアップとアンプで鳴っていると思う人が多いがそれは間違いである。
だからこそマホガニーやメイプル、ローズウッド、アルダーなど木の材質にこだわるのだ。

ネックの“鳴り”を余すことなくボディに伝えるとき重要とされるのがネックとボディの接合である。
接合(ジョイント)の方法はセット・ネック、スルー・ネック、ボルト・オンなどが挙げられる。
それぞれに利点はあるが、基本的には接合したら滅多に外すことはない。
音の表情やサスティーンの風合いが変わってしまうからだ。

“acoustic”の楽器でも生み出した音を逃がさない工夫は為されている。
バイオリンやコントラバスなど中空の弦楽器は一般に“魂柱”が通っている。
器体の表板と裏板の間に立てる柱で、全体に音を伝達し、均一に鳴らす役割を為す。
これが抜けていると文字通りその楽器には魂がないことになる。

一方で三味線が分解できるというのは至極驚いた。以上のことからすれば、
三味線は一体“どこで”鳴っているのだろう。胴の皮だけで鳴るのだろうか。
駒が重要と聞いた気もする。継手が常に変わらぬ音色を保証するというのなら、
そこにある伝統工芸の技術は如何様なものなのだろうか。先人の業は奥が深い。


ちなみにCDを聴いて録音レベルの低さが気になった。
もともと音圧のある楽器でないだけに音量を上げて聴かなければならない。
レコード会社を見たらavexか。CCCDだもんな。エドくんに聞いてみるか。

今日はこっちの文面が長くなってしまったなぁ。(・。・;)


火曜日と火の車 - 2003年02月25日(火)

鬼門の火曜日、しかも家計が3月期に入って最初の火曜日である。
あな恐ろしやと思いつつも街へ向かうこの足をどうにかしたい。

新星堂 ROCK INNに行ったらBEATLESが流れていた。とは言え、
目の前にはRickenbackerとHofnerが並んでいるので仕方ない。
先日からアップライトを置くようになった。店員に尋ねたせいだろうか。
どうせならSWB Lite-OneじゃなくてSWB-04にしてくれ。もしくはBSX。
Gallien Kruegerが激しく誘惑する。bassman60との両天秤である。

3階で木下伸市の『承』を買う。『承』を買うと3月末のインストアライブで
サインがいただけるとのことだったが、特に整理券などの配布はないという。
確かにライブ自体は無料なのだから、ライブ後にサインをねだるファンを無碍に
断ることはしないだろう。そうと気付けば別にここで買わなくても良かったか。

一番町へ移動する。
HMVの前を通りかかるとストーンズがかかっている。先日通りがかったときは
「Let's Spend the Night Together」で、今日は「Get Off of My Cloud」だ。

昼前に「CG3が廃盤のため入荷せず」という連絡を受けたばかりのタワレコに行く。
レイアウトや品揃えから言えばHMVが好みだが、割引率はタワレコの方が良い。
ただし、8階まで行くのはちとメンドイ。
ちなみに秋田のFORUSは地下にタワレコがある。
場所は良くても店舗が狭すぎて品揃えが悪いのがネックである。

火曜日は新譜が多い。と言うのはオリコンのせいである。細かいことは忘れたが、
一週間の売り上げランキングの集計期間に合わせて正式発売を水曜としており、
慣例として前日から店頭に並ぶのだ。だからアーティストによっては水曜には
すでに完売していることもある。

3月期もやっぱり困窮している。この後はJeff Beckや山崎まさよしが控えている。
椎名林檎の新譜はまだ買っていないし、平井堅に関しては新譜が出たことすら
知らないと言ったら「アナタにしては珍しいわね。」と。林檎にはもはや1stほどの
作品は作れないと思うし、平井堅もブレイク前とその後に行ったライブ以後は
興味が薄れている。どこかでその否定的観測と既成概念を裏切ってくれることを
願うからそのうち買うわけだが、しばらくは後回しである。

あー、CDの話になるといつも似たようなことを長々と書いてしまうな。
CCCDについても語りたいことがあるのだが、それはまた今度。



BGM : 『ため息』 / 柴田 淳

昨年、学祭にも出演したシバジュンである。
若干癖のある発声とビブラートが気になるが、
曲は聴きたかったので買うことに異論はない。

そう言えば最近ため息ばかりつくねと言われて少し気にしてみる。
ため息をつくと幸せが逃げるよと茶化すのはオレの役目だったはずだ。


あいにくの冷え込みに。 - 2003年02月24日(月)

気が付いたら前期試験を明日に控え、駅は受験生でごった返していた。
高校生を見てあどけないと思ってしまうあたりで、自分に老いを感じる。
老いではない、成長なのだ、と胸を張って言えるような大学生になって欲しい。
まずは前期試験、持てる力全てを尽くしてがんばってください。
寒空の下、裸足で熱い檄を贈る応援団もがんばってください。

そう言えば二次試験の話を書こうと思っていたが、すっかり忘れていた。
また来年にでもとっておくとしよう。ただ、父兄同伴の受験生に一つ忠告がある。
親のいびきにはくれぐれも注意すべし。ただでさえ神経質になっているのに
寝不足にされたんじゃたまらない。受かってなかったら親も子も悔しいのだ。


受験に起因して、我が家は来客中である。
家を追われ玉突きになったとでも言おうか。
こんな非日常も楽しいものだ。


何かの話題から好みの女性の話になって。
今まですれ違ってきた女性は大別すると3つの傾倒に分かれる気がする。
あまり認めたくないが若干面食いだったりもする。

「気が強い子が好きでしょ。」

違う。

たまたまそのうちの一人が気が強かったというだけだ。
毎日の口喧嘩に耐えるほど図太い神経は持ち合わせていないし、
気に入らないことをさらっと水に流せるほど安易な性格でもない。
要するに気難しいのだ。


10000ヒット御礼~“シアワセ”の場所~ - 2003年02月23日(日)

お陰様で10000ヒットを迎えました。七姫さんのリンクがトドメでしたね。
サスガ10万サイト。Refererのリンクの数が尋常じゃありませんでした。
到達は来週中っていう予想もあっさり外れてしまったため、
何も用意してませんでした。仕方ないのでナレーションしてる顔でも
載せましょうか。白黒だとどこか遺影っぽい気もしますが。
ちなみに七姫さんは“ななき”さんとお読みするのが正しいようです。
僕は最初に別の読み方で覚えてしまったため、いつまでもそっちで
変換しているのですが、まあ、漢字にしちゃえば問題ない。(^m^)
倖せな痛み。』の七姫さん、ありがとう!!
先日、カラオケで『スプーンおばさん』を歌いました。
23にもなってというツッコミは間に合ってます、はい。
やっぱりルゥリィが好きでした。(ォィ)
実は幼稚園のお遊戯会か何かのイベントで歌ったため、
よく覚えているんです。最初の歌詞が切なくて印象的でした。
「綺麗だねって言われなくても 私ちっともさみしくないし
 いつも涙で生きてるほど 弱くもないし強くもないの」
どうでしょう。
幼稚園児には少し深すぎる歌詞だとは思いませんか?
彼女からそんなセリフ言われたら狼狽してしまいます。
まあ、いないからいいんですが。
問題はこの後なわけで。
「でも誰か知りませんか? 倖せと不倖せかきまぜる 夢色の小さなスプーン
 ひとしずく愛をのせて あの人にあの人にあげたいの 夢色の小さなスプーン」
途中で切ると中途半端になってしまうので1番の歌詞(※)の続きを最後まで
載せてみました。歌いながらモニターに映った歌詞にハッとしたわけです。
幸せににんべん(部首ね)がついている。“倖せ”という言葉が
ここでも使われていたのか、と。“ここでも”の意味はお分かりでしょう。
そう、七姫さんのサイトのタイトルも『倖せな痛み。』となっているのです。
ただの「幸せ」でなくして「倖せ」とする意味はどこにあるのでしょう?
国語的に言えば、「幸せ」は私たちが一般に思う幸福であり、
もう一方の「倖せ」は“思いがけず舞い降りる”幸福であるとする研究者がいます。
また、「倖せ」には人がいる、隣りに誰かがいるからこそ幸せなのだ、
幸せ」は誰もいなくてもそれだけで幸せなのだ、といった解釈もあるようです。
後者の解釈の方が何となく分かりやすいというか、温かみがありますね。
七姫さんや松本隆さんの真意がどうなのかは知りません。
先に答えを知ることより、この2つについて考えることが
自分にとっての幸福への一歩なのかとも思います。
さて、アナタは今“シアワセ”ですか?
アナタの“シアワセ”はどこにありますか?
さしあたって、隣り合う人に“綺麗だね”って言ってもらえたら、
それまで寂しくはなかったとしても、それだけでどんなに嬉しいことでしょう。
シアワセ”のきっかけは些細なこと。
いつもはこぼれ落ちる涙を受け止めてくれるスプーンに、
代わりにひとつまみの感謝と愛をのせて、あの人に届けましょうか。
※・・・NHKアニメ『スプーンおばさん』の主題歌「夢色のスプーン」の
歌詞は松本隆さんの作詞であることをここに宣言しておきます。

~謝辞~
たくさんの方の訪問とメールで大変幸せでございます。
多少返事が遅れますこと、ご容赦願います。
これからも【speak like a child】をヨロシク。



BGM : 『The Unforgettable Fire』 / U2


羊水の奥に眠る真意 - 2003年02月22日(土)

あれほど聞くのが嫌だった「アタシのこと好き?」の問いの意味を

今までずっと“Do you love me?”だと信じて疑わなかったが、

ある瞬間に於いては“How deep is your love?”なのかもしれない。

ふとそう考えてみた。


だからといって今さら何かが変わるわけでもない。

僕がどうしても伝えきれなかったものも、

キミがあれほど欲しがったものも、

それら全ては過去の、

ほころび始めた記憶の彼方へと葬られる。


僕は泳げないのだ。




BGM : “BLUES NIGHT” / ハウリン根岸 BLUES BAND

とあるBLUES BANDのライブが今日のBGMである。
定禅寺通りのライブハウスHEAVENにて今夜8時開演。
美味い酒と沁みるBLUESに酔いしれる夜。行ってきます。


サッカーがあるところなら何処へでも行きます。 - 2003年02月21日(金)

珍しくエアメールが来てた。
誰か海外旅行にでも行ってたかなと思ったが、思い当たる節はなく、
イケイケ中国娘かと思ったらポヨポヨ北米娘からだった。

「とにかく寒いです。鼻水凍ります。」

ああ、そうだろうなぁ。
なんたって-20℃だもんなぁ。

「来たばっかりですが、ハノーバーに転勤になりそうです。」

ハノーバー?
ハノーバーってどこよ?


(急いで地図を調べる。)

・・・今度はドイツかよ。


(次いでブンデスリーガを調べる。)

お、ハノーバー96があるじゃん!


・・・結論。

いいんじゃねぇ? ハノーバー。
北米よりはサッカー面白いよ。(そんだけ)





んで、まあ、オレも海外行こうと思ってたわけよ。急いでパスポートも取ったしさ。
イタリアに行ってベネツィアのカーニバル(謝肉祭)を見て、サッカーのセリエAを
2,3試合観戦してトレビアン(それはフランス語)な春休みを過ごそうと思ったわけよ。
帰国して15,16日は東京ドームでストーンズってな具合にね。

そしたら、今朝速達が来て、4月からの入学手続きに関する内容だったんだけど、

「3月14日に新しい学籍番号を管理棟にて掲示します。19日の所定の時間に
 教務課で書類提出などの手続きを行ってください。尚、19日の手続きに
 遅れますと、入学の意志無しとみなし、入学辞退として扱います。」

という状態で。
前もって郵送するには14日の学籍番号を仙台で確認しないといけないし、
その他にも留意すべき情報が突如掲示板に現れるかもしれないので、

つまり、

その、

旅行計画頓挫。(T-T)

Rolling Stonesは絶対見に行くけど、遅くとも18日には仙台に戻らないと
不都合が生じたときに怖いのでさほど長期間滞在できず。

となると、あれだ。

19だか20日に約束してたケーキ屋巡りツアーもダメってことだ。
ゴメンよー。

教務のバカヤロー。(小声で)


つーか、オレがもうちょい早く計画立てて今頃イタリアだったら
万事オッケーだったっぽいんだけどね。シクシク。(;。;)

ま、いいや、やっぱヨーロッパは夏だ!(ォィ)


そんなわけで、予定前倒しにして、ちと早めに東京入りします。
エドくんの都合もあるけれど、いつも通りなら1週間くらいかな。

遊んでくれる人募集~♪(自薦・他薦問わず)



BGM : 『WAR』 / U2


Get Your Motor Runnin'! - 2003年02月20日(木)

いつの間にかカウンターが10000ヒットに届きそうです。
いつも訪問してくださるミナサマに深く感謝申し上げます。

今年の始めくらいに試算したときは一日平均25ヒットとして、
10000ヒットに達するのは5月初旬を予想していたのですが、
最近発足した“Aurum Forum”の活動や、他のEnpitu執筆者さんが
文中リンクで紹介してくださるおかげで、このところ驚異的な伸びを
見せています。おそらく来週中には10000ヒットに到達するでしょう。
毎日更新すれば、の話ですが。

毎日書くというのは結構根気のいる作業だと思います。
単に僕は学校も始まらず暇を持て余しているだけですが、
社会人など普段自分のフィールドで活躍されている方が
毎日決まった時間だけパソコンに向かう、もしくは日中、
メモ程度に題材を書き残し、手の空いた時間に組み上げて
推敲するというのは大変な時間を要するものだと思います。
僕がMyEnpituに見る人々はそれを「慣れ」と遜るのでしょうか。
あまり社会に貢献していない身としては頭が下がるばかりです。

4月からの生活が想像もつかないので、変わらぬペースのまま
更新できるかは確約できませんが、やる気とぼやきの続く限り、
子供じみた戯れ言を綴り続けたいと思います。



さてさて、10000ヒットを迎えたら何をしたらいいんでしょうか?

え? 誰ですか? 今ラジオって言ったのは。

ラジオはね、下手なMC程度でいいんですよ。あくまでちょい役ね。
つーか、ラジオと言えば、あれです。我らがぼんちゃんですって。

“Aurum Forum”発足の旗手として議案をまとめ、始動まで導いてくれた
ブラックですが、しばらくお休みするとのことです。
さあこれから、っていうときに彼がいなくなるのは非常に残念なのですが、
23の男が抱える、こんにゃく以上に重要なことはそう少なくない気がします。

“bon to be wild”の題号の通り、ワイルドになって帰ってくる日を楽しみにしています。
いってらっしゃい。



BGM : 『Wheels of Fire』 / Cream

タイトルの割にBGMはSteppenwolfじゃないのです。ゴメンね。


i Can't Take My Eyes Off of U - 2003年02月19日(水)

説明会は思ったより私服の割合が多くて驚いた。
まだ本腰が入ってないのか意識が低いのかは定かではないが、
明らかにスーツが似合わない輩が群を成していて滑稽だった。
立場が変われば自分も同じことなのだろう。

普段の説明会に比べてプレゼンターが若干強気で敷居の高さを匂わせた。
「無能な人は要りません。有能な人はいくらでも集まりますから。」みたいな。
日本に於いて唯一無二の企業なので魅力がありすぎるのも困った話だ。
どうやら技術系は修士以上に博士修了者を重宝しているらしく、理系のくせに
工学系技術を有さない自分としては事務系に納まるのが手っ取り早いようだ。
そうは言ってもまだ来年の話なわけだが。話を聞くのは純粋に面白い。

終わった足で文系書籍に行ったら6時で閉まっていて、仕方なく食堂へ行った。
進行方向に綺麗な女性が立っていて、こちらを見つめている。明らかにオレを
見ているが、目を合わせるわけにもいかず、微妙に目線を逸らして歩を進める。
すれ違いざまに隣にいるもう一人の女性との会話が聞こえる。

「・・・君が来たかと思ったのに。」
「え~、全然違う人じゃん。」

どうやら人違いらしい。いつになく刺激的な瞳に一瞬心を奪われそうになった。

しかし、文食にはオレに似た人が生息するのだろうか。
また来てみよう。

人違いでもいいから次回は声をかけてくれたし。



BGM : 「How Deep Is Your Love」 / Monday満ちる

何度も聴いているうちに誰かの曲に重なると思ったら、
平井堅の「The Flower Is You」だった。不思議だ。


街へ行く。CDを買う。 - 2003年02月18日(火)

昼過ぎにようやく活動する気になり、街へ行ってみた。
金もないくせにHMVをのぞいたら欲しいCDがたまってることに気付いた。
せめて来週まで我慢しようと言い聞かせて足早に立ち去る。

が、

フラフラと中古CD屋に立ち入ってしまう。
廃盤で手に入らなかったCG3のアルバムを探したかったのだ。

結局CG3は1枚もなかった。中古のわりにJAZZがそれほど安くない。店頭にある
U2が目を引いた。『焔』と『WAR』が各1000円。少年の強い眼差しが誘惑している。
Zeppelinの『Ⅱ』もある。唸りをあげる「Heartbreaker」が頭の奥から聴こえてくる。

実は中古でCDを買うことは滅多になく、必要に迫られたときのみである。例えば
Rolling Stonesの『Flash Point』や『Still Life』、『Sucking in the 70's』なんかは
とっくに廃盤だったから、中学時代、秋田、仙台、東京の中古屋を渡り歩いて手に入れた。
『Love You Live』はとうとう見つからなくて途方に暮れていたが、98年の来日公演に
合わせて復刻の運びとなり、かなり助かった。その間、『Star Box』や『Out of Tears』、
『Their Satanic Majesties Request』などプレミアのせいで2万から3万の値がつく
変形・特殊ジャケのCDやLP、EPも見てきた。マニアやコレクターは恐ろしいと思った。

そういった廃盤や入手困難な初回盤にこだわるといった事情が
なければ中古では買わないのである。正規の店で買わないと
アーティストの収益にならないこと、特定の店のポイントカードに
こだわってしまうこと、その他いろんな理由が考えられるが、
一番の理由は根が潔癖性だからかもしれない。シワが寄ったり
折り曲げられたりしたブックレットや指紋で汚れたCDが嫌いだからだ。

そういった棄却要素が現在の欲求不満と慢性的金欠症に優しい値段設定に
負けてしまった。と言うより、見るからにそのU2の2枚は綺麗だったのである。
前の持ち主はさぞかし丁重に扱ったのだろうな、常日頃から地球を愛し、
恒久平和を願って歌い続けるボノに負けないくらいの愛を注いだのだろうなと
思えるほどの状態の良さであった。激しくご満悦である。

楽器を見たかったのでYAMAHAに行く。ところが本日定休日。ショボーン。
仕方ないので向かいのBIG BOSSをのぞいてみる。
誰かがジミヘンを弾いている。と思ったら店員かよ。
先日取り逃したbassman60はここではいくらなのだろうかと思ったが、
メンドイので聞くのをやめた。別の型のchampionが置いてあった。

カンピオーネに寄った。以前買ったベガルタのマフラーはシュンにあげてしまったし、
NEW FRIENDでは売り切れだったので、ここでも半額の魅力に負けて買ってしまう。
3月の試合はまだまだ寒いのでちょうどいいだろう。今年もベガルタは楽しみだ。

2001年シーズン、純国産の布陣でベガルタと昇格を争ったモンテディオ山形が
珍しく外国人選手を補強した。やはり昨年の思わぬ不振からすれば改革が
必要だったのだろう。しかし、連れてきた選手はその名もニヴァウド。
ネタにはなるが実況のアナウンサー泣かせだと思う。

大皿を2枚とも割ってしまったので雑貨屋さんに立ち寄る。これいいなぁと思ったら
スペイン製で3300円だった。2枚買うと7000円近く飛んでしまう。今は無理だ。
“Afternoon Tea”は相変わらず女性の客しかいなくて、こんなところにヒゲを
生やした男一人はちょっと場違いだなと毎度のように思いながらも店内を物色。
いくつか候補があがる。値段も手頃。仕送りまで待て。

そういやコムサも見てみようと一歩足を踏み入れた瞬間、BEATLESが聞こえた。
ここに来るといつもBGMはBEATLESな気がする。しかもベスト盤の『1』。BEATLESは
あまり好きではなく、洋楽200枚近く持ってるくせにBEATLESは『1』しか持っていない。
せめて名盤と謳われる『Sergent Pepper's Lonely Hearts Club Band』くらい
買おうと思うのだが、いつも後回しにされている。多分いつまでも後回しにされる気がする。

5階まで一気に行こうとしたが、ふと4階のベビー用品に寄ってみる。
そういえば昨年は埼玉県は川越に住む従姉と浦和に住む友人がそれぞれ男の子と
女の子を出産したのだった。東京行くついでにお祝いに何か持って行こうかなと考える。
天使のような赤ちゃんと幸せに呆ける親バカっぷりを是非見てみたい。

店員のお姉ちゃんの笑顔に圧倒される。帰ろうとしたらドアが重くて一瞬驚いた。

何か忘れている予感がして学校に向かう。管理棟で掲示を改める。
あ、そうだった。今週は月・火・水と就職説明会が開催されていたのだ。
首都圏の銀行の説明を聞きに行こうと思っていたのだが、
それが今日だったことをすっかり忘れていた。まあいい。
明日の某事業団の方が数倍興味あったりする。こっちは5限か。
学校で催されるし、別に就職活動中でもないから私服で行くか。

4月から辞典が必要になるのかなと思い、手にとってみると18000円であった。
とんでもない。そんな高い本は買ったことがない。以前、M.C.Escherの画集を
買おうと試みたことがあったが、20000円という壁に阻まれた。それに近い。
みんなが研究室や図書館にこもりっきりになる理由がよく分かった。

前にも書いたと思うが、M.C.Esher(エッシャー)は幾何学に於ける
平面の正則分割に長けた画家で、数多くのだまし絵を残している。
中でもWaterfallは必見である。とにかく隅々まで注視して欲しい。

ここまで書いてみたところ、思いがけない幸運に包まれている。
詳しくは今日のBGM参照。

How Deep Is Your Love?



BGM : 「Chasing After the Sun」 / Monday満ちる

同じく中古CD屋で600円という安さに中身も確かめず衝動買いしてしまった。
彼女のことは前々から知っていたが、これはMaxiSingleの2枚組で、
2枚目はNick Woodがプロデュースする「How Deep Is Your Love」だった。
BEE GEESの曲である。まさかここでこの曲に出会えるとは思わなかった。


「ん~、25?」 - 2003年02月17日(月)

女性の年齢を読みとるのがとにかく苦手だ。
加えて、自分のバカ正直な性格も苦手だ。

「いくつに見える?」

そう問われて普通は予想より低めに答えるものだが、
予想ができないうえに思った通りに答えてしまうので、
二重に不快にさせてしまう。

勤めている女性を見ると、安直に年上だと認識してしまう傾向がある。
昔はそれでも良かったが、23にもなると年下の社会人も珍しいものではない。
ただ、一つ言い訳をさせてもらうと、社会的地位を持ってる人には少なからず
自立しているオーラがあるので、年上に見てしまうのだ。同性ならばある程度
年齢を推し量ることもできるが、異性相手ではそれが困難なので、得てして
年上だと思いこんでしまう。あまり悪気はないのだ。性格上の問題であって、
むしろ尊敬に近いものだと思うのだが、そこまで理解してくれる人は少ない。

しっかり者の年下が好みだ。
自律しているカワイイ子がいて、尚かつ年下だと判明すると惚れやすい気がする。
あまり自立はしてなくてもいい。自分と見比べてしまうから。これは悪い癖。


「いくつくらいで結婚したい?」

全然考えていない。想像もつかない。こういう人生設計を常に
頭の片隅に置いているか否かが学生と社会人の差なのだろうか。
それとも単に自分の認識不足なのだろうか。

単純に考えて、学校が終わるまで最低でもあと2年かかる。修了後の4月には26になる。
一人前とは言わなくても、それなり仕事ができるようになるまでに2年から3年かかるとしたら
やっぱり28か29になる。ワァ、30目前だ。別に30になったところで一向に構わないのだが。

その一方で、あまり結婚する気もない。というのは主に仕事に関連することなのだが、
転がり続ける人生を送りたいと常日頃考えている。職をコロコロ変えるかもしれないし、
いろんな土地を転々とするかもしれない。とにかく海外で働きたいという希望もある。
そうなると家庭を持つと何かと不都合が多いし、とにかく意志決定に不自由である。
家族が与えてくれる力を否定はしない。此処に述べる悲観的要件はただ一つ、
明日の生活すら保証できないという意味に於いて、である。扶養者として
責任能力の欠如が問われるからだ。それなら問われる以前に放棄する。

一緒に冒険したいという物好きな人がいれば全く別な話になるのだが、と、
とりあえず今日のところはそんな結論で留め置く。いつものことだ。


「人生とは選択であるよ。」

岐路に立つ人からそんなメールが届いた。
確かにそうだ。そして常に選択の連続である。
良い状態に於いては選択が楽しくもあるが、
苦渋の選択を強いられる不遇の時期もある。
好、不況も流転するものだと願いたい。
次の選択までじっと力を蓄えるとしよう。
自分に背かないでいることは特に難しい。

何故か昨日から左膝が痛い。立てない。



BGM : 『SHEEP』 / 山崎まさよし


海へ潜れ。 - 2003年02月16日(日)

胃が痛い。
いつもの左胸の代わりに
右胸がひどく締め付けられ、引きつる。

思考を重ねることでストレスを生み、
この身に影響を及ぼすというのならば、
いっそ胴体から頭を切り離してしまおうかとさえ考える。

次なる義体を探せ。
ゴーストはそう語りかける。


満員御礼 - 2003年02月15日(土)

おかげさまで流血大サービス中のnutsです。
愛と義理と人情に溢れる慈母のような女性のミナサマ、ありがとうございました。
しばらく連絡をとっていなかった友人からもグリーティングメールをいただきまして、
こういうイベントの際に思い出したように連絡をくれる、それだけで嬉しいもんです。

“Aurum Forum”の企画の方も無事終わりました。
訪問してくださった方々ありがとうございました。オレの書いた“Aurum Forum”の紹介文が
やたらと使い回された気がするのですが、それはいいとして。各メンバーの読後感です。

個人的にはケーキ屋に勤める紅一点、イエローのぼやきがおもしろかったです。
オレンジはチョコ作るのうまいんですね。彼の腕前に何人の男性がだまされたんでしょう。
レッドは試験中なのにご苦労さんでした。グリーンは時期的に痛い題目だったでしょうか。
ブラックは本気で黒く染まっていましたね。
リアルタイム更新によるサスペンス調のネタの恐怖感といい、VDゲリララジオといい、
初回幹事としての重責を十分に果たして余りある活躍をしてくれたと思います。
よって第1回のM.V.W.(the Most Valuable Writer)はブラックに決定!!
え? そんな企画はない? そうでした。(^m^)


木曜(13日)からミズイが来てました。4月から仙台に住むのでアパートを探しに来たんです。
14日の朝に宅配便で送られてきたチョコレートを見て「郵送で来るなんていいなぁ。」と。

オイ、コラ。

昨日の朝、岡山を発って東京で彼女と半日過ごし、
結局夜7時に仙台に着いたのはどこの誰だっけ?
ちゃんと本命チョコレートもらってきてなかったっけ?
彼女いるくせに他人の義理チョコ見て羨ましがりますか?
まったく。

ま、アパートは無事決まったんで良かったね。ウチから近いし、4月から楽しみです。
岡山にいるよりは東京にも近いだろうし。その分アポ無し訪問とかの恐れがあるけど。(--;)


ああ、そうだ。一つ忘れてた。
チョコレェトと一緒にね、シャンプーハットが送られてきたんですよ。
え? よく聞こえなかった?

シャンプーハット。

しかも子供用。
見た瞬間にエド君の入れ知恵だって分かりましたヨ。
疑いもせず送る人もどうかと思うんですが。
まったく、どいつもこいつも。

シャンプーハット2つもどうしろと言うんですか。
肩にはめてセクシーコマンドーとかヤっちゃいますよ。
いいんですか?


ワァ、地震だ。(PM0:04)


第1回 Aurum Forum合同テーマ企画 『ガッデムバレンタイン』 - 2003年02月14日(金)

今日、2月14日はSt.Valentine's Dayですね。
女性から男性にチョコを贈るというのは日本独自の習慣で、
欧米では男女問わず恋人に贈り物をするのだそうです。
昔、めざましテレビでNew Yorkの須田さんが言ってました。

チョコを食べると鼻血が出ると言いますが、
あれを実際に見たことある人いますか?
迷信かとお思いの方も多いでしょう。
でもね、オレってばチョコで鼻血出るんです。
本当ですって。

鼻腔の血管が弱いのか何だか忘れましたが、オレはとにかく鼻血出ます。
夏場の暑い日や温泉などでのぼせるとすぐ吹き出します。学校に行ってるときが
特に大変で、暑くて鼻血出てるってのに「エロい。」とか冷やかされてました。
熱帯夜のときなどは眠っているのに噴出して、跳ね起きて洗面所に駆け込み、
洗面台に顔置きっぱなし、血が流れっぱなしってことがたまにあります。

あんまりひどいので学校の保健のおばさんに鼻血がひどいと相談したら、
「ああ、そうでしょう。アナタ色白だもんねぇ。」
と言われてしまいました。どういう因果関係があるのかは未だに謎です。

ちと話は逸れるんですが、
オレは小学1年生から高校まで剣道をやっていました。
最近も膝と腰が悪いながら細々と続けております。

んで、小学6年生のころ、小学校の剣道部で主将を務めてました。
それまでは男女半々くらいだったのですが、オレの代になったら
男がオレと4年生に1人のみ、あとは女子が6人という偏りようでした。
団体戦を組むとオレ以外の4人は女子。試合のときはチーム全員が
白い稽古着・袴に赤胴を纏い、オレは変声期前でとんでもなく声が
高かったため、女子だけのチームと思われていることが多々ありました。
しかも4人ともオレより背が高く、腕っぷしも強いという屈強な集団。
気が強いのは言うまでもないことですが、実績も十分で、
女子の県大会では4人だけで優勝したこともありました。

そんな女社会の中で4年生のコータと2人、肩身の狭い思いをしながら
波風立てぬようひっそりと息を潜めて暮らしてたわけなんですが、
年中行事はきっちりこなすんです。その一つがバレンタインデー。

「はい! コータ! こっちはタップ♪」(×6)

彼女らはオレのことをタップと呼んでました。
最初は「キャップ」(キャプテンだから)だったのですが、
ビンのキャップ(フタね)みたいだとか何とかでいつの間にかタップに。
いや、そんなことはどうでもいいんです。
問題は“×6”の義理チョコ攻撃ですよ。
6倍ですよ、6倍。界王様もビックリです。

オレはまあ、「ありがとう♪」ともらって、家に帰って食うわけです。
何日間かに分けて鼻血出しながら食うわけです。
問題はその一ヶ月後。
そう、ホワイトデー。

これもどこの誰が決めたんだか知りません(多分お菓子屋だよね)が、
お返しをしろと。もらったんだから当然ダロと。そう言われりゃそうなんですが、
義理でもらって義理で返さなきゃならんというこの理不尽さ。しかも“×6”。
女性陣は負担少なくていいんですよ。男2人しかいないからさ。
んでも、“×6”て。少し手加減しろってば。

そしてこの日、オレは思いました。
義理チョコを廃止しようと。

んでも、男ばかりの学校にいる今、思います。
義理チョコ歓迎♪

だって、本命もらった試しがない。(T-T)
高校・大学と周りの女性が減っていったので義理もめっきり少なくなりましたし。

え~と、チョコくれた人にはもれなく「チョコで鼻血」の実演がご覧いただけます。(いらない)
本命の方には大粒の涙もつきます。(たぶん)

つーか、チョコより愛をくれ。(本音)

ガッデム・バレンタイン!!(><)



本日は先頃発足いたしました現23歳同盟“Aurum Forum”の
第1回合同テーマ企画『ガッデム・バレンタイン』として執筆しました。
他のメンバーのサイトにも是非お立ち寄りください。
(2月14日分はまだ更新されていない可能性があります。)

某国大孤軍奮闘記・・・【レッド】 リョー

(みちくさのみち)・・・ぽろり 【グリーン】

つーつーうらうら。・・・いくえ 【イエロー】

半熟テイスト・・・【オレンジ】 あっきー

bon to be wild・・・ぼん 【ブラック】

尚、Aurum Forumではメンバー(特にピンク)を募集しております。
Enpituで執筆している1979年度(昭和54年度)生まれの方で加盟希望者は
お気軽にお申し出下さい。担当者(イエロー)が直ちに貴方の色を決めます。
ちなみにオレはブルー。Le Grand Bleuのnutsです。


If You Can't Rock Me - 2003年02月12日(水)

一週間くらい前にストーンズのチケット届きました。3月15日と16日を
1枚ずつ取ったのですが、謀ったように1塁側と3塁側に分かれまして。
どっちか悪い方を誰かにゆずろうかなぁなんて思ってたのですが、
列に大差は無く、せっかくだから2回見に行ってこようと思います。
もうちょっと金銭的に余裕があったら2枚ずつ取ってエドくんなりガッちゃんなり
誘いたかったんですが、さすがにS席13200円はきつかったです。(><)
昨年のPRINCEの12000円を抜いてチケット最高額をあっさり更新しました。

それにしてもストーンズは自分の節目の年に来る気がします。
1995年3月のとき僕は中3で、まさに高校受験の最中でした。
確か前年の11月くらいにチケット発売となったんですが、
親を拝み倒して高校合格の確約と引き換えに許可を得たのでした。
生涯初のライブがドームでストーンズ。ガッちゃんと行きました。
帰りに銀座の山野楽器でGIBSONのLesPaulを買ったらハードケースの
暗証番号を忘れて新幹線の中で焦りました。でも所詮は3桁。

1998年3月の来日のときは大学受験と重なり、さすがに勉強不足だったので
合格を約束できるほどの余裕はありませんでした。泣く泣く諦めたと思います。
3月10日に合格発表だったので、その後はどうやって東京まで行ってダフ屋から
チケット買おうかなんてことばかり考えてましたが、結局未遂に終わりました。

95年は東京で7回、福岡で2回公演だったのに今回の東京は2回のみ。
あのときの無念もこめて、3月、東京ドームを震撼させてきます。

と思ったらウドー音楽事務所から追加公演のお知らせが来たよ。

武道館だぁ!?
しかもSS席22000円だとぉ!?
絶対ムーリー!!
コンチクショー!!



BGM : 『Sticky Fingers』 / The Rolling Stones


「ただいま。」と帰る家 - 2003年02月11日(火)

大学に来て、一人暮らしになって5年になる。
始めのころ、友人と話してて一番不思議に思ったのは、
よく「一人で食事するの嫌じゃない?」と言われること。

なぜ?
そんなの普通じゃない?

最初はよく分からなかった。
自分の“普通”と他人の“普通”が違うことに気付いたのは
そういう違和感がきっかけだった。

うちの両親は共働きで、幼稚園のころは母親は内職程度だったが、
小学1年生になってからは外に働きに出たので僕は家の鍵を持ち歩くようになり、
学校が早く終わった日は自分で家を開けていた。誰もいなくとも「ただいま。」と帰る。
帰ったらまずカーテンと窓を開け、新しい空気を取り込み、仏壇に灯りを入れる。
食事時になって台所に用意してあればテレビでも見ながらそれを食べるし、
何もなければ近所に買いに行く。もしくは自分で何か簡単なものを作る。
それが僕の“普通”だった。

中学では部活と塾のせいで生活時間帯はあまり合わなかったし、
高校はとにかく部活が忙しかったので家にはほとんど寝に帰るだけで、
遠征や合宿で逆に自分が家を空けることの方が多かった。

そんなわけで僕は一人でいることがあまり苦にならない。
見たい物を見て、食べたい物を食べる、たいがいは一人で行動している。
いたって気楽なものだ。

手の届く範囲に必ず誰かがいなければ寂しいと感じるのは違うと思う。
遠くても、見えなくてもつながっていると思えるから生きていられる。

別に誰かと一緒にいることを否定するわけではない。
最近は常に誰かといることが多く、それはそれで楽しいのだ。
ただ、それとは別のお話。



BGM : 『Mr.Gone』 / Weather Report


週末の予定 - 2003年02月10日(月)

家の電話の音を消してたらミズイから着信があったらしく、かけ直してみると、

「そろそろアパート決めたいから 週末くらいにそっち行っていいか?」

だそうで。残念ながら週末の映画は不参加になるやもしれません。ゴメン。


That's Long - 2003年02月09日(日)

なんのことはない、“雑論”である。
以前、“多 事 so long”という表題を使ったことがあったが、
分量に応じて使い分けるとしよう。

懲りずに髭を伸ばす気でいる。バイト代でトリマーなんぞを買ってしまった。
とにかく伸びるのが遅いので4月までに形になるかは微妙なところである。

脚本家の内舘牧子さんが4月から文学研究科の修士課程に入るらしい。
「横綱神学」という横審らしい研究テーマに少なからず興味を抱いた。
話が聞ける機会があると嬉しい。しかし、内舘さんが現在どこを拠点に
しているかは知らないが、わざわざ仙台まで来る理由は何なのだろう。
文学部の教授の陣容に明るくないので学術的な判断はつきかねるが、
同じ秋田市出身として東北地方を選んだのかなと浅薄に推察してみる。

最近の検索ワードは「ロタティオン 黄金の月」や「ディオファントス」が多い。
前者は年末に見た映画の影響、後者も年末に綴った数学の話題である。
しかし、何と言っても一番多いのは「タブセユウタ」(田臥勇太)だ。
また日本でプレーするようになったので露出も上がることだろう。
それにしても何故カタカナ?

あと、笑ったのはこの検索
そうですね。下の人も人気ですもんね。

こういうネーミングのセンスが大好きだ。



BGM : 『WIRED』 / Jeff Beck


ヘルニア - 2003年02月08日(土)

友人たちとボウリングに行った。ついつい5ゲームもやってしまい、
スコアはかんばしくなかったが、久々だったので少しスッキリした。
その途中、ボールを投じようとしたところで突然卒倒した。
いつものヘルニアだ。

平均すると週に1回くらいのペースで訪れるこの痛み。
腰椎部分から電撃が走り、全身が弛緩する。
立つことすら能わず、その場に倒れ込む。

ただそれだけのこと。
それはほんの一瞬で、過ぎてしまえば何でもない痛みなのだ。

医者の卵たちは揃って心配してくれる。卵ながらも見立ては誰も一緒で、
ヘルニアらしいという結論に至りつつも、専門医に診てもらえと忠告を受ける。

「腰がなぁ、ビリッときて全身に力入らなくなって、ぶっ倒れるんだよ。」
「電流走る感じ?」
「そうそう。」
「椎間板ヘルニアかな。」

「あとな、別件で首の裏から右腕内側部にかけて痺れが走ることもある。」
「それは頸椎ヘルニアの疑いがあるな。」
「今度は頸椎かよ。」
「椎間板の方は悪くすると手術で椎間板を一部抜かなきゃならんぞ。」
「マジで?」
「そうすっと、身長が少し縮むからな。」
「マジで!?」

「だいたいは腹筋と背筋のバランスの悪さが原因だから鍛え方次第でなんとかならんでもない。」
「それは知ってるんだが、んじゃ、課題は背筋かな。」
「腹筋は割れてるもんな。」
「割れてた。もう過去形だって。」

「歳か。」
「まったくだ。」
「オレがレジデント終わるまでは時間かかるから早めに診てもらえ。」
「そうするよ。」

身長が縮むとは思いもよらなかった。
さすがに170を割ってしまうのは忍びない。
腰は本当に躰の要なのだなぁとしみじみ思う。


bandits - 2003年02月07日(金)

久しぶりに徹夜で遊んで昼過ぎに寝た。
雑務をこなすべく3時には起きるつもりだったが、
気が付くと時計はすっかり4時半をまわっていた。
つい数分前に着信があったことに気付いた。

明るさに満ちた声を聞き、いつもと同じ冗談混じりの会話。
かなり遅くなったが2月7日はここから始まる。

とりあえず、
ようやく(1年半ぶり!)に帰って来た3枚のCDを狂ったように聴いている。



BGM : 「All Along the Watchtower」 / Bandits

先日の「I Feel for You」のようにChaka Khanカヴァーを知りながら、
PRINCEのオリジナルに出会うまで相当時間が経過していることがたまにある。
この「All Along the Watchtower」も映画『bandits』の中での企画物ながら、
出来映えは秀逸であると思うし、一方でJimi Hendrixのスタイルも素晴らしい。
しかしながら、オリジナルであるBob Dyranはまだ聴いてなかったりするのである。
だから聴くことをやめられないでいる。それも一つの理由。


解放された閉塞感 - 2003年02月06日(木)

疲れているらしい。
と言っても日々生きていれば疲れるのは当たり前のことで、
どうやら疲れを回復することを怠っていたらしいのだ、オレは。
ところが、体の疲れならどうにでもなるが精神的な疲労だけは
どうしようもない。そう思う傍から鬱積してゆくのがよく分かる。

昨日はとにかく機嫌が悪かった。
もしかしてオレにも生理が来たのかってくらいに。
夜の街を走りながら爆音のCDに合わせて「みかんのうた」を叫び、
次いで「男ォ!おっぱいは好きか~!」というMCまで合わせてみたら
一旦は鎮静化されたが、それもほとんど効果はなかった。

そんで、寝た。
12時間寝た。

そういや機嫌の悪い女性を見つけると軽々しく「生理?」って
聞く性格をどうにかしろと言われたっけ。どうにしかしろ、オレ。

夢を見た。
トシとチコさんが出てきた。
チコさんは相変わらずオレの名前を間違える。
白い歯が異常に綺麗だなと思ったとこで起きた。

今日は買い物で気を紛らす。
台所用品と洗顔フォーム、あと木製のCDスタンドを買った。
2000円はちと値が張るが、この手の雑貨に目がないのだ。

そろそろ眼鏡を新調したいと思って眼鏡屋さんをのぞいてみた。
今の赤いヤツはお気に入りなのだが、度が合わなくなってきたし、
就職活動に耐え得る仕様じゃないよと友人に指摘されたのだ。
なのでこれをスペアにして新しいのを買ってもいいかなと思ったが、
探していた“GUESS?”がなかった。結局サングラスを買った。

まだ機嫌は悪い。
苛ついてる原因の枚挙に暇がない。
また溜め込んでいたのか。こんなにも。とは言え、他人の無能さに
勝手に腹を立てる理不尽な性格だけはどうにかしたいと常々感じる。
自らを“普通”の尺度と定めるは愚の骨頂であると知ったはずだ。
“Global Standard”を地で行く人間などいやしない。それなのに。

そう、結局はオレも無能なのだ。

こんなときはやっぱり、寝る。


Leave Me Alone... - 2003年02月05日(水)

スンマセン。
とんでもなく機嫌が悪いです。
よく分からないけど胃も痛いです。
誰かに危害を加えるといけないので
とりあえず寝ることにします。


Morning Call - 2003年02月04日(火)

遠くでドアホンが鳴った気がして奥深くに落ち込んだ意識を引っぱり上げる。
おそるおそるドアを開けると優しい声がして、次いでアナタが姿を現した。
忘れ物をしたので朝7時半に取りに行くからドアノブに掛けておいてと言ったのはアナタで、
そんな物騒なことはできないから朝でもいいから遠慮なく起こせと言ったのは僕だった。
おかげで起きる気にもなったのだが、寝ぼけ眼の先に映る時計は7時を指している。

「あ、おはよう。つか、早くね?」
「えへへー。」
「あがってく? オレ寝てっけど。」
「うん、ちょっといい?」

抜け出たままで固まっている布団に再び潜り込む。
来客は狭い部屋に自分の座るスペースを見つけ本を広げる。
眠りに落ちそうになりながら時折彼女に話しかけた。

「試験?」
「そう。」
「楽勝でしょ。」
「そんなことないよー。」
「つか、何時に起きたの?」
「4時くらいかな。」
「マジで? オレ寝たの5時だよ。」
「あら、そうだったの、ゴメンねー。」
「ま、いいんだけどサ。」
「早起きして卒論やってたの。」
「もうすぐだっけ?」
「そうそう。」

ふと起きあがった拍子に引き寄せられるように背中を借りた。
明け方の、しかも起き掛けというのは最も精神的に脆く無防備な状態なのだろう。
多分僕はそれを知っていたが、それでも会うことをためらわなかったのだ。
惚れるのは自由だが好きになる前に依存してはいけないと自戒しつつも、
もたれかかる背中に幾ばくかの安堵感を覚える。
顔を見るだけで帰ってくれたらどんなに幸せな二度寝に就けただろう。
一日の幕開けとしてはいささか酷だったようだ。



BGM : 『You Had It Coming』 / Jeff Beck


Team23×Au×BLEU - 2003年02月03日(月)

ドモ。
Team23のブルーに任命されましたnutsです。
オレの趣味を知ってか知らずか、ブルーだなんて光栄な。
やっぱブルーならアルファベット表記はbleuでヨロシク。
あ、そこのジャン・レノ好きのアナタ、寄っていきます?

んで、いくえたんの号令によりTeam23発足と相成りました。
彼女も言ってるように、無駄に23歳ばっか集まったわけなんですが、
どういったわけかEnpituを始めた当初から同い年に惹かれ合うんですよね。
色や形は違えど、積み上げたものの高さが同じだということが、感性の同調を呼び、
その一方で見受けられるお互いの相違点が良い刺激になっているようです。

現在のメンバーは6人で、ピンクが欠番らしいので随時募集中ですって。

ちなみにウチの隣区では以前から“Aurum Forum”って名称にしてあって、
何でAurumかっていうと'79年度生まれだから原子番号79の元素。ただそんだけ。
最初は54(昭和54年)で考えたのだけどXe(キセノン)だとあまりパッとしないし、
韻の良さも手伝って、おこがましくもAu(金)にしてみたってわけです。

水面下での動きが活発化してきたようなので許諾を待たずに
オレンジあっきーグリーンぽろりも隣区に追加してみました。

Team23×Aurum Forum×Le Grand Bleu

これからどんな活動になるんでしょう?


最近読んでる本。 - 2003年02月02日(日)

最近読んでる本を並べてみる。

・よくわかる知的財産権
・よくわかる経済の仕組み
・よくわかるデリバティブ
・よくわかる麻雀入門

・・・自分がよく分からなくなります。

春までには一通り読みきらんとなー。
最後のは別として。


While the Lady Gently Weeps... - 2003年02月01日(土)

立て続けに話相手になった女性はえらく対照的で、
取り扱いに困惑したがお陰で救われたこともあった。

女性の流す涙にはいまだに戸惑いがちになる。
少し自分もセンチメンタルになってみる。


あなたはegoist。
その業の深さにまだ気付かない。
因果応報という言葉を知ってますか?
行き詰まる度に意見を求めるけど、
僕はもう何も言ってあげられない。

あなたはhumanitarian。
その深い愛が己を傷つける刃となる。
できればそのままでいてほしいのだけど、
あなたが生きるにはこの世界は狭すぎるし、
目に見えて澱み漂う空気がその呼吸を妨げる。


帰ってきたら激しい疲労感に襲われてしばらく眠った。
今の自分には荷が重かったのかもしれない。
右目の痙攣はいまだにおさまらない。

先日食べそびれたリンゴとラムレーズンのパルフェが目当てで
行ったお店で、「私ラムレーズン好き♪」と囀る笑顔に負けた。
代替案として注文したのは生チョコとバナナのパルフェ。

不意に差し出されたスプーンに薫るシナモンが素敵だった。
譲歩しなきゃ良かったと思うような思わないような一瞬。
それよりも時間に追われたことの方が口惜しかった。
また来る理由が増えた。

珍しくよく喋ったせいで疲れたのかもしれない。



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