鼻くそ駄文日記
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ピカピカの ゴミ処理場 裏のヤブには ぼろぼろの 建設反対の看板
幸せまでもが 買えるかのように カタログ雑誌が 街に溢れてる
何もかもが 手にはいるのに とても心が 寂しいよ どうして なぜ
……考えないからだ
お笑い番組 見れば笑い ドキュメンタリーを 見て涙を流す
パターン通りに 政治を批判し パターン通りの 駄目な若者になる
何もかもが 手にはいるのに とても心が 寂しいよ どうして なぜ
……考えないからだ
血を搾るような難題が 遠く遠くまで 続いている
孤独と不安を抱え ひとりぼっちで 歩かされる
奴らは いつも正しいのは自分で おまえは間違っていると 断言するだろう しまいに何が正しいのか わからなくなり 何をしていいのか わからない
ぼくは叫んだ 小さな天国を 手にするための たくさんの地獄の中で
抜け道を探す弱さがある 砂利道を裸足で歩く 努力ももういやだ
見たくない光景が 毎日繰り返される どこにも逃げ場はない
きっと いつまでも探し続けるだろう 過ちから学びまた過ちを犯す 打ち負かされるなよ 冷酷な人の心に毒を流せ 教えてもらうな 救ってもらうな 自分で救うんだ 他人の心を
ぼくは叫んだ 小さな天国を 手にするための たくさんの地獄の中で
少し風が吹いてきた 雨が来るかも知れない 土曜日 君はわすれちゃいないね
ただ いるだけで 楽しかった 土曜日 君に会うために 生きていた
試験前でも会ってくれた 特別な日だった 土曜日 君はわすれちゃいないね
なにを するわけでも なかったけど 土曜日 君に会えるのが 楽しみだった
今週もやってはくるんだけど あの頃とは違う 土曜日 君をわすれちゃわないとね
みんなの目が ワールドカップに行ってるときに 外形標準課税とは なにごとでしょうか?
隠れてこそこそ 何を決めようとしてるんでしょうか お偉い方々
三時間はかかるだろう 新幹線なら 大阪まで行っちゃうぜ こつこつ歩くにゃ 遠すぎるよ
さあおれを 手放すなよ しっかり つかまえておくんだ
真実の愛にまどわされる 女の子は真実に弱いね 探したって見つかるものか おれは盗めるものは 奪い取りたいだけ
おまえのことを 知りたいだけさ しっかり しがみついていろよ
愛が色あせていくのを 見殺しにするのは簡単さ だがそれはやらない おまえに言ってやろう ぼくには君が必要なんだ
愚か者になる 瀬戸際の愛を歩く しっかり つかまえておけよ
ドライにつけた冷房が 肩を冷やした正午過ぎ あなたは 何をしてるんですか
昨夜の熱帯夜 心を引き裂かれました あなたに 愛されたかったです
なぜこんなときになって 出会ってしまったんでしょう 夢見る時代に あなたと出会い あなたと 夢を見たかったです
胸に顔をうずめて タバコの匂いかぎました 探り合う愛 自分が汚れていきます
嘘を憶えすぎ 大切なもの間違えた気持ち 張り裂けそうな痛み 受け止めてくれますか
夢見る少女は大人になって ふしだらな夢を見つめています あなたの優しい眼差し 少しでも わたしに向けさせたいんです
夏が近づいたね 明るい日射し 中間試験 楽しみは 午後のデート
雲の切れ間で 季節が笑ってる 重い制服脱ぎ飛ばして 新しいシャツに 着替えよう
今年の夏も ずっと一緒にいようね 去年の夏が 忘れられないよ
燃えるような風が スカートにいたずら よそ見はしないで 君への プレゼント
汗をかいて 眉毛が消えても もう気にしない 二年目の夏 秘密独り占め
今年の夏も ずっと一緒にいようね 去年の夏が 忘れられないよ
去年の夏には 戻れないから 今年の夏に 期待しちゃうよ
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