鼻くそ駄文日記
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2002年07月02日(火) 笑い声

顔なんか
憶えていない
手元にある写真
写り悪くて
よく見えない

笑い声だけが
耳に残っているんです
元気のいい笑い声が
ぼくのすさんだ心を
なぐさめてくれたんです

つばめが飛ぶ空
冗談ばかり言った
大きな笑い声
聞きたくて
好きだとはまだ言えないよ

笑い声だけが
耳に残っているんです
元気のいい笑い声が
ぼくのすさんだ心を
なぐさめてくれたんです


2002年07月01日(月) びっくり

本当なのか
信じられない
こんなことが
あるのか

驚くのも
人生だ


2002年06月30日(日) あの土曜

空は光る
カミナリの夜
カラオケの歌声は
防音壁に閉ざされる

つかみどころのない会話
突破口はいずこへ

ウーロンティーの
氷が歯に染みた
ぼくの歌声は
君に届かない


2002年06月28日(金) 何か

ぼくのダジャレに
あきれ果てた

こんなぼくにも
笑うチャンスがある
傷つくことを
恐れないで
仲間に入らないかい


来てくれよ
君の助けが必要なんだ
気がつけば
今日も終わりかけ

人を信じて
壊れた心を
取り戻したいんだ

心を自由にすれば
きっと見えるさ


2002年06月26日(水) 逃亡者

今日も
家から一歩も
出なかった

やる気が起きない
やりたいことは
他にあるのに
やる気が起きない
毎日が面倒くさくて
仕方ない

自分らしく
生きたい
外の世界は
それを許さない
そんな社会は
いらないよ


2002年06月25日(火) 細い

真夜中
虫歯が
痛み出した
寝てるのか
起きてるのか
わからない

こんなに
心細いこと
いままで
あっただろうか

夢うつつ
学校の
連中がなんだかんだと
話しかける
ぼくは笑って
いらついてる

ぼくは他人を
愛したことがない
ぼくは他人に
愛されたことがない

君にだって
男の本能のまま
色目を使った
自分のために
君を愛したふりを
してただけなんだ

ぼくは他人を
愛したことがない
ぼくは他人に
愛されたことがない

こんなに
心細いこと
いままで
あっただろうか


2002年06月23日(日) クソして死ね

茶髪が雨に
濡れて黒く光る
空の水筒を
運ぶような
意味のない苦労

うんざりだと
叫ぶ君
涙は雨に溶け
痛みは
心の形を
変えてしまう

立ち上がれ
砂の付いた
膝の切り傷
舐めて
立ち上がれ
そんなこと
できないと
おびえる奴は
クソして
死んでろ

世の中なんか
ちょろいもんだと
ふてぶてしい口
たたいて
笑っている

醒めた目で
世間を
見るのは
逃げたい気持ち
溢れてるから
月曜日が
やってくる

立ち上がれ
砂の付いた
膝の切り傷
舐めて
立ち上がれ
そんなこと
できないと
おびえる奴は
クソして
死んでろ


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