鼻くそ駄文日記
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学校に 行きたくないから 部屋の中 ずっと 雨を見てました
ぼくは 傘を差して 自転車なんか 乗りたくないです
ましてや 雨合羽なんか 着れません
今年の雨は 一味違うと 担任教師 世間話
母は困ったように うろうろおろたえ 熱いお茶を 教師に入れる
夏休み前に 一度 学校に出てこないか
ぼくは 何も言えずに うつむきます
今年のぼくは 一味違います 社会のレールに 外れました
ずっとずっと 忘れてた 君は ぼくの 彼女だったんだ
5年も前のこと あの頃のぼくは いまよりもずっとうぶで いまよりもずっと恋愛が 好きだった
だけど いまだから言える あの頃よりも いまのほうが ぼくは君を愛せると
だから 帰ってこないか レモンティーに 入れるレモンを 今日 スーパーで買ったんだ
人が ぼくの揚げ足 狙ってる
人が ぼくの揚げ足 狙ってる
ぼくの スキをついて ぼくの 粗を探して
人が ぼくの揚げ足 狙ってる
気にはしない そんな細かい奴に とやかく言われても 気にはしない ぼくは そこまでバカじゃない
と言いたいけれど 揚げ足を狙われ 心を奪われてる バカなぼくがいる
心が つまらない不安に 染まってる
人と 話すのが めんどくさい
女たちは わがままで
男たちは 自慢ばかり
散った桜を 踏みつけました
ぼくのことを わかってくれる人に 会えるのは いつなんでしょう
昼休みは 風のように 過ぎていきます
この日記 書き出してから もう一年
まめに書いてたのは 最初だけ
だけど 春がまた やってきますよ!
この先の事なんて なんにも わからないよ まわりはわかってるように いろいろ言うけど
エンピツ持って座っていても 勉強してるとは 限らないでしょ
ネクタイ締めて 歩いてみても 十年後もそれを やりたいとは思わない
まぶしい光が差してる月の夜 ぼくも夢でも見ていたいのさ
不景気だから仕事はないし 税金上がるし馬鹿らしいし 未来の自分は見ないほうがいい
若さが大きな壁になって うまく動けない事もあった 何が怖いかわからないけど 知らない事はやりたくないものさ
雪に埋もれた真冬の道を チェーンをつけた車で ぶっとばす
転んでも助かる保証があるなら なんでもかんでも できるんだけど
下弦の月は希望に満ちて 拳をついつい握り締める
不景気だから仕事はないし 公務員じゃないと馬鹿らしいし 未来の自分は忘れたほうがいい
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