鼻くそ駄文日記
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2003年09月17日(水) パラドックス

わたしは
不自由に生きたい
自分の意志に関係なく
人から言われた通りに
動くだけでいいなら
わたしは
不自由に生きたい
そのほうがラクだから

フォードの作った
ベルトコンベアーのラインシステムは
かなり能率的で
仕事も簡単なものになり
労働者を喜ばせた
もっともフォードは
こんな単純な仕事をしたいとは思わないと
自らのライン内の作業を
軽蔑していたが
わたしは
そんな偉人ではない
ラクができればそれがいい

だからわたしは
不自由に生きたい
あなたの言うことを聞くから
わたしにお金をください


2003年09月16日(火) 自慢

付き合ってる女が
かわいいからと
自慢する

ぼくには
それができない

自分の息子が
頭がいいからと
自慢する

ぼくは
それをしたくない

自慢しても
相手が尊敬してくれないのを
知っているから


2003年09月15日(月) 阪神優勝(パリーグ党のぼやき)

阪神タイガース優勝おめでとうございます。
でも、パリーグ党といたしましてはいやみもいいたくなるわけで。
今日はそんな不愉快な日記です。

阪神ファンの方々は概ね巨人が嫌いです。
また、関西在住の阪神ファンの多くは、巨人戦を「大阪対東京」の試合みたいな感じで受け止め、一喜一憂されてるようです。
それはそれで楽しいものでしょうし、否定する権利は誰にもありません。
ただ、パリーグ党のぼくはひとつだけ、知ってほしい歴史があります。

1950年、プロ野球は2リーグに分裂します。
この2リーグ制がどうやって分かれたかというと、東京の新聞「読売」派と大阪の新聞「毎日」派でした(ちなみに毎日新聞は、全国紙を目指すためにチームは東京に置いてましたが)。
そして、関西の球団はみんな、毎日新聞の太平洋(パシフィック)リーグに入る予定でした。
だけど、阪神は読売に迎合して、セントラルリーグに行きます。
つまり、阪神は巨人の味方であり、他の三球団と違い、東京とも巨人とも戦おうとしなかったのです。

1950年代、関西のメディアはパリーグを盛り上げます。
毎日放送は南海を、関西テレビは阪急を猛烈にプッシュしました。
南海ホークスは1959年、巨人に日本シリーズで4連勝し、御堂筋で大々的なパレードもします。
この当時、大阪の球団と言えば南海であり、パリーグこそが大阪が生み出したリーグでした。

1964年、毎日新聞は大毎オリオンズの経営から手を引きます。
テレビの普及とともに、巨人が、セリーグが、プロ野球の中心となるからです。
それとともに、大阪の球団のイメージも南海から阪神に引き継がれ、長島の天覧試合あたりから阪神こそが打倒巨人に燃える球団のイメージを持つことにもなりました。
阪神ファンの中には、巨人が負けるだけで喜ぶ人も増えてきました。

だけど、知って欲しいんです。
阪神は大阪を見切り、東京の読売についたから、いまもセリーグにいることを。
そのとき、大阪の毎日についた三球団のうち、二球団(南海・阪急)は残念なことに身売りをしてしまったことを。
そして、もうひとつの球団(近鉄)は、いま、大阪のチームとしてがんばっていることを。


2003年09月13日(土) 暑気

あまりに
暑い日が続くもんだから
恋をするのを
忘れていたみたいだ

ぼくは
仕事に疲れていた
ぼくは
休みに眠っていた
ぼくは
暑さにまいっていた

だから
君が
話し掛けても
おざなりに
しつづけていたんだ

でも
やっとわかったよ

もうすぐ
この暑さも終わるから


2003年09月12日(金) 嵐の夜

木が風で
左右に揺れている
電線が
上下に揺れている

運転してると
車が揺れてしまう
傘を差すと
傘まで飛びそう

だけど
街は壊れない

街って意外に
丈夫なんだね


2003年09月11日(木) この道

昔通ったね
ちょうど
いまと同じ
月のきれいな季節に

君はぼくに
慣れてなくて
ぼくの言うこと
なんでも
笑ってくれた

夏が通ったあと
秋の風が
切ない気分で
流れていた

ぼくも君に
慣れてなくて
緊張を隠すのに
ずいぶん
苦労したんだよ

もう
君と二人だけで
秋の夜を
楽しむことは
ないだろう

君との楽しい思い出
それが秋だと
普通よりもずっとずっと
悲しいね


2003年09月10日(水) 短期集中連載・プロ野球②

 どうでもいいが、自分がどこのファンなのかを順位付けしてみると意外に面白い。
 ちなみにぼくは、
 
 1.ダイエー
 2.近鉄
 3.千葉ロッテ
 4.日本ハム
 5.オリックス
 6.横浜
 7.西武
 
 で、あとのセリーグはどっこいどっこいだが、
 
 11.阪神
 12.巨人
 
 である。
 みなさんもやってみませんか?


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