2001年09月28日(金) |
麻婆茄子ハンバーグ風味 |
授業で去年の今頃に放送された番組を見た。現代の戦争のハナシだ。 結局アメリカのやってきたサイバーテロ対策なんかは一つも役にはたたず、軍事の中枢への攻撃さえ許してしまったという事実。犯人がしたのは高性能爆弾を仕掛ける事でもスーパーコンピュータをハッキングすることでもなく、ただ小さなナイフで離陸直後の旅客機を支配する事だった。情報戦が一体なんだと云うんだ。奴らは最も原始的な方法で世界一の大国を震え上がらせたのだ。 そして今まさに新たな戦争を起こさんとしている米国は、利益がないのでアンゴラも、ルワンダも救おうとはしない。国民が関心を示さないから、貧しい国だから、アフリカだから。ユーゴスラビアはヨーロッパだ。ヨーロッパは文明圏であり、白人の土地だから。 嗚呼、なんて麗しき隣人愛だろう、へどが出るよ。 彼等はアメリカこそが正義だと信じているに違いない。正義は我らと共にあり、と。悪は滅ぶべきだと、敵は根絶やしにしなければならないと。アメリカの敵は絶対的に悪であり、敵をかくまう国は当然悪なのだ。悪の国の国民など、いくら死んでも痛くも痒くもないのだろう。 むろん全てのアメリカ人がそんな考えではないことも承知しているが。
日本にいたっては、もはや何も言えません。アメリカとさえ上手くやっていればそれで安泰だとでも思っているのでしょう。いっそスイスの様に永世中立国なら、こんな下らない事に加担しなくて済むのに。
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