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ひさかたぶり - 2001年11月07日(水) なんか日記を書くのもなんだか久しぶりな気がする。実際には5日間ぐらいしか 開けてない。その間、何をしてたかというと何もしてなくてただ無為に酒を 呑み、煙草を呑み、授業に行って熟睡したり、布団に入って熟睡したり。 特に何の感慨も覚える事なく、毎日を過ごしていた。所謂、日常を生きて いた。俺には特に主義も主張も矜持も特にないので結果、起伏を富んだ毎日が 味気ないものに感じられる。あったところで味気ないのかもしれないけど それは俺には想像できない事だし、そのように考えておく事が精神の平安にも いいのだろう。最近は非常に独りのときが多い。かといって落ち込んでるわけでも なく、どちらかというと人といるのより好きなので独りで映画をみたり 小説を読んだり、寝たり、音楽を聴いたりしてるのだが、独りでいることが 単調を招く結果になっているのかもしれない。でも、厭ではない。 最近、思ったのは小説とかエッセイとか文を書く行為はあるところでは 音楽を変わらないのではないかということだ。それというのは小説を読んでいて いくら文の密度が高く、レトリック、論理が幾ら優れていても、そこに 書かれる対象や、著者の癖というか雰囲気などにより全く興味のないものに なるからである。それと同じように音楽も幾ら技術が高いものであっても 興味を得ない事がしばしばある。然し、幾ら自分の好きなジャンルの音であり 対象であっても受け付けないものがあるのも事実である。 そこでは技術、対象如何、単体の問題ではなくその2つの微妙なバランス、 また整合性が大事なのではないかと思う。これも音楽でも文でも同じような ことが言えると思う。例をあげれば平仮名の幼児言葉で書かれた哲学書とか 西条秀樹の歌うビートハプニングとか、どっちも頭が痛くなりそう。 ただ、個人の主観で整合性がとれてる、自分にとって最良の音楽だ、と 言われたらそれはしょうがない。 -
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