白い木蓮の花の下で ~逝くときは白い木蓮の花の下で~ 目次|過去|未来 【検索からお越しの方へ】
昨日、乙女な母から説教を喰らった。 まったくもって、弁解の余地ナシ……ってな内容のことだったので 屁理屈女王の私も、神妙に彼女の説教を聞き入れるしかなかった。 分かっちゃいたんだけどなぁ… 分かっちゃいるけどやめられない…みたいな。 説教の内容は、これまた結構、痛かった。 「白蓮の生活は、あまりにも余裕が、なさ過ぎるのではないか?」 「趣味や興味に力を注ぐのは良いが、もっと生活を大切にしなさい」 ……と。 生活のために仕事して……ネットして趣味に時間を割いて……となると 「生きるために必要なことがら」について疎かになりがちな今日この頃。 汗臭いのが嫌だからシャワーを浴びて…… 食べなきゃ動けないから栄養素を摂取する…… 寝なきゃ死ぬから、とりあえず寝る…… と言うような姿勢でもって暮らしているので 「美味しいものが食べられて嬉しい」とか 「夏のシャワーは気持ちが良いね」とか 「やっぱ布団に転がるのって最高」とか 以前の私なら、当たり前のこととして感じていた感覚を 今は、ひとかけらも感じられなかったりする ……ってな部分を自分自身で自覚しているだけに 母の意見は、ひたすらに耳が痛かった。 毎日をギッチギチに詰め込み過ぎて…やりたい事が多過ぎて…… 「楽しみにしていること」以外の事柄は、すべて面倒臭いことだったりして なにげないことを楽しめていなかったりする今日この頃。 W杯にも興味を持てず、巷のニュースにも触手が伸ばせず ただ「現在、興味を持っていること」を堀り下げるだけの毎日は 人として、貧しい生き方ではなかろうか……と思ったりする。 今の私は「ネット・ジャンキー」というほどネットもできていないし ↑かつては「ジャンキー」ちっくな時期もあったが。 「読書中毒」というほど読書もできていない。 そして……こっそり励んでいる秘密工作も中途半端だったりするし ほとんど「人として、どうよ?」って感じである。 私としては、おおいに励んでいるつもりだったりするのだけれども。 だが、毎日をギッチギチに詰め込んでいるって事が、結局のところ すべての事柄の足を引っ張っているのだと思う。 パワーが不足していると言うか……スポイルされていると言うか…… そう言えば「約束のある休日」以外は もっぱら休養Dayとして、くたばっている日が多かったりするし。 些細なことでも「度が過ぎる」というのは見苦しい。 私は私の持っている器から溢れるほどの生活をしてる感がある。 ちょいと、生活を見直さねばならないかのぅ……と思ったりした。 我が身の馬鹿さ加減を反省しつつ、ジレンマに身悶えしつつ 今日の日記は、これにてオシマイ。 |