白い木蓮の花の下で ~逝くときは白い木蓮の花の下で~ 目次|過去|未来 【検索からお越しの方へ】
黄金週間3日目は家族で船に乗ってきた。 少し前から娘が「お船に乗ってみたい」と熱望していたので、大阪城から水都号アクアminiに乗ることに。あらかじめ予約をしていたのでスムーズに乗船出来たのだけど、予約をしていなければ3時待ちだったとか。私達は大阪に住んでいるので普段は大阪が観光地だってことを意識せずに生きているけれど、今更ながら大阪が観光地だってことを再確認させられた。 水都号アクアminiに乗って50分の船の旅。 「娘のために」という大義名分が無ければ、わざわざ水上バスに乗ることは無かったと思う。「娘が喜べばいいや」程度にしか思っていなかったのだけど、以外にも大人も楽しめるコースだった。たまには船もいいものだ。暑い日だったけれど船の上は涼しくて、船から見上げる大阪の街は、いつもと違う表情を見せてくれて、よく知っている場所のはずなのに意外な発見が多かった。港町で下船して、川辺で昼食を食べて帰宅した。 昨日はスーパーへ買い出しに出たり、最寄りの公園で過ごした後、実家の家族を招いて鉄板焼きパーティなど。娘も鉄板で焼いた野菜やお肉を満足げに食べていた。娘がもっと小さい頃は安全面と「娘の食べられる物が少ない」と言うことから、鉄板焼きを避けていたけれど、やっと出来るようになったなぁ……と感慨深いものがあった。鉄板焼きが出来るようになると、お客様を招いた時にとても助かる。 そして本日、5月5日最終日。 黄金週間も最後だし、心おきなく楽しく過ごそう……と思いきや、娘は朝から熱を出してしまった。昨日から喉の調子が悪くて、休み明けに小児科へ連れて行こうかと思っていたのだけれど、急遽、朝1番の診療を狙って休日診療所へ行くことに。季節柄、利用者は少なかった。軽い風邪とのこと。お天気が良いのに家に缶詰。娘は熱はあっても、やたら元気で「お外に遊びに行く」とグズグズ。夫に娘を託して娘のための引き籠りグッズの買い出しなど。プリン、塗り絵、絵本など。子供が病気になると親はやたらと甘くなる。私が子供の頃もそうだったなぁ……と、自分の子供時代を懐かしく思い出してしまった。 人の営みって、こんな風に延々と繰り返されていくのだなぁ。 そんなこんなで黄金週間は、ゆっくり過ごすどころか娘の発熱でパッとしない締めくくりとなった。「この黄金週間はケーキを焼こう」と張り切って買った生クリームは冷蔵庫に眠ったままだ。この調子だと生クリームは料理に使ったり、コーヒーに入れたりして地味に消費されるのだと思う。黄金週間を振り返って云々……よりも、娘の発熱が気にかかる。休日診療所で処方された薬は1日分だけなので、明日またかかりつけの小児科へ行こうと思う。大したことは無さそうだけど、早く全快して欲しいなぁ……と祈りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。 ![]() |