思いつき日記
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2001年10月10日(水) |
題名をつけるのが難しい |
昨日の続き。 物事の嫌な面を見てかたくなに否定するのか。 それとも自分を守るために攻撃的になるのか。 幻滅して理想的なことを考えてしまうのか。 人のフリ見てよろしく反面教師として受け入れるのか。
現実的に社会人としていろいろな人間を見てきているが、 これは大きくその人の生き方に作用していると思う。 人に流され、“世間”の事ばかり気にして何の中身も無い人間。 “真”を志して行動して、肩身の狭い思いをする人間。 私は下の方を心がけてしまっている。 なんて生きにくい世の中か。 老子が言っているように無為自然の境地に生きる事は出来るのか。
人間には役割があると思う。 徳の高い人間。ただただ人をあげつらう人間…。
話が逸れてきたので戻しますが、こんな例えで締めたい。 10を知る人間は0でも3でも表現できる。 100を知る人間は10の人間の理解できないところまで到達できる。 結局はそこに終始するのではないだろうか。
だからいろんな事を知り、色々な事を経験することが大切なのでしょう。 年上の人は大切にしたい。人間無駄に年を重ねているわけではなくて、 どうしようもない人間と思われる人でさえ、何かしら得るべきものが あるはすだから。小言と思われる事もよく心に留めておいた方がいい。 必ずそれの意図するところが分かる時が来るはずだから。
そしてそれは必ず次の世代に渡すべきだ。
「純水からきれいな蓮の花は咲かない」から考えた事でした。
……
★読みたい本 『世紀を読む』山崎正和 『わかもとの知恵』金の星社 『美人画報』安野モヨコ
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