パノラマ島日記...奏太朗

 

 

古本屋の主人。 - 2005年03月28日(月)

買い物を頼まれて近所の商店街まで出かけた。
まずは私用でドラッグストアで包帯等を購入。
それから、本来の目的であるスーパーへ。
途中、昔よく行った古本屋の前を通りかった。
暫く考えた末、古びた店の前に自転車を駐め、
中に入った。
うすくコーヒーの香りがする。
主人は愛想がいいとは言い難い。
僕は小説が置いてある奥のコーナーに行った。
天井までみっちり詰まった本棚。
ふと手にとってみた本は全部旧字使いだったりして。
わくわくしながら棚を眺める。
もしかして、稲垣足穂とか置いてあったりして?
と期待しながら随分探したものの
一向に見付からず。
諦めて
人間失格 太宰治
化人幻戯 江戸川乱歩
を持ってレジへ。
会計をする店主に思いきって
「アノ…稲垣足穂とか、ありませんか?」
店主の顔色が心なしか嬉しそうに変わった。
店の裏まで探してくれてやっと出てきた
「一千一秒物語」
僕は喜んで買った。
店主も嬉しそうだった。
これからは、時々この店に来よう、と思う。


それから。
今日から本格的に痩せます。
あんまり食べないことにします。
目指せ40kg台前半!



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