2003年12月16日(火)
ゲイ作品を好きなのはなぜ?
映画のところにも書いたんだけれど、「ブエノスアイレス」にノックアウトされてしまった。
私は、もしかしたらゲイ作品が好きなのかも。過去に大いにはまった漫画は「日出処の天子」「トーマの心臓」だし、「太陽と月に背いて」に酔いしれてディカプリオ作品を見まくっていた(あろうことか写真集まで買ってしまった)し。
なんつーか、ワガママな美少年と、それに振り回される年上の男という設定が好きなのかもしれない。美少年と冴えない女の恋(少女漫画の王道)や美少年と美少女の恋(そんなもん誰が面白がるんじゃい!)は好きじゃないのに。なぜー??
山岸涼子(日出処の天子の作者)が少女漫画で同性愛を描くことについて「読者は本当は素敵な男の子と結ばれるのは自分であってほしいと思っている。主人公が女だと、素敵な男の子と結ばれた主人公に読者は嫉妬してしまう。しかし男同士なら嫉妬はおきない」と言っていましたが、この気持ちちょっとわかるかもー。 自分好みの男の子が他の女(たとえそれが主人公であっても)とくっついてしまうと、その女が気に食わなくなる。でも自分好みの男の子同士でくっつけば、他の女の入り込む隙がなくなってハッピーなのかもしれません。
でも、本当に素敵な男の子とくっつきたいのは自分なのね、なるほど。
と思うと、私ってすっごい男が大好きなんだなーって思います。「男らしい」とよく言われますが、私も女だしね!地図は読めないし、いやらしい計算もいっぱいするし、悪口も言うし、ヒステリックにもなるし。
まあ、ゲイ嗜好考察を経て、自分の新たなる一面を発見できましたとさ。
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