出来る人の条件

仕事をしていて思うこと。
出来る人と、出来ない人の差ってなんだろう。

いろいろあげられると思うけど、今日思ったのは、
「出来る人は、正解をたくさん持っている」
ということ。

世の中には、正解なんていうものは、星の数より多いほどある。
ある問題が提起されたときに、それに対する答えは、
問題の質や、状況によって、同じ答えでも、正解になるときとならないときがある。
ある状況では見当はずれでも、別の機会にはどんぴしゃりだったり。

人の作り出した問題(解かれることが前提であるもの)でないかぎり、
本当の意味での正解っていうものは無いけれども、
その場にふさわしい答えっていうものがきっとあるはずで、
それのことを、一般的に「正解」と呼ぶのだろう。

言い換えれば、出来る人は、状況を読むことが出来て、
なおかつ、それにふさわしい言葉(行動)が出せる人なんだな。

経験や鍛練で、ある程度は身に付けることが出来ることではあるけど、
センスのようなものを始めから持っていないと、頭打ちになってしまう気がする。
出来る人と話をするのが楽しいのは、きっとそういうことなんだろうな。
2001年12月20日(木)

日々 / いけだ