◇◆◇◆細部へ視線の行き届いた歌である。作者は、自ら金槌を握ることもあった。労働を楽しんでいる作者である。くぼまねど、にはまだ初心者、あるいは本来の業務ではない、というへりくだった姿勢が感じられるがわがあぶらに光る、とその仕事に慣れ楽しいと感じる自分を詠っている。