皇帝の日記
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イサムさんが最近、午後のお昼寝すら自分で勝手にするようになった。 3時頃眠くなったら、自分の部屋に行ってベッドに入って、自ら毛布をかけている。
これで自分でトイレに行くようになったら、本当にお母さんの仕事は何も無いね。 もうお母さんは引退だ。
さて、イサムさんがネクラなんである。 いつも隙あらばユアンをいじめている。 ボールを投げたり、アイアンクローをしている。 恐ろしい子。
こないだはグランマの前で二人で遊んでいて、つかまり立ちのユアンの足に、さっと足払いをかけて転けさせていた。 しかも、グランマからは見えないようにこっそりやった。 (そして母は見ていた
これはいかんのではないか。 これからお兄ちゃんになるというのに、こんなワルじゃいかん。
そろそろ言って聞かせたらわかるお年頃になるでしょうか。 もそっと待ってみる。
まあ妊婦だからね。
というわけで、また風邪ひいてまんねん・・・。 ばた・・・。
熱が下がって元気になったイサムさんをデイケアに連れて行ったら、2歳のサム君が鼻をたらしていたのだよ。 これはもらうな、と思った翌日に、しっかり鼻をたらしていたイサムさん。 イサムさんもジャバ夫さんも風邪に倒れていた先々週、全然もらわなかった皇帝。 さすが、妊婦の免疫力はひと味違うわね、と自信を持っていたのに。
洟垂れをもらってしまった・・・。 喉が痛いっす。 痰が絡むので、おえっとすると、つわりで吐いてしまうと言う悪循環。 ああ~。 薬が飲めない辛さ。 学校が春休みになったとたんに風邪って。
まあいいや。 寝ます。
午前中、ジャバ夫さんにイサムさんを見ててもらったら、どうやら二人で公園に行った様子。 帰って来たら、イサムさん下半身ドロだらけ。 頭髪からは何故か生肉の香。 何があったのか、怖くて聞けない。
そんなわけで、今学期最後の授業に行ったのだけれど、なんせ課題のリングをイサムさんに無くされてしまったので、何を先生に見せたらよかべ。 と考えて、授業の暇な時間になんとなーく作っていた、銀と銅で出来た熊のキーホルダーを出す事に。 と、思って机の上にキーホルダーを出して置いて、休憩時間にトイレに行って帰って来たら、先生はその熊をタヌキだと思ったのか、金属の色を黒くする薬品で勝手に手直しをしてくれてしまっていた。
なんか、目と鼻と爪の周りを黒く・・・。
せんせー。 これ熊ですけど。
と言うと、「パンダだと思ったよ!」と。 いや、この配色はパンダでも無いだろうがよ。
結局、なんだかわからない何かのキーホルダーになった。 まあええが。
午後、夕方から気分が悪くなるので、午前中に色々してしまおうと思うのだが、午前中は眠いジレンマ。 くう。
さて、始めの妊娠とどうやら様子が違うな、と思った事がいくつかあったので、書き出してみると。
1)お腹がすぐ大きくなった。 まだ2、3ヶ月だと言うのに、もう5、6ヶ月くらいの腹の出具合。 もともと腹筋が弱いから、第一子の時も「あれ?もうお腹でてるの?」というくらいにはポンポコリンだったが。 段違いにスピーディーに腹が出てるね。 一回伸びたからか。 普通にジーンズが履けないので、腹巻きを上から巻いたり、ヨガパンツを履いたりしている。 体型参考はキューピーちゃん。
2)運動しても大丈夫。 というか、イサムさんを追いかけないといけないから、いやでも動き回っているのだけど。 イサムさん妊娠時は、赤ちゃん落っことしたらどうしよう(落ちないよ)、とか思っていたのでソロソロと動いていた。 今回は、まあ大体の事が大丈夫。 イサムさんは腹に乗って来るし、オムツ変える時は腹に蹴りを連打して来るし。
3)シミが顔面のど真ん中に出た。 イサムさんの時は、眼の下にポツポツポツとシミが出て、産後半年くらいで消えたかな。 今回は、何故か鼻の付け根にぼわ~っとシミが。 まさかど真ん中に来るとは。 やってくれるじゃないのよ・・・シミ・・・。
まあそんな感じで。 相変わらずなのは、とにかく眠いこととか。 イサム妊娠中にしこたま寝てて、産まれたイサムは良く寝る良い子だったから、今回も良く寝る子になってくれないかな。
これから夕方のつわりに備えて、ソーメンを食べる。
日本の運転免許の更新に行かねばならんのですが、今日本に行ったら色々迷惑そうなので、一回免許を失効させて、6月末以降に状況が落ち着いてたら行こうかと。
それにしても、アメリカの運転免許の写真は、産後すぐで顔がパツパツにむくんでいる時。 今度は日本の免許も妊婦でパツパツな写真になるのか。 もう良いよ。 デフォルトでパツパツなんだと思えば。
さて、今日は気分が良くないので、ほぼ一日中寝てた。 というか、横になっていたのだが。 イサムさんは午前中にデイケアに行き、帰って来てからお母さんがずっと横になっているので、一人で本を読んだり車のおもちゃで遊んだり。 あと、寝てるお母さんの耳に、おもちゃの電話をグリグリ押し付けて来たりしてた。 手間のかからない子です。
ゴロゴロ。
明日はもちょっと元気がでますように。 ゴロゴロ。
そんなわけで、課題のリングを紛失するなどアクシデントはあったものの(そして、まだ出て来ない)今学期はあと一回の授業で終了。 来学期の授業を申し込まねばならない。 前回のジュエリー関係授業の申し込みは、受付開始15分で閉め切る程の人気だったと言うので、じとっとネットの画面の前で待機し、8:00の開始と同時に申し込みを完了。 無事に4つの授業をとる事ができた。 月火水金で、午前も午後もバラバラの受講。 でもまあ、イサムさんのデイケアの送り迎えがうまく調整できれば、不可能ではない。
ちなみに、今回は10分で定員オーバーになったらしい。 そんなに人気のあるクラスなら、コマ数を増やせば良いんじゃないかと思うのだが。 金属の加工ができるようにセッティングされた教室が一部屋しか無いので、増やせないんだそうな。
さて、障害を克服(?)しながら頑張ってくれた先生の授業も、残すところ後一回。 そして、ここで問題が起きた。 なんと先生、残り一回分の授業の前に、材料の予算を全部使いきったのだ。 せんせー!
先生に言わせると、ちゃんと計算して石や金属を買っていた、筈。 筈なんだけどねー。
毎回配られる金属(銅や真鍮)が、やけに潤沢だと思ったよ。 「授業ができないから、来週は打上げにしようと思うんだけど、お金がないから皆おかし持って来てね」だそうです。 はーい・・・。
ところで、先生は授業中お手本を見せる時に、手元をズームにして撮影するカメラの使い方がいまいち理解できず、自動ズームに設定したままになっていたので、授業中はずっとテレビ画面に先生の頭皮がどアップで映し出されていた。 先生、白髪が一杯です。
イサムさんの二歳の誕生日会をした。
イサムさん本人の友達がまだまだ居ないので、招待客はベビーシャワーの時に来てくれた人が中心。 会場は、サンタバーバラの公園でやろうと思っていたのに、週末、南カリフォルニアでは異例な程の大雨が! モンスーンだそうですよ。 家のあちこちが水漏れです。 この家水に弱ええ! そんな家を片付けて、飾り付けをして、ケーキを用意しておもてなし。
飾り付けのテーマは、消防車。 子ども等には消防士の帽子をかぶってもらい、車の風船をプカプカさせ。 お菓子は日本のスナックやチョコ。 いいなーイサムさん。 こんなしっかりした誕生日会をしてもらうなんて。
で、「プレゼント何が良い?」って聞かれると、「服!」と答えていたので、2-3歳の洋服を沢山いただきました! やった! 実はこのところ急に背が伸び、深刻な程洋服が足りず。 一杯持っているんだけど、毎日しこたま汚すので、1日に何回も着替えて、時々着るものが無い程。 デイケアに行くのに服が無く、パジャマのズボンででかける事などがあり。 駄目だ! まだ二歳だから誰も突っ込まないでいてくれるが、このままでは「イサムってさー。パジャマで学校来てた子でしょー」なんて将来言われてしまう。
というわけで、洋服を!と訴えていたのでした。 ありがとう! これでお洒落にデイケアに行けます。
それにしても、何故に人様がくれる洋服はかっこいい、かわいいのでしょう。 親が探して来ると、なんか邪念が入るのか、お洒落になり切れないのが不思議。
さて、お洒落になり切れてるのかなり切れてないのか。 ラルフローレンがデザインした、日本支援ポロシャツがこちらです。 収益金が寄付になります。 http://www.ralphlauren.com/home/index.jsp?direct おお。 おおお? ありがたーい、けど複雑な大和魂。 日の丸を着ると、急にスポーツ選手に見えて来ると言う不思議。 これであなたも日本代表に。
なんて事をツイッターで言ってたら、多くの人に「是非買って着て」とふられたので、なんか買いそうです。 黒か紺が良いな、と思ったのですが。 あえて制服感を出すため、襟は立てない着こなしにしてみようかと。 親戚からも購入を頼まれたので、送料がお安くなるのも良いわね、と思っているのです。 うふふ。
あ、でもこれチョッキとかベスト着たら、普通。
アメリカ人はわりと寄付の習慣が根付いてると思う。
うちのお手伝いさんも、スーパーのクーポンを集めて寄付するという活動に長年熱心で、買い物したあとは必ずレシートを彼女にまとめて渡している。 熱心なクリスチャンなこともあり、毎週末教会に行ってはチャリティー活動や物品の寄付をしている。 皇帝の(若過ぎて)着なくなった洋服なんかも、このチャリティーに行くのである。
ジャバ夫さんは無宗教だが日常的にちょくちょく寄付をしていて、寄付活動を見つけるととりあえずいくらか寄付をする事になっているらしい(道端のはどういう団体かわかんないから、それはやめろと言ってるんですが・・・)。 サンタバーバラの映画館では、チケット代+5ドル多く払えて、余分は足の不自由な子どもが乗れる、特殊な自転車を購入するというチャリティーがあるのだが、そういうのがあると、迷わず寄付する。 ネットでもテレビでも、なんか見るとひょっと寄付したりするので、不思議な習慣を持ってる人だなと思っていたのだが。
今回、日本に寄付して欲しいんだけど、と言ったらもちろんさっと手続きしてくれた。 なるほど、必要としている人に必要な物を届けようと言う気持ちのありがたみが、初めて身にしみてわかったのでございます。 私は今までそんな気持ちで寄付した事があっただろうか。 そもそも寄付がどんなものか考えた事があったかどうか。
今回の震災で、日本での募金活動がドンドン行われていると聞き、あんまり寄付文化の無い日本でも、寄付の概念が根付けば良いな、と思ったのでした。
ついにジャバ夫さんも回復しそう。 イサムさんが回復する時は、1日で突然ぱたっと普通の状態に戻ったけれど、大人はそうはいかないらしく、ジリジリ良くなって来ました。 子どもの病気はかわいそうだけど、夫の病気は面倒くさい(おっとっと 早く元気になって、つわりの妻の面倒を見てくださいよ。 おえ~。
そう、つわりは居なくなったと思ったら、やっぱりそんな簡単にはいかなかったのです。 残念ながら。 でろ~ん。 ねろ~ん。
あんまりねろ~んとしていたので、久々に元気になってうれしさのあまり暴れているイサムさんを騒がせたまま、小一時間程昼寝したら、変な夢を沢山見てしまった。
日本のローカルラジオ局のDJになって、地元の少年サッカーチームの紹介をしなければいけないけど、自分は引っ越して来たばかりだから、チーム名が良くわからないという状況で、生放送。 ああああ!!となってる夢とか。
イサムさんに顔を蹴られて起きた。 なんか、イサムさんとてもエネルギッシュ。 毎日楽しくてしょうがないんだろうね・・・キミ。
さて、被災地以外での買い占めについて思う事など。 地震には遭っていないけれど、火事に二回遭った経験から。 逃げる時は何も持って行けませんよ。
例えば、2リットルのペットボトルを5本買溜めたとして、それ何本持って走れますかね。 赤ちゃんが居たら、赤ちゃん両手で抱えて逃げるだけ。 災害用リュックは背負えるかもしれないけど、子どもが二人居たら一人は背負って、一人は抱えて、それっきり。 猫が居たら猫持って逃げる。
火事の時は義父母と従業員が居たけど、持って出れたのはロッキーだけ。 身分証明書も財布も持てなかったけれど、命を持って出るのが一番大事。 命さえ持っていれば、その他の事は案外速くどうにかなる物です。
そして色んな物が売れ残っているようなので(ドクターペッパーとかペリエとか パンは無いけどケーキ屋さんは普通に営業してたりして、パンが無ければケーキを食べれば良いじゃないってな事になってるらしいし。 どうしてもこの品でないとならない!という状況以外の人は、焦らなくても大丈夫のようです。 アレルギーの人とか、つわりでトーストしか受け付けないとか、困っているだろうな、と思うのです。
あと大家族の人は、普段から大量に買い物をしているわけで。 それをたまたまチロッと見て「あらやんだ、あんなに買溜めして」とか思われたら、気の毒だな、と思うのです。 人の行動を、批判的に見ない。
ツイッター見てても、沢山の人が揺れてないのに揺れた感じがして気分が悪くなったり、緊張とストレスで母乳が止まっちゃったりして、大変そうです。 でもリラックスして。 絶対母乳あげないといけないわけではないし、粉ミルクと清潔な水が手に入る人なら、一時切り替えてもオッケー。 落ち着いたら出るようになるかもしれないし、そのまま出なくなってもだからどうしたっつー話。 母乳じゃなきゃ!って思ったりしないで、赤ちゃんが安全な飲み物を飲めていれば、親の役目は十分果たせてると思いましょう。
あと、NHKでやってたビニール袋から作るオムツを、ちょっとやってみました。 ・・・うん・・・色々漏れる・・・よ・・・。 もうちょっと改良してみる・・・。 外からタオル巻いたら良いのかな。 どうかな。
デイケアにイサムさんを迎えに行ったら、「そっから俺の活躍を見ててくれ!」ってな感じで手を引っ張られてポーチに連れて行かれ、二人の男の子と庭で遊んでいる所を見せつけられたのであった。 なんか、10分くらい・・・。
一人の子が「ワン!スリー!ゴー!」とかけ声をかけ(ツーはどこに行った)、それに合わせて滑り台を駆け下りると言う遊び。 ちゃんと順番を守って、滑り台を使うイサムさん。 友達が滑り台から降りて来ると、拍手をして激励するイサムさん。 なんと。 ユアンと喧嘩ばかりしているイサムさんが。 他の子とコミュニケーションをとっているだなんて。 しかも楽しそうに。
デイケアに入れて良かった。
で、ひとしきり「俺はこうやって遊んでいるんだぜ」を見せた後、満足したのか、またお母さんの手を取って車に向かったのであった。 なんだ、本当に見せたかっただけなのか。
しかし、イサムさんの成長を感じたのでありました。 グッジョブ。
おらのフェイスブックがハッキングされたっぽいです。 なんか私からのメールで、英語で「このページ開けてみ?」みたいなのが来たら、開けないで! 今フェイスブックに被害届を出しています。 義妹もやられたらしいので、彼女ともお友達登録してる人は注意ー。
さて、イサムさん二歳検診だった。 言葉が遅いので、難聴検査をしてみるのも良いかもね、と勧められたが。 でも、医者が聴診器を当ててる時に「いた~い、いた~い」と泣いていた(痛くないくせに)。 その思い、医者に通じず。 あと、お昼ご飯の時にキノコ食べながら「のこ~、のこ~」と言っていたので、一応しゃべってると思うんだけど。
水疱瘡の予防接種をしたので、せっかく麻疹が引いたイサムさん、今夜はプチプチが出るかもしれない。 要注意。
レディ・ガガのオフィシャルサイトから、日本の為に祈りをゴムバンドを購入しようかと思っている。
http://www.ladygaga.com/Default.aspx#!tweets-official
収益金が義援金になるんだけど、そういうとゴムバンド買わないで直接募金しろよって話になるかと思うんですが。 このゴムバンドを付けてると、それを見た人が私が日本人だってわかったりして、そっから「地震大丈夫だった?」という話題になり、日本の現状を外国人にお伝えする機会ができるわけですね。 話が進めば、「あなたも募金はいかが?」ってな事にもなるかもしれないし。
他にも、ハリウッドセレブが続々と高額寄付をしていて、もうハリウッドに足向けて寝れないです。 私が言うのもおかしなもんですが、日本の為にありがとう。 しばらくセレブの体型の文句とか言いません。
ところで、我が家がアメリカ赤十字に送ったお金ですが。 なんと銀行で止まってる!! 今まで送った事のない所に、送った事無い金額が振り込まれたので、銀行差し止めになってしまったのでした。 なーんと。 普段寄付していないからこんなことに・・・。 こんなことで、止まってる義援金が結構あるんじゃないだろうか。
ちなみに、銀行に本人が電話すると凍結解除してくれます。 あわてず騒がず。
昔から放火と火事場泥棒は最も重い罪、と相場が決まってるもんなんですが。 義援金を装った泥棒などが出ると聞くと、がっかりしてしまう。
中でも怖いなーと思うのは、東京電力を装ってやって来ると言う、男複数人のグループとか言うの。 今の所、狙いは女性のようなので、一人暮らしや日中一人の女性は、ドアを開ける前にしっかりと確認を。 これ、年寄りなんかがターゲットだったら、簡単に開けてしまいそうで怖い。
さて、できるだけくだらない事を書く。
イサムさんの熱が下がったので、デイケアに送って、皇帝は学校へ。 ところが、課題のリングが無くなってしまったのだ。
最後に見たのは、イサムさんがお母さんの机の上のリングに手を伸ばそうとしていた時。 「駄目よー。お母さんのリングで遊んじゃー」 と言って、2秒目を離したら、無くなっていた。 飲み込むにはでか過ぎるリング。
ジャバ夫さんに泣きついて、テレビの台を動かし、机を動かし、ベッドを片付け、懐中電灯で床と言う床を全部見た。 机の横のゴミ箱の中もじっくりかき回した。 でも無いのだ。 テンコーヒキタも真っ青のイリュージョン。 無い無い無い。
まさか飲んじゃいないと思うのだ。 だって500円玉よりでかいもの。 でも一応、デイケアの人に「うん○したら確認してください」と言っておいたのだが。 時を同じくして便秘になったらしい。
今うん○待ち。
パンダのお母さんが赤ちゃんを踏んづけて死なせてしまったと言う話を聞いて、なんてことを!と思っていたけれど、今朝は母に踏まれたイサムさんの鳴き声で目が覚めました。 ごめんよ。
日本のニュースがどんどん緊迫したものになっていて、見ているだけで焦ります。 こんな時に普段どうり更新もどうかと思いますが、被災記事やニュースに疲れた時に一休みできるところが必要かと思い、平常運転でまいります。
北カリフォルニアでは青年一人が津波にさらわれてしまいました。 津波警報が出ていて、最も危険と言われていたエリアにわざわざ行って、防波堤に登ってシャッター・チャンスを待っていたそう。 まだ行方不明ですが、警報は意味があって出ているのだから、ちゃんと聞かないと。
サンタバーバラ沿岸でも避難警報が出ていたので、誰も出勤していなかったそうですが、釣り客相手のお弁当屋さんが流されてしまったようです。
我が家も、もしまだビーチハウスに住んでいたら、再び避難勧告が出ていた事でしょう。 二年間で二回火事で焼けだされて、津波にやられてたらと思うと、だってだってだって、だってだってなんだもん、ってなりそう。
さて、イサムさんが飲み物をあまり飲んでくれないので、脱水気味。 医者に勧められて、ゲイタレードを凍らせたチューペットみたいなのを買ったのだけれど。 食べてみたら、酸っぱくて甘くてベタベタで、しかも食べたら口の中が真っ青に。 イサムさんも一口も食べなかった。 でも元気にはなって来ているので、今夜からは自分の部屋で寝てもらう予定。 お母さんに踏まれちゃうものね。
そしてジャバ夫さんの具合は悪くなりっぱなし。 常備薬って持ってる時はずっと持ってるような気がするんだけど、一回風邪になるとすぐに風邪薬は無くなるし、のどぬーるもベンザブロックも無くなってしまった。 アメリカの市販薬はよくわからないし。 ジャバ夫さんは大人なのに市販薬に全然詳しくなくて、この年になるまであんま薬とか飲んでなかったっぽい。 薬局でどれが良いのか聞いてもよくわかんないのだ。 とりあえず、ビタミン剤を飲んでいるジャバ夫さん。
皇帝のつわりは、ちょっとよくなって来たっぽい。 そんなバカな。 今このちょっと具合がいいのは、騙されているに違いない。 こんなに早くつわりが終わるわけない! でも今のうちに休んでた運動とかしておこう、というわけで、せっせと歩いたりしている。 ウロウロ。
それと、元気なので掃除をしてたら、結構多くの小銭を発見したので、再び同金額を募金に振り込んでおいたのれす。
地震のニュースに、アメリカの友達が心配して連絡をくれるのですが、私もよくわかんないので何とも言えず。 ロスは人間関係が希薄で、冷たい都市よねーと思っていたけど、そのせいなのかどうなのか、袖触れ合っただけみたいな仲の人が、突然心配して電話をよこしたりする。 日本が大変だ!ってなって、そういえば日本の子が居た!って思い出してくれるなんて、優しいよねえ。
さて、日本のニュースとアメリカのニュースと、両方見ているのだが。 日本のニュースの方が冷静。 情報も詳しい。
アメリカのニュースは、津波とか建物が倒壊するような、酷いシーンを何度も繰り返し放送して、悲鳴とかを入れて来る。 その報道の仕方で、911テロの時に多くの人がPTSDになったり、乳幼児童が原因不明の夜泣きをしたりと弊害があったのに。 全然なんにも学んでない。
イサムさんにはポータブルDVDでアンパンマンを見せて、ストレスを与えないように勤めているけれど、具合が悪いせいか起きてる時はずっと泣きっぱなし。 疲れて少し寝て、また起きて泣くの繰り返し。 母も疲れました。
とりあえず、被災しなかった人は何もできない事を気に病んで、惨状に疲れ果ててしまうのだそうで。 そんな事でダメージを受けても、誰も助からないので、疲れたら一回テレビを消して休むのがよろしかろうと思います。
何にもできないので、返って来たナパ旅行の代金をレッドクロスに送ることにしました。 他の募金機関は手数料とかを、けっこう間でとられるそうなので、赤十字が一番効率が良いそうです。 ドルが弱いので、円にすると目減りしてしまうのが悲しい。
アメリカから募金する人は、集金が始まっていても、手続き完了は月曜日にならないと行われないので、焦らずに寄付する所をよく調べてからでオッケー。 日本の人も現金の寄付が役立つのは、震災直後よりも復興時なので、焦ってその辺の駅に立ってるあやしい募金箱を利用しないようにしてください。 中には訪問して来て嘘の募金を募る、火事場泥棒みたいなのも居るようなのでご注意。
あと、アメリカのテレビでは、アメリカの主要都市で同規模の震災があったらどうするっていうシミュレーションを何回もやるんだけど。 暴動が起きまくり。 アメリカの災害は、二次災害が大変になりそう。
実家は大丈夫です。 こちらも朝から津波警報がありましたが、小さな船がいくつか壊れたくらいで、被害者は無し。 ただ、アメリカのニュースがあまりにいい加減で、地理的に間違った事ばっかり言うし、被害者数とかもザックリと2桁間違うので、日本のニュースを参考にした方がよさそう。
http://www.ustream.tv/channel/nhk-gtv
NHKがライブで視聴できます。
そして、こんな時にイサムさん突発性湿疹。 朝起きたら、首から顔から赤いプツプツ。 プツプツ。 そして、機嫌が未だかつて無い程悪い。 大音量で泣くイサムさん。 同じく体調不良のジャバ夫さん。 おえ~っとしてる皇帝。
この面子で、とりあえずしたこと。
週末のナパバリー行きキャンセルだよ!!
ああ! アメリカ1予約のとりにくいレストラン! ま、また来年・・・。
ホテル、レストラン、飛行機。 全部キャンセル料がほぼ全額かかるよ。 しくしく。 でも一応、電話して「子どもが熱を出してしまって~」と言ったら、本来かかるキャンセル料が全て免除に。 あら。
死んでも来い!みたいな事が書いてあったのに。 子どもの発熱は最強なのか。 ただ、飛行機のチケットだけは、年内にナパに飛ばなければならないらしい。
うーん。 なんの用事もないのに、妊婦がワインカントリーのナパに飛ぶのか。 うーん。
悩んでみる。
なんでイサムさんが母の方に寄って来るかわかった。 熱出暑いから、比較的体温の低い皇帝の方に向かって来るのですね。 ジャバ夫さんはいつもポカポカだからね。 イサムさんの熱も高熱から中熱くらいに下がって来て、100度前後を行ったり来たり。 後二日くらい寝てれば治りそう。
さて、妊婦は和食が食べたくなるらしく、洋食はあんまり進まない。 自力でぱっと作れる和食と言えば、うどんとかソバとかカップラーメンとか、そんなジャンクばかり。 普段はコックさんがキッチンを占領しているし、できる事と言えば、お湯をぱっと沸かしてカップ麺に注ぐ程度。 でもって、コックさんが作ってくれる物は食べれないのだ。
だからコックさんが、イノシシのステーキ・オニオンソテー添え(おえ~)とか、カジキマグロのマンゴーソース焼き(おえ~)とか、なんか手のかかる物を作ってくれている横で、カップ麺を作ってズルズル食べて、お昼になると食事を残すと言う図。
なんてやな奴なんだ!
そんなんなんで、コックさんが朝「今日の献立はサーモンだけど、食べれる?」と一応聞いてくれるのだが。 でも、食べれるか食べれないかは、食べるその時にならないとわからないのだ。 美味しそう!と一口食べたら、おえ~っとする事だってあるし。 食べれないなーと思った物が、意外に行けたりして。 自分でも自分が良くわからない。
だもんで、もう僕の事は気にせずに献立てください。 食べれたら、絶対美味しいんだろうなー・・・ブチブチ。
そんなわけで、イサムさんの時に比べるとやや弱い感じのつわりが、だら~っときている。 イサムさんの時は、匂い物が全然駄目だったけれど、今回はたいていの匂いは平気。
あと、前回の経験を生かして、吐く前に食べる、という詰め込み式を採用。 体重の増え方は半端ないけど、吐くと体力削るので。 温存する方向で。
でもってイサムさんの熱。 ついに華氏105度(摂氏40.7度)の大台に乗ったので、今朝病院に行ってきた。 医者は来るな!と言っていたけど、心配じゃないですか。 あと、初めて熱性けいれんが出て、母はビビりました。 熱が高過ぎて、ブルブルブルっとするやつ。 ブルブルブル。
で、診断結果は思った通りになんでもない只の熱。 良かった。 あと3日もすれば、下がるらしい。 デイケアに行きはじめると、すぐ病気になるとは聞いていたけど、一発でしたな。
昨晩も、寝ながら吐いたりしたら困ると思って、親子川の字に横になっていたのである。 良かった、カリフォルニアキングで。 しかし、何故かイサムさんがじりじりじりじりこちらに寄って来るので、母はじりじり布団からはみ出てしまい、寒かった。 ジャバ夫さんだけ、どどーんと大の字で寝てた。 ずるい。
今日も寝ずの番になりそうです。 ぐう。
2011年03月09日(水) |
そして、新たな伝説へ |
昨晩、イサムさんが104度の過去最高体温を記録してしまい、寝ずの看病をしておりましたのです。 今朝は101度にまで下がって来て、医者がそんなことぐらいで病院に来るな、と言っているので自宅待機中。 新生児の時の103度で緊急病棟に送られたのとは違って、もう2歳なんで、105度くらいにならないと深夜受診とかしないみたいですよ。 まあ、ブツブツも出てないし、お腹も壊してないし、熱以外の異常がないからお医者さんの出番ではないのでしょう。
さて、新たな伝説を作るべく、イサムマーク2がやって来ました。 今妊娠8~9週間くらいだそうです。 病院で心音が確認できてから発表しようと思っていたら、医者が旅行に行ってしまい、なかなか予約が取れなかったのです。 今日ようやく超音波検査もできて、未知の生命体が確認できたのでご報告します。 てってれ~。
機械が進歩したのか、やけに画像が鮮明で、グミベアー(グミでできた、クマ型のお菓子。ソニプラなどで購入可能)みたいなのが、グリグリと鼻の辺りをこすっているのが見えました。 イサムさんのこの頃の写真だと、なんか豆みたいのがぽちっと居るって感じだったのに。 科学の進歩ですね。
そんなわけで、最近体調不良だとか言いながら、だら~っとしていたのです。 だらだら。 妊娠に気がつく前に、スノボとかしてお尻に銀河の痣を作っていたのに、よくぞ無事で居てくれたもんだと思います。
我慢強いたくましい子になるでしょう。 だらだら。
まあ悪い子なのです。
特にイサムさんが最近悪いのは、9ヶ月のユアン君をいじめる事。 いじめると言うか、ユアンにおもちゃを貸してあげない。 ユアンがなんかで遊んでいると、そのおもちゃを取り上げたりする。
それだけならばまだしも、デイケアに行き始めてから暴力を学んだらしく、ユアンのおもちゃを取り上げた後に、ぶったり、突き飛ばしたりするんで良くない。
まあでも、イサムさんの名誉の為に言うと、まるっきりの弱い者いじめと言うわけでもないのだ。 やせ形のイサムさんは25ポンド。 巨大児のユアンは23ポンド。 重さで言うと、ほとんど体格差はない。
自分と同じくらいの大きさの人間が、四つん這いでじりじり迫って来るのだ。 そら突き飛ばす気持ちもわからんでもない。 もちろん、発達に差があるのでなんとも言えんけど。
でもね、ユアンも、イサムさんに突き飛ばされるってわかってるんだから、近寄らなければ良いのに。 イサムさんを見つけると、「ぎゃばばばばば!」とうれしそうにハイハイで突撃して行くのだ。 で、わざわざイサムさんの使っているおもちゃで遊ぼうとするし。 その度に、イサムさんの腕力に屈して泣くのだ。 そして、泣きながらイサムさんに尚もくっついて行く。 愛が重い。
イサムさんがもっとずっとお兄ちゃんなら、またちょっと違うんだろうけど。 道理の通じない者どうしの、終わりの無い争い。 母はなんか・・・申し訳ないけど、匙を投げております・・・。 そのうち、自分たちで心地よい距離を探ってください・・・。
魔の二歳と言われる、反抗期の二歳。 英語では、テリブル(ひどい)トゥース(二歳)と言います。 まあ、ようするに言う事を聞かんのです。 発達段階で言うと、自我の目覚めとか、そんなん。
だがしかし、イサムさんはとっても良い子。 良い子の事例を挙げたら、きりがない程。 あまたの伝説の中でも、最も多くの母親に「信じられない!」と驚かれるのが、夜の寝付きの良さ。
赤ちゃんの寝付かせに、苦労していると言う話は良く聞くと思う。 僕が見て来た最もすごい赤ちゃんは、ベビーベッドに入れてから二時間泣き通しで、お母さんがベッドの横に付きっきりという強者。 泣き過ぎて吐いたりするから、お母さん離れられないのだ。 それが、たまたまその日だけではなく毎晩だというので、聞いただけで大変さが伝わって来るではないか。
んで、イサムさんなんだが。 9時になると、勝手に寝る。
ベビーベッド(柵付き)だった頃は、絵本を読んで、歯を磨いて、オムツを取り替えて、柵の中に入れてあげると、自分で電動メリー(ベッドの上でグルグル回ってるおもちゃ)のスイッチを入れて、ごろっと横になって静かに眼を閉じて寝始めていたイサムさん。
それが最近、ジャバ夫さんが車型の幼児用ベッド(柵無し)をプレゼントしてからは、絵本を読み終わるか終わらないか位で、勝手にベッドによじ登って、うつぶせに大の字になって「ナイナーイ」(グッドナイトの幼児語)と言って寝てしまうようになった。 あの、歯磨き・・・オムツ・・・。
寝ているイサムさんの口に歯ブラシを入れて磨き、うつぶせのままどうにかオムツを取り替えて、布団をかけてあげて部屋を出るだけ。
夜泣きもするけど、苦労する程の夜泣きは、この1年間では5、6回程度。 なんか嫌な夢でも見たのか、夜中に突然泣き出したりする。 そう云う時は、もう一回ベッドに入れてあげると、しばらく泣いてから寝直しますね。
まあ、そんな風に騙されてるんじゃないかと言うくらい良い子なイサムさん。 では、明日は悪い子伝説をばお聞かせしましょう。 悪い時もあります。
イサムさん、2歳になりました。 おめでとう! お誕生日会は19日にやろうと思っているので、今日は特にプレゼントとかは無いけれど、二歳になったのですねえ。 感慨深いですねえ。
そして、二歳の記念に、イサムさん初めて床屋さんに行きました。 初めての床屋さんは、お父さんの行きつけのモンテシトにあるジェントルマン御用達のお店へ。 ジェントルマンというと大げさだが、ようするに美容室ではなく床屋さん。 モンテシトと言うお土地柄、引退した俳優さんとかも来るとか。 いかにも、ショーン・コネリーやジョージ・クルーニーのような雰囲気のナイスおじいちゃん達がお客さん。 店主はトミーリー・ジョーンズに似た渋いおじさん。
イサムさんは13時30分の予約。 床屋さんの椅子に、スケートボードを乗せて、その上に座る。 首にティッシュを巻かれて、黒いポンチョを着るイサムさん。 大人しくしてもらうために、トラックの写真集を渡しておく。
そして、お姉さんがやってきて「葉巻はいかが?」なんぞと言われる(皇帝にね。 さすがジェントルメンの床屋・・・。 レザーのソファーに腰掛けてお待ちくだされ、と勧められたけれど、イサムさんの初床屋を撮影する為に、携帯片手にウロウロする皇帝。 店主は日本に住んでいた事もあり、使っているハサミのメーカーは「信長」だそうです。 ウロウロ。
電気バリカンとか、怖がるかな~と思ったけれど、イサムさん動かざる事山の如し。 実に大人しく30分ばっかり髪の毛を切られておりました。 頭が一回り小さくなりました。 で、店主が「この子頭の鉢が開いてるから、てっぺんを短くしないと。あと、髪の毛が全部立ってるから、もっと髪の毛が多くなるまで、長くするのは止めた方が良いねえ」との忠告を。
・・ですね。
短めに刈ったので、なんとなく金の猿っぽくなりましたよ。
蓮園、という事になりますが、今は蓮の花の季節ではなかったので、咲いている所は見れず。
先週、予約制で見学できるロータスランドという庭園に行ってきたのだ。 元々は個人の家と庭だった所を、一般に公開している。
サンタバーバラにはそういう庭園や公園が沢山ある。 豪邸に住んでたけれど、死後相続する人が居なかったり、相続税が払えなかったり、相続する人の事が嫌いだったりすると、自分の家を市に寄付したり公園にしたりして、管理してもらうようなのだ。 公園にしてしまえば、市やボランティアが緑化をしてくれるし、公園に自分の名前を付けてもらえばずっと功績として残る。
イサムさんが良く行く公園も、マニーさんという夫婦が寄付した物だし、サンタバーバラの中心街にある公園も、アリスなんちゃらさんの寄付。
さて、このロータスランドは、マダム・ワルスカさんの寄付。 生前6人の夫を持ち、美貌を誇ったそうな。 最後の旦那さんがヨガのインストラクターで、このロータスランドをマダムにプレゼントしたんだとか。 儲かるのか、ヨガインストラクター。 1920年撮影の彼女の白黒写真では、ミュシャの絵に出て来そうな線のしっかりした美女っぷりで、当時はダイヤより高価だったと言う真珠のネックレスを何重にも巻いて、頭にも巻いて、腕にも巻いちゃってる。
現在はボランティアの人達がツアーをしてくれて、一般人に公開されている。 なんで予約制のツアーが必要なのかと言うと、あんまりにも庭園が広いので、勝手に歩いてると迷子になってしまうのだ。 庭は実に26ものセクションに別れており、それぞれにテーマがある。 熱帯雨林とか、サボテンとか、日本庭園とか。 中には庭師の居住区なる物もあり、マダムが造園に力を入れていた事を伺わせる。
更にマダムは、生前からこの庭を教育の為に解放する事を計画していたらしく、珍しい植物や鉱物は、どんな経緯で庭にやって来たのかを記録に残していると言うのだ。
イサムさんとユアンを連れていたので、ツアーの人に「短めにお願いします」と行っておいたのだが、はしょっても2時間半の長いツアーになってしまった。 普通に回ったら、どうなっていた事やら。
あと、気がついたらイサムさんのデイケアの敷地の裏が見えた。 ご近所。
結局、サンフランシスコ行きませんでした。 ばた。
まあ車で8時間と言う道のりがねえ。 最近皇帝の体調が不良なのと、置いて行こうと思っていたイサムさんが夜中にお腹ピーピーになったのとで、土壇場でキャンセルとなりました。 元々、ジャバ夫さんの就職活動をかねて、なんちゃらいうカンファレンスに出席する目的があったものの、どうやら日程的にお目当ての企業ブースに行けないという事が判明し、じゃあ行ってもあーんまり意味ないか、となり。 勇気ある撤退。
さて、最近スリッパの痛みが激しいことに気がついた。 次々にすり切れて駄目になって行く。 で、思い当たる事と言えば、家の床が石だからじゃないだろうか。 滑らかな石じゃなくて、なんかボコボコ穴があいてるので、そのせいでスリッパの生地がすり切れてしまうんじゃないかと思う。 まあ、それだけの話なんですが。
今度、底がゴムになってるスリッパを探しに行こうと思っている。 それか、サボだな。
僕以外の家族は、皆家の中でも靴を履いているので、スリッパの被害には気がついていない。 皆、床、硬いし寒いよ。
さて、一番勉強のできる所ではなくて、一番近い所のデイケアに通い始めたイサムさん。 良い所だと思いますよ、環境も。 先生の数が多過ぎやしないかと思わないでも無いが。 今日は、インターンの先生(女子大生)2人と、園長で大人3人に、子ども4人という素敵なことになっていたけれど。
発見したのは、2歳男児は女子大生が好き。 できるようになったばかりの、とっておきの技を女子大生に見せつけようと、張り切る赤子達。 ドアを開けたり閉めたりを延々と繰り返す赤子。 女子大生の足下にボールを投げまくる赤子。 自分のおしゃぶりをあげようとする赤子。 そして、イサムさんは最近覚えたばかりのジャンプでアピール。
・・・すごいはしゃぎようだな、君達。
ジャバ夫さんは「その気持ちはわからんでもないが」とか言ってた。 女子大生はかわいらしくキャッキャキャッキャと笑いながら「きゃー、赤ちゃん可愛い~」ってなもんである。 君等、赤ちゃんは可愛いだけじゃないぞ。
などと、意地悪く思いながらおばちゃんは学校に行ったのであった。
お昼は、お手伝いさんとジャバ夫さんが迎えに行ったらしいが、なんとイサムさんがジャバ夫さんを押し退け、お手伝いさんに抱きついたらしい。 得意のお手伝いさん。 哀愁漂うジャバ夫さん。 かわいそうに。
ところで、義妹が言う所の一番勉強ができる学校だが。 近所に、大学進学率100%で、ハーバードやエール大学生を多く排出している、名門高校がある。 幼稚園から入学可能で、ようするに一貫校ですね。
そこに眼をつけた義妹が資料を請求すると、ななななんと、授業料が年間25000ドルとか言ってる。 なんじゃそら。 5歳児に何をしてくれるのじゃ。 もちろん、クラスの旅行費とか送迎バス代は別。
義妹も「一人っ子ならともかくねー・・・」と二の足を踏んでいるもよう。 いや、行かなくても良いと思うよ。 どうしてもって言うなら、中学か高校からでも良いと思うし・・・。
さて、明日からサンフランシスコに一週間ぐらい行って来るので、お留守です。 イサムさんは置いて行く。 夫婦二人、楽しい旅になるかどうかは不明。
だって車で8時間も運転して行くんだもの。 8時間て。
皇帝

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