2005年04月30日(土) |
怒涛のGW ~その2~ |
9月30日 朝一で従姉妹の家に行ったら、既に十数人の男女が家を囲んで片付けの手伝いをしてくれてはりました(どびっくり)草むしりをやるぞ!と張り切っていた亜熱帯な庭はキレイな温帯地帯の庭へと変貌しておりました。びっくり! なんと近所の方が助っ人で来てくださってたんですよ。感激!! うおおおお、近所付き合いって最近薄れて等しいですが、でもこういうときってすっごくありがたいですね。私も出来る限り好意に応えなければと思って、(というか、式の話し合いで一杯一杯の従姉妹達の変わりにという変な使命感に燃えて)一緒に残りの草を積極的にムシって行きました! そしたら都会の人がそんなんせんでええでと言ってくれたりしはったんですが、ノン! アタシ、どっちかというと野生児の方ですから! 日焼け? 気にしたことありませんっ!(それはムネを張るな) 手が真っ黒になる? 洗えばいいんです。その辺は仮にも親子な親父の子。(日本語変) おばちゃんたちと交流を交わせたのはちょっとうれしかったですv ←中年好きな奴
でも、少ししたら納屋や庭等の家周りはその方々達に任せ、家中の掃除と台所の片付け、みんなの賄いを作り、こと一番気になっていた話し合いとかに首を突っ込みまくってきました。 学んだのよ…図々しいぐらいに首を突っ込まなければ、何も出来ないって事をね…(遠い目)
えぇ、JAに葬式を頼むことになったんですが、やっぱり揉めた。特に『しきたり』とかそういうのでね。(虚笑)もー、JAの若い担当の兄ちゃんいじめてんのかっ?! って思うぐらいに、無理難題を押し通そうとするんだから。 金は掛かる事言うし、日数的に無茶な要求するし。その分振り回されて大変な思いをする人が居るって事を自覚して発言してもらいたいわっ!!!(激怒) お陰で、どんどん時間が押すし、しかも問題はそれだけではなく、もっと困ったのが実は斎場(あれ字これだっけ?) なんと、どこの斎場もいっぱいで、しかも第一日曜は休みで、その次の日はなんと友引(葬式しちゃいけない日だよ)で、下手をすれば4日間も叔父さんを家に置いとかなきゃいけない事になりそうに……
って、コノ季節のコノ陽気の中でぇぇぇ?!(ピーカンな空を見上げて)
悪い。人としてどうかと思うが、それはちょっと辛い。早く燃やしてあげたい。 何より、それって残された遺族がとっても辛い。心理的にご遺体がずっとあるって事は踏ん切りつけにくいし、そもそも燃やすまでは寝ずの番をしなきゃならんのですよ? ただでさえ神経疲れ果ててる所に、考えなきゃならんこと山盛りで、とてもじゃないが、その後倒れる。絶対倒れる。 母方のおじいちゃんの葬式でそれを身をもって知っているだけに(じいちゃんは一週間だった)それだけは避けたかったのだが、いくら従姉妹達が主張しても女の言葉は聞きやしねぇ!!!(ぎゃーす) うちの親父も頑張って口利きしてくれて(叔父さんは親父の兄貴。親父は三人兄弟の真ん中でした)ようやく片耳に従兄弟の意見が届いた状態。
親父は三兄弟の中では一番の問題児ながらにして人気者だったので、本家の爺ちゃん達も無礼な口利きしても『ま、心ちゃんだからな』の一言で勘弁して聞き入れてくれるのです。
とはいえ、近隣全ての斎場に掛け合っても全てダメ。どうしてもいっぱい過ぎて受け入れられないといわれちゃいました。っていうか、なんで斎場がいっぱいになるねんっ! 神戸市の斎場が休館なんて月に一度は必ずあるわけだし、友引だって何回もあるわけだし、そもそも人の生き死ににピークとか旬とかなんてないやろがぁぁぁあ! と軽く逆切れしそうになりましたが、ハタと気付く。
……もしかして、脱線事故の影響で…とか言わんよな?(真顔)
身元確認とか病院で治療の甲斐なく…とかそういった理由で死期がズレて……とか。 なんか、そんな風に考えた自分に軽く死ねとか思っちゃいますが、従姉妹もやっぱりそんな風に感じちゃったらしく、なんか物凄く世知辛い気になりました。
で、結局2日(友引)お通夜で(葬式じゃなけりゃいいらしい)3日葬式になりました。 4日遺体守です。というかそれ以上に……
篠山日程と見事にかぶっちゃった……(号泣)
今回仕事の関係上、2日夜からの参加のしげごんさんが居るので、全員がフルにそろって遊べるのは3日だけだったんです。だからこの日は遠出して城之崎近くにある玄武洞まで行こうって話だったのですが……
俺は、不参加決定。おおおお、ぐっばいっ玄武洞っ…!!!(咽び泣き)
2日夜は4月に誕生日を迎えた人たちの誕生日パーティも開く予定だったのに…
それも、不参加決定。おおおお、ぐっばいっ誕生パーティっ!!!(嗚咽)
でもこればっかりは仕方ありません。いや、寧ろ合流して篠山に行く日である1日が空いた事を幸いと思わねばならんだろう。皆なんだかんだいって篠山には結構行ってるから、俺が居なくったって大丈夫だろうし。とりあえず最初と最後だけでも……
そうして俺のGWの動きは決まりました。 30日の線香守は親父の弟に任せ、俺と親父は再び夜遅く帰る事に。 1日は親父が行って線香守をして、俺は篠山で一泊。2日のお通夜に間に合うように篠山を出て、3日の葬式が終わったら篠山へ直行。で4日に解散。
なんか、物凄い穴あきキツキツスケジュールですが、自分の為だ。頑張ろうと思った。
2005年04月29日(金) |
怒涛のGW~その1~ |
本当にえろう大変でござりました。 これを言葉に表すならば、本当に怒涛という言葉しかなく。 楽しくしんどかったGWの全貌おば、ご報告を……っていうか、こりゃあれだ。 とりあえず目録。本気で楽しいばかりじゃない日記ですが、ま、がんばれ!(応援かよ)
4月29日(祝) まちにまったGWの第一日目。 流石にこの日から遊びにいくつもりはなく、1日から4日までの3泊4日の篠山旅行に向けての英気を養うべく、お昼からぐーすか寝こけていた夜に事は起こりました。 叔父の訃報。 夜の8時。晩御飯を食べ終えて、家族でまったり過ごしていた時の第一報。 その時はまだ、『心拍停止』とだけで、蘇生処置を行っていると聞いたので、一抹の望みをかけて病院にかけつけたのですが……
つい、一週間前の土曜日にお見舞いに行った病室は空で、叔父さんは1Fの霊安室で静かに眠っていました。 って、シンミリするのもなんなんで、不謹慎ながらそういった感情を抜きにした猿の観想を。
夜の病院 超こえぇぇぇえーーー!!! しかも、霊安室に行くまでの廊下って暗いし、本気でいつゾンビ犬が窓を破って襲ってくるかと気が気じゃありませんでした。いやまじ本当に!
チキンな猿はビクビクしながら夜の病院から御遺体を家につれて帰り、そこから戦争は始まったのです。
叔父には3人の娘が居て、上からリカちゃん、ミキちゃん、エリちゃんで、ちなみにみんな未婚。コノ場合、喪主は長女のリカちゃんとなるわけなんですが……
なんという事でしょう。 猿の親父の実家は、古くてデカイ昔ながらの農家だったのです。(ビフォーアフター風に)
そりゃもう、一族郎党で一つの村が出来るぐらいの(マジ) しかも、かなり本家から近い筋という事もあり、何が言いたいのかといえば
しきたりやら何やらで、よくわからん親族が余計な口出ししてきやがるという事なのですよ!!!(口が汚いです)
ぎゃーすっ!!! 一人一人はいい爺どもなんですが、これが集まるとイカン。 しかも、みんなイー具合にボケに片足突っ込みかけだから、更にイカン。
話はエンドレス。主義主張は強調しまくり。金も出さない癖に体裁を押し付ける。 思わず、親父に死ぬときは密葬でいいとの一筆書いといてくれと頼んでしまいましたよ。とほほ。
兎に角、どっちにしろ家で葬式することには変わりないので、突然始まった大掃除。 従姉妹ん家、本気で古い農家なんで、掃除本当に大変。 しかも、5年前叔母さんが亡くなり、専業主婦の居ない家の中は微妙に荒れ気味。 (長女は普段は大阪在住、次女はめちゃくちゃ遠い会社に通っていて、三女はちょっと病気持ち故に家事が出来ないのです) 叔父さんの入院も、それに拍車をかけていたので、かなり大変。 しかも夜なもんだから、出来ることには限りがあるしね。 とりあえず、朝になったら庭をなんとかしないと、まさしくそこはジャングル。大変。
結局掃除と近隣近所に訃報を伝えただけで11時軽く過ぎちゃったので、葬式の段取りとか、色々あって、結局その日の内に予定の殆どは決めれませんでした。 坊さんは明日の朝一に来てお経を詠んでくれるとの事。 んで、お経を詠んでもらったら初めて死者となるという田舎の風習のお陰で、その日は線香守しなくていいという事になり、一度家に帰る事に。 明日の朝一に来るからと、一旦家に帰ったのですが……
あたしの問題は、それだけではなく。
……篠山どうしよう……(真顔)
勿論、葬式云々はどうしようもないことです。かわいがってくれた叔父さんに最後に恩返ししたいし、見送りたいし、出来る事なんかたかがしれてるけれど、少しでも従姉妹たちの力になりたいし。 だけど一方で、篠山に行くって事も同じぐらいアタシにとっては大切な事で。 勿論、皆は事情をわかってくれるけれども、コノ話は数ヶ月前から出てて、コノ日程の為に皆物凄い苦労をして休みの調整をとってくれたんです。それに理由あってこの篠山の山小屋に皆で来れるのはこれが最後におそらくなるとわかっているだけに、絶対に成功させたい。皆に楽しんでもらいたい。 ほっんきで、どうすれば最初に決めていた予定を狂わせずに私が動くことが出来るかどうかを必死で考えました。普段は懐かない従姉妹の猫が心配そうに擦り寄ってくれるぐらいまで本気で考えて考えて考えまくったんです。 兎に角、振り回す事になる車運転組、師匠とANEさんには直接連絡を入れて、葬式の日程が決定することを待つことになりました。っていうかそれからじゃないと考えられないし。本当は前日から家に来て荷物の運び込みをしてくれることになっていた師匠は一番振り回しちゃったね。ごめん。
ああああ。本家の連中が余計なな口を挟んでくれませんように…(本気)
2005年04月26日(火) |
てっちゃん……(裏声) |
てっちゃん、あたしMD聞いたら身体が踊り出しちゃいそうなの…(裏声)
ばっか。踊っとけよ、思う存分よ(低音)
と、リーダーの小ネタからこんにちはー。 一晩明けても、お祭り気分は未だ継続中です。白猿ですよーYA-HA-!
行って来ました! 踊ってきました! 歌ってきました! 兄さん達最高っ!! 25、26と二日間、大阪城ホールにてのお祭りでしたが、そのダイジェストなんぞを… あ、曲順とかは覚えてないんで適当ですが。 っていうか、行ってない人にはたださるが「すきーらぶーもえーきゃー」としか言ってない内容になっていること請け合い。興味ない人は飛ばしちゃえ☆
25日目
思い出したくもないですが、尼崎福知山線脱線事故。 さるはこの日、会社を半休してこの路線に乗る予定でした。 しかし、これの前の日記でも書いたように、最初この事故の詳細な情報は無く、あたしはただ大阪にどうやって出ればいいのかという、その辺の事しか考えていませんでした。
(追記:ウチの会社の人が二人、二両目の車両に乗ってたそうです。幸い、破れた壁面から外に放り出されたお陰で肋骨と鎖骨の骨折、もう一人は小腸破裂したものの直ぐに救出されて手術も無事終了、命に別状は無いらしいですが……同僚の人の娘さんの行方がまだわかっていないそうです……やっぱり身近な事故だったという実感がヒシヒシと……)
今思い返してみれば、そんな風に感じただけでも罪悪感が沸き起こりますが……いかん、これは楽しかったゴスライブのレポートよっ! 鬱ってたらあかんやろ。ふぁいと、白猿っ! 笑顔でスマイルっ!
というわけで、テンション取り戻し宝塚で阪急に乗り換えてなんとか無事に大阪到着。 ハラダ氏と合流し惣菜系の美味しいお店でがっつりと昼飯を食いました。あの大豆の白和えうまかったー!!!(はらだ氏と行動を一緒にしてたら、アタシとってもヘルシーです 笑)
そのままぶらぶらと大阪のダラケ近くにあるゲーセンへ。 銃を撃つゲームがしたかったのですよ。ダラケに行ったらライブ前なのに本を買い漁っちゃいそうだったから、自粛したっていうのに…
なに、リラックマのでかいヌイグルミをゲットしてるのか……? クマ持ったまま会場入りですよ。中々に痛い人ですよ(笑) ともかく、適度に遊んだ後、大阪城ホールに早めに行って噴水のところでぼーっとだべってました。うーん、出店のソース系の匂いが鼻をくすぐる~♪ 最近、こう言った屋体系のソースメニューに餓えてるのでかなり心惹かれましたが、この日は惣菜をモリモリ食った後だったので、流石に入らず。残念っ!!
いよいよ会場。流石に人数多いですが、会場も広いので息苦しさはそうそう無く。 子供やらご年配の方やらの姿もチラホラしました。 席はアリーナの36列目…だったっけ?あれ?(うろ覚えかい) ま、その辺って事で(笑) 舞台からは流石に遠かったけれど、全体がよく見渡せたし、一番心配していた段差が無い所為で人の頭で見え難いんじゃないかっていう心配も杞憂で終わりました。
照明があるうちから流れた曲は、G10の曲目を元にした(と思われる)交響曲タイプなメドレー。なななななんですか?! この、壮大なまるでドラクエかFFかと思われるようなこの編曲はっ!! かかかかかかっこいー!!(カァァ) かなり本気で欲しいです、このアレンジ曲(真顔) そして、証明が落ちてラメラメなスーツに身を包んだ兄さん達の登場っ! のっけから飛ばしてはりました!きゃーにいさーんっ!!!(←ヤバメ)
曲目はやはりG10がメインでしたが、10周年記念という事もあり、かなり古い曲とかも盛りだくさんっ! 特に『永遠に』までのアルバムメドレーは、途中の曲紹介が演歌入ってて大爆笑。歳ばれるからっ!!
アップテンポ、MC、バラードの順かな? だいたいそんな流れで。 相変わらずMCも面白かったです。1日目の自己紹介。大小様々な…と言い出したリーダーのお陰で、みんな自分の特徴紹介に(笑) やっぱりリーダーと酒井さんはグラサンとちょんまげが特徴でした(笑) 因みに、陽ちゃんは「大きい人二人と小さい人二人、そうじゃない一人がボクです」と色気のある低音ボイスでの発言だったんですが、速攻で豊さんに「なんで消去法なわけー?!」と突っ込まれてました(笑)
またまた嬉しかったのは、どうしてもいけないアカペラシリーズの劇をかいつまんでやってくれたりした事ですかね。 っていうか、この時何時にも増して酒井さんが弾けてたような気が(笑) その勢いで薫ちゃんが酒井さんに刺されるというシーンがあるんですが、
「………いたい(えらく可愛らしい声)」 「お、おい、大丈夫かよ」 「今の、マジで入っていたい……(やっぱり可愛らしい声)」
本気で痛かったみたいです(爆笑) っていうか、なんでそんな可愛い声なわけっ?! 黒ポンっ!!(悶)
踊れるナンバーやしっとり聞けるナンバーを十分に堪能した後、白々しく消えるちょんまげ男。 もしや? これはもしかしてもしかすると?! と思ってたら、マジで来ました!
ラブマッスィーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
きゃーきゃーきゃー!! 私も一回ぐらいしか見た事無かったんですっ! 感激っ!! っていうか、金ぴかになってたっ! レベルアップしてるっ! ラブマシーンがゴールドクロスを身に纏ったよっっ!!! あれは絶対にセブンセンシズに目覚めたね!(確信)
なんかもー、テンションとかはいつもと同じだったんですが、今回は舞台装置が凝ってました。熱帯夜の時には炎が吹き上がるし、ワンモアデイでは雪降るし、銀テープは飛ぶし、酒井さん……じゃない、ラブマッスイーンは金色テープ大砲で撃つし(笑) もちろんムーディなシーンでは上着を肌蹴るダンスがあったんですが、何故そこでファンの声援が黄色い悲鳴じゃなくて爆笑なのかって所に兄さん達の真骨頂が見えると思います(真顔) あぁ、ラブ(すどりん憑依) もう、最後の方では手は腫れ上がって足もガクガク。でも顔は笑顔満面です。 アンコールでは、まずリーダーだけが飛び出してきて、駄々を捏ね始めました。
「まだまだいけるかーぁ?!」 イエー!! 「まだまだ踊り足りないかぁー?!」 イエー!! 「っていうか、まだまだ歌っていいー?!」
なんで聞いてるの、兄さんっ!!(笑)
「だって、城ホールなんだよっ?! 初めてなんだよっ!? まだまだ歌いたいじゃんっ?! これで終わりなんていやじゃんっ?! って、明日も歌うんだけど、でも違うじゃんっ?!」
なに駄々捏ねてるんだー! 可愛いじゃねーかっ! 三十路めー!!(愛長押し)
という訳で、アンコール突入。でも途中で消えて、灯りも消えて、何事?と思ったらやけに右側が騒がしい……
って、ぎゃー!?!?!?! アリーナ席のど真ん中にある簡易舞台に兄さん達がぁぁぁぁぁ!!! それまで豆粒だった兄さん達がいきなり真横に出現ですよっ?! そこで星屑の街をアカペラで。畜生、なんて小憎たらしい演出なんだっ!ほれるじゃないかっ!!(もうメロメロだけどな) バンドメンバーの紹介とか、この辺はいつもどーり仲ヨシさんで、見てるこっちが微笑ましいッ!!!あぁ、大好きだっ!(さっきからそればっか)
最後の最後の最後は、珍しいこの曲で〆。
『いろは』
ABC…で始まり終わるこの曲。 終わる単語は『G』 G・G・G・G……Gテンっ!! で終わりました。ああなんて後味スッキリな終わり方っ!! 本気でもうちょちょ切れそうなぐらいに燃えました。
翌26日は、はらだ氏のお陰でななんと前から4列目での参戦。(チケは6列でしたが、実質2列目からの配置だったみたい) ぎゃー! 昨日は表情まではわからなかったのに、今日は豊さんのウィンクまでばっちりです!(笑) 特に笑顔が素敵だったのは、リーダーと酒井さん。テンションおかしすぎー! 豊さんのマイクさばきは相変わらず絶品で、陽ちゃんのジャンピング回転はこけはしないかと心配でしたが、一番客席に向かってのファンサービスがおおせいだったのは陽ちゃんでした。黒ポンはただかわいらしかったよー! カッコつけてたけど(笑)
そりゃ当然なことですが、やってる内容は1日目と殆ど同じ。でも、MCとかイロイロ変わってるのが面白かったです。なんだよ、やらしい替え歌って!(笑)
『やらしさよそった~スープなど~♪』 『って、何が入ってんねん』
リーダーのツッコミ最高。(真顔)
で、アンコールに入る前のリーダーの導入が、1日目と違っていきなり……
「てっちゃん……あたし、今夜は眠れそうにない(裏声)」 「ばっか。寝ろよ。寝ちまえよっ!(低音)」
うっわー! 一人芝居してるよっ! この人っ!!(爆笑)
「(イロイロ中略)てっちゃん……あたしの為に…………歌って?(可愛らしく裏声)」 「ばっ……ばっか、それは、なぁ? お前一人の為にって訳にはいかねぇよ(何故か照れて低音)」
湧き上がるファンの歓声
「みんなの為になら……それでいいか?(低音)」 「それでもいいのっ……歌ってっ!!(裏声)」
この後、ちょっぴり放送禁止用語が入ったりしちゃったけどカツアイ☆うふ☆ っていうかリーダー、どこでこんな小ネタ仕込んできたんですか。やっぱりあれですか? 帰りのタクシーの中、黒ポンや豊さん、陽ちゃんがやらしい替え歌歌ってて、酒井さんが、でっかくなりたいなーとか呟いてるときですか?!(爆笑←一部ネタ)
今回は本当に前の方だったので吹き上がる炎は熱かったし、ちらちら飛んでくる雪は間近で見れたし飛んでくる銀テープもゲットできたし。 何よりも、兄さん達の煌く笑顔(ぷぷぷ)が見れて本当に幸せでした。あははははー!
で、最後の〆はこれ。
酒・井・ですっ!(一部ウケ)
今日会社に行ったら、友達がこれやってましたよー(爆笑)←私信 しばらくマイブームです。
以上、行ってない人には全然わからねー話でお送りしました。
酒・井・でっす!(拳を握り締めて)
2005年04月25日(月) |
JR福知山線脱線事故 |
白猿の自宅をご存知の方はご心配をおかけしました。 無事ですよー。メールくださった方々、本当にありがとうございます。
そして事故にあわれた被害者の方々には心よりのご冥福とお見舞いを申し上げます。
猿、職場が三田にあり大阪に出る時はこの脱線事故のあった路線を使うのですが、そうそう使う列車ではありません。
が。今日は大阪に出る用事があったんですよっ!!!(ぎゃぼー)
半休をとって、昼1の快速福知山線に乗る予定だったんです。微妙なニアーに背筋の産毛が逆立ちました。流石に。 数時間の間が開いてるとはいけ、これって結構怖いですよ。本人的には。
とはいっても、最初の事故の第一報はすっごくアッサリしてたんです。 猿の半休の理由を知ってる人が、最初にやにやと仕事場に来て、
「白猿(仮)さーん、なんか電車止ってるみたいだよー?(にやにや)」 「なんですってー!? うぎゃー! 昼までに復旧するかなぁ!!!」
だったんです。緊張感の欠片もなし。 福知山線は確かにローカルなんですが、なんだかんだといって踏み切り事故(大抵は警報が鳴って遅れとかそういうの)が結構あるので、またそれかっておもってたんです。 ところが、次に部屋に来た先程の同僚の表情が今度は強張ってまして。
「白猿さん。洒落ならんわ。大事故だ」 「へ?」 「脱線事故。しかもそのままマンションに激突でかなり酷そうだ」 「えええええ?!」
あわててネットに繋げてみたら(本当はダメなんだけど)ヤフーでもどの新聞のトピックスにも一面トップに。 しかも写真を見たらすっげー凄惨な状況が見覚えのある場所で…
あの震災の時に感じた、なんとも遣る瀬無い気持ちが湧き上がりました。 しかも今回は人災です。 運転手がどうとか、JRがどうとか、安全対策がどうとかではなく、電車という人工物でのどこにでもありえる災害です。 便利を求める限り付きまとうリスクだとは思いますが、流石にこればっかりは……遺族の人達の怒りと悲しみとやるせなさを考えると第三者であるはずなのに、物凄く辛いです。
ううう、今実はすっげー鬱々期なんでそういう不の感情にすっげー引きずられるんですよ。憎み憎まれるのを見るのはとっても悲しいです。
で。猿が大阪に出る用事というのが、ゴスのライブという娯楽ですいません。でも楽しかった。でも流石に兄さんたちも少なからずショックだったらしく、一緒に黙祷してきました。 ライブレポは二日分まとめて書きたいとおもいます。 っていうか、兄さんたちのお陰で少しは鬱々とした気分が少しは晴れてきました。ありがとうっ!! 兄さんっ!!
『交渉人 真下正義』 そう、踊る大走査線の真下っすよ! この映画の試写会に当たったんですよハラショー!!!
でも、この試写会って、26日6時半から…って、
あたし、大阪城ホールでゴスのライブ行ってますからっ!!!
残念っ!!!
ぬぐおおおお! 二兎を追うものって奴ですかっ?!(微妙に違う) いや、ゴスのライブと天秤にかけようともおもいませんけどね?(笑) すまん真下…お前には一般公開されてからレディースディの時に会いに行くよ(笑) いやーしかし、アタシこういった抽選とかいったやつに当たったためしがないんで、今回のこれも、ある意味はずれって感じー?(じー?言うな)
ちぇー。ま、いいやー。これは友達にあげて好感度を上げとこうとおもいます(ゲームかよ)
そうなんすよ。来週ゴスのライブなんですよ。もうまちどおしくてまちどおしくて~♪ 今は九龍のサントラから離れ(発売からずっとこればっかりを聞いていましたマジ)G10を聞いています。おおお、懐かしい曲ばかりじゃぁぁぁ!!!
ゴスは俺の青春時代…とは言いませんが(爆笑) でも、デジを書いてる時にずーっと聞いてて、そんでやっぱりすっごく影響を受けた音楽なので、人一倍に感じ入る所がありますね。 みなさーん、さるの太一とヤマトが多少なりともラブい雰囲気を出せたのは全てがゴスのお陰ですよー!!!(大声)
なかったら、きっと常にドツキ漫才でしたよー(小声)
今これから九龍でもラブい所にそろそろ突入…みたいな所を書いてるので、丁度いいや。オトナノムーディを堪能させていただきますv っていうか、兄さんたちのムーディって・・・ぷぷぷ(笑うんかい)
明日のお弁当は ごはんと~ちくわにきゅうり詰めたのと~出汁巻卵と~なますと~ういんなー♪あとコンソメスープ~♪(お弁当いつも夜作るからね)
因みに今日のお弁当は 半分に切って焼いた食パンにキャベツと豚こま肉を炒めた奴を入れたのと、いり卵をからしマヨネーズで合えたやつを入れたの一つずつ。 あとは手作りメロンパンとスープでした!以上!
2005年04月18日(月) |
ぽかぽかー♪(追加) |
春ですな。日差しが暖かいですな。 会社さぼりたいですな。(心からの呟き)
猿は今日からお弁当の日々になります。自作ですよ。えっへん。 自分好みで料理を作るってたのしいなぁ~! 三日坊主にならないようにしなきゃ★
先週の週末はずーっと寝倒しておりました。 なのに、まだ寝たりなーい!!(え) 土曜日は、昼まで寝倒した後に伯父さんのお見舞いに行って~、夜にハラダ氏と業務連絡であれやこれやと話している内に、とりあえず今回の長編でずーっと気になっていた事の確約を得れたので(5葉佩の皆っ! 俺やったよっ!!)満足して就寝。
次の日、目が覚めたらまたしても昼で~、パンとリンゴを食べて再び寝て~、ダッシュ村が始まる頃に目が覚めて~、その後も一度ハラダ氏に業務連絡を取ったあと、早めに就寝。
あぁっ…!!! なんて薄っぺらい週末なんでしょうっ!!(さめざめ) 必要最低限の仕事しかしてないよっ! わぁぁー っていうか、ずっと頭痛が止まらず。きっとあれだ。肩こりからきてんだな。うーんバキバキ。
こげに眠たいのは、あれか? 春だからか? 仕方ないのか? 仕方ないねぇ
追加
わはははははは!!! 色々立ち読みしてきました!!
まずはジャンプ!! アイシー> ヒルマさんの髪がペター! ペター! ペターってなってたー♪♪♪ すいません。素直にはぁはぁしました。ヒルマさんラブ
デスノ> わーまたやっやこしそー(それだかい)
ブリーチ> 喜助が普通ではないってしってましたけどねー(苦笑) でもちょっと切ないなー、ちぇ。 しかし、モロモロのやな虚を作ってたのはアイゼンかい!(つっこみ) むー。←(難しい顔)
銀魂> 無精ひげの銀さんに萌。
そんで、やっべー! 激ツボがきたー!!! 灰色男>
ティキ・ミック卿らぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぶぅぅぅぅ!!! すいません。皆守にみえました。まじ。そして性格も含めて激萌です。やっべー。どうやら皆守からこっち、こういった男性大好きです。 いやーん、実はノア一族結構大好きなんですが。ロードちゃんもかわいいよねぇ(笑) や、アレンもラブもだいすきなんですが(笑)
新暗行御史> ぎゃぁぁ! 文秀らぁぁぁぁぁぁぁぶっ!!! すいません。アタシやっぱり将軍時代ダイスキダっ!!! っていうか、何っ?! あのたらしっ! いやでもいい男っ! らぶっ!!(おちつけよ)
『やったー! バンザーイ!!』
っていうメールをいただくと、なんて言うか……あんたについていくよっ! って気がするのはアタシだけでしょうか?(真顔)
因みに、メールの内容は勿論仕事の事で、部内活動の報告でした。ノルマ達成の感激をこうも素直に顕にしてくれる上司にラブ。これで給料もっとあげてくりゃぁ、最高の上司なのに…(言わぬが花)
さて。最近書いてなかった近状チョロリと。 えー。イロイロテンパってたのは、まぁ会社がぶっちゃけ忙しすぎたのと、家の方でもバタバタありまして。って、両方共現在進行形なんですけどね。
そんな中でも、当然萌は忘れません。
アニアイ> うえーん。やっぱり砂嵐が酷いよぅ。滝兄が未だに見つけられないのはきっとその所為だっ! 石丸くんの声が『となりのトトロ』のサツキとメイのおとんに似てると思うのは俺だけだろうか……うーん、棒読み軍団万歳。やっぱりヒル魔さんの声は高いけど、悪巧みの時の声だけは何故にああにナチュラルなのか(苦笑) ま、2話目を聞いてだいぶ慣れました。ほほほ。 しかし、流石にファッキン言わないヒル魔さんは、お上品過ぎてよろしくありません。ちぇ。 ケルベロスはラブ。いいねー。 そだ。一回目見たときから思ってたんだけど……
TVのデビルバッツ、なんかムキムキじゃね?
ちょっとキショイと思うのは俺だけですか? そうですか。
アニブリーチ> ひっっっさしぶりに見た! 花ちゃんが想像以上に身長高くて吃驚!(こら) っていうか、EDイロイロ間違ってるような気がした。主人公だれよ。あれ毎回違うの? 市丸人気が凄いからって、ありゃぁないだろうがよ。なんか大人の事情がモロだしで、かなり引くな…ああいう策略はすかん。むかぷん。や、市丸は好きナンデスケドネ? でも、ザラキの声がフット兄貴@アイアンリーガーでちょっとモエまんた。ヤチルとの掛け合いかわいー! って、主人公はどこへっ!?(笑)
虫王> 今回も脚本は吉田女史。でも、動きはなんていうかイロイロ差が激しかった…… どうしてシーンごとで動きがああも違うのか(苦笑) でも可愛いからヨシ。(偉そう)
フルメタル・パニック> ハラダ氏に勧められて、マンガを読んだらツボにジャストミートでござんした。 ソースケ萌。しかし、この作品ってオタジャンル的には男性向けなのね…くっ、確かに女子どもはどれも可愛いがっ!!!どれも美乳だしな!!(そこかよ) しかし、俺的にはガオルン×ソースケもおいしいとおもうんだが…いや、生徒会長×ソースケでも……とかいいつつ、一番のラブはカナメ→ソースケ←テッサのこの三角関係。一応清算ついちゃったんだけど、テッサ頑張れっ! あと、中尉とソースケの養父子関係も好きなんだが、ぱぱに裏切られてるよかん…おおう。
アニメをレンタルしたいんだけど、地元でないんだよなー…むむむ。
色々あって書くタイミングが色々ずれちゃいましたー!ぎゃふん!
とにもかくも更新おめでとー!がんばったね! ハラダ氏!!(お前はどうよ)
というわけで、長編はじまっちゃいました。おおお、こわいこわい。(がたがた) それと、さるが以前からつけてーつけてーとお願いしていたウエブ拍手を付けてもらいましたV 早速遊んできましたV よかったらぽっちっとやってくださいませⅴ色々小ネタを仕込んでいく所存。関西人としてね!(え)
あとはーえー…また後日っ!(ダッシュ) 今週のジャンプはムサヒルの聖典だったと思います(真顔) それと、誰かフルメタル・パニック語れる方募集…(爆笑)←いまごろ!? 学生服にマシンガンっていいよね!!!(そこか)
そして早速拍手くれたお友達ありがとー! 日記にお返事書いてもいいのかな…?
『ショートストーリー』 略して『短い話』(略せてねぇ) どこまでもパラレルなんで、イロイロと本気にしたらアカン。 ついでに、長編とはカスリもしませんのでご注意ヨ☆←撲殺
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
4月12日 俺の誕生日である。
とは言っても、自分的にはこの誕生日を特別嬉しいと思った事は一度も無い。 4月。言うまでも無く、進学の季節である。 入学式なり始業式なりがいつも誕生日の前後にやってくる。そうすると、学校などでは個人の誕生日どころではない。 見知った者も少ない教室。どこか全体的に余所余所しい空気。 大体、誰かと親しくなった頃にはとっくに誕生日が過ぎている。そんな、中途半端な時期。
まぁ、とはいえ元々冷めたガキで、付き合いのいい方ではないので、幾ら月日を重ねても、誕生日自体を尋ねられる事の方が珍しいのだが。
しかし、この年は違った。 いつものメーカーのTシャツに薄いジャケットを羽織っただけの格好で、俺は2005年の3月に卒業したばかりの、天香学園の正門前に立っていた。
何故自分は今ここに立っているのだろうかと思う。
ポケットから引きぬいた手には一枚のカード。 そこには可愛らしいが少し雑な字で、ご招待状と書かれていた。 見慣れた字。八千穂の字である。
『拝啓! 皆守 甲太郎殿! お誕生日おめでとうございます! というわけで、パーティを開くので、4月12日 AM11:00に天香学園内、マミーズにおいでくださいませ! 寝坊したりしたら、家まで押しかけるんだから! んじゃ、まってるからねー! やっちーより』
非常にイロイロと突っ込みたい文面である。 何が『というわけで』なのか。こっちの都合は全く無視なのか。大体なんで卒業した学校の食堂でパーティなのか。
このカードを見た瞬間、俺は卒業前に八千穂に家の住所を教えた事を心底後悔したのだが、よくよく考えれば、住所を教えなくても恐らくメールと携帯攻撃にあうだけだと思って、ちょっとだけ自分を慰めてみたりした。
兄に貰った卒業祝いの腕時計に視線を向ければAM10:45の表示。 遅刻の常習犯だった自分がこんなに早くたどり着いてるなんて、何か天変地異の前触れかと思われそうだ。いや、それよりも実はこのパーティとやらを楽しみにして来たなんて、間違っても思われたくないので、中には入らず学園から少し外れた場所にある公園に足を向けた。 小さな公園。あるのは、ジャングルジムと滑り台と砂場だけ。ベンチすらない。 仕方ないので、ジャングルジムに凭れて懐をまさぐる。 銀色のシガレットケースから慣れた手付きでアロマスティックを取り出すと、愛用の銀のパイプに挟み込む。 かちっとライターで火を灯せば、ラベンダーの香りが辺りに広がった。 嗅ぎ慣れた、でも高校時代に吸っていたのとは少しだけ違う、ラベンダーの香り。 卒業して数週間も経っていないというのに、もう懐かしく思える自分に小さく笑った。
(……そういえば、結局今日誰が来るんだ……?)
マミーズを利用しているという事は、恐らく阿門辺りが八千穂に協力したのだろう。 在校生で顔見知りといえば、念願の生徒会長になった眼鏡っ子の姿も思い出す。 保険医や担任、口うるさい用務員も居るだろうか。 後は、大体自分と一緒に卒業し、それぞれ地元に戻ったはずだから来れるはずが無いだろう。現在就職採用結果待ちの自分とは違って、全員何かしら進学やら就職やらしたはずなのだから。きっと新生活がスタートして忙しいはずだ。そんな忙しい中、時間を割いてまで来るほどの付き合いをした奴等がいるかと言えば、無い。
いや、一人だけ居ない訳ではないが、それこそ日本を飛び出してしまっているので捕まえる事など無理だろう。
そこまで考えて、俺はなんとも言えない苦笑を浮かべた。 何を否定的な事ばかりを考えているのだ、自分は。 まるで、期待で逸る気持ちを押さえつけ、後でがっかりしない為に自分で言い訳をよろって居るようにしか思えない。
丁度、アロマが燃え尽きた頃、時計の針はAM10:55を指していた。 そろそろ行けば丁度いいだろう。遅れたら八千穂に襲撃されるのだから少しだけ早歩きになる。
校門横の通用門をくぐる。 警備員に止められるかとも思ったが、向こうはどうやら俺の顔を知っていたらしい。阿門から何か話が行ってたのかもしれないが。 ともかく、軽い会釈までされて、俺は天香に戻って来た。
慣れた道を、なんだかこそば痒い気分で歩く。
マミーズの建物が見える。 どこか余所余所しく感じるのは、俺がもうここを出て行った者だからなのか。
淡い色ガラスと薄いカーテンで中の様子はわからない。 俺は、とりあえず咥えたままだったパイプをポケットに戻して、入り口のドアを明けた。
『はっぴーばーすでー!』
ずぱぱぱぱぱぱぱんっ! という激しいクラッカーの音。 まぁ、この辺までは予想はなんとなく出来たので、とりあえず俺は音量の大きさに目を瞬かせたものの、それほど驚く事は無かったのだが……
「……なんの仮装パーティだ?」
目の前に現れた人人人。その格好がどれも変。 狼男だったり、ドラキュラだったり、フランケンシュタインだったり…… おいおい、ハロウィンは季節が違うんじゃないのか?
「んもー! 皆守くん反応薄いー!」 「いや、充分驚いてはいるんだがな……」
目の前にやってきた八千穂は何故かマミーズの制服を着ている。 大学に進学したと聞いていたから、恐らく舞草辺りに借りただけだろうが。
いや、問題はそこではない。 このマミーズを埋め尽くさんばかりの人の多さは何だ? 阿門を始めとした昨年度の生徒会役員、執行委員、教師陣に、クラスメートや顔見知りの奴等も居る。何でか、結果が出れば俺の上司になる事が決まっているちょび髭、自称宇宙警察・探偵の鴉室までいやがるぞ?
「おい……八千穂……」 「ん? なぁに?」 「今から何が起こるんだ?」
真顔で聞いた俺に、一瞬きょっとんとした八千穂は、盛大に噴出して俺の背中を、その強力なスマッシュを繰り出す強靭な腕で何度もバシバシ叩いてきた。
「やっだー! もう、何ボケてるのよぉー! 皆守くんのバースデーパーティに決まってるじゃない!」 「……は?」
この人数全員が、俺の誕生日に?
「…………えっと、どっきり?」 「何言ってるのよ、甲太郎。折角みんなでわざわざ用意したのよ、もっと嬉しそうにしたらどう?」
女ドラキュラなのだろうか。何時にも増して真っ赤な唇に牙をつけた双樹が俺の腕を抓る。 それにしても冗談だろう? 俺の為になんて。
「自覚は無かっただろうが、お前の信望は中々だったんだぞ」
こっちは、いつも通りの格好で…というか、この春先に真っ黒いコート姿のままの阿門の言葉。それでもやっぱり実感が湧かない俺は、背中を押されるままマミーズの中まで案内されて、口々に祝いの言葉を貰う。 マミーズは場所の提供だけだったようだが、八千穂達がカレーやら軽食やらを作ってくれていたので、ちょっとしたランチバイキングのようになっていた。まるで文化祭の展示店のようだ。
とりあえず、食えといわれたカレー皿を片手に、ようやく脳ミソが落ち着いてきた俺の横に八千穂がいつの間にか座っていた。
「どう? おいしー?」 「ん……あぁ、まぁ」 「やだなぁ、まだ呆けてるの? 主役なんだからしっかりしてよぉ」 「主役ったって、お前……」
いつもの調子が出ない俺がよっぽど面白いのか、八千穂はけたけたと笑い声を上げる。 皆、卒業したばかりだというのに、もう同窓会のつもりなのだろうか。近状を話し合ったりしているようだ。
「ほんとはねー、くぅちゃんにも連絡を取ったんだけど、どうしても捕まえられなくて」
ぼんやりと談笑している連中を眺めていた俺に、八千穂が少しだけ憂い声で話し掛けてきた。実は俺は、結構メールの遣り取りを交わしているがあいつが俺の誕生日を覚えているのかいないかまでは知らない。向こうから何にも言ってこないし、自分から言う物でもないからだ。
「日本には居ないらしいぞ」 「そうなんだ。でも残念、一番お祝いしたかったの、きっとくぅちゃんなのにね」 「……さぁな」 「もう、素直じゃないなぁ。一番仲が良かったくせに」 「……」
確かに、『一番』仲が良かった事には間違いないだろう。 俺だって、今日『一番』顔を見たかったのは、あいつの顔である事は間違いない。 でも……
「でも、生まれて初めてだな。誕生日を祝ってもらってこんなに嬉しかったのは」 「……ほんと?」 「あぁ」
何かと俺に食って掛かる夷澤なんかは、『みんなが集まる為の口実っすよ。あんたの誕生日なんて』とか言ってやがったが、それでも現生徒会長がマミーズの使用を許可してくれなければ、実現しなかっただろう事も確かだ。
九龍が居なくて寂しいと思う。 それでも、あいつが居てくれたお陰で知り合えたこいつらに、こんなに暖かいもてなしを受けている自分は、心底幸せ者だと思う。
その思いは恥かしくて口になんか出せたものじゃないが、八千穂はなんとなく察してくれたらしい。全然変わらない…そりゃそうか、数週間で変わられても困るが、あいかわらずな笑顔を浮かべた。
と、その時だった。
派手な音を立てて、乱暴にマミーズのドアが開かれる。 全員の視線がそっちに集まった。
外からの光の方が強くて逆光になっている。 シルエットしか見えない、けれど見間違うはずもなかった。
思わず、イスから立ち上がる。
「ま、ま、ま、間に合ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
シルエットが、肩を上下させてそう言った。 久しぶりに聞く、その声。 となりで八千穂が小さく嘘…と呟いたのが聞こえた。 本当にな。俺だって自分が今信じられない。 まるで幻を見てるかのようだ。 そして、それはきっと俺だけじゃない。 全員が動きを止めて、入り口を凝視しているのは、皆が皆、自分の見ているものが信じられないからだろう。
しかし、そんな異様な雰囲気で固まった奴等の間を気にせずに、その小柄な影はずんずんと真っ直ぐに俺の方に向かって大股で歩み寄ってくる。 そうすれば、もうただのシルエットじゃなく、色彩を帯びた一人の人間の姿に。 新年を待たずして学園を去っていった、たった3ヶ月だけの同級生。 だけど、一番大切な……葉佩九龍の姿に。 少し伸びたらしいグレーの髪はふわふわと、瞳孔の境界がわからないぐらいに漆黒の瞳は強い光を帯びて。そして、何故か口は真一文字に引き絞られて……って、なんだか怒っているように見えるのは俺だけだろうか。 その気迫に押されて、俺は近付く九龍に思わず半歩後退る。
しかし、俺の後ろはソファーがあるだけで、結局残りの距離も九龍にあっさりと詰められてしまった。 そして、まじまじと互いの顔を見合った形になった後、九龍が俺の襟ぐりをむんずと掴みあげた。
「甲太郎のばかー! 俺に嘘教えただろ!」 「……は?」 「俺、誕生日4月13日って聞いたぞっ! お前にっ!」 「………はい?」
目をパチクリさせる俺に、九龍が眦を上げて睨みつけてくる。
「俺が余裕を持って、12日にこっちに戻ってこなかったら、間に合わなかっただろー! ばかー!!!」
……そういえば。 九龍と知り合ったばかりの頃なんて、自分の誕生日なんてどうでもよくて、結構うろ覚えだったような気が………
っていうか……
「……じゃぁ、お前、俺の誕生日が13日だと思ってたのか?」 「うん」 「で、その日に合わせて帰国するために、わざわざ前日からこっちに戻って来てたのか?」 「大変だったんだからっ! ビックリさせようと思って、日程合わせるの、すっげー無理言って取らせてもらったんだからっ!」
ぶっすーと頬を膨らませた九龍の顔を、思わずまじまじと見下ろした後、俺は湧き上がる衝動を押さえることが出来なかった。 何の衝動か? 勿論、
「ぶ………ぷくくくくっ……」 「んなっ?!」 「あはははははははははははは!!!」
突然笑い出した俺に、九龍が目を白黒にさせて掴み上げていた手を下ろす。 笑い出したのは俺だけではない。 その場にいた皆、八千穂も夷澤も、阿門までもが笑いに顔を歪ませている。
「な、な、なんでみんな笑ってんのっ?!」
超焦りながら折角苦労して駆けつけたというのに、大笑いで迎えられたのでは確かに九龍が戸惑うのも無理は無いだろう。 しかし、これが笑わずに居られるか。 俺は、人前だとか、そう言ったことを全部忘れて、未だにオロオロしていた九龍を思いっきり抱きしめた。
「んぎゃ?! な、な、な、なになになにー何事―!!!」 「あはははははははははっ! お前はやっぱり最高だっ!!」
ばたばたと暴れる九龍を構わず抱きしめたまま、俺は笑いの合間に、何とか肝心の言葉を相手に告げた。
「ありがとうな、------九龍」
笑いの合唱の中、俺のその言葉が聞こえたのは、腕の中にいた九龍だけだろう。 そして、九龍はようやく俺が一番見たかった、とびきりの笑顔を見せてくれたのだった。
くさっ!(自分で言うな)
ネイサン・ミュアーかっこえー!!!(号泣)
すいません。渋い年配男が若くて才能あふれすぎて行き過ぎた男を助ける話って大好きです! ストイックなあの独特な男の色気ってなんでしょうかっ! エロス抜きでも十分萌えます。 今回の木曜洋画劇場しかり(これもテレビ東京だから砂嵐なんですけどね) デビルしかり…って、どっちも主演ブラピですから! ファンなんだな・・・おれ(自分で感心するな) ブラピとオジョー似た空気を感じるのは俺だけですか?そうですか。
っていうか、あー・・・ぶっちゃけ仕事がやばいぐらいに忙しいです。 いきなりお株をまわされて、今週と来週は会議続きです。 今日も7時まで会議でした。ありえねー…毎日定時の女になんて事を…(自慢するな) さっきまで、スパイゲームをBGMに議事録打ってました。なんで家で残業…
あー…がんばれがんばれ俺(棒読み)
アニメアイシー!
の前に。
わははー! ムシキングおもしれー!(そこかよっ!) いや、砂嵐の画面でしたが、今日は天気が良かったので、一応カラーで見れました! なんか小さな人間かわいいなぁ! まるでメモルみたーいv(古っ!) でも、いろんな意味でありえない動きしてました。カブトムシ。 っていうか、あんな雄たけびあげませんから。カブトムシ。 ちっちゃなやつの声は、TARAKOさんでラブリー。カブトムシ。
いや、ちょっと親父も萌だし、これビデオでたら借~りようv 話的にも面白いとおもったら、デジの生みの母である吉田女史でござんした!(笑) ははは、そりゃおもろいわけだわ!
んで。本題。
アニアイ!(すごい略)
えっと……あー…かーなーりー軽かったですが、想像よりはましでした! 想像よりはっ!!! って、どこまで酷い想像をしていたのかと思われそうですが、そりゃねぇ~(遠い目)
でも、正直始まりみた瞬間ちょっとかなり斜め四十五度に倒れそうになりましたけど。ぎゃー。 いきなり恋ヶ窪からかよっ! いやしかしっ!! なんつーか、えー…
いいや、OPの鈴音とEDのルイと阿含がかっこよかったからいいやー(遠い目)←そこだけかよ っていうか、滝兄いなかったようなきがするんですが、鈴音だけ?!(びっくり) あ、あとケルベロスもかわいかったからよしっ! 今後を楽しみにしたいと思います!
薄情な相方ですまん………orz (イン高速) でも、ほぼ完徹でリボビタドーピングな人の車に乗るのはやっぱりこわひの…(自分に正直) ちなみに、猿も只今ボロボロ絶好調。本気で一度脳ドック行った方がいいかもしれない。いやマジで。 昨日、帰って数時間後。 大切な書類をファックスしようとしたら……
書類を入れてたクリアファイルが無いっ……!!!
ぎゃ、ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!! で、電車に置き忘れてきたっ?! うそっ!? と、慌てて電車の忘れ物センターに連絡。
『ピー。お取り扱い時間を過ぎております』
ぎにゃぁぁぁぁあーあーあーあーあーあー……… どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう×∞ と、ぐるぐる回りながら、とりあえず関係者に半笑いで連絡。 この世界にも、コンフュ(@FF)があるんだ…誰が唱えたんだらう…?
結局このゴタゴタを抱えたまま、次の日朝一に忘れ物センターに連絡を入れる事にして就寝。 充分な睡眠時間があったはずなのに、何故あたしの目の下にはツキノワグマが二匹もいるのかしら…?ともかく、会社には半休の連絡を入れ、いつも通りの時間に出て連絡入れてみたり探して見たりするも玉砕。あああああ……一応、コピーは(関係者さんの所にだけど)あるから大丈夫だけど、だけど、あぁ、だけど………
結局、半休とったんだから、そのまま直ぐに会社に行く気にもなれず、駅前の花壇に腰掛けて煙草加えたままぼっへーとしてました。天気がよいことはいいことだ。 でも、ケツが冷えたんで30分も呆けてはいなかったんですが。
鼻水たらしながら(これは花粉症で)会社に到着。 余りのヘロヘロ振りに、皆が俺が病欠での半休かと思ったぐらいに。 口々にかけてくれる心配の言葉にも、殆ど反応する事も出来ず自分の机へ。 そしたらそこに、夢にまで見た
青いクリアファイルがぁぁぁあっぁぁぁぁ!!!!!!!
なんてこたーない。猿、電車の中に忘れてたんじゃなくて、そもそも持って帰るのを忘れてたって事でござんすよ…… でも、昨日、持って帰るの忘れないようにって直前まで気をつけてたのに……それなのに、机の上にペソって乗っかって……乗っかってっ……!!!!!!
…………………………( ノノ)
もう、入りたいのはただの穴じゃありません。 墓穴です。死んでしまえ。俺。 どうして人生に、Ctrl+Alt+Deleteキーが無いんだらう…(ソフトリセット) ほっんとぉぉぉぉぉぉぉぉぉに、関係者各位様には申し訳なく。
っていうか、あたしはなんでこんなにこわれてんだろう……?(くびかしげ) 元気なよーな、元気じゃないよーな。 昨日だって、あおいさんに頂いた発掘キッドで荒吐神(ぶっちゃけシャッコウモン)をゲットトレジャーしてウキウキしたりもしてたくせに。
なんだか、思考全てがワンテンポずれてるように感じます。
とにかく、今はGWの篠山を心の支えに頑張りたいと思います。 っていうか、更新頑張るのはハラダ氏ですが…… 頑張れっ! 頑張れっ!(応援)
追記。猿の長編は、ぶっちゃけウザイです。(どキッパリ) 18禁は……あるかもね。ないかもね。(死ね)
えらい所で日記が止まってました。すんまそ(苦笑) 更新で頑張ってるのはハラダ氏でーす。 んじゃ俺はどうしてたのかと言えば…
呆けてました☆(まじ)
いや、まじヤバイぐらいに日常がやばかったです。おおお んで今も思考回路が色々おかしいんで、詳しい日記は後日ー。 とにかくインテで遊んでくださった皆様ありがとー!! 色々言動がおかしかったと思いますが、(え?いつもと同じって?)すんませんー
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