2007年01月31日(水) |
もう付き合って2年。 |
はえーなー
俺も研修期間含めたらもう、社会人3年目だもんな。
そら2年にもなるか。うん早い。
ケンカもしたし、別れそうにもなったし、
お互い頼ったり、友達カップルと遊んでみたり。
「今までで一番思い出に残ってるコトって何か、
せーので言おや。
せーの!」
「川行ったこと!」 ←キナコ
「なばなの里!」 ←俺
なんで川行ったことなん?
いや、なんとなく^^
言われてすぐに思ったことやったん。
skさんはなんでなばなの里なん?
俺があれほど
お前に対して悪いことしたなって思う日はないから。
www
つい最近も別れそうになってた。
女の子特有の悩みってヤツに対して、
俺はそこまで敏感に、そして心を広く対応できない。
ケンカをするってことが、心を開くってことではない。
相手を思いやって我慢するってことも、心を開くってことかもしれない。
くだらない独占欲が強かったこと、お互いにあった。
連絡ないとすぐにメールしたり、電話したり。
帰り遅いと無駄に心配したりね。
相手を思いやって自分の感情を我慢するのに、
随分な時間がかかった。
相手にも心や精神があるってコトに気づくのは、
本当に難しいことだった。
5つも年下の子と付き合って、
そのバカさ加減に飽き飽きしたこともあったけれど、
その豊かな感性に、感動したことも多々あった。
俺にはできないことたくさんできている。
寝顔は不細工だが、やはり可愛くて。
なんつうか、うん。可愛い。
忘れていたこと、知らなかったこと、
色々教えてもらった。
期間が全てではないけれど、
2年間っていう僕自身未知の領域に踏み込んで、
正直いつか「飽き」がくるのかななんて思ってたけれど、
お互いなんかいつも色々あって、
まぁ寄り添って歩いてる。
彼女は二年前と変わらず、僕にもたれる。
1年前と変わらず、ポケットに手をつっこんでくる。
やさしくて、僕を愛してくれていることを
すごくすごく実感できる。
今日も0時にメールがきた。
件名が
「今までありがとう」
だったから、死ぬほどドッキリした。
えっ!!!!!!!!!!!!!!!
って思った。
だけど、その続きは、僕に対して感謝と愛を伝える内容だった。
俺にはこんなすばらしい子、
もう二度と、もう二度と見つからないと思う。
全ての人に感謝できるほど、彼女が好きだ。
彼女は今も躊躇せずに、僕に「好き」という。
僕はもう・・・恥ずかしくていえない。
顔がまるくてね、
改札から走るキミを見て何回も笑った。
何回も何回も笑った。
来年の今日も、キミのまるい顔を見て笑いたい。
必ず幸せにするからね。
いつもそう思ってるよ。
2007年01月30日(火) |
歴史には残らない化石になるのさ。 |
昔はもっと毎日の中で過去を振り返っていて、
ああ・・・あの時はこんなことしたなとか、
くだらないことをしてしまったって毎日のように
思っていた気がする。
特に元彼女に対して。
そして、自分のしてきたアホなコトに対して。
だけど、そんな振り返る暇さえ最近はなくて、
明日のこと、これからの俺のことしか考える暇がなかったりする。
大学時代の後輩に会っても、
あまり昔話はしないし、そういう類の話をすることもないな・・・
何か思うんだけど、思い出に残る毎日を過ごしていないなぁって。
まぁそれはもしかしたらほとんどの人がそうだし、
365日全てそれってのも難しい話なんだけど、
だけどなんとなく、ババーっと日々が過ぎているような気がしてね。
少し寂しい気もする。
去年の今頃と今の自分の距離感がつかめない。
成長したってことを感じるのってどんなときだっけ?なんて思う。
だけど、なんとなくではあるけれど、
大人になったとか、あの頃とは違うなって、
「あの頃」がいつかもわからないのに、単純にそう思う。
確かに仕事は充実してる。
すげーおもしれーし。
愛すべき彼女もいる。幸せなこっちゃ。
そして仲間も。
やけど、俺はやっぱもう一個なんかせやないかんな。
家に帰ってきてもぼーっとしとること多いし、
まぁ実際時間もなかったりするんやけど、
なんかしたいな。
そこで、彼女に無駄に提案してみた。
「共通の趣味をつくろよ」
そしたら、彼女は「温泉めぐり」なんて答えた。
それって趣味ではあるが・・・なんつうの。
例えばテニスだとかね?料理とかね?裁縫とかね。
ゲームにしろ、遊び方にしろ、
俺に合わせてもらってることが多いから、
キミの希望も聞いてみよかみたいな
そんな気持ちで聞いてみたらそんな答え。
「えーい!なら料理!料理にするぞ!」
ってな具合にもなるわけですよ。
全く正反対だからね。性格。
もう今年も1ヶ月終わっちゃった。
ほらほら!早くせやな一年もあっという間だわ。
それまでになんかこう身に着けたいよなみたいな。
やっぱりそれは、上手いものを食うってのもあるが、
やっぱやっぱ、「料理する」ってのもいいんじゃね?
身につくもんだしよ!
料理一緒に作ってノートにまとめたり、
写真貼って、参考ノートにするとかよ!
どうよ、何かおもしろそうだ。
ラブホ行くなり、ゲーセン行くなりより、
よっぽどお金もかからないし、
有益だし、誰かを喜ばせるし、身につくしどうよ!
うおおおおおおおおおおおお
これからは料理!そう料理だあ!!!
って、テンションは俺だけ高い。
やけにお菓子作りが好きな彼女は、
お菓子を作りたいのかな。
それともやっぱ温泉かorz
思い出をつくりたいんだな。交換日記でもいい。
形あるものを残したいんだ。
キミとこれをしたって楽しい思い出を。
いつまでも、誰の胸にも残る、
有名な化石にならなくていい。
だけど、俺らが一緒におったっていうなんかその、
くだらねーそういうのなんていうんだ。
やっぱ思い出か?メモリアルか!ときめきか!
ときめきメモリアルか!まぁええわ。
Campusのリングノートに、
作った料理の写真はっていく・・・
お互いの写真や感想書いたりして・・・うんこれいいじゃん。
よし!まぁ温泉もいくけど、コレもしよや!おおそうやそうや
って俺の希望になっちまったああああああああああああああああああ
って思うけど、そんな俺の話を聞いて、
笑顔なお前だから、
幸せなのかな、キミ。
うは。
バカな俺w
一日の初めに、
今日はこんな風に仕事をしたいってイメージして、
それを裏紙ではあるけれど、書いていき、
できると一つずつ潰していく。
しかし、その仕事が全て潰れたことはない。
メモは二つある。
①今日中にしなければならないこと
②長期的に見て、しかし、いつかしなければならないこと。
(余裕があるときにするべきこと)
①はほとんどの場合がその日中に終わるが、
②はなかなか終わらない。
それは当然のことなのだが。
メモを取ると、記憶に残るのかなと思いがちだが、
逆にそのメモに記憶を置き忘れたみたいに、
メモがなくなると不安になる。
あれ?俺次何したらいいんだっけ?
一度、メモをなくしてしまったときにそんなコトを思った。
かといって、僕は仕事を書き残さないほど、
ある意味有能ではない。
やはりメモは取る。
だけど、メモに安心しすぎるというのも、
難点なのかもしれないな。と思った。
2007年01月28日(日) |
休日に働く男は思ふ。 |
「最後は手をつないでゴールしてください」
「ルール」にはそんなことが書いてあった。
僕はといえば、
「なんじゃそれ」
である。
今日は、マラソン大会の取材にでかけた。
ネタ的に、かぶりものをしている人がいるかななんて
ちょっとした期待もあったが、意外に皆普通。
ってか、本気。おいおい。
俺があれや、サブタイトルつけるなら
「ニコニコマラソン大会」
とか
「~さわやかに汗をかこう!~」
だぞ。
なぜそんなにも本気だ。
まぁいいが。
その中に「親子ジョギング」だったか、
とりあえず、大人と子どもが走るのがあった。
最後は二人で手をつないでゴールしなきゃいけないから、
最初にゴール手前まで来た子は、
野球帽をかぶった男の子、「一人」
お父さんがなかなかこなくて、結局20位くらいだったのかな。
でも、お父さんを責めることなく、楽しそうにしてたよ。
「手をつないでゴールしなきゃいけない」
ってルールに、僕は少し「なんじゃそれ」を感じていたけれど、
実際にゴールしていくみんなを見ていると、
「それが強制」なんだけど、なんか楽しそうでね。
強制だからやってやるか!みたいなノリなんだけど、
でも、なんかその、きっかけになってるっていうかね。
ゴールにくるお父さんお母さんはホントに顔真っ赤にして、
コレ写していいんやろかって思うようなんだけどねw
街の中でこんな小さなイベントがある。
1000人近くの人が集まって休日に走るだけだ。
こんな小さな祭りの「意味」は、
いつになったらでてくるんだろう?
明日や明後日ってもんじゃない。
もしかしたら、「伝統」や「ふれあい」ってやつは
そういうものなのかも。
明日や明後日にはでてこないって分かってる。
だけど、それをするんだって想いは、
「まちづくり」とか「ボランティア」って言葉の意味を超越して、
なんかもっと奥深い、人間らしさというか。
そういうものなのかもしれないな。
やっぱ俺もなんかせやないかんよな。
うん。
人の心に残せるものを、なんつうか・・・
なんて名づけようこの気持ち。
この明日や明後日には結果はでないけれど、
一見無意味に思えるけど、すごく必要だ・大切だと
みんなが知っている「コレ」に、
なんて名前をつけたらいいんだろう。
何なんだろな。
僕はこの仕事しててよかったなぁと想う。
皆の笑顔が素直に喜べる俺に、いつのまにかなっちゃった。
いつの間にこんな「いい人」になった。
いろんなものをそれなりに見てきたからか?
知らないことが多すぎる。
たった10万人しか住まないこの地域なのに。
世の中には何億って人がいて、たくさんの国があって。
うーん・・・すごいな。
今、仕事がしんどくてね。心が折れそうになる。
簡単な方へ。手を抜いた方へ方向性が向きそうになってる。
なんとかなんとか踏ん張っている。
これからもそのつもりだ。
めげそうになる。
なんでだろうって思う。
そのたびにね、
いろんな人の顔がうかんで、
あかんあかんって思う。
俺はそう思える人間になってよかったって思う。
たくさん試練をくださいって神様に言うてよかった。
毎日仕事をさせてもらえるってことはありがたいことや。
暇なことよりずっとかいい。
人がせんでも俺がさせてもうたらいい。
してやっとるなんて思うてない。
俺と会社と皆のためにしてる。
それは結果的にもっとも俺のことになる。
俺がもっとも貪欲なのかもしれんと思う。
だけど、それでいいと思う。
貪欲なんだ。
だから、がんばれるんだ。
このかわいらしい、うつくしい、かっこいい笑顔を、
これからも撮り続けよう。
がんばろう。
2007年01月27日(土) |
同じ夢が見られなくったって寂しくないぜ。 |
おかんからいただいてしまった風邪が超悪化。
声がほとんどでないような状況にまでなっちまった。
本当は彼女とイチゴ狩りにいったり、
ボート乗ったりする予定だったけれど、
急遽僕の風邪のことに気を使ってもらって、
僕んちに来ることに。
「今日は誰もいないぜ・・・」
「あぽっ」
家に来るたび、いてもいなくても、
俺はこんなことを言っている。
アホですなうん。
部屋に入り、いきなり寝かされる俺。
「おっ。看病モードか?」
と、思うと、我が彼女。
ニコニコしながら布団に入ってくる。
そして、寝始める。ちょw
お前が寝るのかよ。
ということで・・・夜までずーっと寝てたんだな。
エロいことをしてる余裕もなかった僕は、
まぁ狭いベッドで体と心を休められたと思う。
起きると、抱き合っていた。
ビックリした。
まだ彼女は寝ていた。よだれたらしていた。
目覚めてぼやっとした顔を見て、
不細工だなと思った。
だけど、だけど何故か愛しくてね。
よくわからんけどね、そこらへん。
でも可愛かった。不細工だけど。
その後、ご飯食べいって、
彼女を駅まで送った。
乗る電車に間に合うか間に合わないかの
電車だったからあまり話せなかったけれど、
だけど、何かお互い満足してた。なんでだろね。
僕は、情けないことに、
彼女なしでは、今満足な今の俺ではいられないと思う。
帰ってくる宿があるから、俺はがんばれるんだと思う。
リミッターぎりぎりまで。踏ん張れるんだと思う。
一緒に寝て、一人で寝る夜は、すごく寂しくてね。
家に帰ってきて、
彼女が帰り際にたたんでくれたベッドの布団が妙にきれいで。
寂しかったり。
いつも感じる暖かい布団が嘘みたいに冷たくてね。
あれ?毎日こんなんだっけみたいに。
もう暖かさに慣れちゃっててさ。
僕は、
彼女が降りてすぐの助手席のシートをいつもすぐに触る。
彼女はそんなことを知らない。
だけど、そのぬくもりがまだ残っているかを、
いつも確かめて少し安心して、
で、すぐに消えてしまうその温度に、
やっぱり寂しさを募らせてしまう。
家まで送ったときにはいつも僕が見えなくなるまで
手をふってくれる。
僕も事故しそうになりながら、ずっと手をふっている。
そんな時間が2年近く続いている。
この想いは増すばかりだ。
ずっとアイツといられたら、
俺はそれが幸せだと想う。
俺が見つけるべきだった人生の幸せは、
僕が見つける家庭は、
この人とつくるんじゃないのかななんて
勝手に想ってる。
それくらい俺は幸せ。
うん。
そんな感じ。うん。
2007年01月26日(金) |
社会人のつらいところ |
仕事をしていく上で、
色々なことを考える。
特に「ものづくり」が仕事だけに、
人の意見は色々分かれる。
「今回のは全体的に内容が硬かったね」
という人もいれば、
「今回の内容は分かりやすかったよ」
という。
何しろ、こうしなければならないというのが、
ベースしかないから、その肉付けは自由。
それはどんな世界だって、
介護だって、医療だって、営業だってそうなのかもしれないが、
答えがないということは、
おもしろくも、時々辛くなる。
万人に愛されようと考えているのだろう。
つまりそれは、ターゲットをしぼったものではないのかもしれない。
万人に愛されたいと思う。
それをどうしても思ってしまう。
この番組は子どもに見てほしい!おじいちゃんに見てほしい!
そう思ってまだ僕はつくることができないようだ。
欲張りなんだろうな。実力もないのに。
そんな制作以外でも、思うことは多い。
他の部署から仕事を任された時に、
任せた張本人は、
「コレからいろんな仕事を覚える為にも、
しっかり他の仕事もできるようになれよ!」
間違っていないことだと思う。
確かに俺の負担は大きくなるけど。
しかし、その部署のほかの人は、
「仕事『押し付け過ぎ』や。
断るところはちゃんと断れ」
その基準が分からない。
断れつったってどうすればいい。
「大きな声を出す人にビビって、
それが全て正しくなると、
会社は悪くなるよ」
と、ある上司は言った。
そんな低レベルな話はしらん・・・。
そういう問題ではない。
だけど、やっぱり僕は大きく考えすぎて、
ターゲットを絞ることができていないのかもしれないと思う。
俺がしたいことばかりができるわけではない。
だけど、俺がしたいことも、その縛りの中で、
見つけ、やっていくことも大事なことだ。
ターゲットを絞る。
下っ端で何でも回ってくる俺には、
ちょっと難しい話だ。
俺は、仕事を区別できるほど、偉いのだろうか。
それができるほどの立場なのだろうか?
でも、結局、どれもできなきゃいけないってのが
社会人の辛いところかな。
あーあ。
もっと仕事ができない人間だったらよかったのにな。
なんてえらそうに思ったりもしながらw
毎日最近考えている。
うちの会社には小学生・おばちゃん・行政関係者など
多くの人が見学に訪れる。
大体リアクションは同じ場所で同じように起こる。
それがある種面白くて、
今のところ、少しも新鮮さが失われていない。
何度も何度も同じ説明をするわけだが、
子どもたちの表情を見ていると、
なんとなく「まぁいいか」みたいな。
んー・・・そういうまぁ気持ちになるんだな。
そんなこんなで今日も小学生がやってきた。
まー・・・編集室やスタジオに入る前から、
もう見てとれるように緊張してやんの。
胸抑えて入っていく女の子とかおる。
そうかー・・・でも、
俺も会社見学したときは、すごくドキドキしたなー・・・
ってそれはまた違うか。
だけど、僕も小学校のときに、
パン工場やガラス工場に見学に行ったこと、今でも覚えてる。
ガラス工場で拾った小さなキラキラ光るガラスの破片を、
ずっと大切にしていたこと。
パン工場でもらったパンを、帰りのバスで、
寝てしまい、お尻の下でつぶれてしまったパンを覚えてる。
その人々がどんな思いで仕事をしていたかなんてことは
覚えていない。
ただ、小学生の先生、中学生の先生、
皆大人の断片の記憶を覚えている。
僕も、きっと記憶の断片に残るのだろうと思うと、
個人的にもいい思い出として残ってほしいなと思うし、
会社としても、そういう印象を残したいと思う。
それが地域貢献でもあるだろうし。
カメラに写って喜ぶ子、嫌がる子、泣き出す子。
わかんないけど、カメラが動くことに大声をあげて喜んでいる。
やはり、魅力的なのかな。テレビってのは。
「社会見学先に選ばれる」ってことは、
ありがたいことだと思う。単純に。
社会に認められている証だと思うし、
子どもからお年寄りまで多くの人が知っているということも、
一つの条件だろうから。
ありがたいなと、
仕事の時間がなくなるときもあるがw
ありがたいなと思う。
僕の住んでいる地域にあるお寺のお祭りの取材に行く。
寺周辺に住む、檀家(一定の寺に属し、寺に金品を寄進している家)
などが参加し、大勢の人で賑わっていた。
宗教色があまり感じられない毎日だけれど、
こういった行事に行き、その数を見ていると、
中年層でまだまだ社寺を信仰している人は多くいる。
僕はというと、自分の属している宗教についてあまり知らない。
そういうものなのかもしれないが、少し恥ずかしいとも思う。
彼女の家に招いてもらった時に、
「skさんはどこですか?」
と聞かれて即答できなかった。
後日、親に聞いて改めて伝えるほどに知らなかった。
例えば家紋なども僕はよく知らない。
どういう家系なのかも。
それって、この年にしては、少し恥ずかしいことなのかもしれない。
もうちょっと自分のことについて、常識について省みることが
必要だなと思う。
お賽銭を入れて、人々は線香を焚く。
その意味を全ての人が知っているかどうかは別として、
そこには特別な空気が流れている。
信仰とは、そんなものなのかもしれない。
自分の中に、「ありがたさ」を感じ、
己の精神をひっぱっていくものなのかもな。
僕にとっては見慣れた護摩焚き。
修験道が焚く煙に手を合わせている人々。
なぜか僕も手を合わせたくなる。
イカンイカン。取材中。
取材が早めに終わったので、
カメラを片付け、僕も線香に火をつけ、
頭を下げ、手を合わせてみる。
「今年一年幸せに・・・違う違う!
去年一年はありがとうございました。
今年もたくさん僕に試練をください。」
ああ・・・僕の精神なんてそんなものなのだなと
我ながら苦笑してしまう。
しかし、何か迷いごとがあると、
社寺に行きたくなる。
それは特別な空気があると知っているからだと思う。
何故かなんて理由はない。
ただ、そう思う。
僕は宗教について知らない。それは世間知らずだ。
だけど、その活用方法なら少し分かった気がする。その意義なら。
日々勉強だな、うん。
気高い人間になろう。
そう思う。
2007年01月23日(火) |
何故残していかねばならないのか。 |
「伝統文化を継承していかなければいけない理由って
何なんですかね?」
「は?」
「いや、単純にそう思うんですよ。」
「はぁ・・・」
「しかもね、伝統文化の継承って、
よく小学生が継承の対象になってるんですよ。
あれって何で小学生なんですかね?」
「お前よくわからんこと考えるなぁ」
「いえ、これはとっても大事なことだと俺は思うんです。
『コレ』を取材させてもらおうって考えた時、
僕の心で『コレはいける!』ってそうスイッチが押されたんです。
でも、その理由ってのが分からないんです。
それが答えられないと、どう作っていいものかわからないんです」
「そうか。でも、それは残そうとしている本人に聞いてみないと
分からないかもしれないよ。
そこに価値を見出している人だからこそ、継承していきたいと
そう考えているのだろうしね」
なるほど。
僕はそんなこともわからなかった。
だけど、それを確めてから取材を考えるほど、
僕に時間的余裕はなかった。いや、作れなかった。
取材させてもらう時に聞いてみた。
「失礼ですが・・・この伝統文化を継承していきたいという理由、
そして、何故対象が小学生なのか、教えてください」
「え?・・・それは、小学校側が・・・
教育のあり方が中央で変わって・・・」
「いえ、そういうことではないのです。
皆さんが、これをしている根本的な理由を聞きたいんです」
誰も答えられなかった。
「たくさん取材してもうてるけど、
アンタみたいな質問する人は初めてやわ」
まぁそうだろうなとも思った。
「だけど、、、
やっぱり町の名産というか特産というか、
それを知ってほしい気持ちはある。
小学生が喜んで、感想を送ってもらえると嬉しい。」
「僕も、皆さんが無駄なことをしているとは思っていません。
とても素晴らしいことだと・・・そう思っていると思います。
しかし、その理由がわからなくて・・・」
「難しいことやな。それは。
何が正しいかっていうのは、今すぐに分かる問題でもないし。
だけど、そういう観点から物事を見るっていうのは、
やっぱりアンタはマスコミやな。
大切なことだと思う。僕も改めて考えなおしたいわ」
「そ、そうですかね。。。」
「『なぜか?』なんて考えもしていなかったよ。
別にやらされていたわけでもないんだけどね。
子ども達喜んでるし、自分たちも大変だけど、
それなりにやりがいを感じていたから、
それでスムーズにいっていたようにも思う。
だけど、考えやなあかんことやよね。それは」
伝統文化と呼ばれる様々なものを、
何故残していかなければならないのか。
そして、その歴史のある「伝統」に、
何故僕の心は響いたのか。
今でもその謎は解けない。
自分たちがおもしろいと思うものを伝えていく。
結局残らないものは残らない。
それはそうなんだが・・・
何か心にひっかかりを感じる。
松阪市は国学者、本居宣長が有名である。
本居宣長は勉強の合間に鈴の音色に心を癒されたとある。
生粋の松阪市民の家には、まず間違いなく、
形は違えど「鈴」がある。
公立の幼稚園の名札には、小さな鈴が必ずついている。
それは、何故なのか?
伝統って何なのか?
まちづくりって何なのか?
豊かな町、暮らしやすい町ってどういう町のことなのか?
ずっと考えていかなくちゃならない。
それが僕の使命だと思っている。
僕の会社は毎週金曜日にスケジュールを組む。
そこで、取材に行く時間・編集する時間
打ち合わせ・会議の時間などが決まる。
月曜日は一日編集の時間だった。
しかし、、実際に一日編集が出来るかといったらそうじゃない。
取材依頼のお客さんが電話してきてくれたり、
会社にきてくれたり。
先輩に仕事頼まれたりとかね。
「sk君、仕事やりすぎやで」
「いや、そんなことないっす。
皆さんの方が俺より忙しいっすよ」
そんなことを僕は言う。
いや、実際そうなんだ。
俺より先輩の方が責任ある仕事だし。
だけど、なんか、たまに辛い。
コレ、俺がやるべき仕事なのか?
本当はもっとちゃんとした管理の元に
しなきゃいけないじゃないか?
でも、これまでこうならいいのか?
なら。。。いっか・・・じゃねぇよ!
ってな具合で、
見直していくと、必然的に雑用じゃなくなり、
一つの管理者になってしまう。
よくおかんと言う。
「仕事できやんふりしたら人生楽やないかな」
「あんたにはそれはできんやろ。」
「なんでわかんの」
「お父さんにもできやんから」
管理するものがどんどん増えてきた。
今俺がこの現状から学ばなくてはならないことって
一体何だろう。
これまでの体制の貧弱さか?
そこまで忙しくて考えられない多忙な仕事場が原因か?
それとも働いている人間の怠慢か?
全て誰のせいでもない。
俺がそれを考えたならば、それは俺の責任だ。
自虐的なのではない。
誰のせいでもないのだ。実際。
俺の責任なのだ。
もっともっとを求めよう。
現状維持ではだめだ。
目標を持とう。必要以上に落ち込まないでいよう。
明るく元気にいこう。
そう毎日思っていたらいつかそうなるじゃないかみたいな
そんな楽観的でもありつつ、
現実を見ながら、
毎日過ごそう。
2007年01月21日(日) |
拍手は一人分でいいのさ それは君のことだよ |
彼女と遊ぶ。
前から決めていたことだ。
朝早くから遊んでできるだけ長くいよっか。
みたいな話をしたから、
僕は会社がある時と同じ時間に起きる。
8時。
彼女とは10時から遊ぶ予定。
うーむ・・・
家を出発して、9時30分になっても連絡がない。
イライラし始めていると
「おきた」
3文字のメール。
5分後
「起きた(≧Д≦)」
そうか。起きたのか。
いや、完全に起きたってことが言いたいのね。
10時過ぎに彼女の家に着くと、
すでに準備のできている彼女がいて、
何故かほっとする。
そして、ケンカして仲直りして初めて会う日だから、
お互いなんか恥ずかしかった。
マックへ朝ご飯を買いに行く。
無駄に人が多い。何か新しいのが発売されたからみたい。
長蛇の列、アホか。
今日は前からまったりすごそうと決めていた日。
一日をまーーーったりとすごす。
ゲーセンでガンシューティングゲームしたり、
UFOキャッチャーしたり、
ポルコでドライブしたりと気ままに過ごす。
僕も一日イライラすることもなく、
ただただ笑顔で二人過ごした。
ちょっと前、ケンカして、
彼女は別れを口にした。
その理由は僕には分かりづらいものだった。
だけど、ちょっとは理解できた。
僕はその「別れの理由」に、
今まで自分から切り離してきた友達との別れ方と
同じにおいを感じた。
ああ・・・俺のこの部分が縁を切り裂いてしまうものならば、
俺はこんなところがあるってことを僕は理解しなきゃいけないな
って思った。
切り捨てるのではない。理解するということ。
僕は去年年末に悩み、いや、それからもうちょっと前かな。
すごい勢いでいろんなことを考える時間をもらえた。
それが運命だったのだと思う。
また僕は最近なんか一皮向けたのかなみたいな
そんな気持ちになった。
大人ってやつかな。多分。
彼女を理解しようとしたとき、
また、彼女が僕を理解しようとしたとき、
子どもと大人って言うキーワードが、
年上と年下っていうキーワードが響く。
彼女は僕をそう見ている。
僕自身も彼女をそうみている。
それが何か、ちょっと悲しくて。
だけど、ちょっとなんかこう・・・いい感じで。
ああ・・こんな気持ちも彼女には、
そして、読んでいる貴方には理解してもらえないのかもしれないけれど。
俺は彼女といるときは幸せだなと思う。
ストレンジカメレオン
ThePillows
I wanna be your gentlemen
変われる場所を探しに行こうか 誰かみたいに
I wanna be your gentlemen
隠れる森を目指してみようか 痛くないように
汚れた川を汚れた僕と泳ぐ
君はとっても キレイだった
浮き沈みしながら 向こう岸へたどり着いた後を
考えてる 今でも ずっと
君といるのが好きで あとは ほとんど嫌いで
まわりの色に馴染まない 出来損ないのカメレオン
やさしい歌を唄いたい 拍手は一人分でいいのさ
それは君のことだよ
I wanna be your gentlemen
上手くちぎれてくれない 尻尾はトゲトゲで
I wanna be your gentlemen
引っかき傷は癒えないのさ 治らないんだ
‘たぶん もうすぐさ きっと’なんて息を止めたまま
どうでもいい行列に 並んでもみた
‘終わらないプレリュード奏でて生きてゆくみたいだね’って
僕ら笑う 死んでるように
たとえ世界はデタラメで タネも仕掛けもあって
生まれたままの色じゃ もうダメだって気づいても
逆立ちしても変わらない 滅びる覚悟はできてるのさ
僕はStrange Chameleon
勘違いしないでね 僕に悲しくはないのさ
抱き合わせなんだろう 孤独と自由はいつも
もしも世界が嘘で ただ つじつま合わせで
いつか慣ついていた猫は お腹すかしていただけで
すぐにパチンと音がして 弾けてしまう幻でも
手の平が まだ暖かい
怖いモノ知らずで 時代は はしゃぎまわり
僕と君の過ごした ページは破り去られ
歴史には価値のない 化石の一つになるのさ
君と出会えて良かったな
ByeBye僕はStrangeChameleon
2007年01月20日(土) |
('Д`)えぇぇえぇー? |
朝から小学生のサッカー試合の取材に行く。
選手宣誓だの、ルールだのの紹介の後に、
「今から始球式を行います」
とのアナウンス。
え?
始球式?サッカーで?
パラパラパラパラパラ・・・・・・・・・・・・・・
「えっ」
ヘリコプターがやってきた。
何これって思ってると、
ヘリコプターがグラウンドの真ん中で低空飛行している。
あたりは風圧でえらいことになっている。
ポカーンとしていると、大会の運営委員長が
「カメラさん!あれ写してください!」
「え?なんですか?アレ」
「あの中に〇〇〇〇さんがいるんです!」
「はぁ・・・」
「ヘリコプターからボールを落として始球式をしてくれるんです!」
「は?」
「ほら!早く」
「はぁ・・・」
取材の都合上それほどズームの効くカメラではなかったので、
〇〇さんかどうかは分からなかったが、とりあえず撮れた。
地上から5mほどの高さのヘリから赤い真っ赤なリボンのついた
サッカーボールが落とされる。
子どもたちは砂煙の中ボールをとりにいき、
拾うと大急ぎで離れていく。。
僕の後ろにいた、5歳くらいの子は、
「なんであんなことしてるの?」
ってお母さんに聞いていた。お母さん困っていた。
「撮れましたか?」
「はい。まぁ一応撮れました。
ボール落とすところですね。」
「えっ。〇〇さんは反対側にいたんですよ?」
・・・。
ボール落とすとことらな本当に意味わからんくなるがな。
観客の多くは渋い顔をして、
大会運営局はなぜか喜んでいた。
何の為にこんなことをするのか、分からない。
当然、誰がでていようが、
僕が撮影しにきたのは子どもたちである。
意味のわからん国会議員ではない。
ということで使わなかった。
取材先ではたまによくわからないことがある。
それでも、そのレベルに合わせなきゃならないところが、
辛いとこでもある^^;
2007年01月19日(金) |
記憶にも残らない過ぎていく日こそ。 |
「アンタの会社の新年会は1泊二日であるの?」
「そやね。俺は泊まらないけど」
「へー・・・儲かってるんやな」
「新年会で景気が分かるんかいな」
そんな会話をおかんとして会社に出発。
新年会。呑めない。
なぜ?
次の日仕事があるから帰らなきゃいけないから。
今日は仕事も早く終わるから楽は楽だが・・・
呑めないとあってはやはり行く気がしない。
そう思う。
今日はテレビ制作をしている部署で会議があった。
方向性を決めるという意味でも重要な会議だった。
会議では、上司以外ほぼ誰も喋らなかった。
意見を求められていないわけではない。
ただ、喋れない。
一つは道筋が出来てしまっていて、
何も言えないから。
もう一つは、上に逆らえない体質だから。かな。
変えていかなければならないものがあった時、
革命的にドバッといけばいいのか、
それとも少しずつ、
踊る大走査線で言うところの室井さんみたいにするべきなのか。
僕には分からない。
だけど、現状が悪いと分かっているし、
日常の仕事が大変で、
足を止めて確認する余裕が正直にない。
上司は言った。
「この中で、仮に誰かが倒れたら、
仕事がまわらなくなります」
皆笑いました。
ほんまやなと。
仕事の忙しさはいつも万人に均等でなくて、
仕事が出来る人に、忙しい人にほど、
仕事は回ってくる。
「あんたほんまに帰ってくるの遅いな。」
「俺が仕事できるから仕方ないやん」
「ハッ!(呆」
「出来ない人に仕事任せられやんやろ?
まぁ俺に回ってくる仕事なんて雑用に近いけどね
「アンタ雑用か」
「雑用でもな、一生懸命にしたいんや」
俺には「忙しい」といえるほど、仕事が実際に回っていない。
もっと先輩や上司は忙しい中で、俺は弱音を吐けないし、
吐きたくない。
だけど、正直、辛くて仕方ない時もある。
どうやら当社は室井さん派のようで、
まったり・・・というか、ゆっくりなのだろうと思う。
それが適しているのかどうかは分からないが。
でも、今回の会議を開いたことで、
変わった点がいくつもあった。
その芽を、大切にしていかなくてはならないなと思った。
新年会では上司や同輩、先輩が馬鹿騒ぎしている。
俺は呑めないから、どちらかというとしらけていたかもしれないが、
それはそれである意味勉強になった。
新年会が終わってから、
ある先輩に言われた。
「あんた、同期のあの2人。
あんたと話したいって言うてたよ。
でも、アンタが険しい顔いつもしてるから、
話しかけにくいって言うてたよ」
「えっ。
いや、俺は別にそういうつもりじゃないっす」
「でも、相手が実際感じてるんやからさ、
かわいいやん。あんたと話したいから、酒呑んでよってきたんやで」
「そうやったんや・・・。
あの時は正直ウザイと思ってましたけどww」
「まぁそれは分かるけどねw
そうやっておもてもろてるんやから、
アンタからも話したりよ」
「そうですね。はい。ありがとうございます」
毎日毎日何かが変わる。
哲学もそう。人の印象もそう。
俺はまだまだ小さい人間だと痛感する。
よし!俺も話しかけてみよかな!
別に話したいわけでもないけど・・・いかんいかん!
なんてネガティブ!もしかしたら大切な仲間になるかもしれん。
自然でいい!ただ、笑顔でいよう!
明日からもがんばるぞー!おー!
2007年01月18日(木) |
朝までGO!GOGO! |
(1月17日の日記の続きです。
読んでいない方は、17日からお願いします。)
店を出て、どこへいこっかって話す。
ダーツ!カラオケ!ボーリング!
ボーリングに行くことになった。
山は飲みすぎたせいかぐったりしている。
むしろ、倒れている。先輩は呑んでいないので、
新しいボーリング場に興味津々。
その先輩、人生2回目のボーリングだそうだ。
僕と山と先輩でボーリング。
山が酔っていて騒ぎまくるわ、投げた後ソファーに倒れこむわ、
靴下のままレーンにあがるわw
叫びまくるわで大変でしたw
隣のレーンのヤンキーカップルがヒイてたw
他にもゲーセンでスロットしたり、
何故か夜中(むしろ朝方)のつり橋を渡ったりしていた。
学生の頃に戻った気分だった。
学生。何してたんだろね。毎日。
今は会社に行くことが半ば義務というより当たり前で、
むしろ、行かなかったら何か不自然な気がしてね。
やっぱり必要とされたいし、それなりの束縛という意味でも、
役割はほしいのかなと思う。
すぐに楽しい時間は過ぎてってね。
酒呑んでるからその場は楽しくて。だけど記憶はなくてね。
でも、
ボーリングしてるときに考えていたんだ。
「あの頃、3人でいた頃も考えていた『信じる』ってことは、
今僕にどう浸透しているんだろう。
「人を信じて」儲かるのか、
「人に信じさせて」儲かるのか。」
でも、あの時は見出せなかった一つの新しい答えが見つかったんだ。
「人に信じていただいて儲かるんじゃないかな」って。
人に信じていただく為に、僕はそれに値するように、
一生懸命がんばらせていただかないとって思う。
要は一日遊んでいたんだ。
朝までね。
何かでも、今思うのは、
俺は大人になったなって思うことが多くなったってこと。
今も思ってる。
俺、大人になったなって。
これは、本当に大人なのだろうか?
大人だとしたら、この「大人」は、
良い大人なのだろうか?
あまりしっくりこない「大人」を感じることもある。
ある種、「冷めてしまうこと」に大人を感じることもある。
夢を作っていく立場と実感したときもそれを感じる。
今年は本当に俺の転換期なのかもしれない。
そう感じることが多々ある。
2007年01月17日(水) |
HEY!! Brother. |
仕事から帰る時に、
いつものように山にメールを送ると、
大学の先輩から電話が来た。
「今から山のバイト先に飯行くけど、お前もこやんか?」
「行きます!」
今日は昼からの出勤だったので、帰りも遅いので、
ご飯は家にはない。
折角だから、売り上げのあまりよろしくない、
山のバイト先のお店に行こうと思っていたところだった。
この「大学の先輩」は、山と僕と先輩の3人が
共通のバイトをしていた頃からの仲間。
僕が先輩をバイト先に紹介したんだ。
怖いけどね、見かけ。やさしいの。
「お前呑むやろ。迎えに行くから家帰れ」
「ほーい」
先輩と二人山の店に行く。
山はこの日仕事が夕方までだったそうで、
バイトが終わってからご飯を食べていた。
いや、友達といた。
友達=酒である。
僕と先輩はご飯を食べて、山は酒を飲む。
久々にこの3人が長い時間集えそうな予感。
テンションも自然に上がる。
うーん・・・もしかしたら2年以上前かもしれない。
うん。すごく懐かしい気持ちだった。
(ちなみに山と先輩の写真は[Ai to U]の「写真」の
「その他」にあるので興味がある方はどうぞ)
僕も酒を食らう。
山がその店でバイトしてるしお客さんも少ないし、
もうすぐ先輩誕生日だし、
すげー特別メニューばっかりでてくる。
時折真面目な話をしては、
また、くだらない話で盛り上がっている。
その中から、おもしろかったエピソードを。
「俺、結婚するわ。」
そう、先輩は言った。
「俺、子どもほしいからつくるわ」
こうも言った。
僕と山は怪訝な顔をした。
先輩は、今、将来の仕事を考えている最中だった。
今の職場をやめ、今年の中旬ごろから、
次の仕事場に移るような話をしていた。
だけど、その目処もないのに、今。。
最近先輩の親友が結婚式をあげた。
先輩はとても嬉しそうにしていた。
自分のことのように喜んでいた。
僕は「結婚したい」という話を聞いて、
その友達が幸せそうだったから影響されたのかなと思った。
冗談だと思っていた。
だけど、きっと彼は70%本気だと思う。
「子どもができたら勢いつくやろ」
と言った。
僕は考えをめぐらせていた。
山もきっと同じだったと思う。
何て言えばいいか
ではない。
自分の気持ちをどう、言葉に具現化していいのか
分からなかったからだ。
「他人は他人、俺は俺」
その域をこの3人は越えていると俺は思ってる。
違うことは違うと言い合いたい仲だと。
僕はでも、その先輩の言葉が、
すごく間違ってるとも言いがたかった。
なぜなら、先輩は、
とても幸せそうだったから。
幸せそうだった。安らいでいたと思う。
だけど、その一方で、僕には「逃げ」が見えたんだ。
山は自分なりの思いをそれとなく一言伝えていた。
「まぁ順番もあるでな」
俺も、それはあった。
だけど、なんていえばいいのかわからなくて、
俺はそれとなしに考えていた。
子どもができるって、どういうことだっけ。
彼女とセックスしてて、ずっとずっと考えていたことだけれど、
最近なんか考えてなかったかもしれない。
避妊はしっかりしてるし、相手の体にかかっているリスクも
僕は知っている。
大切にしたいと。
だけど、それだけで、もっと深く考えていなかった。
一つ一つの自分の周りに起こることが、
どこか自分へのメッセージとして感じ取らなきゃいけないような
気がして。
最近少し怖くもあるけれど、ちょっと大人な気分。
俺はでも、やっぱり逃げだって思うぜ。
だって、やっぱり「勢い」じゃねーぜ。妊娠は。
新しい生命ができるってことは。
勢いがつく時期が違う。
俺は一人の男として認められたいから、
自分の息子のように、嫁さんが俺の親に本当の娘のように、
思ってほしいから。
やっぱ愛されたいから。
両親が愛しただけの娘さんをさらうのだから。
俺は俺は、やっぱ、うん。
違うぜそれはって言いたかった。マジに言うべきだった。
今思うとだけどね・・・うん。
その時は、なんていえばいいのか、ホントわからなかった。
話も刻々と変わっていったしね。うん・・・。
・就職のこと
・貯金のこと
・給料のこと
・女のこと
・仕事場のこと
・最近あったこと
・宗教的な山の一人喋り
やっぱ落ち着くなぁと思った。
俺一番下だけど、いいなって。
仲間だよな。うん。
酒を食らって、店を出たのは、午前1時少し過ぎ。
先輩がもうすぐ誕生日だってことで、
急遽祝おう会に。
さてさて、その話は18日の日記でw
(実際朝まで遊んでて、18日は夜まで寝てたから、
遊んだこと以外、書くことがない(笑)
*お知らせ*
実は地味な作業ですが、memoのデータの移し変えをずっとしてました。
もうすぐ完成します。
1日2つとか3つとかをコピペしてました。
次もBLOG形式ですが、
これまでのアメーバブログよりずっと見やすく、
デザインにも凝って作りました^^
これから新しいのもいくつか書いて、
なんとか1月中には、HPからリンクしようと思っています。
またそちらの方もよろしくお願いします。
昼前に起きる。
特別頭は痛くないが、自分が一瞬どこにいるのかが分からない。
そうか、コタツか。
メガネを探す。
携帯を探す。
携帯が光っている。
彼女からメールはきてるだろうか。
もう1日半メールがきていない。
きていなかった。
お風呂に入って、体を温め、
歯を磨いて、洗濯された服を着て、
僕は「さて、どうしよう」って思った。
必要以上に携帯をパカパカしてしまって気になるから、
いっそのこともう一度寝ようかとも思ったが、
考え直す。
んー・・・天気は、曇り。
そうだ。ドライブに行こう。
いや、そうじゃない。海で本でも読むか。
詩集を最近買ったし。
車で20分ほどで海に着く。
同じように車を止めて、本を読む人がいる。
前に来たときはビーチパラソルを立てて、
ラジカセ聞きながら本読んでいたおっさんがいたな。
迷惑な話だ。
ラジカセ使うなら、ウォークマンにしろ。
全く。
だけど今日は、そんな人もいない。
僕は、詩集を開いた。
「シワッ」
初めて本をめいっぱい広げた時の音が脳裏に響くほど、
あたりは静かだ。
いつの間にか雨が降り出してきた。
オープンカー独特の、帆(屋根)にあたる水音だけがこだましている。
僕は読み進めていた。
1ページに書いてある単語は漫画より情報量が少ないのに、
その文字一つ一つに想いは巡らされていて、
1ページ読むごとに深いため息をついた。
言葉を音にしてしまったら、
読み進めることすらできないと思った。
そんな深い孤独と光悦の世界にいたころ、
彼女からのメール。
「プル!プルッププルプルプルップルッ!」
マリオの死ぬ音だ。
彼女からのメールだ。
ふむ・・・。
僕は何度かメールのやり取りをして、
電話をした。
彼女の言っていることが理解できたわけではない。
昨日の日記に書いたように僕はまだまだ子どもで、
彼女の女の子の気持ちなんて分からなかった。
だけど、必死に訴える彼女を感じて、
ああ・・・本当なんだな。本当にそう感じているんだなと思った。
「大好きだけど、一緒にいられない。
一緒にいたいと心から願うけど、いたくない」
僕には分からない感情だった。
お互い好きなら一緒にいればいいじゃないか。
その答えでは彼女は納得できなかった。
たくさん話して、たくさん考えた。
僕らこれからどうしていけばいいのか。
夜中になって彼女からきたのは、
一緒にいてくれますか?ってこと。
彼女自身、僕といることで、
僕に迷惑をかけるのが一番辛いそうだ。
俺は迷惑をかけていないというのに。でも、
彼女はそれでは納得がいかなかった。
だけど、結局原点に答えはあったようで、
「別れるのは簡単だ。
だけど、今別れてしまって私に成長はあるんだろうか。
これは「逃げじゃないか」そう考えた。
私はあなたと一緒にいたいと思うのに、
それを選ばないのは「逃げているということ」
なのかもしれない。
だから、私はまだまだ小さい人間だけど、
一緒にいてもいいですか?」
勿論僕は「いいよ^^」と答えた。
自分の思いを伝えた。
僕らずっとこのままだと思っていた。
「skさんはわたしの頭がカラッポやとおもっとる。」
正直思っていたかもしれない。
俺が支えてあげなきゃなんてえらそうに思っていたかもしれない。
だけど、彼女は日々の暮らしの中で、
多くのことを学び、また取捨選択してきたのだな。
そらそうだ。俺だってそうだった。
俺がいつまでも支えて、
彼女からそういう意味で支えてもらうのはずっと先・・・いや、
永久にこないのかもなって思っていたけれど、
それは思い上がりだった。
日々、彼女は幼いながらも一生懸命に感じ、生きていたんだな。
そんなことにも気づけていねー俺は、
キミ以上にバカかもしれないな。こどもです。ごめん。
世間のカップルが会ったときにしているキスの数なんて
誰も知らない。
雑誌のアンケートに出ているファッションセンスが
本当に「モテ」ることなのか、俺はそうは思わない。
俺たちがどうありたいか。
それをこれからも考えていたい。
比較しない、キミといたい、探しにいこう。
きっとキミとなら。
そう思った。
君はかわいいと
安水 稔和
君はかわいいと
どうしていっていけないわけがあろう。
ただ言葉は変にいこじで妬み深く
君とぼくとのなかを
心よからずおもいがちで
君とぼくとのあいだを
ゆききしたがらない
だから君
ちょっと耳を。
どうだろう
言葉にいっぱいくわせてやっては。
かわいいという言葉を
君のかわいい口にほおりこみ
君のかわいい唇のうえから
しっかりと封印しよう
ぼくの唇で。
奴めきっと憤然と
君の口のなかで悶死するにちがいない。
言葉の死んだあとに
愛が残るとすれば。
だから君
どうだろう
2007年01月15日(月) |
午前3時のショットバー |
毎日のように山に連絡してて、
お互い仕事が終わったら
「今終わったよー」だなんてメールしてる。
「おつかれー」みたいな。
それで俺がちょっと素っ気無いメールをしたら、
山はすぐに家に来た。
15日の深夜のことだ。
ライトもつかない、空気の入っていない自転車にまたがって。
「俺が連れ出したろかいね。はよこんかい!」
玄関前でママチャリ姿。
頭に黒のタオルを巻いた。メガネのおっさん。
俺もメガネやけど。
ニケツして、彼女とケンカしたことを話す。
いや、話すつもりはなかったんだ。
山だからとかじゃなくて、、誰にも。
なんてか・・・うん。分からないけどね。なんとなくだよ。
山は話を聞きながら、話をしてくれた。
10分ほど自転車をこぐと、
最近オープンしたのかな?ショットバーに着く。
家からは居酒屋が近くてほんと助かるw
汚い二人はショットバーに入る。
メニューを置いてくれたマスターを無視して、
「欲しいのをなんとなく言うたらマスターが作ってくれるよ」
そう山は言った。顔見知りみたい。
俺はすっぱいのが欲しかったからすっぱいのを注文した。
やっぱりすっぱかった。
僕はさっき、「誰にも話すつもりはなかった」って書いた。
それは、彼女に別れ話を切り出されてはいたけれど、
「別れないだろう」って思っていたからだ。
またいつものようにちょっとケンカしちまった。
「めんどくせー」と思っていた。
正直にそう思っていた。
お互いが悪いのなら、お互いがごめんねって言って、
それで解決するんじゃないのって思うし、
初めての事柄でのケンカじゃなかったから。
だけど、山はおそらく僕が断片的に話した内容を紡いで、
いろんな可能性を僕に啓示した。
もし、コレで別れてしまったら。
もし、このまま自然消滅になったら
僕はそんなこと考えもしていなかったから
「なんで俺を不安にさせるようなことを言うんだろう」
って思った。
だけど、だからこそ、すごく一生懸命に彼女に対する
言葉や思いを考えることができた。
彼は「そうやね。そうやね」って話を聞くタイプではない。
それが自分の役割だとは思っていない。
答えを相手が出していて、それが自分も一番いいと思っていても、
色々な可能性を引き出してくれる人だと思う。
つまりそれは、究極に相手の話を聞くということだ。
僕はそれがずっと分からなくて、
何度も何度も山にひどいことを言ったなぁ。
この前ポツリと山は言った。
「ちょっと前のアンタの話しとることは当たり前すぎて、
話を最後まで聞かなくてもわかった」
なるほどねと思った。
正直、呑みに行って僕の気分は少し重くなった。
だけど、彼女のことを大切に思うっていう意味では、
有意義な時間になったって思う。
ケンカして「もし、彼女と別れてしまったら」って考えられたから、
自分はもっとこれから彼女のことを理解しようって思うのかなって。
そう俺は解釈したんだ。
相手(山)にそんな意図はないだろうけど
家に帰ってからもまた呑んだ。
餅を焼きながら、はんぺんを食べながら。
気づいたら寝ていた。
「寝る前にいつもメールしてるんさ。」
「今日も打ったり」
「えー・・・」
「打ったり!・・・そんなんじゃあかん!
わらっとる絵文字使い!」
「えー・・・」
「・・・そう。それでいい」
【おやすみ(にっこり】】
彼は俺より大人だなと、やっぱり思った。
2007年01月14日(日) |
喧嘩もたまにはするべ。 |
彼女とケンカした(笑
早いよな。
昨日の夜指輪交換して、これからも一緒だよー
みたいな話をしていたのに。
仕事から帰って、山の働くバイト先に、
大学の先輩とご飯を食べに行った。
帰ってきたのは深夜1時30分くらい。
僕はほろ酔いだったが、電話したかったので、
その気持ちを伝えると、次の日は学校が昼からだというので、
じゃー少し電話しようってなった。
ケンカした理由は以下。
・21日に僕と遊ぶ約束をしていたのに、
彼女が夜から予定を入れた
…夜は20時くらいまでしか遊べないと言われた。
俺は20時までしか遊べないことをぶーぶー言うたんやなくて、
予定(バイト仲間の送別会)が入ってることを忘れて
他の予定を入れたことがおかしいと思った。
〇まぁ・・・やけどね、彼女も
「そっちまで私が電車で行って、帰ってくるから遊んで」
って下手(したて)に出てたのにもかかわらず、
俺がぶーぶー言うたんがあかんだかなと反省です。
・「日曜がそういうのあるんやったら、木曜にあそぼさ。」
という俺の言葉に、「木曜は多分無理・・・」と返事があり、
「またバイトかよー」って言葉を言ったこと。
…先月バイトで12万稼ぐほど、彼女はバイトばかりしている。
悪いことではないと思う。
だけど、彼女自身がバイトばかりではあかん
私もなんかせやなーって思ってるのにもかかわらず、
バイトばかりしてるのがムキー!
〇今考えるとバイトばかりしとるって言うのは、
その時の会話の中であんまり関係ないことなんさな。
ただ、事実としてバイトが入ってたんやしさ。
なら違う日にしよかでその時点ではよかったんやと思う。
(あとから送られてきたメールで、
その日はバイトじゃなかったことを知った)
こうやって書くと俺ばかり悪いように感じるが、
まぁでも実際・・・7:3で俺が悪かったのかもな。
酒呑んでたし。
で、別れようと言われた。
その理由は、
「貴方に迷惑をかけてばかりの私は、
貴方にとって邪魔だろうから、バイバイする。
好きだけど」
ってことだった。
こうやって言葉にしてみると、
なんてたわいもないことでケンカしてるんだって思う。
それで別れるまで発展せんでいいやろって。
ただ、その時はやっぱりそんな気持ちにさせてたんやろな。
まぁ今も。
俺はなんも迷惑やないのにな。
こうやって電話してもメールしても返事ないような状態が
続くことの方がよっぽど迷惑なんやけどなぁ。
でもな、難しい。
どこまで言っていいのかわからんし、
彼女は19で、俺が19の頃より
立派に生きてると俺は思うし。
やけど、俺は今24で、
19の俺やないから、
19の彼女に、それはどうなんやろなみたいな話をしてるとき、
矛盾を感じる。
矛盾?いや、憤り?わからないけれど。
ゆっくりでいい。
100個言うたうちの2個分かればいい方だと思う。
今すぐ分かれとは言わん。
それに間違ってるって思うなら、従う必要なんてない
そう彼女に伝えても、彼女にとっては苦痛だったのかもしれない。
俺は俺でこういう人間だ。
だけど、二人で生きていくのだから、
お互いに譲り合ったり、分かり合ったりも必要だな。
いろんなことを負担にしてもうてたんやろな。
今日に始まったことやないんやろうな。
実際悩みは絶えないものだ。
まー・・・
もうちょっと待ってみっか。
彼女も整理する必要があるだろう。
俺もそうだ。これからのこと整理しなきゃ。
うん。
どういう結果になろうが、
とりあえず、俺とアイツのこと考えてみよう。
何日か前に、彼女に
「家でたこ焼きパーティしたいから来て!」
と言われていた。
正確には彼女の妹feat彼女に。
彼女の妹(中一)にやたら好かれている俺。
まぁいいんだけどw
彼女のお母さんもいるということだし、
まぁたまにはいいかということでケーキをお土産に買って
彼女の家に向かう。
彼女の家に着くと、
いきなり彼女に「見てみて!」と言われたものは、、
「今ね、妹とやってたん。コレ何か分かる?」
絵でしりとりをしていた。。お前は今年19だろと
突っ込みつつも、「えへへ」と笑う彼女を横目に、
絵は何をあらわしているか、ある程度は分かった。
しかし一つ分からないのがある。
キリンと・・・黄色?の物体。
なんだこれ?
んー・・・
「答えは、、、キリンビールでしたー!えらいやろ!」
自慢することではない。
しばらくするとおばさんもやってきて、
4人でたこ焼きを食べる。
中一の妹は「腹が減った」と口にしながら、
たこ焼きをパクパク口に運ぶ。
むー・・・成長期ですね。
たこ焼きにキムチを入れるとうまいことを知る。
大阪の人はたこ焼きを焼いた後に、
「鈴焼き」というホットケーキの粉でといたタネに
あんこやハチミツなどを入れるお菓子を作るそうだ。
食べた。んー・・・甘い。大判焼きみたいなものかな。
話をしている中で、今夜の夕食は鍋という話になった。
何故か僕も誘われ、一緒に食べることになった(汗
おじさんもいる・・・(汗汗
怖いお父さんではないのだが、
やはり緊張するものだ。
なおかつ、いつもベタベタしてくるので、
せめておじさんの前でだけはやめて欲しいと願う。
彼女の家族は、僕の家族とは違う。
とても陽気で、IQサプリを家族で楽しみ、
クイズを考え、答えが出ると、ギャーギャー騒ぐ。
だけどどこか、上品で、
何か海外で住んでいた文化みたいなのがあるのかなと思う。
例えば食後は必ずコーヒーとお菓子を食べるから。
それが延々と2時間くらいも。
ある意味家にいるより楽だ。
最近自宅が嫌でね。
家にいる誰とも話したくないんだ。
きっと俺が悪いんだと思う。
疲れてるんだと思う。
だけど、とりあえず、家にいたくないんだ。
んで、こんな家族を見ると、
ちょっとうらやましいなって。
垢抜けた、底なしの明るさの秘訣はここにあるのかもな
なんて彼女を見てて思う。
帰りに先日ケンカしながらも買った指輪をもらった。
確か二年の記念日に交換するはずだったものだが、
店に早く着いたため、もらってきたそうだ。
そうそう。こんなデザインだったなと思う。
こんな小さな輪のつながりでも、
彼女は「おそろい」ということで喜んでいる。
僕は何かこっぱずかしくて苦笑した。
だけど、嬉しかった。
仕事の日は一日のほとんどが職場にいるから、
思い出に残ったことも当然仕事からになってくる。
今日は、ある地区の人権集会の取材に出かけた。
小学生や中学生の自分たちにとって身近な人権問題、
いじめについて考えてきたものを発表するというもの。
その人権集会用に生徒から募集されたポスターの中で、
どこか「むなしさ」を感じたものがあった。
そこにはこんなことが描いてある。
大きく
「ONLY 1でいいじゃない」と描いてある。
頭の悪そうに(おそらく)故意的に描かれた女の子は、
数学のテストで30点の答案を持っている。
顔の隣には「個性が大事」と書いてあり、
その女の子は、「今までで最高得点」
ということで、喜んでいる様子の絵。
30点という得点は世間一般論で行くと、
良くない。
今までで最高得点という意味ではこの絵の少女は
嬉しかったかもしれない。それは結構。
しかし、それは「個性ではない」
数学のテストの点数が悪いことは個性ではない。
それを履き違えていることが悲しいというか、
滑稽というか、怒りに近かった。
これは子どもが悪いのではない。
教育が悪いのだと思う。
なら、何が個性なのか。
どういったことを個性として教えていけばいいのか。
ナンバー1じゃなく、オンリー1なのは何なのか。
なぜ、個性が大事と教えるようになったのか。
個性なんて、言葉は後から考えれば個性であって、
「努力」「天性」「夢」「足跡」など、
多くの言葉に「変換」することができるものだ。
個性は何も大切やない。
個性より、
多くの人々と共に暮らしていく為に、
どんな表情で会話したら、愛されるか、
どんな話をしたら、楽しめるかを知っているコトの方が
俺は生きていく上で大切だと思う。
「すぐれたところがありながら疎んじられる人がおり、
欠点だらけでも好かれる人がいる。」
俺は人より秀でたものなんてない。
何が人よりできるというものを感じたことが本当にない。
だけど、愛されていると実感して生きている。
それは俺は幸せなことだと思って生きている。
俺は俺の考えとしての「個性」がある。
貴方にもあるだろう。
だから、この個性は間違っているという言い方は
適切ではないかもしれない。
だけど、何か不自然で、変だなって俺は思った。
皆さんはどう思いましたか?
よかったらまた教えてください。
仕事でカルタ大会の取材に行く。
勿論、小倉百人一首。
カルタって競技として見るとすげーね。
あれは、記憶力もいるし、動きの早さもある。
んで、取材していく中で、ちょっと時間もあったので、
話し込んでいたら、原稿には書かないけれど、
面白い話が聞けた。
いや、、原稿に書くつもりで聞いたんじゃないけれど、
原稿に書くに値する内容が聞けたということが正しい。
例えばそれは、
年に一度、カルタ全国大会があること。
その優勝者が二年連続、学生であること。
なおかつ、その学生が小さい頃から、
カルタの英才教育を受けているということ。
えー!カルタに英才教育なんてあるのー!って感じ。
でもあるみたいなんですねー。九州が盛んだそうです。
あとは、この地域でカルタを子どもたちに教えている
先生がいること。
その子どもが10人以上いるということ。
カルタ教室・・・っていうか、教室なんて必要なんかねぇ
とか思ってしまった。
しかし、カルタは記憶力と言う意味でも、文化と言う意味でも
礼儀と言う意味でも文句なしに育つ。
上の句と下の句を覚える必要がある。
読まれてすぐに動ける瞬発力。
そして、覚えていく中で日本の文化に触れることができる。
カルタが始まるとき、終わるときは礼をする。
音を立てないように気を配るなど。
最近、競技カルタの漫画もサンデーだったかで始まったそうだ・・・。
いやー知らない世界もあるもんだなと実感する。
こういう一般の人に知られていない世界を知ることができるというのは、
ある種、マスコミの特権。
そして、それを伝えていくのが義務なわけです。
人と話して、それをまとめるってのが楽しい。
笑顔を撮影して、編集する仕事が楽しいわけです。
新年からずっといい出会いと取材ばかりなので、
すごく仕事が幸せな毎日でぃす^^
最近よく山とゲーセンにいく。
決まってやるのは、RPGっぽいメダルゲーム。
セーブすることができるので、毎回行っては、
主人公のレベルをあげたり、ダンジョンをクリアしてる。
たまに二人ではしゃいだりするけど、
基本的にはあまり喋らず黙々とメダルを入れ続ける。
たまにトイレに行ったり、山がタバコをすったりする。
一回いくと、同じところにずーーーっと3時間は座る。
その間
「キャー!」
とか
「ハーーーーー!」(←正確に文字にできていないがこんな声)
をだしてはしゃいでいる。
声を出すのがストレス解消ではなくて、
黙々と意味もない作業をする、特に続きが気にならないゲームをする。
無駄に金を使う。
これがもしかしたら少し意味があるのかも。
本当に一緒にいる時はお互いどこ行っても話し続けているから、
丁度いいのかもしれない。
終わっても特にゲームについて語ることなく、
また車を走らせる。
山はゲームをしているとき何か考えているのだろうか?
俺はぼーっとしている。
それがある意味、ストレス解消かもしれない。
ゲーセンをでると行き着けの飲み屋に行く。
またここでも話し込む。
・仕事のこと
・勝手に観光協会のこと
・僕の彼女のこと
酒を飲むとよりヒートアップする。
この話している内容を、
ネトラジにできないかなーなんて少し思う。
勝手に観光協会のHPができたら考えてみよう。面白いかも。
結果的に一人8、9杯のチューハイを飲み、
フラフラになりながら山の自転車にニケツして僕ん家に帰る。
すぐ寝る。
どっちかっていうと、いろんな意味で「地味」な若者である。
クラブや合コンも知らない俺である。
めぞん一刻の1ページにでそうな、
そんなばかげた瞬間である。
でも、なんか愛してやまない時間なのだ。
未来や今を語りながら酒が呑める仲間がいることが嬉しい。
僕はずっと、日記で誰かを批判し続けてきた。
日記にそれを書くことで、満足していたのだろう。
ストレスを解消していた。
今だってそういう意味では書きたいことが山ほどある。
だけど、その考えてしまうことさえ、
もう今は罪に思う。
書きたいと思わないとは言わないが、罪に思う。
そして、罪には、罰が付きまとう気がするのだ。
こんな生活楽しいぜ!って書くことで、
お前の生活はどうなんだ?どうせ楽しくねーよって
誰かに言いたいんだと俺、俺が思ってると思う。
くだらねー俺だ。
もうちょっと成長したいね。うん。
誰かと比べるのじゃなくて、俺が幸せだと。
まぁ難しいことですわ。
寝よ寝よ。
2007年01月09日(火) |
冬空、男二人、中汚い。 |
今年は車凍らないなぁ・・・
なんとか車検までフィガロ動いてほし・・・って
えー!
深夜3時。
フィガロ凍る。
隣にあるラパンは凍ってないのに。
後ろにあるミラジーノも。
モコも、セドリックも凍ってないのに!
('A`;)
エンジンをまわし、軽く暖気させる。
バイクじゃねーんだから。なんて思いつつ。
深夜3時にでかけるきっかけとなったのは、
山と遊ぶ為。
やたら「山」「山」でてきますよね、俺の最近の日記。
実際会ってますの。
なんで遊ぶかって・・・
正直、本当に正直、
話せる相手がいないんだ。
志や想いのある人間を廻りに見つけることができない。
俺と同じような苦悩や、夢を思い描いているってのは、
きっと誰だってあるようなことなのに、
僕はその人の価値や想いを引き出せない。
しかし、どう考えても、
かなりキテる会話だとは思うんだ。
宗教的と思われるかもしれない。
だけど、お互い分かってる。
「コイツに押し付けても無駄だ。」と。
(無駄=そこに意味も理由もない。自己満足なだけ)
そして、押し付けること自体が無駄だと。
お互いを理解することで、もう一歩先が見えてくると
僕は思ってる。
会社で体がしんどいとイライラしている人。
自分の仕事がうまくいかないと人に当たる人。
そういう人を見ると、
「かわいそう」に近い気持ちになる。
だけど、僕は少なくとも「させていただいている」と思うと、
大切に大切に仕事はしたいと思うし、そうしているつもりだ。
俺ばっかにやらせやがって
なんて俺にはもう思えない。
そんなことを思う自分がいかに運をなくしているか、
理想が頭に浮かぶのに、それを選べない理由を探したときに、
少し時間がかかったとしても、それはくだらないと気づく。
僕は理想を選びたいのだ。
楽しい。楽しくて仕方ない。
話が出来ることが嬉しい。
自分だけかなって、寂しいなっていつも思う。
これだけ世の中が、環境も人の心も荒廃しつつあるのに、
どうして動き出さないんだろうって。
俺は何か何かできないかと毎日思うのに。
自分勝手に生きて、自分が幸せになっても、
それはちょっと悲しいのに。
何かやらなきゃって身近にそういう同じ志をもっている人がいて、
幸せだなと思う。
本当に。本当に嬉しい。
車で走った。夜明けに向かって。
ミニストップのポテトやジュースを口に運びながら。
頭の中がすごい勢いで回転して、まとめて、
次の言葉をだそうとしているのが分かる。
頭の中が竜巻みたいになっているのがわかるの。
ずっとずっとこうやって夢を語って、
それを少しずつでも形づくって。生きていたいなぁ。
くだらなくていい。もう笑われたっていい。
バカでいい。
仕事が辛くとも幸せで、
愛すべき彼女がいて、
思いの分かってくれる仲間がいて、
慕ってくれる人がいて、
慕える人がいて、
簡保にも入って、車も持ってて。
辛い中も、幸せで、
「もっともっと試練をください」
と叫ぶんだ。
お前だけじゃないぜって言われるようで嬉しいのは
YO-KINGとTHE PILLOWS。
聞いていると俺もがんばろうって思えるのさ。
Funny Bunny
The Pillows
王様の声に逆らって
ばれちゃった夜キミは笑っていた
オーロラにさわれる丘の上
両手をのばして僕を誘っていた
ほどけてバラバラになったビーズ
キレイだねって夜空にプレゼント
道化師は素顔を見せないで
冗談みたいにある日居なくなった
世界は今日も簡単そうにまわる
そのスピードで涙も乾くけど
キミの夢が叶うのは
誰かのおかげじゃないぜ
風の強い日を選んで
走ってきた
今頃どこでどうしてるのかな
目に浮かぶ照れた後姿に会いたいな
キミの夢が叶うのは
誰かのおかげじゃないぜ
風の強い日を選んで
走ってきた
飛べなくても不安じゃない
地面は続いているんだ
好きな場所へ行こう
キミなら それが出来る
仕事をテキパキとこなして、家路につく。
前の日に夜遅くまで起きていたせいか少し眠い。
家に帰るなり、
彼女がオンラインゲームを誘ってくる。
僕は少し飽きてきたけど、彼女は今はまっている。
そのネジレがある意味おもしろい。
だけど、僕は眠くて。
30分寝かせてといったまま、僕は2時間寝た。
彼女から怒りの電話。
「いつまで待たせるのよ!」
そう、声にはならない叫びがあった。
「もうしやんの?」
「うん。ねむい・・・ごめん。寝てた。」
「・・・おやすみ。」
そして、メール。
それも俺の誹謗中傷w
まぁ仕事やからって約束を破る俺が悪いよね。反省。
だけど、その俺へのブーブーメールを見て思った。
「あー・・・『疲れてたんだね』ってメールより、
ずっとか愛を感じる」と。
賢い彼女でいなくてもいい。
不満に思うことは、嫌われることを恐れずに言えばいい。
感情的にもなればいい。
それがキミなのだから。
だから、僕は安心して寝てしまった。
そんなことをキミは知らない。
朝起きてメールが来てた。
「おはよう☆
学校いってきます☆」
そのいつものメールが、
何かすごく当たり前で、
ケンカした次の日とは思えなくて、
そんな関係が築けるのって家族くらいだなって思うと、
ある意味それだけキミが俺を思っているのかと思って。
やっぱり僕は少し安心した。
そんな気持ち、キミにはいつまでも分からないと思う(笑
2007年01月07日(日) |
ベッドの中で現代っ子は考える。 |
昨日の深夜までの仕事のせいか、起きられない。
起きたのは昼過ぎだったかな。
日記を書いたり、準備中の「memo」のページを作ったりしてた。
なんかこうやって一人でぼーっとする時間も
最近そういえばなかったなと一人考える。
高校生の時って・・・
考えてみればずっと毎日こんな感じの繰り返しだった。
ゲームやインターネット、チャットとかして、
昼くらいに起きてきて、夕ご飯だけ食べるような生活。
何かそんな生活に少しだけタイムスリップしたようで、
なぜか喜ぶ俺。ちょっとおかしいかな。
最近はオンラインゲームもかなり冷めてきていてw
彼女や後輩がやっていないとすぐに落ちちゃって。
他のやってみようかなと思いつつも、
結局繰り返しになるんだろうなと思うと生産的じゃないし、
お金ももったいないかなと。
ただ、彼女や友達、インターネット友達と話す時間として、
ゲームをするのであれば、それはそれで楽しい時間をすごせるから、
まぁその程度にしておこうかなと。
こうやって深夜まで起きて、ボーっとする。
何をするわけでもなく、ただただボーっと。
たまに好きな漫画のバックナンバーを気ままに読む。
次のページのセリフまで覚えちゃってて、
ある意味面白くて。
先日彼女に片付けてもらったせいか、部屋が広くて、
たまに見回してみては、
俺はこの部屋で10年以上生きているのか
そう思うとなんか変な感じで。
断片断片の記憶しかないのに、
確かに24歳の俺がいる。
いやー。。。うん。全くね。すごいことだ。
そういやー彼女と前の前のデートの時に、
詩集と小説を買った。
一冊は、もう最高のファンタジー小説作家
「岡田淳」先生の「ようこそ おまけの時間に」
しかもハードカバー買っちゃったよー!
だってハードカバーの方がジャケットがしぶかった。
「雨宿りは滑り台の下で」はハードがなかったけど、
あってよかったぁ♪
やっぱ本って文庫がいいもの、ハードカバーがいいものって
あると思うんだなぁ。うん。
岡田さんの場合はハードだなと。俺は思ってる。
あと一冊は
「ポケット詩集Ⅲ」
Ⅰ・Ⅱ・Ⅲがあって、Ⅰが売りきれいていたから、Ⅲを買うw
Ⅲ→Ⅱ→Ⅰっていけばいいかって思って^^
ジャケットに書いてあった
「子どもたち
ポケットにしのばせるのは
ナイフではなく
一冊の詩集であってほしい」
って言葉にぐっときた。
元々読みやすい詩集は好きだ。
吉野宏や谷川俊太郎の詩は読みやすい。
それでいて考えさせられる。
次のページを開かずに、
天井を眺めて「うーん」と唸ることがしばしばある。
ソレがある意味俺にとっての詩の醍醐味。
創造性という意味で、端的でありながら、
そのものが飽和なもの。
詩は大人になって読んでも楽しい。
もう部屋の電球が寿命がきてるみたいで、
何時間か毎に部屋の電気がいきなり「パッ」と消える。
急に闇となる。
部屋はPCのあかりと携帯の充電中の明かりだけになる。
そんな暗闇の中で、10年後と、そして、10年前を考える。
明日からどう生きるのか。
昨日までどう生きていたっけな。
会社の先輩は言った
「普通の人は去年の反省とか、今年の目標とかたてるわけ?」
そうか、なるほどな。
アンタの気持ちは分かるのに、
アンタに俺の気持ちが分かってもらえない理由が分かったよ。
俺は前を向いて歩こう。
後ろも振り返りながら。周りを見渡しながら。
俺はがんばろう。大人だから。
仕事始めからまー忙しい。
いきなりハイに入れないでよ。やっぱりローから・・・
ってわけにはいかねぇな。
結局朝9時から深夜1時まで仕事。
気を抜かないで、1分半のニュースを
「見て」もらうためにきめ細かく作る。
原稿を書いて、俺に分からん内容が視聴者に分かるわけがない。
難しいものを簡単に、簡単なもの詳細に。
一つの文章を何度もチェックする。
そうやってできた原稿は輝いている。ピカピカに。
そうやってできた映像のテープも輝いている。ホントに。マジで。
よっしゃー!と思って家に帰る。
ご飯を温め、トン汁を温め食らう。
風呂に入る。
床に付き、PCをON。
今、memoを改装中。
これだけはどうしても消すわけにはいかない。
見やすく、おもしろく作るため、頑張ってます。
一日の半分以上を仕事に費やす。
世間的に見れば「可哀想」になるのだろうか。
18時に帰ったってやることないやつはつまらねーし、
26時に帰ったってやることあるやつはやらなきゃいけない。
何を選んだかってこと。それだけさ。
俺は後悔なんてしてないし、毎日楽しいハッピーさ。
プロが厳しいなんてことは仕方のないことなのだ。
時間で買えない価値もあるんだぜマスターカード!
僕がこれからどの道を選ぼうが、
その道をプロである以上がんばる。
今はただ、がんばる。
取材中、あわただしく次のロケに向かう僕に、
取材先の旦那は俺に言った。
「あんた、忙しそうだねぇ」
「ええ、すいません。次のロケがあるんです」
「幸せなこっちゃな」
「あはは。
は、はい。そうですね。
忙しいということはありがたいことです。
あまり忙しすぎるというのも辛いですが(笑」
「忙しいということは求められているということ。
若いうちはたくさん苦労したらええて」
「はい、一生懸命がんばります!
ありがとうございました」
熱血ローカルマスコミ男は今日も行く。
うおおおおおお!!!!!
2007年01月05日(金) |
身近な愛に気づいていく |
正月休みも今日まで。
そんな最後の休みの日に、彼女と遊んだ。
僕の部屋が汚かったのと、
何か掃除がしたい衝動に駆られたので、手伝ってもらった。
ゴミやいらないものが出るわ出るわ。
たたまれていない服やいらない服を捨てる捨てるw
部屋が6畳中、3畳は広くなった(何
今日は朝から、いや、昨日の夜から不安だった。
明日会社に行けば、仕事がすごく溜まっているって知ってたから。
溜まり過ぎている。ちょっと僕の器の水面張力だけでは、
抑えられそうもない量。
プレッシャーだった。
高校の時、すごく緊張して、
朝まで眠れなかった数学のテストの前の日のような気分になった。
後ろでスタスタと片付けている彼女。
僕は彼女に背を向けながら部屋を片付けながら、
その不安を押し殺せずにいた。
時折不安で、意味もなく彼女を抱きしめて、
?顔の彼女を後ろに僕はまだ部屋を片付けていた。
情緒不安定になるほどになったのは、本当に久しぶりだった。
不安が最高潮になり、彼女がいるということも
あってか気が緩んでいた僕は、
部屋の片付けを彼女に任せ、明日する仕事をまとめはじめた。
何もまとまらないのに。。
6日に、外でのロケがあった。
だけどインターネットの天気予報は雨。
そのロケが流れたら、僕が担当しているコーナーの出しが
間に合わない。
そう思って会社のHPで僕のコーナーの放送日を確認した。
すると、出しが15日だと思っていたのが31日。
あらかじめ言われていたことなのに、
僕は変更されたことに気づけていなかった・・・?
やばい。
来週の予定はすでに出ている。編集の希望日まで出してしまったのに。
ヤバイヤバイ。どうしよう。
明日もし、雨が降らなかったら、そのロケに行かなきゃいけない。
そうなったら、31日に6日にあった行事を放送することになる。
それはかっこわるい。やばい。
ああどうしよう。
不安にかられた。
あまりにもいろんなことに悩みすぎて、
頭がパニックに近くなっていた。
彼女は僕の散らかった服をたたんでいる。
俺がたたまなきゃいけない俺の服なのに、
俺は彼女にたたませている。
遊ぶ日なのに、俺は仕事をしている。
今から会社に行かせてくれと彼女に行ったら、
どんな顔をするだろう。
やっぱり怒るかな。
そんな不安げな僕の視線に気づいたのか、
鼻歌交じりに服をたたんでいた彼女は僕に言った。
どうしたの?
実は・・・仕事で失敗しちゃった。
それに今気づいた。
ごめん。俺最近仕事の量が多くて、いいわけやけど、
気づけんかった。
今から会社に行ってそのこと片付けにいかなあかん。
ほんまにごめんやけど、行ってもいいかな?
彼女は迷うことなく言った。
分かったよ。私、家で待っていた方がいい?
会社の駐車場で待っていた方がいい?
いつもいつもわがままなくせに、
たまにすごく思いやりのある優しい子だからむかつく(笑
ありがとうって何度も伝えて、会社に向かった。
会社に着き、
上司にそのことを伝えると、
上司は「あほやなぁ」という顔をしつつも、
俺の現状を理解してくれているようで、
「分かった。来週は編集できんな。
この日は休め。それか俺の代わりにこの日の取材するか?笑」
「やります。やらせてください!」
「俺この日休みや(笑」
「早く帰れよ。休みの日に仕事のことなんて考えるな。
じゃないと今からまた俺が仕事ふりたくなるやろ^^」
4日に、会社から電話がかかってきて、
俺が正月前に仕事を一つやり忘れていることを言われた。
実際は僕の責任ではなかったが、
僕も関わっていた以上、気づけなかった一因は俺にある。
失敗している事実を話し、繰り返さないよう叱ってくれる。
提案があれば俺のようなひよっこでも耳を傾けてくれる。
大変そうな時はいつも気づいてくれる。
優しい上司に出会えて、俺はよかった。
迷惑をかけてしまった。だけど、それでも大切にしてくれる
上司。
自分勝手なことをしてしまったけど、理解してくれた
彼女。
色々たくさん話を聞いて、また親身になって話をしてくれた
山さん。
自分勝手な俺をいつも迎えてくれる。
親父とおかん。
人の優しさに触れた時、自分の小ささを知りました。
僕は愛されていると実感した。
30分で失敗したことをまとめて、明日の予定を決めて、
上司に挨拶し、彼女の待つ車へと戻る。
僕の部屋から無理やり持たせたドラえもんを
少し暗い部屋で彼女は読んでいた。
家に帰り、彼女とセックスした。
そしてそのまま寝てしまった。
「今何時?」
彼女は寝ぼけていった。
「今19時。」
僕は寝ぼけていった。
1時間くらい寝てたみたい。
起きると、彼女の頭が僕の胸のあたりにあった。
まだ眠そうに何かむにゅむにゅ話してる。
あたたかい。
ただただそう感じた。
気づけば年末年始に悩んだことが全てぶっとんでいた。
俺は結局寂しかったのかなって思った。
その後、山の働くイキツケのとりやで飯を食らう。
一生懸命仕事をしている山に合図を「よう!」とおくり、
俺と彼女はたくさんごはんを食べた。
ココ最近ずっと悩んでいたこと、
今日それが紐解けたってこと。
キミがいてくれて、よかったってこと。
全部話して、
彼女に別れ際にキスをした。
今年の目標。
それは、身近な愛に気づいていくってことだろう。
これまで大切にされてきた人たちに
その気持ちを返す時なのだろうと思った。
ソレは謙虚に生きるということもそう。
祖父母の家にできるだけ行くということも、
家族とご飯を食べるということもそうだろう。
今まで育ててもらった社会に還元すること。
山に焼肉をおごるということ。
後輩に飯をおごるということ。
彼女を大切にすること。
「いつのまにやら かごの戸あいて
ひろい花野を とぶことり
かごの中の鳥がはなされて
自由に飛んでいくように
苦しみを逃れて楽しい一年となる。」
今年のおみくじにはそんなことが書いてあった。
姓名判断には、「人生の転機となる初めての年」と書いてあった。
足元にはたくさんの希望が転がっていた。
それを数珠玉のように紡げた。
きっといい年になる。うん。そうだ。
今年もたくさんの試練と出会えますように。
たくさん幸せになれますように。
2007年01月04日(木) |
そうだ、京都へ行こう。 |
後輩と山とで旅にでる。
京都にGO
きっかけ?
思いつきだな。
まぁ自分の先祖のルーツが京都にあるってのも気になったし。
正月だぜ!みたいな。
だから行きまんた。
後輩の八木は途中で強制的に連行。
あと車だしてもらって、あと運転もしてもらったw
俺と山は酒呑んで泥酔。
車に酒こぼすわ、ベビースター撒き散らすわで散々な八木。
無事京都に着いてからは八坂神社や清水寺、知恩院、二年坂など、
名所をまわった。
休みとあってたくさん人もいたけれど、
それはそれで風情のあるものだった。
知恩院で頭を垂れ、胸の辺りで手を合わせる。
去年一年見守ってくれてありがとうという気持ちを伝え、
今年どう生きたいかを仏を目の前に考えてみた。
精一杯生きたい。
そして、去年と同様、多くの試練を与えてくださいと願った。
どうしてほしいという願いはそこになかった。
ただ、見守って欲しいと願った。
手を合わせ頭を垂れる時間は今想うと尊かった。
心がそこになくて、もっと高い場所にある気がした。
お寺の独特の香りと木魚の音は、
心を落ち着かせてくれた。
それに馴染みがあるわけではない。
ただ、懐かしさに似た気持ちを覚えた。
山や八木と車の中で、そして、初詣中に、
たくさん話した。
印象的だったのは、
神仏のこれからのことについて。
今年の初詣に出向いた人は過去最高と報道されたが、
実際それは2掛けだろうし、
神仏を敬う、尊ぶという気持ちは薄れつつある。
また、それに関する知識や伝統も消えつつあって、
なんで仏に祈らなきゃいけないのか、
初詣に行く理由なんていうのもわからなくなってきた。
「気持ちを整理するところにすればいい」
と山は話した。いや、正確にはそれは山自身も聞いたことだが。
色々話をしたのだが、僕はこう受け取った。
悩みや迷いを感じた時、スタート地点、原点を見直す時に、
もう一度それが正しいかどうかを点検する場所にすればいい。
手を合わせ、頭を垂れて目を閉じて、
静かな環境で己自身を振り返る場所になればいい。
最近山から聞いた話で神仏に関係するものがもう一個あって、
関心したことがある。
それは、最近「ミニ鳥居」の人気が高まっているということ。
公園や不当にゴミが廃棄されているところに鳥居を立てるだけで、
ゴミのポイ捨てがなくなるという話だ。
日本人の心は伝統をなくしかけていながらも、
無意識に大切にしなくてはならないもの、「畏れ」があるのだろう。
僕にも理由はないが、その「畏れ」がある。
そして、何か信じられるものがある。
イベントとして初詣に行く人が多いだろうが、
これだけの数になると、
やはり日本は「神の国」といえるかもしれない。
そして、実際にそれを感じることができた。
目標がなかなか立てられなくてとても悩んだ。
だけど、悩んでいると、答えを探そうともがくので、
多くのことが見えてくる。
京都には行くべくして、行ったのだろうと思う。
そして、
山と八木ありがとう。
思い出になったし、いい年明けになった。
まだまだ悩みは絶えないけれど、
がんばって乗り越えて、今年の目標を探すよ。
2007年01月03日(水) |
少女漫画のような恋愛を。 |
彼女ともうすぐ付き合って二年になるから、
記念に指輪を買おうっちゅうことで、
買いに行った。
すぐにお互いが気に入ったデザインがあったので購入!
っというものの俺の指が太いのと彼女の指が細いので、
注文ということになり、到着は2月初旬。
少し残念そうな彼女。
まぁ仕方ないよ。
その帰り、どういうわけだったかは忘れたが、
とりあえず喧嘩した。
名古屋駅高島屋前でw
彼女に対して最近気に食わないことはたくさんあった。
・バイトや学校に毎日遅刻しそうになっていて、
俺がほとんど毎日起こしていること。
・バイトと学校を繰り返し、バイトが忙しいってことで、
学校の勉強がおろそかになっていること。
・去年の反省、今年の目標などがないこと。
特に一番上だ。俺は相当頭にきていた。
まぁ駅のまん前で半泣きの彼女。
ただでさえ垂れ目でコケシみたいな髪型やのに、
そんなヤツが下向いて悲しそうにしていると、
前を通る人は決まって俺を見てこう思う。
「お前が泣かしたな」
そういう相関図をきっと頭に描いては通り過ぎていく。
と、勝手に俺は妄想する。
何を話してもうつむき加減。
まぁこれはいつものことだから、しばらくほおっておく。
すると、電車で三重に帰ろうと言い出した。
三重に帰る。
電車に乗るまでの待ち時間も、乗ってからも、
一切お互い話をしない。
電車の二人がけの席に座り、
ようやく彼女が僕の手に手を伸ばして、
おそらく「もうちょっと考えがまとまるまで待ってね」の合図。
僕は「いいよ」って合図、ぎゅってつかむ。
お互い寝てて気づいたら降りる駅。
慌てて駆けおり、彼女は近くの公園に行こうという。
彼女は思いを語りだした。
僕はすぐに答えを求めてしまう。
わからないなら「分からない」
待って欲しいなら「待って」って言えばいいのにって思う。
だけど、それは俺の押し付けかもしれない。
彼女が、そして僕が口癖のように言うように、
「お互いの真ん中を取ろう」
俺は喋って欲しい。
お前は喋れないという。
なら俺も少しは待とう。
彼女は今19。俺24。
俺は19のとき、こんなにしっかりしてなかったなと思うと、
少し負けた気もする(笑
付き合った頃よりも、しっかりと目を見て話す口調や、
いまだに、不安に感じながらも、自分の思いを話す唇に、
僕はちょっと嬉しくなる。
例え理解したことが、次に生かせることが、
話したことの2%でもいい。
しっかりとお互いの意見を聞いて、影響し合いたい。
1,2回ではなく、7,8回失敗して理解できるような、
奥深い思いやりをもとうぜ。ハニー。
そして、キミは何も話さなくても行動やしぐさで、
僕に多くのことを教えてくれているのだから。
キレイな顔立ちとはとても言えない。
顔はまるくて、いつも変な顔をして一人で喜んでいる。
電車から降りて僕の車に向かってくる顔を見るたびに、
僕は顔がおもしろくていつも笑ってしまう。
だけど、彼女の笑顔の可愛さはこの世で一番だ。
会うたびに愛しさを感じて、
この子だなぁ。この子だなぁと思うの。
「俺最近ずっと悩んでる。
その欠片を俺は俺なりにアピールしてたつもり。
それにお前は気づこうとしていなかった。
してくれなかった。
俺はお前より確かに年上だけれども、
俺もお前に相談したいことや聞いて欲しいことがある。
だけど、お前みたいに自分勝手に自分の話しかせんやつには、
何も話せやん。
やっぱりお前が俺を思う気持ちより、
俺がお前を思う気持ちのほうがおっきいわ。」
「自分の体も気持ちも人間も小さくて、
力になれるはずなんてないって思ってた。
傍にいて励ますことができるなんて実感できなかったし、
貴方はいつもそういってくれるけど、私は不安だった。
実際、私は安心してた。
貴方には悩みなんてないって思ってたかもしれない。
でもそうじゃないよね。ごめんね。
貴方にだって辛いときはあるよね。ごめん。
まだまだ小さい私は、
目の前に大きな壁があったら逃げようとするんだよね。
今日も貴方の話を聞いて、
「価値観の違いなのか器の大きさの違いなのかわからないけど、
ついていけないかも」って思った。
はじめの思いはそうだった。
だから別れちゃった方がいいのかなって何度も思った。
だけど、少したって気づいた。
別れという逃げ道を作り、何にも乗り越えようとしてないって。
考え方が違いすぎるから別れようって言ったら、
それで終わっちゃうのにね。
がんばって、貴方に相談してもらえるような私になるからね。」
俺は彼女に対してきついと思う。
よくがんばってるなと正直思うことがある。
その分たくさんたくさん幸せにしたいって思いもある。
本気だから、本当の思いで伝えなきゃいけない。
嘘はつけないんだ。
もうすぐ2年。
俺2年も付き合ったことねーし、
彼女なんて半年、3ヶ月も今までに続かなかったのに、
お互いよく続いてるよなーみたいなw
だけど、うん。
すっげー好きだよ。
可愛い。
これからも大事にしたい女の子であり、
愛する人です。
悩みはとれないけれど、
自分の存在を認めてくれる人がいるということは、
嬉しいことです。
正月ももう終わりやな。
俺もがんばって自分を見つけなきゃな。
愛する力を求め続ける勇気を、
本当の姿を見つける旅へ行こう!!
高校時代の旧友と会う。
中西と野中。
中西君はしょっちゅう会ってるから、
そない懐かしい感じはしやんけど、
野中は東京に住んでるし、
毎年正月だけやから、感慨深い。
しかし、お互いのポジションは変わらないから、
気楽でもあり、まぁ変化と言う変化も見つけずらい。
3人でドライブした。
語りながら。
それぞれの彼女のこと。
仕事のこと。
将来のこと。
高校時代の友達のこと。
すっごく楽しいわけでもなければ、
つまらないわけでもないんだが・・・
この中途半端な空気がいつもは我慢できない僕だけど、
こいつらとはそれすら心地よくて、安心できた。
夕方。
それぞれの自宅に帰る時間。
一年に一度しか会わないのにもかかわらず、
また明日も会うかのように
「またなー」
って終わる。
お互い振り返ることもなく、
明日学校で会うかのように別れの言葉を交わす。
次会うのは1年後、もしかしたらそれ以上先かもしれないのに。
いつ会っても、友達。
親父がずっと言ってた
「高校時代には一生ものの友達ができる」
って言葉が頭をよぎった。
俺にも、こんな人が二人もいてよかったって思った。
2007年01月01日(月) |
世界よりまず、自分を変えよう。 |
あけまんた^^
おめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
さて、
今年はどう生きたいかということは、
先月の日記に書いたけれど、
すごく抽象的で分かりにくいものだった。
あらためて、今日遊んだ山と話していて、
自分の今年の年末・年始は考える時間が少なかったなと思った。
それは日記を書いていないこと、
友達と遊んでいないことが原因だと思う。
考えを話したり、書いたりと放出していると、
おのずと出口は見えてくる。
だけど、そうじゃないから行き詰る。
今一度考えてみようと、
ちょっと遅い元旦の夜に考えてみた。
来年、
山にも言われたけれど、きっと転機だと思う。
新たな方向性が見え隠れしてる今、
もう一度、20歳のときに思い描いた「10年ビジョン」を
見つめなおす必要がある。
僕は30の時に何をしているんだろう。
ここは誰が見ているか分からないから、
詳しくは書けないけれど、
今の仕事をしていないんじゃないだろうかっていう
素直な核心がある。
何か目的やゴールなどを見つけていないと
僕は生きていけない。いや、生きにくい。
多分その方向性を決定するのが25になる、
つまり半分の節目の今年ではないかと思う。
新しいことが始まるということもある。
これから「大人のスピード」が始まる。
子ども心を失いそうな自分を感じる。
僕はどう生きたいのか
何がしたいのか
わからない。
旅に出ようと思う。
一人で。
じっくり自分自身について、もう一度見直したいと思う。
2月の頭から行く予定。
5,6日お休みが溜まっているので、
これを機会にもう一度旅に出ようと思います。
4日ほど
いつかの「あくあ」が書いていた日記のタイトルに、
愛や夢ばかり聞いていると気が滅入るみたいなことが
書いてあった。
俺もそう思う。
こんな愛や夢や根性ばっかの日記ではあるが、
日常的に大切に思うのは、リズムや雰囲気。
結局ソレなんだろうなとも思う。
さっき思ったんだ
「旅にでよう」
俺を知らない人に会いたいと。
僕は今一度、自分だけと向き合う必要があるんだろうって。
正直、今鬱です。
何かやる気が全てにおいてありません。
死にたいとかじゃない。
生きる理由や術は足元にあるのに、
それを拾い集められない状態。
振り返るだけなのに、それに恐れているよう。
答えをがんばって探そうと思います。