一昨日に観た『シン・ゴジラ』が頭から離れず寝ても冷めても頭の中がシンゴジになっています。きっと1954年に初代ゴジラを映画館で見た人も興奮が冷めやらずでずっとこんな感じだったのでしょう。ツイッターなどを見ていても評判がとても良いので、このクチコミの力でどんどん集客が増えればいいのになぁ~と思っています。ほんと、劇場で観ることを見逃すと後悔しちゃう映画です。◆岡田氏の退任表明「なぜ今?」 都知事選前日に疑問の声(朝日新聞 7月31日)退任の意向を突如明らかにした民進党の岡田克也代表は30日、「党の刷新」を理由に挙げた。しかし、与野党系の候補らが立つ東京都知事選の投開票前日の表明には批判や疑問の声があがる。民進内では、9月の代表選に向けた駆け引きが活発化している。■責任論は否定 「政権交代のために新しい人に担ってもらいたい」。岡田氏は30日の会見で、新たなリーダーで臨むことが党の躍進につながるとの考えを示した。一方で参院選で進めた野党共闘の成果を強調。「代表の責任論は直接聞いたことがない」と語り、選挙結果が退任に結びついたとの見方を否定した。しかし党内には、岡田氏が目標に掲げた「改憲勢力の3分の2阻止」を果たせず、大敗の責任を問う声が強まっていた。共産との連携に批判的な長島昭久元防衛副大臣は、野党共闘を「万年野党への道」とブログで批判。党重鎮は「与党は、岡田代表のままなら次の衆院選はやりやすいと考えている」と、代表交代を求めていた。 退任を「1週間前に固めた」と明かした岡田氏は自らの路線継承に向けて動いていた。前回代表選で支持を受けた野田佳彦前首相と27日に会談。会見でも「私と野田さんとは強い信頼関係で結ばれている。事前に理解をいただくために話をした」と述べた。 28日には野田氏のほか、枝野幸男幹事長や安住淳国対委員長とも会談し、代表選への対応などを協議したとみられる。別の党重鎮は「岡田氏は野党共闘の道筋を付けたが、自分では限界があると考えたのだろう。2段目のロケットをふかすには、新たな代表が必要だ」と説明する。 ただ、都知事選投開票の前日の退任表明は党内外に波紋を広げた。党幹部の一人は「なぜ今日なのか。意味が分からない」と語った。都連幹部は「敵前逃亡だ」と反発。都知事選でも共闘する共産幹部も「最悪のタイミングだ」と批判した。岡田氏は30日朝、党幹部に退任を伝えたうえで「都知事選後に表明すれば、都知事選の責任を取ったと思われる。そうではない判断をした」と説明。代表選をにらんで、党内に影響力を残す狙いがあったとみられる。■代表選めぐる攻防加速 9月の党代表選では、岡田氏が継承を求める共闘路線への評価や、安倍政権がめざす憲法改正への対応などが論点となりそうだ。 代表選候補をめぐっては、現執行部に近い議員らから、都知事選でも擁立論が出た蓮舫代表代行を推す声がある。党幹部の一人は「蓮舫氏は代表選の有資格者だ」と語る。蓮舫氏の所属グループを率いる野田氏の動向もカギを握りそうだ。 一方、共産との共闘に批判的な議員からは、改憲論者の前原誠司元外相や、細野豪志元環境相らに期待する声がある。前原氏は周囲に「党内情勢を探らないといけない」と代表選に意欲を示しており、週明けにも自らのグループの会合を開き、対応を協議する。代表選に向けて新グループを結成する江田憲司代表代行ら旧維新の党出身議員の動きも注目されている。都知事選でも惨敗するのが早い段階から分かっていたので都知事選後に退任を表明すれば、2連敗したことの責任を取って辞めたというイメージを避けたかったのでしょう。参議院選挙でも「3分の2を取らせない」としながらも、与党が3分の2を取っちゃったら、なんの3分の2なのかは言ってないとか言うほどの負けず嫌いでミエハリの岡田氏らしい考え方だと思いますよ。ところで、岡田氏が都知事選前に代表を退任すること表明したことで、民進党に動揺が広がっているわけですが、【民進党代表選】民進・柿沢未途氏ツイッターで岡田克也代表を公然批判「人の気持ちが分かるのか!」 都知事選終盤での代表選不出馬表明で(産経新聞 7月31日)
岡田さん、あなたが言うから、複雑な思いを抱えながらも、真夏の炎天下で鳥越さんの応援に駆けずり回ってきた、そういう人達の気持ちが分かっているのですか? https://t.co/RgUMk6n9bf— 柿沢未途(衆議院議員) (@310kakizawa) 2016年7月30日
岡田さん、あなたが言うから、複雑な思いを抱えながらも、真夏の炎天下で鳥越さんの応援に駆けずり回ってきた、そういう人達の気持ちが分かっているのですか? https://t.co/RgUMk6n9bf
東京都連の候補者は突然夜中に執行部の連れてきた候補者に差し替えられて、いろいろ思うところある中でも炎天下で頑張っているのに執行部の責任者は敵前逃亡か。発表を2日くらい遅らせる配慮はなかったのか。— 木内孝胤(衆議院議員) (@takatanekiuchi) 2016年7月30日
東京都連の候補者は突然夜中に執行部の連れてきた候補者に差し替えられて、いろいろ思うところある中でも炎天下で頑張っているのに執行部の責任者は敵前逃亡か。発表を2日くらい遅らせる配慮はなかったのか。
本日から公開となった『シン・ゴジラ』ゴジラは公開初日1回目の上映を観に行くのが我が家の伝統になっておりますので、朝一番で観に行ってきましたよ。情報がほとんどない伝わってこない状態での公開となりましたので、まっさらな気持ち観たわけですが、空前絶後、驚天動地なゴジラ映画でございました。2年前にハリウッド版GODZILLAが公開された時に日本のゴジラがハリウッド製になって悔しい!…でもこれを超えられるゴジラが今の日本に作れるのか…と思っていたのですが、その心配は稀有でした。シン・ゴジラ(以下シンゴジと省略します)は2年前のハリウッド版を遥かに超える超大作になっていましたし、日本も頑張ればハリウッドに引けを取らない映画が作れることにも感動しました。シンゴジは庵野秀明さんらしい解釈のゴジラでもあり、シンゴジは子供が怖がるゴジラが帰ってきたってとも思えました。子供にとっては怖いというより気持ち悪いかもしれないけど。私が観ててもシンゴジ気持ち悪いと思うシーンがありました(笑)気持ち悪いといってもグロイとかではなく、こんなのが出てきたら泣いて逃げ出すっていうことです。多くは語れませんが、エヴァとか『巨神兵東京に現わる』とかこれまでに庵野監督が作ってきたものをさらにパワーアップさせたものを見せつけられました。細かくと書くとネタバレになるので避けて分七表現で感想を言えば、未知の巨大生物が上陸してきた時に政府や各自治体や自衛隊に、そして私達日本人はどう対処するのか、アメリカを含めたほかの国々や国連はどう対処しようとするのか、庵野監督が政府や官僚や自衛隊など関係各所を徹底的に取材し書き上げたシナリオは、空想に徹底的なリアリティを加えた今の日本が出来るプロセスを綿密に描いた完全な災害シミュレーション疑似ドキュメンタリー作品です。そんな人間たちと対峙するシンゴジは過去の作品とは違う形で日本を追い詰めたゴジラで最悪最凶クラスの強さかもしれません。物語の流れも含め雰囲気が初代と似たものになったのは、もちろん、シンゴジは原点回帰を狙って作っているのもありますが、、初代スタッフは戦争と原爆と水爆で、シンゴジスタッフは東日本大震災と原発事故を通した「日本の危機」を経験して、その恐怖をダイレクトに作品ぶつけようとしてるからなのだと思いました。映画を観るとタイトルにつけられた「シン」とは新なのか神なのか、あるいは別の意味があるのかなどなど、どういう意味を指すのであろうかと観る人によっていろいろ解釈ができてしまう納得のタイトルになっていると感じました。『シン・ゴジラ』、主役はあくまで日本と日本人。ニッポン対ゴジラのコピーに偽りなしの超ド級エンタメ作品で、ここまでの人間讃歌に仕立ててくるとは思いもよらず、その上でストーリーの説得力も申し分なかった気がします。怪獣好きじゃなくても楽しめます。ゴジラシリーズを見たことがない、ほとんど見ていない人でも楽しめます。2時間を飽きさせず最初から最後まで誰もが楽しめる映画になっています。これから観に行こうとしてる人達も期待して大丈夫です! 特撮映画の歴史を再び塗り替えることはもちろんですし、、日本の映画もまだまだ大丈夫だと思える物凄い映画に出会えますから。12年間待った甲斐があったよ!ありがとう庵野秀明監督!監督が苦心したおかげでゴジラの歴史にまた傑作が加わったよ!あんな素晴らしい作品を見せられてしまってはエヴァの完結が遅れても許せるよ!シン・ゴジラ役は野村萬斎だった 329人目のキャストが判明(オリコン 7月29日)狂言師の野村萬斎(50)が、映画『シン・ゴジラ』に出演し、シン・ゴジラを演じていることが29日、明らかになった。この日、都内で行われた同作の初日舞台あいさつで発表された。現実の人物や物体の動きを、デジタル的に記録するモーションキャプチャーが使用され、本作では野村の動きをフルCGで作成したゴジラに反映させている。本家・東宝が12年ぶりに制作した同作は、『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明氏が脚本・総監督、監督・特技監督を『進撃の巨人』の樋口真嗣氏が担当。現代の日本に出現したゴジラが、戦車などからの攻撃をものともせずに暴れる姿を描く。 内閣官房副長官役の長谷川博己(39)、内閣総理大臣補佐官役の竹野内豊(45)、アメリカの大統領特使役の石原さとみ(29)のほか、総勢328名のキャストの出演が話題となっていたが、329人目のキャストとして萬斎の名前が明かされた。 ビデオメッセージを寄せた萬斎は樋口監督から電話でオファーを受けたと明かし、「日本の映画界が誇るゴジラという生物のDNAを私が継承しております。650年以上の狂言のDNAが入ったということを大変うれしく思っております」と歓喜。「今回わざわざ私に白羽の矢を立てていただいたのは、狂言や能の様式美というものを意識されたと思う。無機的な、人間臭いというより神、幽霊、怪物のような侵しがたい存在感を期待されたと思うので、チョロチョロ動くよりどっしり動いた」とこだわりを明かし、「実際にはゴジラの面もつけまして、顎を動かす面の使い方を意識した」と話していた。 萬斎監修の舞台に出演したことがある長谷川は「東京で止まるシーンなんて、まさに萬斎さんの止まり方。日本の伝統芸能が入って、オールメイドインジャパンだと再確認した」とコメントしていた。 舞台あいさつには長谷川、竹野内、石原、高良健吾(28)、樋口真嗣監督(50)が出席した。エンドクレジットで野村萬斎さんの名前があって、あれ?どこに出てたの?って思ったらゴジラ役だったとは(笑)最後にシンゴジのパンフレット「ネタバレ注意」の帯で封がしてあるの親切です。映画が始まる前にパラパラめくって目に飛び込んできた写真に松田優作さんばりの「なんじゃこりゃー!」をしなくてすむので。パンフレットを見ないで映画を観たら「なんじゃこりゃーっ!」と思わず席を立ち上がってしまいそうなほど驚くところが数カ所はあるので、これから映画に行く人はパンフレットを先に見るのは止めましょうね。
都知事選 鳥越氏発言に戸惑う民進 原発・消費税…党方針とも相反(産経新聞 7月28日)東京都知事選(31日投開票)に出馬したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=が、街頭演説などで都政には直接関係のない、消費税や原子力発電など国政に絡む政策を盛んに取り上げ、物議を醸している。推薦する民進党の政策と食い違うケースも多く、与党は「まるで共産党候補だ」と皮肉ってみせる。 「都民の安全を守るため、東京都から250キロ圏にある原子力発電所を停止、廃炉にするよう電力会社に申し入れたい」 鳥越氏は27日、東京・JR新宿駅前での演説でこう訴えた。都内から250キロ圏内には東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)などが含まれるが、鳥越氏は「(圏内の)どの原発も動いていないが、都民の生活は困らなかった」と続けた。 だが民進党の参院選公約「政策集2016」では国の原子力規制委員会の安全確認を得た場合、原発の再稼働を認めている。党幹部は「鳥越氏の訴えでは電力総連はついてこられない」と頭を抱え、初めて鳥越氏の応援に駆けつけた同党の岡田克也代表は、鳥越氏の「原発廃炉」発言に拍手もせず仏頂面で聞いていた。 鳥越氏の“暴走”は止まらない。伊豆大島での25日の街頭演説で「都の権限ではない」としつつも、消費税率を「大島限定」で現行の8%から5%に引き下げるアイデアを披露。しかし、民進党は膨らむ社会保障費として消費税の必要性を認めており、将来の再増税路線も堅持している。 鳥越氏の急進的な「原発ゼロ」路線や消費税の「地域減税」構想について「共産党に近い主張」(自民党都連関係者)との声が相次ぐ中、民進党幹部はこう漏らし、危機感を募らせる。 「民進党と共産党で別々に応援演説をしなければ、無党派層が離れていく」古賀茂明氏激白 一本化決めた岡田代表との帝国ホテル“会談”(dot.7月21日)野党も市民連合も共闘が手段から目的になってしまい、肝心の政策を煮詰めていない。逆に、共闘を崩さないために政策の話を避ける空気すら出てきている。これでは本末転倒です。政策なしで鳥越支援と言うわけにはいかない。宇都宮氏が出馬を取りやめた経緯も不透明で、鳥越氏が宇都宮氏の政策を引き継ぐのかもはっきりしません。市民の前で政策の議論をして、統一候補を決めるべきだったのではないか。政党の都合ではない、市民主導の都知事選が求められていることを忘れてはなりません。鳥越俊太郎氏はジャーナリストで物知りそうだし知名度もあるから勝てるんじゃないかと浅はかな欲を出した民進党ら野党が共闘で出馬させてみたものの蓋を開けたら実は物知りでもなんでもなく国政と都政の違いも分からないほど頭が悪かった女癖も悪いだけのオッサンだと分かって頭を抱えているそうですが、「自民党じゃ嫌だ安倍じゃ嫌だ」だけでウマが合いますねと担いだ神輿なんだもん後のことは何にも考えてなかった野党が一番のアホなんですよね。カッコつけて出馬した鳥越氏は自分の晩節を汚すだけで勘違い老人の典型的タイプと言えますが、蓋を開ければ中身空っぽだった鳥越氏は反自民反安倍だけで目が曇ったアホな野党が共闘して選んだ人物に相応しいとは思いますけどね。
都知事は、日本では総理に次ぐナンバー2の政治家。憲法も原発も平和も、都知事がどう考えるかは非常に重要。自民党と同じ方向を向いている知事では仕方ない。総理がおかしな方向に突っ走ったときに「駄目だ」と止められる知事が必要だ。(長妻昭) pic.twitter.com/XMxCGHjSpA— 鳥越 俊太郎(東京都知事候補) (@shuntorigoe) 2016年7月27日
都知事は、日本では総理に次ぐナンバー2の政治家。憲法も原発も平和も、都知事がどう考えるかは非常に重要。自民党と同じ方向を向いている知事では仕方ない。総理がおかしな方向に突っ走ったときに「駄目だ」と止められる知事が必要だ。(長妻昭) pic.twitter.com/XMxCGHjSpA
<相模原殺傷>強い憤り…障害者団体が声明(毎日新聞 7月27日)相模原市の障害者施設殺傷事件を受けて、障害者や家族でつくる団体が相次いで声明を発表した。知的障害者やその家族でつくる「全国手をつなぐ育成会連合会」は26日夜、ホームページで「職員体制の薄い時間帯を突き、抵抗できない知的障害のある人を狙った計画的かつ凶悪残忍な犯行であり、到底許すことはできない」と強い憤りを表明した。その上で「障害のある人一人ひとりの命の重さに思いをはせてほしい」と訴えた。 また、NPO法人「DPI(障害者インターナショナル)日本会議」も27日に声明を出した。植松聖容疑者が「障害者なんていなくなればいい」などと供述していると報じられている点に触れ、「事実だとすると、障害者を『あってはならない存在』とする優生思想に基づく行為に他ならない」と非難。「事件にひるむことなく、障害者の生命と尊厳が守られ、さまざまな権利が行使できるように、活動をよりいっそう強める決意だ」としている。障害者団体の声明 ネットで賛同の声広がる(NHKニュース 7月27日)相模原市の障害者施設に刃物を持った男が侵入して入所者などが刺されて死亡した事件を受けて、知的障害のある人と家族で作る団体は「どのような障害があっても懸命に生きています」などとする緊急の声明を出しましたが、この声明は多くの人にネット上で拡散するなど賛同の声が広がっています。知的障害のある人と家族で作る「全国手をつなぐ育成会連合会」は26日夜、緊急の声明を出し、事件を徹底的に調査・究明し、再発防止を徹底するよう求めています。そのうえで「容疑者は、障害のある人の命や尊厳を否定するような供述をしていると伝えられていますが、どのような障害があっても一人一人は命を大切に、懸命に生きています。事件で無残にも奪われた一つ一つの命は、かけがえのない存在でした。お互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会に向けて共に歩んでいただきますよう心よりお願い申し上げます」と訴えています。NHKのニュースサイトでは、この声明を伝えたニュースがインターネットでの拡散状況を示す「ソーシャルランキング」で一時トップとなり、リツイート件数がおよそ400件に上りました。中には「犯罪者の理屈をいいと思ってしまった人、それがいいの」などとする書き込みも寄せられました。ネットでは、ほかにも抵抗できない障害者を狙ったという容疑者の供述に対し、強く反論する書き込みが相次いでいて、今回の声明には賛同の声が広がっています。相模原市の障害者施設を襲撃した事件が起きた昨日からニュースを見ると気分が滅入るので新聞もほとんど読んでませんし、テレビニュースはNHKの番組の合間に放送されるような15分ぐらいのニュースしか見ていないのですが、民報やワイドショーはセンセーショナルに扱っているようですね。特に気になるのが容疑者が日頃から言っていた「障害者は社会の役に立たないから要らない」という言葉や、安倍総理に届けようとしていた手紙に書かれた「障害者安楽死法案」のことなど何度も何度も詳細に紹介しているようですが、これに軽度であれ重度であれ先天性であれ後天性であれ障害者はみんな昨日からなんとも言えない暗い気持ちになっています。あんなのを何度も報道されて傷つかない障害者はいないでしょう。大きな事件を起こして自分の思想を拡散させるなんてテロリストそのものだと思いますし、容疑者の考え方を全国ネットの電波で紹介するそれに加担しているのと同じではないでしょうか。海外メディアは例えばテロリストのISISでも広報ビデオなどの映像を流さないという取り決めになっているのですが、我が国のメディアは視聴率が取れれば注目を集めればいいと紹介して、画面の向こう側で見ている人のことや影響力を一切考慮していません。ほかにも自殺報道に関するものでもWHOが決めているガイドラインがあるのですが、ぜんぜん守っていません。報道に関してはもう一つ。<相模原殺傷>神奈川県警、被害者の実名「発表しない」(毎日新聞 7月26日)相模原市緑区千木良の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件。神奈川県警は26日、事件の被害者の名前を公表しない方針を明らかにした。殺人などの被害者は公表するのが通例だが、今回の事件について県警は「(現場の)施設にはさまざまな障害を抱えた方が入所しており、被害者の家族が公表しないでほしいとの思いを持っている」と理由を説明している。今月始めに発生したバングラディッシュ・ダッカ 飲食店襲撃テロ事件では被害者の遺族が氏名などの公表に反対していたので、政府が会見で性別年齢だけの公表にしていても、匿名では悲しみの共有が出来ないだの共感が得られないだの再発防止の観点からだの色々理屈をつけて遺族の許可も得ず独断で被害者の実名を公表し、死ねばプライバシーなんて配慮しなくても良いのだと言わんばかりに生前に利用していたSNSの文章や写真を勝手に使用して人となりを細かく紹介する、遺族の家に押しかけてインタビューを強行する配慮もなくプライバシーを無視した身勝手な報道を過熱させますが、今回は被害者の氏名などが公にされなくとも、事件の凄惨さやそれに胸を痛めることができているわけで、けっきょく、共感がどうだのと偉そうなことを言っていますが、マスコミの自己満足や思い上がりでやっているだけと言うのがよく分かりますね。朝日新聞記者さんのこのツイートからもその傾向がよく分かります。
神奈川県警「現場が障害者の入所する施設で、氏名の非公表を求める遺族からの強い要望があった」→匿名発表だと、被害者の人となりや人生を関係者に取材して事件の重さを伝えようという記者の試みが難しくなります。https://t.co/mhTpyjPn8X— 渡辺志帆 Shiho Watanabe (@shiho_watanabe) 2016年7月27日
神奈川県警「現場が障害者の入所する施設で、氏名の非公表を求める遺族からの強い要望があった」→匿名発表だと、被害者の人となりや人生を関係者に取材して事件の重さを伝えようという記者の試みが難しくなります。https://t.co/mhTpyjPn8X
遺族が嫌がる氏名や個人情報を暴いてまでする「重み」報道にはどんな意義があり、類似事件の再発にどれほど奏功するのでしょうか。あなた方が考える「事件の重み」の前に、事件から考え議論すべき問題の提起のために伝えるべき事実は山ほどあるはず。 https://t.co/fnljqSGf9i— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) 2016年7月27日
遺族が嫌がる氏名や個人情報を暴いてまでする「重み」報道にはどんな意義があり、類似事件の再発にどれほど奏功するのでしょうか。あなた方が考える「事件の重み」の前に、事件から考え議論すべき問題の提起のために伝えるべき事実は山ほどあるはず。 https://t.co/fnljqSGf9i
時として加害者側には過剰と思われるほどの配慮をしながら、被害者側の強い意向には一顧だにせず、という、どう見てもダブルスタンダードと映る自らの姿勢について、そろそろマスメディア各社はまともな説明が必要ではないか。— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) 2016年7月27日
時として加害者側には過剰と思われるほどの配慮をしながら、被害者側の強い意向には一顧だにせず、という、どう見てもダブルスタンダードと映る自らの姿勢について、そろそろマスメディア各社はまともな説明が必要ではないか。
障害者ら刺され19人死亡26人負傷、男逮捕 相模原(朝日新聞 7月26日)身柄確保の男「障害者なんていなくなればいい」 相模原(朝日新聞 7月26日)障害者施設襲撃 衆院議長公邸に手紙持参「障害者安楽死可能に」(FNNニュース 7月26日)植松容疑者から大麻の薬物反応 今年2月の措置入院時(朝日新聞 7月26日)「重度障害者殺す」=措置入院時、大麻陽性反応―逮捕の植松容疑者・施設襲撃(時事通信 7月26日)相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら19人が刺殺され26人が重軽傷を負った事件で、殺人未遂などの容疑で逮捕された元同施設職員植松聖容疑者(26)が2月に「重度障害者を殺す」などと話していたことが26日、相模原市への取材で分かった。施設は植松容疑者の発言を受けて神奈川県警津久井署に連絡、医師の診察を経て措置入院させた。この際、大麻の陽性反応が確認されたという。 県警は26日午後、津久井署に捜査本部を設置。同容疑者が障害者への殺意を抱くようになった詳しい経緯などを調べている。 市精神保健福祉課によると、植松容疑者は同施設に勤務していた2月18日、施設職員に「重度障害者を殺す」と発言。施設は翌19日に同署に連絡した。 津久井署員が19日に面談した際には、「重度障害者の大量殺人は、日本国の指示があればいつでも実行する」と話した。医療機関で診察した医師は「そう病」と診断。緊急措置入院となり、同日付で施設を退職扱いとなった。 同22日の再診察では「大麻精神病」や「妄想性障害」などと診断され、改めて措置入院の処置が取られた。しかし、その後の診察で措置入院の必要性は消失したとされ、3月2日に退院したという。 植松容疑者は措置入院前の2月14日には衆院議長公邸(東京都千代田区)を訪れ、障害者殺害を予告する内容の手紙を渡そうとしていたことが既に判明している。 植松容疑者の逮捕容疑は7月26日午前2時ごろ、津久井やまゆり園に侵入し、入所者の女性(19)を刃物で刺し殺害しようとした疑い。女性は同日朝、死亡が確認された。捜査関係者によると、同容疑者は「障害者なんていなくなればいい」との趣旨の供述をしている。 県警によると、午前2時ごろに植松容疑者が施設へ侵入する様子が、防犯カメラに映っていた。施設1階の窓ガラスが割れて近くにハンマーが落ちており、同容疑者は「窓から入った」と供述しているという。 障害者施設が狙われ動くこともままならない抵抗もできない弱者が無差別に殺される。単独犯の刃物だけによる犯行で死傷者の数が尋常じゃない多さ…。しかも、容疑者はこの施設で働いていた経歴があり建物や環境に熟知して衆院議長公邸に持参した手紙には障害者を不要な物として今回の事件を伺わせる具体的な内容が書いてあり計画的で陰惨な犯行。朝から言葉にならないというか気が滅入るニュースに午前中は憂鬱に過ごしていました。障害者に生まれたからと言う理由だけで、普通に生活するだけでも制約が多くあって大変なのになぜ、こんな理不尽な目に遭わなければいけないのか…施設入所者のご家族の方々の心中を思うと居た堪れません。犠牲となられた方々に深い哀悼の意を示すとともに怪我をなされた方の一日も早い回復をお祈りいたします。3年間施設で働きながら「障害者は社会にとって役に立たないから不要だ」というどうしてこのような心境に陥ったのかは不明ですが、自分が不要だと考えから排除する思考に陥り、社会を震撼させる事件を起こし自分の主張を社会にアピールするというのはテロリストとなんら変わらないのではないでしょうか。ところで、このブログの読者様の中には既に知っている方もいらっしゃると思いますが、私は生まれつき心臓病で重度障害者にカテゴライズされる人間です。そんな私は身体障害者として社会のお荷物的な部分もあると充分に理解していますが、障害者施設で大量殺人が起きて容疑者が「障害者はいらない」なんて供述した話を聞くと、やっぱり、深く傷つきますし、ものすごく複雑な心境にもなりました。今日はこの事件で重たい気持ちになっている身体障害者の人たちや障害者を持つご家族もやり場のない怒りとともに複雑な心境になって一日を過ごしていたんじゃないかと思います。容疑者だって精神的に病んでしまっていたように健常者もいつ自分が突然の病気や事故による怪我の後遺症などで、心もしくは体に重度から軽度の障害を持つ者に変わるかもしれない私たちの住む世界は紙一重の状態で生きてるだけで健常者と障害者の境目なんてグレーゾーンであって、不要だから社会の役に立たないから排除しろなんて言って、それが受け入れられる社会になれば、いつか自分が排除される側になってしまう、いつ自分が障害者になってしまう可能性を一切考えずに自分にとっては不要だから排除しろという浅はかな考えには深い憤りを感じます。
運転中の「ポケモンGO」で検挙相次ぐ(NHKニュース 7月24日)ポケモンGO配信前から歩きスマホもスマホを見ながらのわき見運転も多かったのが、配信によってさらに拍車をかけているだけなのですが、もともとモラルのない人は以前からモラルがないわけで、ポケモンGOでさらにそんな人達のモラルが低下したり、ゲームに夢中でモラルが低下した人が増えたというだけではないでしょうか。◆【都知事選】鳥越候補、ネット討論会を欠席 直接対決少なく深まらない政策論(BuzzFeed News 7月24日)先週もテレビの討論出演をキャンセルしていましたが、中身がないのがバレるからなんでしょうね。小池氏優勢、増田氏追う 鳥越氏苦戦 都知事選情勢調査(朝日新聞 7月25日)前都知事の舛添氏が疑惑を追及されて辞任もやむなしの情勢になってきたことから出馬の準備をしてきたほかの候補者と違い参院選が終わってから出馬を思い立ったように明らかに準備不足だったところがここへきて響いてきていると思います。また、テレビやネットの討論をキャンセルしたり、ほかの候補者に比べて演説回数が少ないことや、演説場所には本人が登壇せず応援弁士のみに任せているのも有権者に声が届いていないこともあるでしょう。ところが、本人はこんな調子です。
「急に出馬を決めたので、当初は確かに都政の知識が十分ではなかったが、私は51年現場でやってきた人間だ。3日あれば大丈夫だ。もう他の候補に負けないくらいの政策を出している。介護、中小企業、保育の問題などを中心に取り組む」 pic.twitter.com/2kISEqBg0S— 鳥越 俊太郎(東京都知事候補) (@shuntorigoe) 2016年7月24日
「急に出馬を決めたので、当初は確かに都政の知識が十分ではなかったが、私は51年現場でやってきた人間だ。3日あれば大丈夫だ。もう他の候補に負けないくらいの政策を出している。介護、中小企業、保育の問題などを中心に取り組む」 pic.twitter.com/2kISEqBg0S
セクシャルハラスメント問題を訴える方です。「私たちは、一人一人の声を聞いてくれる鳥越さんに賭けることにした。女性の『困った』を集めているので、アンケートに答えてください。鳥越さんに届けたいと思う」 pic.twitter.com/wVqx69SpPg— 鳥越 俊太郎(東京都知事候補) (@shuntorigoe) 2016年7月24日
セクシャルハラスメント問題を訴える方です。「私たちは、一人一人の声を聞いてくれる鳥越さんに賭けることにした。女性の『困った』を集めているので、アンケートに答えてください。鳥越さんに届けたいと思う」 pic.twitter.com/wVqx69SpPg
鳥越俊太郎、都知事選に出たばかりに大惨事東国原「俺が聞いてる話と違う」高木美保「私が聞いてる話と違う」常岡浩介「もっとヤバい話ある」中川淳一「一番ヤバイのが出てない。文春が裁判覚悟で出てきたから出るのは時間の問題」二木啓孝「私が知ってるだけであと2、3凄いのがある」— ミランダmk-Ⅱ (@mobirufosugang2) 2016年7月22日
鳥越俊太郎、都知事選に出たばかりに大惨事東国原「俺が聞いてる話と違う」高木美保「私が聞いてる話と違う」常岡浩介「もっとヤバい話ある」中川淳一「一番ヤバイのが出てない。文春が裁判覚悟で出てきたから出るのは時間の問題」二木啓孝「私が知ってるだけであと2、3凄いのがある」
鳥越氏「『病み上がり』は大変な差別」と小池氏攻撃(日刊スポーツ 7月19日)小池百合子氏の「病み上がり」発言を批判している議員や左派系の人たちが過去に安倍首相の潰瘍性大腸炎やガン治療を続けながら仕事をしていた小松一郎内閣法制局長官を揶揄したり侮辱していた発言が次々に掘り起こされている予想通りの展開に笑うしかなかったです。◆【東京都知事選】鳥越俊太郎氏に「淫行」疑惑報道 報道陣の問いかけには答えず(産経新聞 7月20日)東京都知事選(31日投開票)に立候補しているジャーナリスト、鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=に関し、「『女子大生淫行』疑惑」と題する記事が、21日発売の「週刊文春」(7月28日号)に掲載されることがわかった。 鳥越氏は20日、東京都内の視察先で報道陣から「週刊誌で報道が出るようだが、事実関係はどうなんですか」と問われると、問いかけには答えず、足早に移動用の車に乗り込んだ。「一言だけでも」との声も飛んだが、車はそのまま発車した。残った鳥越氏陣営の関係者は「報道を見ていないので答えようがない」と話した。【鳥越俊太郎候補「淫行」文春報道】鳥越氏の弁護団、東京地検に告訴状を提出 名誉毀損と公選法違反の罪で(産経新聞 7月21日)東京都知事選(31日投開票)に立候補しているジャーナリスト、鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=の女性問題を週刊文春が報じたことについて、鳥越氏の弁護団は21日、名誉毀損(きそん)と公職選挙法違反の罪で、東京地検に告訴状を提出したことを明らかにした。 週刊文春の記事タイトルは「『女子大生淫行』疑惑 被害女性の夫が怒りの告白!」。記事によると、鳥越氏は平成14年夏、当時20歳の大学2年生の女子学生を自身の別荘に誘い出し、「二十歳にもなって、そんなに性のことを知らないのか」と強引に迫った。また、翌日、東京に戻る車中で「ラブホテルに行こう」と誘ったという。 【弁護団が20日に発表した抗議文】 記事にある「疑惑」と称する案件については、事前にFAXによる取材があり、本人に確認の上、弁護団から事実無根であると文書で明確に否定する回答をするとともに、無責任に記事化すれば選挙妨害になると強く警告した。しかしながら、記事は、一方的な証言だけに基づき、「疑惑」がいかにも真実であるかのごとき印象を与えるものとなっている。 記事は、「疑惑」が事実であるとは断定せず、一方的な証言と思わせぶりな記述だけで、あたかも「疑惑」が真実であるかのような印象を与えるものとなっている。こうした手法で有権者に事実と異なる印象を与えようとする行為は、明確な選挙妨害であり、公職選挙法148条1項但書によって禁止される「虚偽の事項を記載し又は事実を歪曲(わいきょく)して記載する等表現の自由を濫用(らんよう)して選挙の公正を害」する行為に他ならず、同法235条の2に規定する罰則の対象にもなりうる行為である。また、刑法230条1項の名誉毀損(きそん)罪を構成する。 弁護団は、週刊文春に対し、強く抗議する。また、明日(21日)にも東京地検に刑事告訴すべく準備を進めていることを申し添える。鳥越俊太郎氏が都知事選に出馬したことで週刊誌に女性スキャンダルが出てきましたが、新潮や週刊朝日などもゴシップネタを掴んでいるようですし、鳥越氏をよく知るジャーナリストなども「あの人の女癖の悪さは業界では昔から有名な話で何を今さら」とか言っていたりして、まさに「鳥も鳴かずば撃たれまい」状態になっていると思うわけですが、ネットの反応を見てみましたら、「証拠もない過去の話の証言だけでこんなもの信じられるか!」「今頃になって声をあげるなんて卑怯だ」とか言って左派の鳥越支持派が擁護をしているわけですが、これ従軍慰安婦のときに保守派が散々言ってたことと同じなんですよね。その時に左派の人達は、過去の話であっても女性への人権侵害は謝罪賠償するべきだ!証言さえ否定するとは女性への人権侵害だ!セカンドレイプだ!とか広義だのなんだのと理屈をつけて言ってましたよね。なら、同じように鳥越氏を批判するべきでしょう。週刊文春の鳥越記事は安倍の陰謀と言ってる人もいるけど、TPP交渉で尽力した甘利氏の疑惑や、参院選前には安倍さんととても仲が良い青山繁晴氏の疑惑記事も載せていたので、安倍の陰謀もクソもないでしょう。雑誌が売れればターゲットは誰でも良くて、その時々で注目を集めていたり話題の人や人気者を攻撃してるだけですよね。ほかにも、元大手の新聞記者で現在はフリーの某ジャーナリストが「疑惑だけで鳥越さんのことを記事にするなんて酷い」とツイートしてましたが、あんたらがいっつもやってきたことじゃん、としか思えません。鳥越氏も人に対しては説明責任だの会見を開いて語れだの、これまでさんざん政治家や企業に対して言って追及してきたジャーナリストなら同じように会見で説明するなりして言論で対抗すればいいのにいきなり刑事告訴だなんて、ホント自分のことは棚に上げるんですからお笑い種ですよ。
鳥越氏 国会前で「非核」訴える(デイリースポーツ 7月19日)東京都知事選(31日投開票)に立候補している、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が19日夕、憲法改正反対などを訴えるために多数の市民団体が集まった東京・永田町の国会議事堂前で、演説を行った。 登場直前まで周囲はゲリラ豪雨に見舞われ、小降りになった雨の中で、「1に平和、2に憲法、3に脱原発。東京都はまず非核都市宣言をやりたい。オバマさんはプラハで核なき世界を語っただけでノーベル(平和)賞をもらいましたが、私は何の賞もいりません」と声高にアピール。大観衆と一体となり、「新しい東京に変えよう!!」とシュプレヒコールを上げていた。なぜ、都知事を目指しているのに国政でする仕事の話をしているのだろうか?
「安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです」大橋巨泉さん逝く。合掌。最後の言葉にお応えし、都知事選挙で巨泉さんの無念を晴らします! https://t.co/73ru4oLOZt— 小池晃 (@koike_akira) 2016年7月20日
「安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです」大橋巨泉さん逝く。合掌。最後の言葉にお応えし、都知事選挙で巨泉さんの無念を晴らします! https://t.co/73ru4oLOZt
街頭演説で本人が喋ったのは僅か40秒だとか、鳥越俊太郎氏の街頭演説たった40秒 政策に言及せず聴衆からブーイング「えー!?」「何だよ!」(産経新聞 7月19日)自分の政策を訴える街頭演説なのに本人は演説に来ず応援弁士だけが来て街頭で演説しているとか、本人に喋らせると中身が何もないというボロが出るので、極力本人には喋らせないという戦略に出ているあまりにお粗末な鳥越氏ですが、なんと言いましょうか、野党共闘の成果として勝ちたいがために熱意なし中身なしの言ってしまえば「神輿は軽くてパーがいい」を地で行く人を知名度重視だけを最優先にして選んで、国政の復讐を都政でやろうとしている野党が一番都民をバカにしているわけですが、今日のテレビ討論ではこのようなことがあったそうです。鳥越氏「『病み上がり』は大変な差別」と小池氏攻撃(日刊スポーツ 7月19日)19日、同候補の増田寛也元総務相(64)とともにフジテレビ系バラエティー番組「バイキング」に出演。ともに質問を投げ掛けるコーナーで、鳥越氏が小池氏にかみ付いた。 鳥越氏 小池さんは街頭演説の中で、「病み上がりの人を連れてきてどうするんだ」と言われましたか。 小池氏 言ってないですね。 鳥越氏 ここに証拠がある。日本テレビのニュース番組でテロップが入っている(テレビ番組の画像のコピーを見せる)。 小池氏 でも、今、お元気になられてるじゃないですか。 鳥越氏 こういうことをおっしゃったかどうか聞きたいんですよ。 小池氏 記憶にないですよ。 鳥越氏 まあ、実際にはテロップに出てますからね。 小池氏 それは失礼しました。 鳥越氏 これはガン・サバイバーに対する大変な差別ですよ。偏見ですよ。 小池氏 もし言っていたならば、失礼なことを申しあげました。 鳥越氏 失礼で済まされますか。僕に対する問題じゃない。ガン・サバイバーは何十万、何百万といるんですよ。そういう人たちに「1回がんになったら、あなたはもう何もできないんだ」と決めつけるのは…。 小池氏 いや、そこまでは言ってないですよ。それを決めつけているのは鳥越さんでしょ。これが選挙なんですよ、坂上さん。 司会の坂上忍 急に僕に振られましたね。 鳥越氏 病み上がりというレッテルを人にはって、差別をする。ガン・サバイバーは何もできないというイメージを与える。 小池氏 そこまで広げて言っておりません。大変お気遣いをしているわけです、鳥越さんに対して。 鳥越氏 え? 小池氏 これから長い(選挙戦の期間)がありますから。逆に言えば、そこの部分しかご質問はないんですか。 鳥越氏 僕は別に何も思ってません。一般のガン・サバイバーがどう思っているか、僕は非常に…。 小池氏 これからはがん検診も含めて、保険会社のコマーシャルじゃないですけど、ぜひ徹底してやっていきたい。 この舌戦を見た坂上は「オレだったら、ちびっちゃう」と迫力に驚いた様子。小池氏は「これなんか政策論争のうちに入らない。政策論争の場を自ら放棄されるのは良くない」と鳥越氏を批判した。これに関しては小池氏の認識不足と配慮に欠けた発言だと言えますけど、この発言についてツイッターで、 #小池百合子はヤバい タグまで作って小池氏を攻撃している鳥越支持の左翼系の人達が大勢いらっしゃるのですが、この人達が嫌いな安倍首相の潰瘍性大腸炎にはなんて言っていたのか調べるとすごく面白そうだなぁと思いました。田原氏、岸井氏ら会見"メディアの苦境"訴え(2ページ)(BLOGOS 03月26日)(一抜粋)鳥越氏:ただ一つだけあるのは、安倍さんがまだ一国会議員であるときに、NHKの従軍慰安婦の問題で番組に介入して内容を変えさせたというある事象があるわけです。これで安倍さんは味をしめたんだと思う。それで、メディアというのは政治が手を突っ込んでいけば、後ろに下がってしまうという経験を安倍さん自身がした。第一次安倍政権ではお腹の具合が悪いとかって辞めちゃいましたけれも、これは今年3月の発言なのですが、自分に対する病み上がり発言が差別ならば、潰瘍性大腸炎を小ばかにした発言も差別でしょう。
安倍首相の持病に関しては・病気持ちは辞めろ・またお腹痛くなるぞ・ゲリゾ- www小池氏が鳥越氏の病み上がりに触れると・病み上がりとは差別だ・病気を理由に差別するな・病気を克服した者への偏見だ俺 左翼のこういうところが大嫌い !— toshichan25 (@ktn1983) 2016年7月19日
安倍首相の持病に関しては・病気持ちは辞めろ・またお腹痛くなるぞ・ゲリゾ- www小池氏が鳥越氏の病み上がりに触れると・病み上がりとは差別だ・病気を理由に差別するな・病気を克服した者への偏見だ俺 左翼のこういうところが大嫌い !
クーデター失敗=軍反乱部隊が決起、死者100人以上―政府、鎮圧へ全力・トルコ(時事通信 7月17日)トルコでクーデターの試み、90人死亡 1500人以上拘束(AFP 7月16日)朝起きたらトルコでクーデターが発生していて驚いちゃったわけですけど、トルコでクーデターが発生すると反安倍なサヨクの人達が「自衛隊もクーデターを起こして安倍政権を倒せ!」とか盛り上がっていましたが、クーデターが発生すると大きな被害や大勢の死傷者が出るということはちっとも想像していないようでした。平和好きなわりに物騒な考えを持っているなと思いました。
安部政権をクーデター政権と言ってた民進党の小西ひろゆき辺りは目をカッポじって現状のトルコを見ると良い。これが本物のクーデター。貴方達が描いてるような甘いものじゃないんだよ。主要機関が力で封鎖されるんだよ。ガンガン人が殺されるんだよ。無知に関して少しは恥を知った方が良い。— mollichane@もりちゃん常時炎上 (@mollichane) 2016年7月16日
安部政権をクーデター政権と言ってた民進党の小西ひろゆき辺りは目をカッポじって現状のトルコを見ると良い。これが本物のクーデター。貴方達が描いてるような甘いものじゃないんだよ。主要機関が力で封鎖されるんだよ。ガンガン人が殺されるんだよ。無知に関して少しは恥を知った方が良い。
東京都知事選告示、17日間の選挙戦スタート(読売新聞 7月14日)昨日の都知事候補予定者4人による共同記者会見を聞いていましたら、鳥越俊太郎氏はちょっと酷すぎるように思ったのですが、昨晩、既に選挙カーやポスターなどを用意していた宇都宮氏が共産党の恫喝により出馬を取り下げたことによって、野党は共闘して鳥越氏支持になったのですけど、短期決戦なので知名度優先になるのも分かるのですが、私は都民でもないし宇都宮氏なんて思想的に合いませんが、これまでは支持してくれていた人達の寝返りなど一連の流れには同情しました。で、鳥越氏は宇都宮氏のキャッチコピーなどを拝借し今日から選挙に突入。昨日の会見やテレビ出演いぇ今日の演説をネットで見る限りグダグダすぎて、どうせなら、反安倍でももうちょっとちゃんとした人を選べば良かったのに、反安倍ならなんでもいいのなら、まだ上杉隆氏のほうがマシと思いました。朝日や読売の世論調査で参院選で自民に投票した人の理由1位が「野党に魅力なし」で消極的自民支持が多い結果が出ています。参院選、「野党に魅力なかった」71% 朝日世論調査(朝日新聞 7月13日)参院選の結果を受けて、朝日新聞社は11、12日、全国世論調査(電話)を実施した。自民、公明の与党の議席が改選121議席の過半数を大きく上回った理由を尋ねると、「安倍首相の政策が評価されたから」は15%で、「野党に魅力がなかったから」が71%に及んだ。一方で、自民、公明におおさか維新の会、日本のこころを大切にする党を加えた「改憲4党」の議席が参院全体の3分の2に迫ったことについては、「多すぎる」が40%、「ちょうどよい」は34%。「少なすぎる」は4%だった。安倍首相に一番力を入れてほしい政策を六つの選択肢から選んでもらったところ、「社会保障」32%、「景気・雇用」29%、「教育」13%、「外交・安全保障」11%、「憲法改正」6%、「原発・エネルギー」5%の順だった。政策がよければ投票する党はどこでもいいという無党派層を振り向かせる努力をしないで与党に反対だけの安易な方法を実行している。その結果が今回の参院選で示されたわけですが、2009年に東寺は民主党だった民進党が政権交代を達成できたのは、有権者の多くが自民党にウンザリしていたことや、政権交代後ほとんどのマニフェストを達成できなかったとはいえ、マニフェストで希望を提示して選挙して政権交代できたのですが、理由を忘れて今は「棚から牡丹餅」を待っているみたいな感じですよね。政権交代の成功体験が野党を退化させてしまった一方で有権者のほうが政権交代の失敗を学んで投票先を選ぶことに慎重になってる。そのことに野党はいつ気がついてくれるのでしょうか。マトモな野党がいないのが日本の不幸ですね。
天皇陛下 「生前退位」の意向示される(NHKニュース 7月13日)天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かりました。数年内の譲位を望まれているということで、天皇陛下自身が広く内外にお気持ちを表わす方向で調整が進められています。天皇陛下は、82歳と高齢となった今も、憲法に規定された国事行為をはじめ数多くの公務を続けられています。そうしたなか、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かりました。天皇陛下は、「憲法に定められた象徴としての務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだ」と考え、今後、年を重ねていくなかで、大きく公務を減らしたり代役を立てたりして天皇の位にとどまることは望まれていないということです。こうした意向は、皇后さまをはじめ皇太子さまや秋篠宮さまも受け入れられているということです。天皇陛下は、数年内の譲位を望まれているということで、天皇陛下自身が広く内外にお気持ちを表わす方向で調整が進められています。これについて関係者の1人は、「天皇陛下は、象徴としての立場から直接的な表現は避けられるかもしれないが、ご自身のお気持ちがにじみ出たものになるだろう」と話しています。海外では、3年前、皇室とも親交の深いオランダの女王やローマ法王などが相次いで退位を表明して注目を集めました。日本でも、昭和天皇まで124代の天皇のうち、半数近くが生前に皇位を譲っていますが、明治時代以降、天皇の譲位はなくされ、江戸時代後期の光格天皇を最後におよそ200年間、譲位は行われていません。皇室制度を定めた「皇室典範」に天皇の退位の規定はなく、天皇陛下の意向は、皇室典範の改正なども含めた国民的な議論につながっていくものとみられます。天皇陛下 象徴としての歩み天皇陛下は、今の憲法のもとで初めて即位し、以来、象徴として望ましい天皇の在り方を求め続けられてきました。平成元年の即位にあたっての記者会見では、「憲法に定められた天皇の在り方を念頭に置き、天皇の務めを果たしていきたい」としたうえで、「現代にふさわしい皇室の在り方を求めていきたい」と述べられました。平成3年、長崎の雲仙・普賢岳の噴火災害では、そうした天皇陛下の考えが目に見える形で示されました。皇后さまとともに被災地を訪れ、避難所の板張りの床に膝をついて、被災者一人一人に同じ目の高さで話しかけられたのです。その後も、阪神・淡路大震災や東日本大震災など、大規模な災害が起きるたびに被災地を訪れ、被災した人たちに心を寄せられてきました。また、障害者や高齢者の施設を訪れるなど、社会で弱い立場にある人たちに寄り添われてきました。こうした活動について天皇陛下は、平成11年、即位10年に際しての記者会見で、「障害者や高齢者、災害を受けた人々、あるいは社会や人々のために尽くしている人々に心を寄せていくことは、私どもの大切な務めである」と述べられました。そして、のちに、「天皇の務めには日本国憲法によって定められた国事行為のほかに、天皇の象徴という立場から見て、公的に関わることがふさわしいと考えられる象徴的な行為という務めがあると考えられます」と話されました。こうした務めについて、天皇陛下は、「戦後に始められたものが多く、平成になってから始められたものも少なくありません。社会が変化している今日、新たな社会の要請に応えていくことは大切なことと考えています」と述べられていました。天皇陛下は、「昔に比べ、公務の量が非常に増加していることは事実です」としながらも、「国と国民のために尽くすことが天皇の務めである」として、数多くの公務を一つ一つ大切に務められてきました。天皇陛下の負担軽減が課題に天皇陛下が、一つ一つの公務に精力的に取り組まれるなかで、年齢に応じた負担の軽減が大きな課題となってきました。平成21年1月、宮内庁は、前の月に75歳になられた天皇陛下の負担軽減策を発表しました。心身のストレスによる胃や十二指腸の炎症が見られたためで、天皇陛下は、式典での「おことば」の多くを取り止め、宮中祭祀も減らされるなどしました。さらに、3年後には「狭心症」と診断されて、心臓の冠動脈のバイパス手術を受けられます。宮内庁は、天皇陛下が高齢であることや、前立腺がんの手術後、注射を続けている治療薬の副作用など、不安材料を挙げたうえで、さらなる負担軽減の必要性を強調しました。一方で、天皇陛下は、退院から僅か1週間後に東日本大震災の犠牲者の追悼式に出席されました。その年、79歳の誕生日を前にした記者会見では、負担の軽減について尋ねられ、「公的行事の場合、公平の原則を踏まえてしなければならないので、十分に考えてしなくてはいけません。今のところしばらくはこのままでいきたい」と述べられました。天皇陛下は、天皇の公務について、公平に行われることが大切だとして、大きく変えられようとはせず、宮内庁による見直しも行事の内容や日程を工夫するにとどまり、負担軽減は思うように進んでいません。そうしたなか、82歳の誕生日を前にした去年暮れの記者会見で、天皇陛下は、「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」と率直に老いや間違いを認め、「少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです」と述べられました。宮内庁は、ことし5月には、天皇皇后両陛下の年齢にふさわしい公務の在り方を考え、両陛下の公務の一部を取りやめると発表しました。公務の全体的な見直しが行われたのは7年ぶりでしたが、関係者によりますと、当初、宮内庁が示した大幅な削減案に天皇陛下が難色を示され、見直しはごく小規模なものにとどまったということです。夜に7時に突然飛び込んできたニュースに大変驚かされました。皇族の未来のことを一番に考えておられるのは皇族の方々です。天皇陛下は次の次に天皇陛下に即位される人物のことを考えておられるのでしょうね。今上天皇が崩御されると自動的に今の皇太子様が天皇陛下に即位されるわけで、そうなると皇太子様も自動的に決まるわけですから、愛子様が皇太子になるのであれば、次の次は女性を天皇陛下(女系天皇)にするのかとかそれから決めるのでは遅すぎるので、「生前退位」の意向を示され今から時間的猶予を与え、国民で広く話し合いじっくり考えてほしいということなのでしょう。憲法改正の流れが出来つつあるのであれば、一緒に皇室典範の改正も可能であると考えておられるのではないかと。
鳥越氏「自分から手を挙げた」 政策、公約は“これから”(スポニチ 7月12日)東京都知事選(14日告示、31日投開票)への立候補を表明したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は12日の会見で「住んで良し、働いて良し、環境に良しの“3つの良し”を持つ東京都に全力を捧げたい」と都政にかける思いを熱く語った。 立候補については「民進党から出馬の打診があったのではなく自分で手を挙げた。そこへ声が掛かった」と説明。改憲勢力が3分の2を超えた参院選の結果に危機感を感じ「(政治家、役人など)インサイダーにはならず(記者、キャスターなど)アウトサイダーであろうと思っていたが“内なる声”にうながされて立候補することにした」と話した。 経済政策については「公共事業で経済を良くするのではなく、託児所や高齢化など東京都が抱える問題に税金を使って経済を活性化させたい」と話したが、具体的な政策や公約は「前日、出馬を決めたばかり」として“これから”を強調した。記者会見を見ていたのですが、安倍政治を許せなくて、改憲勢力が3分の2を超えた参院選の結果に危機感を感じて思いつきで出馬を決めたようで、記者からの質問に東京都の出生率の正確な数字を知らない、問題視されている東京オリンピック予算は興味がないので知らない、もともと都知事選に出るつもりはなかったので、ライバル候補となる小池氏と増田氏の政策も興味がなかった、都政はどんなことをやっているのか興味もなかった、具体的なことはこれから決めます、と終始こんな感じで、会見を聞いた限りは内容は、市民団体に唆されて思いつきで出馬宣言をしたものの家族やCM契約している企業とも調整しておらず説得も出来ずで、けっきょく出馬を取り止めた石田純一さんと大差なく、ジャーナリストなのに今の世の中に興味が無さすぎなんじゃないのと思っちゃいました。参院選で当選した今井絵理子さんが「これから勉強します」と言ったことを叩きまくってた人達は鳥越氏なら許せるんでしょうか。そして、鳥越氏が会見で「癌を克服したり治療中や病気を持っている人でも頑張れる社会にしたい」という趣旨の発言には賛同するしその通りだと思うのですが、反安倍の人達が鳥越氏のこの発言に賛同しているのを見ると、この発言の賛同者の中には過去に安倍首相の持病を揶揄したりしていた人もいたので、すっごくもやもやするんですよね。鳥越氏を民進、共産、社民、生活の野党4党が支援(日刊スポーツ 7月12日)民進、共産、社民、生活の野党4党の幹事長ら代表者は12日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)への出馬を表明したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)について、4党で全面的に支援することを決めた。鳥越氏を野党統一候補の形で支援する形となった。都知事選をめぐっては、弁護士の宇都宮健児氏(69)も出馬表明しているが、枝野氏は、共産党とともに11日に宇都宮氏に会い「大局的な立場からご協力いただきたい」と伝えたことを明かした。宇都宮氏に対し、事実上、出馬を断念するように求めたことをうかがわせた。
お怒りのもよう pic.twitter.com/6r73mYkZT7— キャオ@大阪トホホ団亡者戯 (@tohohodan) 2016年7月12日
お怒りのもよう pic.twitter.com/6r73mYkZT7
与党大勝、改選過半数…改憲派3分の2超す(読売新聞 7月11日)第24回参院選は10日、投開票が行われた。 自民、公明の与党は、安倍首相が勝敗ラインに掲げた改選定数の過半数(61)を確保し、大勝した。安定した政権基盤を得て、首相はデフレ脱却に向け、経済政策「アベノミクス」を一層加速させる方針だ。民進党は振るわず、民主党時代の前回2013年参院選の獲得議席(17)は上回ったが、改選45議席を割り込んだ。民進、共産など野党4党による統一候補の擁立で注目された改選定数1の「1人区」(32選挙区)は自民党が21勝11敗で勝ち越した。 安倍首相は10日夜のTBSの番組で、今後の政権運営について「(参院選の結果は)アベノミクスをしっかりと加速せよということだ。国民の期待に応えていきたい」と述べ、引き続きアベノミクスによるデフレ脱却に全力を尽くす考えを強調した。 参院選の結果、非改選も含め、改憲に前向きな自民党(追加公認1人を含む)、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の3党と無所属、「加憲」を掲げる公明党の合計議席が、憲法改正発議に必要な3分の2(162)に達した。 首相は同じ番組で、憲法改正について「この選挙で是非が問われたとは考えていない。今後、与野党関係なく憲法審査会でしっかり議論してほしい」と述べた。 不振だった民進党の岡田代表は10日夜のNHKの番組で、参院選の結果について「3年前(の参院選で)どん底だったのに比べれば、回復の途上にある」と述べ、13年の民主党時代の参院選で獲得した17議席を上回った点を強調した。与党に改選過半数の確保を許したことに関しては「(自身の)責任はある」と語ったが、9月に予定されている党代表選への出馬は「白紙だ」と述べるにとどめた。 参院選ではアベノミクスの是非が大きな争点となった。野党は改憲勢力が憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を取ることを阻止する方針を掲げたが、与党は争点に位置付けなかった。 自民党と野党統一候補が事実上「1対1」で争う構図となった1人区(32選挙区)では、野党は非自民系候補が2勝にとどまった13年(当時は31選挙区)を上回る議席を獲得して一定の成果を上げたものの、自民党が勝ち越した。自民党は複数区(13選挙区)でも着実に議席を積み上げ、順調な戦いぶりを見せた。 公明党は選挙区選に立候補した7人全員が当選し、比例選も合わせ過去最多に並ぶ14議席を確保した。野党は政策をアピールして浮動票になっている特定の支持政党を持たない有権者を自分達に振り向かせることより共闘して仲間内で盛り上がって限られた数の反安倍や反自民の票の奪い合いをするような選挙をしていたら勝てませんよ。護憲にしろ改憲にしろ憲法最優先に考えている人なんて極一部で、憲法よりも経済を優先する有権者が多いことに気がつかなかった野党の失敗でしょう。ただ、改選定数の過半数(61)を確保し数字を見る限りでは圧勝なのですが、1人区で重要なところを取り溢していますし、反基地のムードが高まっている沖縄では与党は議席ゼロと惨敗、現職の大臣が2人も落選(しかも沖縄と福島で)した結果を見ると、笑ってはいられないムードだと思いますよ。そして、「改憲勢力3分の2」の文言が目立っていましたが、有権者のほとんどはそんなことには興味がなく盛り上がっていた(盛り上げようとしていた)のはマスメディアと野党と左派の人達だけだったようで、ご苦労様と言った感じですし、反安倍な人達の生きがいや楽しみが続くことになり良かったですね( ^ω^ )野党共闘は共産党の一人がちになって民進党が損をしそうと思っていたのですが、蓋を開けば野党共闘はそれなりに成果があったんではないでしょうかね。選挙戦そのものは失敗だったとはいえ、共産、比例目標の9議席下回る 「人殺す予算」発言潮目(朝日新聞 4月11日)志位氏は次期衆院選でも野党間の選挙協力を進める構えで、党内では衆院小選挙区でも独自候補の取り下げを検討している。今後も行う可能性を示唆していますが、これは民進党が応じなければ選挙区に共産党候補者を立てるということですから、民進党にとっては「改憲勢力3分の2」阻止のためとはいえ、自分の首を絞める方法を選んでしまったのではないでしょうか。ところで、民進党は32議席も取れたのか!と驚くわけですが、民進党のなかではマシな経済政策を訴える議員など、あの党の中では比較的マシな候補者が落選してしまいました。選挙するたびにマシな候補者が落選して、与党に何でも反対の声しかあげない議員が残り旧社会党化が進んでいると感じます。最大野党である民進党の今後を考えると頭が痛いのですが、野党が対案を考えたりと真剣に政治をやってくれないと与党が増長してますます腐るんですよね。そして、けっきょく政治全体が悪くなる。マトモな野党が存在しないのが日本の不幸でもあります。ところで、個人的には無所属の三宅洋平氏と社民党の増山れな氏が落選して嬉しいです。三宅洋平氏が落選 「選挙フェス」実らず 参院選(朝日新聞 7月11日)ニセ科学・ニセ医療・陰謀論・オカルト・度を超えたエコロジー論・知識不足な反原発・デマによる福島差別・人種差別にそして詐欺ビジネスで儲けているこのような考え方をする人は国政には要りません。頭のおかしい人枠は山本太郎だけでお腹いっぱいです。障害児の母と、「障害児を産んだ人は反省せよ」と考えるミュージシャンに対して国民が出した答え - Togetterまとめ三宅洋平を支持していた著名人達の記録 - Togetterまとめ「障害児が産まれるのは化学物質を使った親のせい、 障害児を産んだ親は反省しろ、これは事実であって差別ではない」三宅洋平氏が直接言ったわけでなくとも、そのことが書かれた書物をブログで肯定的に紹介するということは彼自身がその考え方に同意していると思っていますし、障害者を生んだ母親は悪いと見なしている三宅洋平氏を支持することはレイシストに加担しているとして記憶しておきます。そして、こんな三宅氏に陶酔する人が24万人もいたというのは脅威です。
今から遡ること50年前の1966年7月10日に日本代表する特撮ヒーローとなった『ウルトラマン』がテレビに初めて姿を現した日を記念して7月10日は「ウルトラマンの日」(日本記念日協会登録)と定められてます。ウルトラマンの日は今日10日なのですが、『ウルトラマン』第1話が放送された日は翌週17日なのです。では、なぜ1週間前の10日が記念日になっているのかというと、通常であれば10日に放送するはずだった第1話の完成が間に合わず、急遽、杉並公会堂で公開録画中継で出演者などをお披露目する「ウルトラマン前夜祭」なるPR番組が放送されました。そこで、ウルトラマンが初めて地球上に姿を現したことで、この日をウルトラマンの日と定めたわけです。テレビに登場してから今日で満50歳を向かえたということです。今年はウルトラマン誕生50周年として円谷プロや各種メディアに全国各地のイベント企画などなどで記念日を盛大にお祝いしてくれています。昨日もNHK BSプレミアムで3時間生放送のお祝い番組が放送され、ウルトラシリーズの歴史や人気ナンバー1を決める怪獣総選挙に国民投票で選ばれたマンからレオまでの名作トップ10が発表され、総勢40人のウルトラファミリーに歴代のウルトラマンを演じている役者さんに人気怪獣たちも集まっての楽しく賑やかなお祝い番組となっていました。
子供の頃ウルトラマンに夢を貰って大人になり夢を叶えてウルトラマンになった。今、20年前にウルトラマンダイナを観てくれていた子たちが社会人になって夢を頂きましたと言われる。日本が誇るヒーローウルトラマンは永遠。50周年にありがとう☆ pic.twitter.com/0mVgelw7m3— つるの剛士 (@takeshi_tsuruno) 2016年7月9日
子供の頃ウルトラマンに夢を貰って大人になり夢を叶えてウルトラマンになった。今、20年前にウルトラマンダイナを観てくれていた子たちが社会人になって夢を頂きましたと言われる。日本が誇るヒーローウルトラマンは永遠。50周年にありがとう☆ pic.twitter.com/0mVgelw7m3
昨夜はウルトラマン特番で…最高だ(^^) 我らのヒーローと pic.twitter.com/zZ3z2Zt3er— 蝶野正洋/Chono Masahiro (@masahirochono) 2016年7月10日
昨夜はウルトラマン特番で…最高だ(^^) 我らのヒーローと pic.twitter.com/zZ3z2Zt3er
石田純一 都知事選「野党統一候補なら出馬」の意向(スポニチ 7月8日)俳優の石田純一(62)が8日、都内で会見を開き、東京都知事選(14日告示、31日投開票)への出馬について「野党統一候補なら立候補する」との意向を示した。 前日7日には報道陣の取材に対し、出馬について「意識はもちろんしている」と前向きな姿勢を示し、一夜明けた8日か週明けの11日にも「(出馬を)決めるとすれば、何らかのアクションを起こします」と話していた。 支持団体の男性とともに会見に臨んだ石田は「野党統一候補なら出させていただきたい」と明言。「子供が夢を持てる社会、平和に暮らせる暮らしを強く実現したい」と説明し、そのためには「野党が結集しないと思いを力に変換できない」と野党統一候補へのこだわりを説明した。 石田は元々政治への関心が高く、97年から1年、テレビ朝日の報道番組「スーパーJチャンネル」でキャスターを担当。昨年9月には若者グループ「SEALDs」が国会前で行った安全保障関連法案に反対するデモに参加、同12月にもデモに参加して平和への思いを訴え、そうした行動から複数の市民団体から出馬要請があったことも明かしていた。碌でもないのが出馬表明したなぁと思う反面、最初から野党統一候補を前提としていることからも、本気で出たいというよりは煮え切らない野党に対して、早く誰かを選べと発破をかけているんじゃないかという思いと、次の国政選挙のことを想定して動き出しているんじゃないでしょうか。だって、会見で語っている内容が「憲法改正反対」とか都政じゃなく国政でやるべき政治の話ばかりでしたからね。タレントとして仕事がほとんどないなら自己プロデュースして政治家へ転身するためにも左派にアピールしておけばどこかの野党からお声が掛かりそうですし。民進・岡田代表、石田純一提案「野党統一候補」に前向き 「4党枠組維持したほうがいい」(デイリースポーツ 7月8日)民進、都知事選候補に松沢氏や古賀氏検討(時事通信 7月8日)民進党都連が都知事選候補として、元神奈川県知事の松沢成文参院議員や元経産官僚の古賀茂明氏を検討。宇都宮氏、都知事選出馬表明へ 「市民連合の支援得る」(朝日新聞 7月8日)1回だけ50億円を使って絶対に買わなきゃいけないガチャガチャに碌な景品が入ってないよ。◆【コラム】「世界のPerfume」、その正しさを映画『WE ARE Perfume』が改めて教えてくれる(RO69 7月6日)ライブのステージであろうと、テレビの画面の中であろうと、Perfumeの3人が登場した瞬間、心と身体がふわっと軽くなるような感覚を覚えるのは、決して僕だけではないと思う。いつだって真剣で、礼儀正しくて、ユーモアと喜びを最大限に咲き誇らせながら、真っ直ぐに自分たちの夢に向けて切磋琢磨し、ひたむきに邁進していく。そんなあ〜ちゃん/かしゆか/のっちのポジティビティこそが、ネガティブまみれの時代に生きる僕らを重力から解き放つマジックの核心なのだろう――と、本日2016年7月6日にリリースされた映像作品=『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』を改めて観て思う。昨年公開された、Perfume初のドキュメンタリー映画『WE ARE Perfume』をBlu-ray&DVD化した今作。2014年秋に台湾/シンガポール/ロサンゼルス/ロンドン/ニューヨークを巡った「Perfume WORLD TOUR 3rd」、そして2015年3月にアメリカ・オースティンで行われた「SXSW 2015」に出演を果たしたPerfume。そんな彼女たちのステージ/舞台裏/オフ含めトータル500時間に及ぶ密着映像とインタビュー風景を、約2時間の映画に凝縮したのがこの『WE ARE Perfume』だ。観客のリアクションとステージの流れを1公演ごとに「ダメ出し会議」で精査し、次回公演のセットリストを磨き上げていく3人。アメリカ初ライブとなったLA公演に臨むメンバーの、気迫と情熱に満ちた面持ち――。本番直前に発生したトラブルにも臆することなく現地ファンを高揚させていく姿はまさしく、Perfumeという名の冒険活劇そのものだし、映画の中で世代を越えた各国のオーディエンスが彼女たちに寄せている歓喜と感涙混じりのメッセージは、それ自体が虚飾なきドラマとして胸に迫ってくる。今や日本を代表するポップアイコンとなったPerfumeだが、その成長と進化の足跡は飛び道具もショートカットも一切存在しない、至って地道なものだった、ということはご存知の通りだ。成功や栄光が保証されたわけでもない道程を、それでも困難の日々すら大切に抱きしめながら進んできた結果、彼女たちの目の前には大きな世界が広がっていた。今や世界をも魅了するポップの理想郷は紛れもなく、Perfume自身の日常の一歩が生んだものだ、ということだ。僕らがそれを彼女たちのライブから感じているのと同様に、海外のオーディエンスもそんなPerfumeの確かな歩みを、3人の鮮烈なパフォーマンスから感じ取っていたのだろう。はちきれんばかりの感激をカメラに訴えてくる各国のファンの表情を見ていると、そんなふうに思えて仕方がない。最新アルバム『COSMIC EXPLORER』を携えての全国ツアーを終え、8月からはLA/サンフランシスコ/シカゴ/NY×2の5公演にわたって北米ツアーを開催するPerfume。ここでは映画の詳しいネタバレはあえて避けるので、まだ観ていない方はぜひともこの映画に――リアルタイム現在進行形の国境を越えた冒険の物語に触れていただきたい。このブログに書くのが遅れましたが私もちゃんと発売日前日にフラゲしておりますよ。映画は2度映画館で観ているので内容は知っているのですが、自宅で観ても眩すぎて美しすぎて尊すぎて泣いてしまいますね。Perfumeもそれを支えるスタッフも本当にすごい。特典として収録されている副音声が面白すぎますね。ほんと、ライブDVDも全部副音声を収録して3人に自由に話してほしいぐらいです。ドキュメンタリーなので見所は多いのですが、一番力強いメッセージを感じさせるのって、各国のライブ映像を繋いだ「MY COLOR」なんじゃないかと思うわけです。世界を繋ぐという歌詞とリンクした映像に歌詞が持っている意味の力強さを改めて認識し涙腺が緩み涙が止まらなくなるのです。映画のラスト、ツアーを無事に終えて打ち上げパーティーで、あ~ちゃんが泣きながら語った「マディソン・スクエア・ガーデンを二日間やって両日満席にする」ですが、映画を観ていた当初は海外ツアーを3回実現してやり遂げて自信をつけたことで、Perfumeが実現したい新たな夢を見つけたのだと思っていたのですが、先週に終わった国内ツアーでのMCやこの映画の副音声によると、自分達が描いた夢ではなく、アミューズの会長が昔に想い描いていた夢を自分達に託してくれたので実現してあげたいという気持ちからだというのが分かりました。だからこそ、これまでの自分達がやりたいこと目指したい場所を語っているときと違って、できるどうか不安と葛藤しているように思うんですよね。アミューズの会長が描く夢、「マディソン・スクエア・ガーデンを二日間やって両日満席にする」というのは、アミューズ事務所所属で海外でメチャクチャ人気のBABYMETALのほうが早くに達成できそうな気がするのですが、どうしてPerfumeに託そうとしているのか考えて見たのですが、ぜんぜん売れていない頃から不満ひとつ溢さず頑張ってきた彼女たちのひたむきな努力する姿を目の当たりにして、いまや国内のみならず海外でも愛されるピュアな心を持ってやってきたかPerfumeだからこそ任せたいと思ったのでしょう。8月からスタートする北米ツアーは先週、北海道で終了したPerfume 6th Tour 2016 「COSMIC EXPLORER」とほぼ同じ演出を持っていき行われるとのことなのですが、今ツアーの演出もこれまで同様に迫力あるもので、海外でも国内と同じように盛り上がって評価されるものだと確信しています。そして、それによってPerfumeが現在直面している不安が払拭できるとも思っています。この夢も実現することでしょう!
映画監督・森達也が新有権者へメッセージ「棄権していい。へたに投票しないでくれ」(週プレNEWS 7月6日)初の「18歳選挙」となる7月10日の参議院議員選挙ーー。 本誌アンケート調査によれば、「18、19歳の63.5%が投票に行く」と回答しているが、政治への接し方がまだよくわからないという新有権者も多いはず。そこで、各界で活躍する“先輩”、映画監督の森達也(もり・たつや)氏から「選挙のたしなみ方」を伝授してもらおう! * * * 選挙に行くことは、この国のグランドデザインを考えること。それを考えられない人は棄権していい。将来を考えると、「へたに投票しないでくれ」とも思います。 今は同調圧力がとても強い時代で、特に若者は多数派に流れる傾向がある。無自覚な同調圧力が蔓延(まんえん)しています。そばにいる数人が「自民党支持」と言ったら、自分も自民党支持になる傾向が強い。多数派はより多数派に、少数派はより少数派になってしまう。 最近、僕が教えている明治大学の学生20人ほどに支持政党を聞いたら、9割ぐらいが自民党支持だった。ところが憲法改正について聞くと、半分以上の学生が「憲法はこのままでいい」と答えました。 言うまでもないことですが、自民党の党是は「自主憲法制定」です。皆さんは自民党の憲法改正草案を読んだことがありますか。 僕自身はきちんとした議論があれば、9条以外の改正は認めてもいいという立場でした。しかし、自民党の憲法改正草案を読んで、一字一句変えるべきではないと思いました。これは改正ではない。保守の自己陶酔の作文です。 僕が学生たちに「君たちは自民党支持なのに、半分以上が憲法はこのままでいいという。このねじれはどういうことか」と聞いたら、彼らはわかっていなかった。予想以上に何も知らない。「憲法を守りたい」と「自民党支持」がなんとなくイコールになってしまっているレベルなら投票しないほうがいい。 僕の世代の頃は結構みんなひねくれていた。しかし、今は本当にひねくれ者がいません。告白するけれど、僕が初めて選挙に行ったのは28歳の頃です。意識がとても低かった。そんな僕にここまで言われて悔しかったら、政治のことをもっと勉強しろと言いたい。新聞を読むだけでもいい。街に出ていろんな人と話をするだけでもいい。せめて生活の中の5%ぐらいは政治に興味を持って暮らしたほうが自分のためになるはずです。 僕は政治家には「他国と戦争しないこと」を求めます。今は選挙になると、保守を名乗る人たちからも「この国を変える」という売り言葉が聞こえてくる。本来の保守とは、変えないこと。時流に乗って「変える」と叫ぶ人は信用できません。僕自身は、今回の選挙は「変えないための選挙」だと思っています。僕が選挙に行かないと変わってしまうかもしれない。だから、僕は選挙に行きます。 候補者がたくさんいる中で、僕は安全保障や憲法改正に対する態度を重視します。この選択を間違えたら国が滅んでしまう。そんなときに、誰もが喜びそうな経済の話をする人は信用できません。こんなときこそ、あえて安全保障についてしっかりと意見を述べている人を選びたいんです。 中国と北朝鮮、沖縄の基地問題をどうするのか。今、日本と中国との関係は決して平和的とは言えませんが、冷戦期の世界はもっと危うかった。いつ何時、飛び火してくるかというときにも日本は憲法を守ってきました。 危険を煽(あお)るのは政治家の常。しかし、科学的に計測しても、今は冷戦期ほど危機的ではありません。この程度で「未曽有(みぞう)の危機」と言う政治家にはだまされないでほしい。これは世界的な傾向ですが、社会的不安が募ると、人間は集団としてのアイデンティティ、国柄、強いリーダーを求めだします。しかも自衛意識が高揚する。僕は「集団化」と呼んでいますが、ほとんどの戦争や虐殺は、このメカニズムで起こります。人類は何度も同じ過ちを繰り返すんです。 今、日本の政治は一部の特権階級の独占物になっている。新規参入を促すために、有権者が政治に対する概念を根本的に変えるべきです。 多くの人は「政治は国会議員がやるもの」と思っている。確かに間違いではありませんが、それは表面の一部にすぎません。この世に存在するものは、すべて政治的な要因が絡んだ上で形づくられている。だから政治が変わるだけで生活もゴロッと変わります。 民主主義の基本は主権在民。つまり、僕たちが国の最高法規、最高権力者なんです。僕たちは忙しいから、政治家に「やっておいてね」とお願いしているだけ。有権者はもっと高飛車になっていいんです。そもそも議員を「先生」と呼ぶのがよくない。議員でいい。彼らは小間使いで、偉くもなんともないんですから。 学校でも、クラス委員になるのは目立ちたがり屋で自己顕示欲が強くて先生のウケがいい人間でした。「あいつにやらしとけよ」っていうものだったでしょ? その延長だと思えばいいんですよ。アメリカ大統領選では、民主党の予備選挙でバーニー・サンダースが大善戦した。彼はアメリカの国是とは逆のことを言う民主社会主義者で、最初はまったくの泡沫候補でした。それが台風の目になったのは、若い世代が支持し、応援してきたから。アメリカは同調圧力がなく、若い世代が政治に関心を持っている。日本の若い人にも、そういう意識を持つなら、ぜひ投票してくれと思います。20歳から18歳に選挙権が引き下げられてから初の国政選挙。積極的に選挙へ行く高齢者に比べ若者の投票率が少ないことで政治家は投票してくれた層に媚を売り高齢者優遇の政策ばかりが通ってしまう。虐げられる若者こそ選挙に積極的に行くべき、若者よ選挙へ行こう!とリベラル左派も言っていたのに、10代から20代の若者に自民党支持が多い結果が出て、自分たちの思い通りにならなくなりそうだとなったとたんに「自民党に投票しようと思う若者は投票行くな棄権しろ」と言うのは情けなさすぎるでしょ。ちなみに、保守だのネトウヨだの言われる私でも自民党の憲法改正草案は否定的ですけど、改憲には反対でも自民党に投票すると言っている人の中には経済政策などを見比べたら野党は頼りないから自分にとってマシなのを選べば自民党だったという消極的支持者という人たちもいるからではないでしょうか。この参議院選挙で自民党に投票する人に消極的自民党支持がとても多いと思いますよ。ネットの反応を見ていましても幅広い層に、野党がダメすぎるのでベストよりベターで消極的支持という意見をとても多く見かけます。だからこそ、無知だ同調圧力だ投票へ行くな棄権しろじゃなくて、投票するからこそ投票して終わりじゃなく自分が投票した党がどう進むか注目して政策を反故にしたり危うい方向に行こうとしたら反旗を翻して徹底的に糾弾しろ、とアドバイスを送るべきところなんじゃないですかね。これは与野党分け隔てなくです。自分が投票した政治家や党を常に監視する、これが投票の意義であり意味ある1票に繋がるのだと思います。
自民、比例第1党の勢い…10代の半数与党支持(読売新聞 7月6日)読売新聞社が実施した終盤情勢調査では、比例選(改選定数48)は自民党が序盤情勢調査から伸ばし、2013年参院選に続いて比例選第1党をほぼ確実にする勢いだ。 与党で比例選過半数をうかがう。民進党など野党は反転攻勢をかけられていない。自民党は13年参院選並みの18議席獲得も視野に入ってきた。年齢別に見ると、全世代で他党を上回る支持を得ている。特に若年層に強く、18、19歳は5割近くが自民党を支持している。18、19歳は安倍内閣の経済政策を6割弱が評価していて、30歳以上の世代よりも10ポイント以上高くなっている。 自民党は20歳代で4割強、30歳代でも4割弱の支持を集めている。 新たに選挙権を得た18、19歳は、半数以上が与党を支持している。 公明党は序盤調査の勢いを維持し、13年参院選で獲得した7議席を固めつつある。公明支持層の9割に加えて自民支持層の一部を取り込んでおり、選挙区で自民党候補を応援する代わりに、比例選で公明党に票を回してもらう選挙協力が一定の成果を上げていると言えそうだ。 民進党は序盤調査から伸び悩んでいる。民進支持層の8割強を固めて2桁の議席獲得を射程圏内に入れたが、無党派層の支持は序盤調査に比べ自民党に迫られている。年齢層が高くなるほど支持を集める傾向にあり、18~29歳の支持は1割だったのに対し、60歳以上では2割弱だった。 共産党も60歳以上から1割弱の支持を集めるが、若年層に浸透していない。13年参院選で獲得した5議席からの上積みを狙うが、序盤調査以降の勢いは弱まっており、比例選第3党争いでは公明党にリードを許している状況だ。 序盤調査で近畿地方を中心に健闘して複数議席を確実にしていたおおさか維新の会は、東日本でも支持を広げつつある。70歳以上を除く全世代でまんべんなく支持を集め、4~5議席の獲得も見えてきた。 社民党と生活の党は序盤調査からほぼ変わらず、議席獲得の可能性を残している。その他の政党・政治団体は議席を獲得できるかどうか微妙だ。若い人ほど自民党支持なのは勝ち馬に乗るというよりは、若者の就職内定率が向上していることなど雇用改善について自分達がダイレクトに実体験としているからではないでしょうか。デフレを脱却し経済が安定しないと自分の今やこの先が暗いということ理解しているのでしょう。野党は緊縮財政など、まるで「みんな等しく貧しくなりましょう」とでも言いたげな経済政策を訴えるばかりで未来に希望を待たせようとしているのか謎です。ほかには、SNSなどネットによって与野党の情報をそこそこ知っているのもあるかもしれません。政治に興味が少しでもあれば野党が五月蝿いだけで仕事をしてないということを知っているでしょうし。若者たちが政治に声を上げ始めたとして既成メディアで紹介される若者の政治団体SEALDsですが、彼らの主張は若者全般の声でもなんでもなくて極々一部の若者の考え方だったということですね。「あなたの1票、無駄にしないで」SEALDs・奥田氏(朝日新聞 7月6日)奥田愛基・SEALDsメンバー 7月10日、参院選があります。どうかあなたの1票を無駄にしないでください。今日聞きに来ている人、通りかかっている人が選挙に行く。そして選挙に行くだけじゃなくて、身の回りの人に「選挙に行きましょう」って呼びかける。この選挙、俺たちの選挙なんですよ。 今の政治、本当におかしくなっている。安保法制を通して、国の税金使って軍事費に100億円使うとか、リニアモーターカーに官民で30兆円使うとか。もしくは年金使って株価を上げるとか。そんなものいらないじゃないですか。「自分たちの生活のために税金使ってくれ」って言いましょうよ。それがみんなのための政治なんですよ。あと1週間、本気で俺も頑張ります。 俺、別に大したやつじゃないんですよ。聞いている皆さんと一緒です。今日も学校終わってへろへろになって、ちょっと休んできました。そんなやつが一生懸命頑張っているんで、是非よろしくお願いします。頑張りましょう。(4日、東京都豊島区での街頭演説で)>国の税金使って軍事費に100億円使うとか、リニアモーターカーに官民で30兆円使うとか。>もしくは年金使って株価を上げるとか。そんなものいらないじゃないですか。ここだけでSEALDs奥田氏の想像力や見識のなさ頭の悪さが分かります。なんのために大学院に行っているのでしょうか。軍事費に100億円??????防衛費は5兆円ですよ。100億円じゃ戦闘機1機すら買えません。リニア中央新幹線の総工費は9兆円で年金を使って株価操作ってなんですか?30兆円は給付奨学金とかも含む財政出動の総額です。反対する批判をするなら新聞だけでも読んで正確な数字や知識を入れておかないと。18歳に選挙権が与えられることが決まって、若者にも左翼思想を広めようと共産党青年部がSEALDsと名前などを今風にして、メディアも利用して活動を広げようとしましたが、SEALDsの失敗はこの恥ずかしい人を代表にしちゃったことにあるのではないでしょうか。政治経済外交防衛にそれなりの知識のある若者が代表ならそれが左派的な考え方であっても、もっと幅広く支持を集めていたかもしれません。ところが、彼らを支持しているのは若い頃に学生運動をやっていた団塊の世代や左派思想の年寄りと、奥田氏のような知識不足で感情のみで政治を語ったりするような残念な人達だけ。はっきり行って失敗でしょう。選挙後に解散するそうですがそのほうが賢明だと思います。
安倍昭恵さん、「アベ政治を許さない」人たちと記念撮影( Huffington Post 07月05)安倍首相夫人の安倍昭恵さんが7月4日、Instagramに投稿した画像が注目を集めている。昭恵さんは「昨日はこんな人たちとも写真を撮ったり、握手をしてみました」とコメントを添えて、新宿駅付近で「アベ政治を許さない」の紙を掲げる男性と目を伏せる男性ふたりと撮影した写真を投稿した。これをみたファンからはInstagramでは、「合成かと思った(笑)」「お互い信念の赴くまま頑張ってください」など様々な意見が寄せられている。
昨日はこんな人たちとも写真を撮ったり、握手をしてみました。 安倍昭恵さん(@akieabe)が投稿した写真 - 2016 7月 3 4:03午後 PDT
昨日はこんな人たちとも写真を撮ったり、握手をしてみました。
安倍昭恵さん(@akieabe)が投稿した写真 - 2016 7月 3 4:03午後 PDT
バングラデシュ 人質テロ 日本人、7人殺害 JICA委託の会社員 計20人犠牲(毎日新聞 7月3日)バングラデシュの首都ダッカで武装集団がレストランを襲撃した人質テロ事件で、治安部隊は2日、救出作戦を実行し、人質のうち日本人1人を含む13人を救出したが、20人が死亡した。実行犯6人は殺害され、1人は拘束された。現地当局者が明らかにした。菅義偉官房長官は2日深夜、首相官邸で緊急記者会見し、日本人7人の死亡が確認されたと発表した。亡くなった7人はいずれも国際協力機構(JICA)の円借款事業で現地に赴いていた建設コンサルタント会社の関係者で、男性5人、女性2人。遺体の搬送された病院で、渡辺正人駐バングラデシュ大使らが写真の照合や所持品などから身元を確認した。家族の承諾を得ていないため、氏名の公表は見送った。 事件では1日午後9時半(日本時間2日午前0時半)ごろ、武装集団がダッカ中心部、グルシャン地区のレストラン「ホーリー・アルチザン・ベーカリー」を襲撃し人質を取って立てこもった。治安部隊は2日午前7時40分(同午前10時40分)ごろ内部に突入し、約3時間後に鎮圧した。 AFP通信は、バングラ陸軍報道官の話として、人質20人は突入前に武装集団に殺害されていたと報じた。報道官は「犠牲者の多くはイタリア人と日本人だった。遺体は鋭利な武器で容赦なく切られていた」と話した。イタリアのジェンティローニ外相は2日、イタリア人犠牲者は9人と明らかにした。脱出した人質の父親は地元メディアに、襲撃者が人質にイスラム教の聖典コーランを暗唱させ、できない者を拷問したと語った。 米国務省は2日、犠牲者の中に米国籍者1人が含まれていると明らかにした。 標的となったレストランは、日本や米国など各国の大使館が多い地区にあり、日ごろから外国人客に人気があった。事件当時はラマダン(イスラム教の断食月)最後の金曜日で、夜になってから飲食する人でにぎわっていたとみられる。 武装集団は銃や手投げ弾などを所持していたらしい。逃げ出した店のスタッフによると、武装集団は「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでいた。地元メディアによると、武装集団は店内で客に向かって銃を乱射。異変に気づいた従業員が「逃げろ」と叫びながら裏口に向かったが、状況を理解できなかった客が逃げ遅れた。続いて爆発音が響き渡り、客は散り散りに逃げた。駆け上がった屋上から隣のビルに飛び移って逃げる人もいた。外国人約20人を含む約35人が人質になったとみられる。 治安部隊突入の前までに少なくとも警官2人が死亡、26人が負傷した。 過激派組織「イスラム国」(IS)は2日犯行声明を出し「十字軍の国民」を狙ったと述べた。ISの影響下にあるニュースサイト「アーマク通信」は、「外国人を含む24人を殺害し、40人を負傷させた」と伝え、犠牲者のものとされる写真も発信してISの関与を報じたが、米国の情報筋からは国際テロ組織アルカイダ系の「インド亜大陸のアルカイダ(AQIS)」が関与した可能性を指摘する声も上がっている。 政府専用機の派遣準備 菅官房長官は2日深夜の記者会見で、「バングラデシュの発展のため尽力していた人がこのような結果に終わってしまい、痛恨の極みだ。ご冥福をお祈りする」と語った。また、「政府としてなし得る限りの支援をしていく」として、遺族の現地入りや亡くなった7人の帰国のために3日中にも政府専用機を現地に派遣する準備に入ったことを明らかにした。 政府高官によると、バングラデシュ側は日本政府に対し、「7人は治安当局による現場突入前にすでに殺害されていた」と説明しているという。治安部隊がレストランに突入したタイミングについて、菅氏は「バングラデシュ政府で判断されることで、我が国として申し上げることではない」と述べるにとどめた。 また、岸田文雄外相は2日深夜、国連安全保障理事会で今回の事件に対する非難決議の採択を目指し、関係国と調整に入る考えを記者団に示した。実行犯、20~28歳学生か=標的は「外国人と異教徒」―バングラ(時事通信 7月3日)バングラデシュの首都ダッカで日本人7人を含む外国人20人が殺害された飲食店襲撃テロ事件で、地元警察当局は、実行犯7人がいずれも20~28歳のバングラデシュ人の男で、学生だったとみられると明らかにした。 特殊部隊が突入し救出された生存者も、実行犯らについて「どこにでもいるような、カジュアルな服装をした若い男たちだった」と証言した。地元メディアが3日報じた。 報道によると、突入作戦で死亡した実行犯6人のうち5人は、イスラム過激派組織のメンバーとして当局に登録され、警察が行方を追っていた。店内でベンガル語と英語で会話していたとの情報もあり、当局筋は「ダッカ市内に住む私立大の学生とみられる」と話した。警察は5人の身元を近く公表する予定という。 また、実行犯は人質になったバングラデシュ人の男性店員に対し、ベンガル語で「心配するな。われわれは外国人と非イスラム教徒を殺しに来ただけだ」と話していた。一人ひとりにイスラム教の聖典コーランの一節を暗唱させ、できなければ殺害したという。 この男性によれば、店には事件発生当時、店員22人が働いていた。うち12人は最も広い食事スペースに集められ、テーブルの下に頭を隠す格好で床に座らされた。2人は実行犯が店に乱入した際に逃亡し、残る8人はトイレに隠れた。 男性は「『殺さないでくれ』と命乞いをする外国人客が、目の前で次々と殺害されていった」と証言。床に広がる犠牲者の血で着ていた服がぬれ、店内には血のにおいが充満していたと惨劇の様子を振り返った。 犯行現場近くに住む人物が撮影した動画では、実行犯の1人はTシャツ姿で、拳銃を所持していた。立てこもった後にイスラム教徒の男女数人を解放する様子が映されていたが、飲食店を離れる女性の服には、既に血がべっとりと付いていた。 1日夜(日本時間同深夜)に起きた同事件では、日本人とイタリア人、米国人、インド人ら計20人の人質が殺害された。実行犯7人のうち、6人は特殊部隊による突入作戦で射殺され、1人は身柄を拘束された。<バングラテロ>コーランで選別…暗唱できぬ人を襲う(毎日新聞 7月3日)外国人が多く訪れる場所を狙ったとても痛ましい事件が発生してしまいました。テロに巻き込まれてしまった日本人7名を含むすべての犠牲者の方々やそのご家族の気持ちを思うと居た堪れません。哀悼の意を捧げます。怪我をなされた方々の一日も早い回復をお祈りします。国籍など関係なく自分たちの思想とは違う人間だからとか異教徒だからという理由で殺害するテロリストを到底許すことはできません。「日本人だから撃たないで」と命乞いをした人も居たそうですが、そういった願いも聞き入れないのが現代のテロリストです。昨日の朝、レストランでテロリストが人質を取り立てこもっている、人質の中にはどうやら日本人も数名含まれているようだとの最初の一方を聞いたときに、これは昨年2月にISに後藤健二さんが殺害されたときのように政府批判に利用する人達が出てきそうだと嫌な予感がしていたのですが、その予感が的中してウンザリしています。日ごろは「民主主義を守れ」とか言っている人達が、安倍政権が叩けるならと民主主義を暴力で破壊するテロリストに同調しているのはテロリストの思う壺です。日本は先進国で国際社会の仲間入りして歩調を合わせ居る国家なのですから、安倍政権でなくとも日本人が巻き込まれるテロ事件は発生していたことでしょう。恐怖による世界秩序崩壊を目的としたテロリストが外国人が多く集まる場所を標的として選んだ所に不運にも居合わせてしまったというだけのことなのです。日本人だから特に狙われたという指摘はこのテロ事件には当て嵌りません。民進・岡田克也代表の発言詳報 さっそく政府テロ対応を批判 「アイムノットソーリ発言は恥ずかしい話」「致命的ミスが2つあった」(産経新聞 7月3日)民進党の岡田克也代表は2日、バングラデシュの首都ダッカで発生した人質立てこもり事件の後、菅義偉官房長官が官邸を離れて参院選の応援のため新潟県内で遊説したことに関し、「(安倍晋三)内閣の危機管理に対する正常な感覚が失われているということがはっきり出た」と批判した。参院選の応援で訪れていた兵庫県西宮市で記者団に語った。発言の詳細は以下の通り。「今回のことは(日本政府に)致命的なミスが2つあったと思う。何もないときに、危機管理として基本的には首相か官房長官が官邸周りにいるのが今までの慣例だ。それを2人ともいないというのが、この選挙戦で当たり前になっている。もし何か起きたときに、いったいどうやって対応したのかという問題がある。今回、結果的には2人ともおられたのでよかったが、やっぱり2人とも官邸を空けることはまずいことがはっきりしたと思う」 「もう一つは、現実に事件が発生した。官房長官が、邦人が巻き込まれた可能性を記者会見でも言った後、新潟に出かけられたという信じられないことが起きた。事件が起きる前なら、どちらかが残っていればいいということかもしれないが、すでに事件が起きているときに、安全保障をつかさどる要である官房長官が選挙の応援で官邸を外してしまったということだ」 「そして途中で(治安部隊が現場に)突入するということがあったにもかかわらず、官邸に戻ってこなかった。途中で国家安全保障会議(NSC)もあったのに、それも欠席。それから途中で下車して戻ってくることが可能であったにもかかわらず、それをせずにのんきに新潟で街頭演説を2回やって、(午後)6時過ぎか何かに戻ってくるという話だ。すでに事件が起こっていても戻ろうとすらしない官房長官というのは、私はちょっと信じられないんですね」 「ここは本当に大きな問題だ。内閣の危機管理に対する正常な感覚が失われているということがはっきり出てきたと思う。邦人の命がどうなっているか分からない事態であるにもかかわらず、官房長官が官邸を空けて街頭演説をやっている。これは極めて重大な問題だ。官房長官がどういうふうに釈明するか分からないが、きちっと責任をとるべきだと私は思う」菅官房長官、新潟遊説「全く問題ない」 野党の批判に反論(産経新聞 7月3日)「政府としては内閣総理大臣が陣頭指揮をとっているので全く問題ない」と反論した。 菅氏は自身の遊説に関し「首相とご相談し、首相が残る中で私が出ていった」と説明。官房長官の職務を代行する萩生田副長官が官邸に残ったこととあわせ、政府の危機管理体制に不備はないとの認識を示した。官房長官不在のときのために副官房長官が存在して、副官房長官が対応にあたられていたのだから問題はないと思いますよ。一時期政権を担っていた党の政治家なら海外でテロ事件が発生し邦人が巻き込まれたときに政府ができる対応なんて現地との情報のやり取りと現地政府や警察や特殊部隊に人命最優先で安全に人質の解放をお願いするぐらいしか言えず政府の対応としては出来ることが限定的なことぐらい分かりそうなもんなんですけどね。これは仮に民進党が政権だったとしても同じことだったでしょう。