2002年10月31日(木) スタッフサービス


今日バイト先でものすごくむかつくことがあって、その愚痴を延々と書こうかと思ったけど、そんな気力さえなくて止めた。
バイト仲間と「善悪の関係なしに、上(上司)が黒っていえば白いものでも黒になるのかね」って話をしてた。

世の中の理不尽なことを受け入れる余裕が、まだ私にはない。


2002年10月30日(水) ここから一番遠い所


どっか行きたい熱、再沸騰中。逃避行逃避行。

毎日ガイドブックやパンフレットや世界地図を見てはため息をついています。
なんか自分探しの旅っぽくてやだ。自分なんて探さなくていい。
私がどこかに行くのは、ただ現実逃避の為、自分の楽しみの為。

だから旅行に行くことで、何かを得られなくてもそんなこと全然構わない。
ただ遠くへ行きたい。


2002年10月27日(日) Let it be


久々に飲んだ。高校時代の同級生と渋谷で。

すっごく楽しかったのに、帰りの地下鉄でとか、家に帰ってからとか、「ほんとは皆にうざいって思われていたらどうしよう」「喋りすぎって思われていたらどうしよう」「あの時ああ言ったのって今思うとすっごい痛い」って被害妄想に取り付かれる自分が嫌だ。
なんか、こういう風に思うのは相手に対しても失礼だ。わかっているのに。

自分が思っていることを、相手にも気を使いつつ(すなわち常識の範囲で)そのまま素直に言って、そして相手の言うこともそのまま素直に受け取れる人間になりたい。
裏なんてかきたくない。ひねくれたくない。
それだけのことなのに、どうして出来ないんだろう。


2002年10月25日(金) ものぐさ精神分析


最近にわかに日経なんて読み出しちゃって、竹中さんと一緒に日本の不良債権問題に頭を悩ます私でございます(インテリっぽさをアピール!)

でも詳しく書き出すと何もわかっていないということがバレちゃうので、あんまり突っ込まないで下さいね。

さてさて、最近引きこもりな日々でどうにもこうにもならないです。明日こそは人と会わねば!とか授業に出ねば!と寝る前はやる気まんまんなのですが、朝(厳密には昼)起きると「行きたくない~」と思うあまりベッドから出られなくてドタキャンorサボリ(さいてー)。

世の中の人に対して申し訳ないです。たまにこういう周期が巡ってくるのです・・・。なんてことを言っても何の言い訳にもなりませんが。
しかも別に鬱とかではなくて単なるモノグサ&めんどくさいから。お風呂入って着替えて化粧して目的地まで行くのがすごくめんどくさい。最近寒いし。
これは女として、というか人間としてどうなのかという問題ですよね。すみませんすみませんすみません・・・(低姿勢)(の陰に隠れる自己弁護)。


2002年10月23日(水) 自意識過剰スパイラル


今日ゼミの最中に携帯の着信音が鳴り響いた。
私の。最悪。

普段は家にいる時でさえバイブにしてあるのに、なんで今日に限って・・・。先生に申し訳ないやら恥ずかしいやらで顔真っ赤。

それだけのことなのに、家に帰ってから落ち込んだりして。私ってほんとに他人の目が気になって気になってしょうがないのよね。
多分他人の目をそれほど気にすることなく行動できたら、こんなに自己嫌悪に陥ることもないのに。私の場合、他人にどう思われるかを意識するあまりやけに気取った、もしくは自分らしくない(嫌な言葉ですが)行動をとってしまって、後でその自分の痛さに後悔する傾向にあるので(今回は違うけどさ)。

自意識過剰!やっぱりそこに戻るんだな。


2002年10月22日(火) forget me not


久々に9時間のフルシフトでバイトをしました。

終わった後、昔好きだった素敵さん(この辺をご覧下さい・・・。去年の1月や2月の日記とか・・・)と1時間くらいおしゃべり。

全然変わってなくて、笑えてきました。女にだらしないところも、皮肉めいた笑い方も。
私は多分、この人のそういうところを好きだったんだろうなって思います。田舎から出てきた生真面目な女が陥りやすいパターンです。実によくあるケースです。ちょっと悪ぶってる雰囲気っつーの?遊ばれたい願望みたいな。でも結局は相手にされなかったんだから、情けないハナシよね。今までの彼氏とか好きな人とかとは全然違うタイプの人だもんなー(基本的に真面目なインテリタイプが好きなのです)。

でも、もう恋愛感情も無いので、かえって話が弾んで楽しかった。昔は絶対言えなかったエロ話で盛り上がる。いい年した大人二人の話題がこれでいいのか・・・。

あんなに当時はこの人のことで頭がいっぱいだったのに、今ではもう殆ど考えることもないのだと思うとなんだか悲しくなった。人は忘れる。好きだった人も、その頃の気持ちも。


2002年10月20日(日) にら饅頭の幸せ


情報処理技術者試験の試験監督をしてきました。主任試験監督で実質9時拘束で1万6000円也(ステキ)。しかし支払いが郵便為替だった(がーん)。やっぱ日払い現金払いじゃないと有り難味がないわーよー。

しかし出席率が50%ってどうよ。しかもそれを見込んで最初から出願者の9割の分しか問題用紙も解答用紙も用意しないのよー。やる気あんのか。
アナログ人間の私にはさっぱりわからない内容だった。あれならまだ法律のが肌に合うかも・・・。

その後渋谷の中華料理屋さんに行ってご飯を食べる。久々にまともなご飯を食べて満足満足。
おいしいもの食べてる時が、一番幸せ。ああ煩悩のカタマリでっす。


2002年10月19日(土) 若い僕には


今日は天王洲アイルにある第一ホテルシーフォートのデザートバイキングに行ってきました。

ゼミのお友達と先輩と行ったのだけれど、お友達も先輩もすごく人間が出来ている人で、尊敬の念です。
相手の話もちゃんと聞くし、笑いも取れるし、かといって押し付けがましくないし、優しいし。世の中にはこういうスーパーな人っているよね。どうやったらこういう風になれるんだろう。はあ。

帰りの山手線の中で見たテレビ(?みたいなやつ。なんかCMとか天気予報とか流してるやつあるよね)で、「明日があるさ」の映画の予告編をやっていて、泣きそうになった。
私って典型的な日本のサラリーマン思考なのですよ。ジョージアのCMに感動する女なんですよ。プロジェクトXとか好きですよ多分(←見たこと無いけど)。SPA!読んでますよ。「しゃべり場」とか文句言いながらも見てしまいますよ。オリンピックやワールドカップや高校野球で泣ける女ですよ。座右の銘は「あきらめたらそこで試合終了だよ」ですよ。年功序列には賛成ですよ。問題の先送りも大得意ですよ。

かなしー。


2002年10月17日(木) 懐かしい痛み


ゼミの後、サークルの飲み会に行った。

11時に終わって、その後サークルの友達の一人とデニーズに行き朝まで話す。
何だか、久しぶりだ。この感じ。家に帰ってから今日一日の自分の行動の痛さに気づき一人で自己嫌悪に陥るのとか、人と話していてああ一人になりたいなあと思うこととか。

昔サークルもアルバイトもバリバリやっていた頃はよくこんな状態に陥っていた。人に合わせまくって(なんか「人に合わせてる」って考えも傲慢だけれど)疲れたり、自らの行動に後から赤面しまくったり、浮いてるなあって思ったり。でも、いつからかサークルに行かなくなり、バイトもほどほどにしかしなくなって、仲のいい気の置けない少数の友達とダーリンと過ごしたり、一人でいたりする時間が日々の大半を占めるようになったから、そういう気持ちになることもなくなっていった。

懐かしい痛み。恥ずかしさ。自己嫌悪。
久々で、何だか新鮮。


2002年10月15日(火) DAS PHANTOM DER OPER


アマゾンドイツから「オペラ座の怪人」ウィーン版CDが届きましたよ(感涙)。
(このCDを買う時の私の奮闘っぷりはこちらをご覧下さい)

嬉しい~。ドイツ語なんで何を言っているかはさっぱりわかりませんが。英語すら危ういのに。
しかしファントム素敵であります。マイケル・クロフォード(ロンドン版のファントム)より良いと思います。

CDが届いて誠に結構なのですが、今日もまた授業をサボってしまい落ち込み気味です。落ち込むなら最初から出ればいいのに!起きたら1時で(授業は1時から。いやほんとは1限からあったんだけどさ・・・)、その時点でやる気がなくなりました。特に用事があるわけでもないのに授業サボるとかなり自己嫌悪に陥ってしまいます小心者のハセです。明日はゼミがあるので何としても学校に行かねば。ねばねば。昼夜逆転を何とかせねば。

自分が寝つきが悪いと確信したのは大学生になってからのような気がします。というか高校生までは普通に寝つきが良かった気がします。そりゃー毎日塾はあるわ宿題はあるわ朝7時に起きなきゃダメだわで寝つきも良くならざるを得なかったわな。何だか毎日眠くて眠くてしょうがなかった。今はきっと暇で学校もサボろうと思えばいくらでもサボれる環境なんで(すなわちいつでもいくらでも寝れるということ)夜に眠れないのでしょう。そう思うと贅沢な悩みかも。
でも友達やダーリンが泊まりにくると、その寝つきの良さにはびっくりしてしまいちょっと憎くなったりもするのです。人間って勝手ね。


2002年10月13日(日) 君と出会った奇跡が


生茶のCM良いね。「空も飛べるはず」大好き。

免許更新してきました。実は免許取って以来一回も乗ったことがないペーパードライバーなんですあと3年後にはゴールドです。
免許写真が田舎のヤンキーか売れないホステスみたいになってちょっと憂鬱。品のない顔のハセです。地味顔だけど(だから売れないホステス)。


2002年10月12日(土) 東京ばなな


免許更新のため実家に帰ってきました。

前日は久々のサークルの飲み会(酷かった・・・。頼むからみんな吐かないでー。見てるこっちがいっぱいいっぱいになってきます。私はこっそり持参のペットボトルのお茶をこっそり飲んだりしつつ適度に誤魔化して乗り切りました。つぶれるの嫌い)の後ダーリン邸に行き朝まで起きていたのでフラフラになりながら新幹線(混んでる)に乗って、後は爆睡。

新幹線乗るのなんて久しぶり。座席が広い!足延ばせる!素敵!
新幹線は大好きです。ああ、帰るんだなあって実感。「ひかり○○号 岡山行きです」なんて言葉を聞くだけでクラクラしちゃいます。東京駅のあの雰囲気も好き。東京ばななとかトップスのチョコレートケーキとか買うのも好き。駅弁と一緒に買ったペットボトルの(大清水とかのね)緑茶を飲みつつ確保した席からホームを見るのも好き。

いつもだったらアエラか週刊文春を読むのですが今回はそんな体力はありませんでした。あー富士山見たかった。悲しみー。

どうでもいいのですが東京ばななの「見いつけたっ」って何なんでしょうかね。かくれんぼか?東京には名物なんてないぜと思っていたけど東京ばなななんて美味しいものを見つけちまったぜってことなのかしら。誰か教えて詳しい人。


2002年10月09日(水) 働くということ


ゼミで先輩方の就職話を聞いた。

自分が「何をしたいのか」と、「何ができるのか」は違うと言われた。
文章を書いてそれで食っていくこと(新聞記者とか雑誌の記者とか)に憧れていたけど、私は文章を書くのも得意とは言えないし、何より行動力が無い。時には相手(取材対象)のプライバシーにまで入り込んでいく積極性も度胸もない。

自分の欠点ならいくらでも列挙できるけれど、長所なんてどれだけ考えても出てこない。(おかんに「私のいいところって何かなあ?」って聞いたら「字は下手じゃないんじゃない?」と言われた。ヒドイ・・・)。

はあ。どうしたらいいのやら。自分と向き合うのって難しいよね。やりたいことはあってもそれに見合う自分が無いのは悲しいね。
今のところ志望業界は金融(日本経済を再生すべく)と新聞社なのだけれど。どうなることやら。というか私なんかが働けるのか本当に。
はあ。


2002年10月08日(火) Ich liebe dich!


写メール日記に書いたのですが、昨日の深夜、ドイツのamazonでオペラ座の怪人(ウィーン版)を買おうと悪戦苦闘しておりました。

ドイツのサイトなんですから当然ドイツ語です。ドイツ語なんてイッヒリーベくらいしかわかりません(しかもイッヒリーベつうのがどういう意味かなんてわかりません)。仕方ないのでこちらのサイトでドイツ語を英語に訳してもらって、それを辞書を引きつつ解読。こんなに英語読んだのって久々かも・・・。しかも3時間近くかかってなんとかオーダーをし終えたにもかかわらず、注文確認のメールが来ない!(注文受付がなされたら自動的にメールが送られてくるはずなのに)焦ってもう一回注文し直してもまだメールは来ない。

途方に暮れました。しかしクレジットカードの番号も送ってしまったし、このままでは不安です。故にメールで問い合わせようと思ったのですが、ドイツ語なんてわからん!同じヨーロッパなんだし英語でもオッケーでしょ、と思って下手な英語でメールを送りました。返事も英語で下さいと書いておきました。

そしたら今日メールの返信がきて(流暢な英語であった)、注文がちゃんと送信されていないのでもう一回オーダーをやり直せと。そしてもう一度やりましたとも。

今度はちゃんと送れた。確認のメールも来た。よかった(涙)。

しかし言葉が違うとこんなに苦労するのねーと思いました。日本語だったら読み飛ばす利用規約とか宣伝文句とかも、ドイツ語だと何かわからないからいちいち訳して読んでしまうし。だからやたら時間がかかるのですね。

それと、喩え下手でもダメでも英語を習ってて良かったと思った。心から。学校教育万歳。

こぼれ話①
上記の翻訳サイトはドイツ語→英語は、意味の通った英語になるけれど、さらにそれを英語→日本語に直すととてつもなく変な日本語になる。やっぱ日本語って変わった言語なのかしら・・。語順とか確かにヨーロッパ圏の言葉と違うしね。漢字もあるしね。日本語って難しいのね。そんな日本語がペラペラの私はやっぱりすごい?(馬鹿)

こぼれ話②
上記の翻訳サイトは役に立つだけでなくなかなか面白いです。私はこれを使って色々遊んでいました。

例えば「世界の言葉で I love you」(アイラブユーを色々な言語に訳してみました)

フランス語・・・「Je t'aime」(ジュテーム。これはお馴染みですね。しかしなんてステキな響きなのかしら。甘い~)
ドイツ語・・・「Ich liebe dich」(イッヒリーベってそういう意味だったのね。最後のやつはなんて読むのかしら。しかしさすがドイツ語。アイラブユーなのに勇ましい感じが致しますな)
韓国語・・・「나는 너를 사랑한다」(ご存知サランヘヨー。韓国人の方には申し訳ないのですがなんとなく情けない響きな気がします。サランヘヨーなんて言われたら笑っちゃいそう・・・。しかしいつ見てもハングルは文字に見えません。暗号か!?)
スペイン語・・・「Te amo」(シンプルなり。日本語で「愛してる」なんてなかなか言えないけどこれなら言えそう)

ちなみにこのサイトで「I love you」を日本語に翻訳すると「私はあなたを愛する」となります・・・。


2002年10月07日(月) まなざし


学校の健康診断に行って参りました。

視力が下がってたよ・・・0.8と1.0。
別にそんなに悪くないじゃんと思われるかもしれませんが、私はずっと両眼1.5の今時ものすごい珍しい視力の持ち主だったのです。

なんで大学生になってから下がるんさー!(勉強してないのに!)

子供の頃から薄暗いところで寝転がって本を読むのが大好きだったのにずっと健全な視力を維持していたので油断してました。思えばテレビを見ないことでこの視力は維持されていたのかも。相変わらずテレビは嫌いですが、大学生になってからネットをするようになったのよね・・・。私はかなりのインターネットユーザーで。恥をしのんで告白するとおうちにいる時は寝てる時と本を読んでいる時以外はずっとネットをしています。

引きこもりかよ。

ってなわけで、1日のネット時間は1時間にしようと決意!脱ネット依存症!視力回復!


2002年10月06日(日) お勉強のできる人


私は男女問わず頭の良い人が大好きです。

「頭が良い」というのは別にお勉強が出来るって意味の頭の良さではないのですが、私が喋ってて「この人頭いいなあ」って思う人は例外なく学校のお勉強も出来る人だったりします。

だから私の中で「知性がある→学校のお勉強もできる」ってことなんですね(但し逆は真ならず)。あくまで私の経験則ですからそんなことないっていう意見もあるでしょうが。
だから「あんたは高学歴好きなのか」と問われたら否定は出来ません。うわっ。やな感じですね。

前にお友達数人と「結婚と恋愛は別か」みたいな話題になった時に、「やっぱ結婚は経済力のある人とじゃないと」という堅実で現実の厳しさを認識している友人たちを前にして、私は一人で「別じゃない!好きな人と結婚するのが一番だ」みたいな青臭い主張をしていたのですが、その堅実なお友達の一人に「だってあんたが付き合ったり好きになる男はみんなエリート候補ばっかやんか」みたいな突っ込みをされまして。

すなわち私は頭の良い人が好き→高学歴(ハセ理論)→エリート候補というわけです。恐ろしいですね。無意識のうちに(将来の)経済力重視!な男を選んでいるのですね!

確かに高校時代に付き合っていた人は今や東大生です。官僚志望らしいです。
中学高校時代に好きだった人(フラれたので付き合ってはいない)は医学部に行ってしまいました。
今のダーリンは弁護士志望です。

なんか・・・私ってこれはちょっと人間的にどうなんか、という感じですよね。エリート大好き!みたいな。いや、それはそれでいいんだろうけど、なんだかね。お友達も秀才タイプが多いし。

大学に入ってまで偏差値やら高学歴やらに拘るのもみっともないというか何というか。でも好きなんだもーん。頭の良い人。人は自分に無いものを求めると言いますが、私は頭が良くてかっこよくて(ハセ基準で)細い人が好きです。はっはっは。

自己嫌悪に陥りながら終わる。


2002年10月04日(金) 深夜特急


ものすごく今更なのですが、深夜特急を読んでます。
アジアを放浪するバックパッカーたちのバイブル(・・・・と齊藤美奈子に揶揄されていた。関係ないが齊藤美奈子の「読者は踊る」は一気読み必至。彼女の文章のキレの良さには感服します)。

今だったら1年かけてアジアを放浪するってのは珍しくもなんともないのでえしょうが、当時(1970年代)としては斬新なことだったんだろうなあ。なんて私は今でもそんなこと出来ませんが。ビビリキングなものでね。

バックパッカーには結構偏見を持っている私ですが(旅の危険自慢がうざいとか、パッケージツアーを馬鹿にすんなとか。バッパーのみなさんごめんなさい。私の周りにいるバックパッカーがそんな感じなもので・・)、この本には割と好意的です。偉そうな言い方ですみません。正直に言います。面白いです。
この本好きっていうのは結構勇気がいるのです(ベタだから←これまた偏見)。

多分自分に対して客観的に書いてるからだろうなあ。あとエンターテイメント性も忘れてないから。旅話っていうのはどうにもこうにも喋ってる本人だけが面白いってものになりがちですが、この本はそんなことないです。アクシデント、ハプニングもありつつあくまで冷静な筆運びが見事です。私も旅行話をする時にこういう風に話せたらいいのにと思いました。旅行はとても楽しいのだけれど、その感動を伝える語彙も表現力もなく、いつも「すっごい良かったよー。もう一回行きたい!」という毒にも薬にもならないようなことしか言えない自分を反省。

あーどっか行きたい。
こんなことしか言えなくてごめんなさい。


2002年10月03日(木) ファースト・プライオリティー


もう大分前のことだけど、山本文緒の「ファースト・プライオリティー」を読みました。

この作者の「意地悪な視線」がすごく好き。単に他人に対してだけ意地悪な視線を持っているならただの嫌な人だけれど、自分自身に対しても鋭い視線を持っていて、どこか一歩引いて見ているようなところが好き。
性格の悪い主人公を書かせたら天下一品ですよ彼女は。

突然話は変わるのですが、最近どうにもこうにも年をとったと感じます。高校生がまぶしいです。若いってステキ。年をとってからしか見えてこない内側からの美しさみたいなものもあるのでしょうが(本当にあるのかどうかはしらん)、やっぱり若いうちにしかない美しさっていうのもあると思う。傲慢で、残酷な美しさ。

どっかで読んだ話なんですが、実際より若く見られて喜ぶようになったら年をとった証拠らしい。はっはっは。私のことかね?確かにミドルティーンの頃は、年上に見られたがってたよなあ・・・。

なんだかとってもまとまりのない内容ですが(いつものことか)、終わり。


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