京のいけず日記 もくじ|前の日|次の日
父のことでお気遣い頂き、ご心配かけてすみません。 急性腎不全という診断で、2週間の検査、治療入院となりましたが、ベッドの上で競馬中継を見たり、思ったより元気そうで、まずは安堵したところです。 ![]() どこかで見たことはあるなぁ、と思いつつ。 え… 名前なんだっけ…? にこやかに微笑みつつも内心たじろいでいる私。 椅子から腰を浮かせて、彼女から懐かしそうに声をかけてくれた。 優しくて、和風美人の、芯の強いしっかりした彼女。 ともすれば個性がぶつかり合うグループのクッション役のような女の子。 なかなか希望通りの仕事とはいかないが…、元気で過ごしているとのこと。 良かった。と安心した。 私が沈んだその店は人の良さそうなマスターが一人切り盛りする小さな店で、昼飯時などは、かなり辛抱して、料理が出てくるのを待たなければいけない。 「ここ。何だか落ち着くんですよね」 彼女もよく来るんだという。波長が合うみたいで、何だか嬉しかった。 私と彼女の間には空きテーブルが一つ。 そんなに話したければ同席するなり、もっと接近すればいいのにと思うが、 そんな自分を内心苦笑しつつ、距離を測ってる。 善意であれ、愛情であれ、自分の中に踏み込まれると逃げ出したくなる。 自分も傷つきたくないし、人も傷つけたくない。 それもあるが、ひとり気ままにいて囚われたくない。 だから相手もそうではないかと遠慮する。 同じ匂いを漂わせた彼女、ビミョーな距離は縮まらない。 ひとしきりテーブル越しに話をして 「また会うかもしれませんね」と行って別れた。 職場でも、夫婦でも、時に、このビミョーな距離が淋しくもあり…。 煩わしいのに人恋しい…。天の邪鬼ねえ。 対、子どもは…。そんな上品なこと言ってらんない時があるな…(^-^;) 土足で踏み込む…。踏み込まれる。でも。そろそろ大人の距離が必要かも。 私と誰かさんの間には… ←←←←(妄想) きっとビミョーな距離どころか、鋼鉄の壁がそびえ立っているんだろうなぁ。 指の先でちょいと穴をあけられる障子一枚の優しい距離だったらいいのにな。 ううん。その時は、やっぱり人の感情などおかまいなしの猫になって 嫌であろうが、なかろうが、淋しいときだけ擦り寄ってやるんだ♪
午前中は講習、午後からミーティングと、今日も仕事だった。 早朝より人出の多い某駅周辺は、今週あたりが観光シーズンのピークかな。 仕事明けの年末に、懲りずに会津へ行こうなどと、夫婦間で旅行話が盛り上がっていたが、どうやらお流れになるかもしれない。 ![]() 一昨日、夢を見た。 何の脈略もないワケの分からない夢だったが、そこに父の顔があった。 最近、忙しさにかまけ、ろくに顔も見せていないことに思い当たった。 そんな矢先のこと。朝に、実家近くに住む姉から電話があったらしい。 午後7時。仕事から帰って、その旨、子どもから話を聞いて電話した。 先日、おすそ分けした鮭のお礼かしらん、などと脳天気に電話を掛け、 「お父ちゃんが…」 のトーンダウンした姉の声に、全てを聞く前に話を理解した。 母が亡くなって一年と半年。若い頃から病気持ちの父は80を超えている。 こういう事態もどこかで予測していた。 うん、うん、と頷きながら、体の芯が急速に醒めていく。 自分でも驚くほどに、冷静に、必要な事を聞き出している自分がいる。 体中が痒く、おしっこも出ず、腎臓の機能が著しく落ちているらしい。 体調不良で診察に行って、そのまま入院することになった。 姉の話では、幸い、急にどうこうという話ではないらしいが…。 とにかく、明日、親不孝の顔を見せに行ってこよう。 その日がやってくるのは、そう遅くはない。 いつかは誰だって、日々に決着を付け、独りで、さよならするんだ。 ネットでそれらしき病気を調べていると、ダンナが素っ気無く言った。 「それやったら、死ぬで」 悪気じゃない。ないが、それだけに、無神経さに腹が立った。 お互いどんなに優しくても夫婦は他人なんだろう。 私が何も返事をせずに背を向けていると、 お休み…、と、小声で言って部屋を出て行った。 お正月の我が家の光景…。 風来坊の兄の姿はないが、毎年、父と、母と、姉夫婦と、私達家族、恒例のお墓参りをして、その帰りに皆で少し豪華なお昼を取る。 そんな年に一度の平凡な絵から、母が抜けて、2年が経つ。 変わりない、おだやかな日々が、少しでも長く続けばいい。 確かに退屈かもしれないが、今日は、永遠とは続かない。 若い頃からの酒も、煙草も、競馬も、とうとう年貢の納め時かなあ。 好きなことが出来ん人生なんて意味がないなんて言うなや、お父ちゃん。 うちにはそこに居るだけで意味があるんやから。
← えー。他意はありません。 週末やし。明日も仕事やし。やけくそやし。 ええやん。甘えて泣きみそ垂れたいねん。 今。らくがき絵とは全然違う、土臭い街道の雲助みたいなところのある誰かさんの小説読んでます。近藤と盟友というよりは…一生懸命な子分みたいな感じかなぁ。 ちっとも正しくない。優しくない。如才なく、センチメンタルじゃない。己の欲望にストレート。分かりやすくていいな。この歳三。 松永義弘:著 「土方歳三」 …この頃、JRで通勤の行き帰り、よく思うことなんですが。 ええ、おっちゃん連中、何だか疲れていません? 電車が到着したら、体裁もなく、空いた席に我先にごり押してくるのは、 おばちゃんの専売特許だと思っていたんですが。 最近、我先にと強引に押したり、器用にするすると入ったり…。 若いのから、よれたおっさんから、男の人が多いと思うのは気のせいかな。 人が並んでいるのに肩で押す。 目の前の席が空きそうで降りる人が降りてから座ろうと思っていたら、 遠くから無理やり押し入ってきた、おっさんに陣取られる。 萎びた、おっさんばかりか、体格の良い、若い男性もそうだ。 人を押しのけてドカッと足を広げて座り、おもむろに取り出すのはマンガ雑誌。 通路で座り込むのも若い男の子が多い。カッコ付けるわけじゃなくダルそうだ。 もちろん、みんながみんなじゃないけれど。 お疲れさんなのは分かるけれど。 その点、30代前後からおばちゃん予備軍の女性達、結構、毅然としてないか。 か弱き女…をとは言わないが、ちょっと唖然とする。 痩せ我慢、格好付けもちょっとは必要じゃないかい。 重い買物袋の一つでも持ってみろ。 仕事から解放された帰路の中の通勤電車、油断大敵、見られてるぞ。 がんばれ、おっちゃん。
北海道へ旅行中の知人から新巻鮭が届いた。 子ども達とやいのやいのと言いながら、小分け後、さっそく石狩鍋に。 ![]() 先日、とあるスーパーのラーメン屋さんで食事した時のこと。 一見三世代かとも思われる、同じような、ふくよかな体型の女性が3人。 ベビーカーを押して混雑する店へ入ってきた。 祖母と、赤ん坊のお母さんらしい娘さんと、その叔母さんといった雰囲気。 娘さんと、叔母さんらしき二人は、ラーメンを待っている間、座った席が禁煙席だったので、カウンターの空いた席に陣取り、ラーメンを食べている人の隣で、体の向きをテーブル側に変え、おっさんのように煙草をプカプカやり出した。 (うちは実家が煙草屋でしたので煙草は気にならないのですが、態度がね。 女捨ててる…って感じ (^-^;)) 一方テーブル席。ベビーカーの赤ん坊と向き合う形で座った、おばあちゃんらしき人は、食品売り場で買ったと思しき、たこ焼きのようなパックをおもむろに空けて、赤ん坊に食べさすのかと思えば、パクパクとほとんど自分で食べている。 料理が運ばれ、赤ん坊の世話はもっぱら祖母と、叔母さん任せで、食べるのに夢中。そのくせ赤ん坊に向かって、親独特の乱暴な言葉をかける娘さん。 席が近いので嫌でも目にしてしまう。大きな話し声も耳にしてしまう。 ここは公の場だ。 子どもを育てる事は大変だし、余所は余所のこと、余計なお世話だと思うけれど、似たもの女3人に囲まれた、この赤ちゃん、どんな子どもに育つだろう…と、ふと案じてしまった。 健康であれば、ふくよかな体型を悪戯に気にすることはないが。 ブヨブヨ系(…人の事は言えない)のだらしなく見える彼女達の体型を見ながら、体は人を現す。その人の生活が、性格が、時に透けてみえるものだと思う。 こんな風に私も見えているのかな。 もっと緊張感を持とうと思ったしだい。
日曜日の夜。夕餉の団欒をすませた後、夫婦そろってパチンコ屋さんへ。 (ほんとはダンナが負けると気が悪いんで、一人でお出掛けしたいのねん…) 最近やるのは決まっていて 「CR暴れん坊将軍」(古いんで設置店減ってます) で。めでたく揃いますと、例のテーマソングが鳴り、上様のご登場というわけですが…。大写しにされる健さんの顔を見ながら、あぁ、これがマツケンサンバになっちゃうのね、とか儚みつつ、世のうつろいにしみじみと浸ってます。 松平健のファンでも何でもありませんが、6Rの蛍のところとか、12Rの雨(長屋の風情)のモノクロのスチールが好きなんですよね。 刀や、雷などの仕掛けも、実写映像も面白いし、あと確変じゃない時の音楽が渋くて、耳にすごく心地よいです (…いや、それだと困るんですが) まぁ。でも、遊んで面白いのはやっぱり羽根モノかな。 …困った奥さん。 ![]() 結局、月曜日の朝、通勤カバンの中に放り込んだ本は、松永義弘の「土方歳三」でした。 多摩弁の歳三さんが出てくるやつです。土方歳三最期の一日のあの日に総司らの幻影に向かって「おらあ。知らねえぞ」ですもん(笑) でも。こういう歳さん好きだよぉ。 時代小説が好きです。本を読み、時代を読み、人を知り、そんな中で、つくづく新選組とか、歳三さんとか、世界が狭いな、人物が小さいな、と思うのです。 キャーキャー脚光を浴びるほどの存在だったのか、とか。 何で、こんな人達に惹かれてしまうんだろ…、とか。 いけずな、こんな自分自身への疑問と30余年付き合ってます。 未だに明快な答えはありません。 あるとすれば、好きに理由もへったくれもねぇ、です。 井の中の蛙は高い空を見上げながら、それでも狭い井戸の中で、 一生懸命に生きていたんでしょう。
今月に入ってから嵯峨嵐山一帯にて左のような、お手製行灯がニヨキニョキ出現いたしております。 12月9日(金)~18日(日)にかけて 「京都嵐山花灯路」と題しまして、大小のお手製木製行灯他、清水焼きや、北山杉、竹などの様々な行灯によるライトアップが一帯で楽しめるようです。 来月、ご旅行予定の方はぜひどうぞ。 土曜日。まだ午前9時前だというのに人が多い。 いつもは客待ち顔の人力車のお兄ちゃんも軽快に客を乗せ車道を走ってる。 いいな。どっかへ行きたいなぁ。こっちは今から仕事だもん。 帰りはまだ観光時間の真っ只中…。遠回りして帰ろうか。 週末、交通規制で車は一車線になるが、車道にまであふれた人ごみの中を、 チャリで走るのは結構恐い。 押して歩けば歩いたで一人とチャリ分、幅を取るようで悪い気もするし。 はいはい。健康のためにも30分弱を歩いて通えばいいのでしょうよ。 乗用車、歩行者の皆さま、どうかチャリを冷たく見ないで…と思う、昨今です。 ネット観光をどうぞ → e-嵐山.com へ …何だか久々に画像をアップしたなぁ。 出稼ぎ仕事が始まってから、まだ落書きして遊ぶ気力なし。 とうぶんは本の中でいろんな歳三さんと遊ぼ♪ 池波正太郎の「その男」を読み終わりました。 文庫本3巻中、土方歳三の名は一度だけ…例の「これからの戦は刀槍では」の言葉とともに登場するだけで、組まわりとは全然関係がないのですが。 いやぁ。面白かったです。別の角度から幕末を見せてくれます。 中村半次郎(のちの桐野利秋)や、維新後から西南戦争へいくくだりも飽きさせませんし、主人公の虎之助の江戸っ子ぶりがいいですね。 あらためて感想は通勤文庫の方に。…いつか。 維新後、第2代の京都市長は、西郷隆盛の子、菊次郎だったそうです。 へえぇ。そうなんや。あの西郷さんの。まったく知りませんでした。 維新後、天皇さんが東へ行ってしまった後の京都は、気落ちした中にも、 何やらエキサイティングで刺激的で今よりずっと面白そうです。 で。月曜日からは松永義弘の「土方歳三」を読もうか、それとも秋山香乃の「新撰組捕物帖」か、はたまた本屋へ走って、池波正太郎の「幕末遊撃隊」を探して読むか、迷っています。とりあえずカバンに何か本を入れとこ。 来週は水曜日が祝日なんで、ちょっと嬉しいです。
出稼ぎ生活10日目。やっと週末。明日は古巣での仕事。へとへとです。 ![]() 今年も、もうそんな季節なんですね。 こっちでも飲み会するだろうなぁ。 立場上、断るわけにもいかないし。 お酒と、宴会ノリが苦手な私には、 何ともビミョーな季節です…。 好きなことで朝までくっちゃべるのは 大好きなんですけどね。 そりゃ、もう。 しらふで絡んで離しませんよ。 今日は人の関わりについて悲喜こもごもの事がありました。 そんなに親しくなかった方から、突然、遊びに行ってもいいか、などと連絡があったり、誘われるのは、たいてい選挙の時とか、何かの勧誘なんですが。 それを昔の受講生さんからやられると、ちょっと辛い。 元気にしてた? 仕事見つかった? 話したいことが、パンフ一枚で興ざめに。 慣れぬ営業。大変ねぇの言葉より、契約書の紙切れ一枚の方がよっぽど慰めになるのだろう。 けれど。乗れぬ相談。冷たいようだけど、そこまでの情も、義理もない。 足を運ぶ事に色々と思い迷っただろうに…。 冷たい対応、その上で、めげずに頑張れと励ますのは厚顔か。 何とも淋しかったなぁ…。 で。そんな一日の仕事が終わって、帰り道。 何となく沈む気持ちに合わせてか、冷たい雨が降り出した。 傘もなく、駅から家までの道を、とぼとぼと歩いていた。 すると、自転車に乗った見知らぬおばさんが、わざわざ自転車を止めて。 「自転車で帰るから、良かったら、これ使ってください」 と、白いビニール傘を渡してくれた。 え…。子どもみたいにドキマギして、礼を言い損なう内に行ってしまった。 子どもの頃、夕立で、知らない家の軒先で困っていたら、家の中からおばさんが出てきて、これ持っていき、と渡してくれた。 バスの中で小銭がなく、運転手さんも両替が出来ず、困っていたら、回数券をそっと渡してくれた。 白いビニール傘を差しながら、そんな事をふと思い出した。 ちょっと嬉しかったなぁ。 もしも、雨の日に、私が傘を二本持っていたとしたら…。 見ず知らずの他人に「どうぞ」と手渡すことが出来ただろうか。 傘にしても。何にしても…。
この頃の子って、面と向かって、あんまり「あだ名」とか付けへんのかな。 娘たちに聞いても、どっちかっていうと名前で呼んでいる方が多いみたい。 自分自身、付けられて嫌な思いをしたあだ名もあったけれど…。 その名で思い出す顔の方が懐かしいのは何でだろう。 ![]() 悪意による流出ではなく、顧客名簿などを保存したメディアをうっかり持ち出して、どこかに置き忘れる。考えただけでも、げに恐ろしい昨今…。 情報流通の拡大、IT社会の急速な進展によって、もたらされた歪に対応すべく、個人の権利利益を保護するために「個人情報保護法」が制定された。 全面施行されたのが今年の4月1日。仕事柄、耳にする事が多い。最近、チェック体制も強化されてきたようだ。うっかりは許されない。十分に気を付けよう。 …と。これで終わったらいいんですが、そうは問屋が卸さないのダ。 いつもの馬鹿が…以下、続きます。 中高生のいる我が家には、塾や、家庭教師の勧誘の電話がやたらと多い。 まったく知らない相手から「お宅のお子さんは何年生で。どこの中学で…」 などと言い当てられ、あげく将来の心配まで聞かされる。 電話口の相手が今どんな顔をしているか、容易に想像できないんだろうか。 ま。向こうも商売だから、想像出来ても痴れっとしたもんですが。 「その情報どこで御知りになったんですか?」と聞くと、しばし間があく。 顧客情報が当然のように売買されている世界。こちら側にしても、懸賞や、アンケートやら、自分から安易に情報をばら撒いているせいもある。 ……あれ…? えっと。 何が書きたいんだっけ…。 えっとですね。 自分の情報が漏れるのは嫌だし。 まして名前や住所どころか、クレジット番号とか、口座番号とかね。 ところが。自分の情報を知られるのは嫌だけど、他の情報は知りたい…という、勝手な、もう一人の自分もいるわけで。 いつの頃だったかな。子どもの学校でのクラス電話連絡網。 今までならクラス全員の名前と、電話番号が記載されていたわけですが。 今は自分が回す人のだけ、数人の苗字と、電話番号を記載した小さな紙切れをもらってくるのです。 事足りるといえば足りるし。それぐらいなら悪用、流出の恐れも少ない。 なるほど、…ですが。 卒業記念アルバム。 昔なら生徒の名前はおろか住所なども後ろに書いてあったりしたのですが、 今はもちろん載っていません。 同窓会名簿などが売買される世の中ですから当然なんですが。 そんな話を茶の間でしていて、長女がふと言ったんです。 「大人になってから同窓会できひんやん」って。 公の名簿が無くたって、手段はある。 仲の良い友達。友達の友達。そのつてで連絡を取り合う。 だけど。幻の名簿から漏れ落ちる子もいるやろね。 (落ちて幸いってな子もいるやろけど… (^-^;) ん。 私のことか) まぁ。何十年も年月が経てば、子どもの頃に住んでいた所にずっと居る人なんて少ないから、同じことなんやろけどね。 ただ。なんちゅーのか。 公にしても、個人にしても。…集団とか、組織とかが苦手な私でも。 名簿一つ気軽に作れなくなった世界って、淋しくて窮屈やなぁ…。 と、ふと思うんですわ。 誰やねん。 リソースを共有するネットワークの世界に、悪意と、ビジネスを持ちこんだのは。 などと支離滅裂なアホなことを思うわけです。
疲れた…。月曜日からこれだもん。土日が仕事だったので休んだ気がしない。 年々、体力はなくなるばかりだ。みっともないが。…でも、まだやれるぞ。うん。 ファイトー! いっぱぁぁつっ! ![]() 米大統領が入洛とあって、京都市内、検問があったりして何やら物々しい。 「金閣寺のとこなぁ。盾持った警官やらで、すごい事になってるで」 と長女が帰ってきた。まる子ちゃんもヘリコプターが飛んでいたと報告する。 私も朝の通勤時、御所に近い通りで、検問に立つ静岡県警の車両を見た。 全国から警察官が動員、配備されているのかな。 朝、相方の大阪人も、 「おはよう」の代わりに「そこ検問やってたで…」と部屋に入ってきた。 「ブッシュさんが来るんやて。御所」 「静岡の車も来てたやんな」 「そやろ。警官多いしなぁ。道も混雑しそう」 物々しい警官達がたくさん立っている光景は、近寄りがたく、恐い。 一人一人違うのに、同じ制服と、制帽を被った警官は、みんな同じ人のようにも見える。悪いことなどしていないのに、何だかドキドキして遠巻きに見てしまう。市民の協力というより野次馬だ。 …遠い昔、将軍が京にやったきた日。口さがない京雀もこうだったのかな。 と、ふと思った。 千年のいけず? …さぞかし(彼ら)は居心地悪かっただろうなぁ… ^_^; 理や、権威や、天下のことより、大事なのは自分達の変わらぬ暮らしぶり。 勝手だが、良いも悪いも庶民のしぶとさだ。 6時前、仕事が終わって、とあるビルから出てくると、暗い中、派手にまだ検問をしていた。ピリピリと緊張した空気が走る。えらい人が、無事、帰らはるまではしょうがないか。警察官の皆さま、ほんにお疲れさまです。 ・・・通勤文庫、更新しました。
![]() 女性の作家さんらしく情感にあふれた細やかな筆です。感想は遅くなりそうですが、HPの方で書きますね。 維新後、星享を暗殺した伊庭八郎の弟、伊庭想太郎や、遊撃隊の本山小太郎など、あまりよく知らなかったのですが、世界がうんと広がりました。 私も「かわいいな」って歳三さんに頭撫でてもらいたいです。うふっ。 新たな出稼ぎ仕事が始まって、三ヶ月のJR通勤生活が始まった。 今回は就業時間が30分ずれているので朝が少し楽。 子ども達が学校へ行くのを見届けてから家を出ても間に合う。 それでも朝が楽な分、帰りは遅くなるわけで…。 夜が連ちゃんになる日は、家に帰るのが11時近くになってしまう。 方向違いの仕事場。朝、家を出たまんまだから、帰りの足、チャリがない。 徒歩となると、私鉄の駅から自宅まで、私の足では25分ほどかかってしまう。 残業のない日は、ダンナが駅まで迎えに来てくれる。 仕事して帰ってきて、子ども達に晩御飯を食べさせ、その上、妻のお迎え。 面と向かって怒りはしないが、何も言わなくても分かる疲れた顔…。 休日、ダンナ孝行をしようと思うのに、土日に仕事を入れてしまったり、 時間があればあったで、何をしようかと自分のことばっかり考えている私。 二人の子ども達も、学校や、クラブ、友達との約束などで忙しい。 50を超え、人生の峠を越え、ゆるやかな坂道にさしかかった途上で、 ささやかな城の中で一番淋しく思っているのはダンナかもしれない…。 小説「雨に紛う」の中に あめの日はいとゞこひしく思ひけり 我がよき友はいづこなるらめ という伊庭八郎の有名な歌が紹介されていた。 八郎が、雨の日に愛しく思い出すのは、遊撃隊の仲間達か、それとも、 義妹で許婚の礼子との思い出か…。揺れる彼の心情が描かれていた。 はて。ダンナが恋しく思うのは、仕事や、古くからの友人だろうか。 それともこの出来損ないのダメ妻だろうか。 ごめん。
今日、新聞で久しぶりに目にしました。漫画家、三原順 「はみだしっ子」。 水野英子や、西谷祥子に始まって、このあたりまでかな。 少女マンガが分かるの…。 坂田靖子とか、陸奥A子とかも…この時代でしたっけ。ふと。 ![]() ダンナと所得の話などをしていたら、段々、熱くなってきまして。 久々に税額やら、保険の計算やらソロバンはじいていたら頭が冴えちゃった。 片方が、厚生年金やら、健康保険やら、社保を払い。もう片方は請負なんで、社保には入れず、尚且つ、形は給与所得(経費を盛り込めない。コラ)尚且つ、限度オーバーのために国民年金、健康(+介護)保険などの国保を払う。 サラリーマンの妻は上手に扶養控除内に収めるか、130万を超えたらバリバリ働くか…のいずれかですね。勤労意欲をそぐような。ちょっと理不尽にも思います。中途半端が一番困る。 だけど、ほどほどがいいんです。家の事もしたいし(…したかったのか?)仕事もしたい。…欲張りなのかな。個人事業主や、単身で働く女性から見れば、何をそんなに甘いことを…でしょうけど。ね。 (^-^;) 家の話が再浮上。持ち家がこうで、現在の貯蓄がこうで、年齢的にどれだけのローンが組めるか、とか、逆算したらこれが相場だとか、そんな話をしたらダンナは口をつぐんでしまった。ほんま楽天家…。なんも考えずに言ってたのね…。
![]() 昨年、JRのホームで見かけたサラリーマンの寒い風景 通勤絵日記再開 人間うおっちんぐ またこんな日々が続くのね… ここ数年、教室仕事とは別に、定期的に仕事に出るパターンが続いている。 コンビの相手方とも気心はしれているし、内容も変わらない。 で。一番しんどいのは、実は、毎朝の出勤だったりする…(笑) 朝、子どもの弁当を作ったあと二度寝しそうで怖い。「約束の時間を守る」という社会人としてごく当たり前の事が、実はかなりのプレッシャーになる。 それでも、まわりの人が私を見て。 とても、そんな風には見えない。責任感があって、信頼出来る、優しい人。 と言ってくれる所をみると。相当、…無理してるぞ、おまえ。 時々、ほんま何もしたくない、落ちてしまいたいって気になります。 神さま、もうええやろ、って感じで。 ほんま無理でもしていないと、人間失格まっ逆さまに落ちるタイプだもんね。 はぁー…。 でね。前回の出稼ぎが終わった時にいろいろと目標を立てたわけですが。 絵の方も。DBの勉強にしても。んーー中途半端だなぁ。 家のことも全然片付いていないし。 出来る時にしないで、出来ない時になると、俄然したがる。悪い癖。 試験の最中に徹夜でマンガが描きたくなったり、読んだりしたくなった、子どもの頃のまんまです。あーあぁ。来年、終わったら頑張ろ(笑) 今度は若い子ばっかりとか…。 このおばちゃん、大丈夫かね。気合入れていきましょう! お仕事です。 あと1日。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ …最近、らくがきが描けません。何でかな。絵画教室行ってからかな。 ヘタっていうのが十二分に分かったから、恥ずかしくなっちゃったのかな。 通勤環境が変わったら、また描きたいような絵に遭遇するかも。 毎度、お見苦しくてすみません。 弱ったな、としゃがみ込み、こめかみに指をあて、上目で見上げる、土方。 ↑ 伊庭八の義妹(許婚)を説得するシーンで小説「天に紛う」に出てきます。 このウ○コ座り?の子どもぽい仕草の歳三さん、描きたいな。誰か描いて♪
すみません。…頭の中にふと浮かんだのが、2ちゃんねる風。 「こい」と念じたら「来てくれました」月よりの使者。ほぼ2ヶ月ぶりです。 席を外せない仕事中だったので、最悪でしたが。まずは一安心。 でも。もしかして…とも考えました。何せ人のすることですから…穴がある(笑) ![]() 押入れの奥にまだ眠る、 ベビー用品類。 あれも始末しなくちゃね。 間違っても、そういうのには 縁がもうないようです…。 水曜からの仕事が始まる前になって良かったな。 …更年期突入か。 自覚しよう。自分の体。 お騒がせ。 本田美奈子.さんといえば、ミュージカルでの彼女を知らない私には、アイドル時代の「マリリーン」を思い出してしまいます。38歳…。若いな。ご冥福を祈ります。 ◎通勤文庫(以下のHPからどうぞ)へ、感想、追加しました。 ・陰陽寮 著者/著者 富樫倫太郎 ・新選組事件帖/著者 佐木隆三
ダンナは一瞬ギクッとしたが、しばらく間をおいたあとで 「…その心配はない」と苦笑して言った。 40年近く、一度もくるったことのない律儀な周期だけど。 たぶん来るべきものの前兆か…と打ち明けると、 その夜のダンナはやけに優しかった。 同情されている…と思った。 それでも、幾分、気を取り直し、 読書感想文でも一つ書いてやろうかと、本専用のBlog にアクセスしたら。 ![]() 「魅力…終わっている…」って。 おぉっ 何てナイス・タイミングだ! って。喜んでるバヤイとちゃうぞ。 なんだ。このヤロォ。 ご主人さまに向かって。 と。電脳のペット相手に遊んでいて、ふと…思った。 もしもダンナの思い当たらない方だとしたら…。 (そうだ。100%ないとは限らないもん (^-^;) …ありえねー) 今から、一から子育てのやり直しなんてぞっとするが。 一方で、もしも、この年で3人目が我が家にやってきたとしたら…。 きっと昔話のおじいさんと、おばあさんのように、宝物のようにして、 赤ん坊のほんの少しの時期を大事に見守ってやるんだろうなぁ。 育児書と首っぴきで、四角四面の神経質だった長女の子育て。 二度目の子育ては良い意味でいい加減にはなれたけれど、 それでも溢れる情報に振り回され、長女や余所の子と比べてしまった。 ほんの5年ほど前の私。 ひたすら子どもらから開放されて一人になりたい。仕事がしたい。 仕事で疲れたというダンナが羨ましかった。 育児を楽しむ余裕もなく、一度しかない娘達のその時々の表情をよく見てやることも出来なかった。悶々と、時間の自由が欲しいと願っていた。 今もまだ子育て中なのだけど。 もう一度、この手の中に赤ん坊の重みを感じることができたら…。 …いや、いや。ありえないから、のほほんと、こんなこと言えるんだろうな。 早くこいよ。月光仮面。 一体全体、おたくの体、どうなっちまったんだい? 医者は嫌いだもん。こい。
![]() ないんです。 今月 まだアレが。 できたのか。 まさかね。 始まる前のダルさがずっと続いてる。 体のリズムがおかしいから しんどくてたまらない。 おかげで 久々 この絵の気分。 これが噂の更年期の始まりってやつ? まる子姫のお赤飯も 炊いてやっていないのにさ。 今、無性にさ、きれいな絵が描きたくなってきた。 優しく笑う歳三さんの顔が描きたくなったきた。 …寝よ。明日になったら晴れるかも。
Sako
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