前回、ドアーズのことをここに書いて、その翌日から熱を出して寝込んでおりました。まる4日間。最初2日間は39度台の熱が下がらず。その後の2日間は38度台。2日目に休日診療に行ってきて鼻の中をぐりぐりされて、インフルでないのはわかってたんだけど、それだけにもっと早く回復すると思ったのに。本格的に寝込むことになりました。だから今年はクリスマスがなかったような感覚。こんなクリスマスも記憶にない。
その後。自分の熱が下がってから、こどもがリンゴ病にかかってたのがわかったんだけど、どうやらそれをもらってたのかも。自分は発疹さえ出なかったけど、高熱、関節痛、体の痒みなどの症状は確かに当てはまる。特に関節痛がひどかった…今はほぼ回復してるけど。
まぁ、そんな感じの年末です。来年はどういう一年になるだろうか…でも来年は今年の単純な延長線上にはないんだろうな。なんだかそんな予感がする。
ではね。皆様良いお年を。
2018年12月22日(土) |
THE doorsのファーストの歌詞のこと |
かつてドアーズ、というバンドがあった。ボーカルははるか昔に死んじゃっているので、もう再結成不可能なバンド。いや、彼の死後にほかのメンバーが歌って再結成しかけたらしいけど、全くダメでやめちゃったという伝説のバンド。
ファーストアルバムの発表が1967年というから、さすがにまだ自分などは生まれてないのだが、そのファーストアルバムがホント好きで。
このバンドを知ったのは1985年で、ファーストに入ってる「ハートに火をつけて」は幼少の頃に当時のポンキッキで流れてて知ってたので、それで割とすんなり入れた。いわゆるサイケデリックロックというやつだ。レイ・マンザレクの耳につくオルガン。ジョン・デンズモアの、ジャズやブルースの影響が色濃く残っているドラム。なにより、ジム・モリスンのヴォーカルと彼の紡ぎだすシュールな歌詞。
いや、この話をしだすと長くなるので。これだけでご飯3杯いけちゃうので。軽めにしとくつもりではいますが。
最近、当時のファーストアルバムのライナーの裏っかわに載ってた歌詞が違うんじゃないかということに気付いたので。
とりあえず発見したのは2か所。探せばまだまだあるんじゃないか。このクオリティだと。探しませんけど。
①アラバマ・ソング サビの、Ah moon of Alabama →これが正解。 歌詞カードは、Oh moon up high above us となっている。 もう全然違う。
続けて。
➁エンド・オブ・ザ・ナイト サビというか、一番好きなところ。 Some are born to sweet delight →これが正解。 歌詞カード、Summers born to sweet delight とあり。 これも違う。ちゃんと聴きとってないんじゃないかとさえ思える。
このアルバムを一番聴いていた高校時代は英語に興味なんてなかったし(今も別にないけど)、それでも歌詞の意味は知りたくて、かじりつくようにして歌詞カードをむさぼり読んでいた。そして当時の歌詞カードは訳詞がついていて、誤ったヒアリングに基づいたものだったから、それはそれはすごいことになっていて。なんせシュール。
①のmoon up high above us は間違ってるけど、なんか好き。文法的には意味不明でも、情景が浮かびそうな気がするから。
➁は正直がっかり。当時の訳詞は確か(もう現物ないので定かではないのだが)、「甘い歓びに夏が生まれ出る」とかなっていて、シュールかつ淫靡な雰囲気を感じてしまい、当時高校生だった自分は、大人になればこういうのが理解できるようになるのか、となんかドキドキしながら聴いていた記憶があるのだ。それが Some are born て。なんなんすかもう、という思い。
昔のアルバムを引っ張り出して聴いてみる、なんてことがこれからの人生でどれぐらいあるのかな、なんてことも思いながら久々に長い日記を書いた。 ドアーズの歌詞と同じで、勘違いに気付かないまま逝ってしまうことって意外にいろいろあるんだろな、などと思いつつ。
ではまた再見。
12月に入って若干時間的・精神的に余裕が出てきたんだけど、もっとたくさんやりたいことあったはずなのに、なんか疲れ果てていてまったくやる気にならない。来月になったらまた余裕のない生活に戻るから、今のうちだとは思うんだけど。でもやる気にならない。
部署の異動が近々あるような予感がする。
なんだかもう。
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