◇日記◇
DiaryINDEX|past|will
◇◆◇◆
布地を購入。
青地に花柄のを4メートル。
これで、フラのスカートを作る。
◇◆◇◆
父が亡くなった後のこと。
両親のかかりつけの歯医者に、母を連れていった。
帰り際、さあ靴をはきましょう、と思ったところに
院長が外から(恐らく隣の自宅から)病院へと入っていらした。
そう広くもない玄関で他の患者さんもいるなか、私は身を隠す場もなく
ただ院長と母の間に、阿呆のように突っ立ってお辞儀を繰り返していた。
そしたら。
院長が私を不憫に思ったのだろうか
「お嬢さんは・・結婚していらっしゃる?」と。
はい、と答えると、それはよかった、ではお父さんも安心だ、と(笑)
この歯科医師と両親との付き合いは長い。
たまたま、当時の父の勤務先のそばで開業されていたことがご縁で、
結局亡くなるまで、診ていただいた。
こんな、でくの坊みたいな、歳だけくってるけどなにもできなさそうな娘を
一人残していったのでは、父も気の毒だ、と思ったのかもしれない。
ありがたいな、と思ったのだった。
◇◆◇◆
早く2月が終わって欲しいような、それじゃ困るような。
◇◆
昨夜は、久しぶりに楽しく遊んだ。
友達に会うのも久しぶりなら、楽しかったのも久しぶり。
緊張しない友達と会う、会話を楽しむ、のはこんなに良いものだったのか。
◇◆◇◆
雪かきにはじまり、雪かきに終わる一日であった。
昨夜、というか今朝の午前3時くらいまでは、降っていなかった。
安心して眠り、起きると、一面の雪原。
だだっぴろい駐車場が一面、雪。
半分雪に埋まった私の車。
駐車場から出られないかと思いました。
まっすぐになら走られる。
しかし、ハンドルを切るとたちまちタイヤが空回りする。
まっすぐなら行ける。
だが、まっすぐに、道はない。
前進とバックを繰り返し少しずつ少しずつ車を進め、10分後、脱出成功。
今日は、町中の移動だったので、それなりに交通量の多い道路のみを走る。
しかし、到着先の駐車場は、これまた一面の雪。
果敢にアタックを試みるも、タイヤがとられて駐車場に入れない。
雪で坂になっちゃってるのも痛いとこ。
仕方ない、車をUターンさせ、逆方向からアタック。
Uターンにも手間取る。いちいち、タイヤが滑って埋まる。
ようやく奇跡的に(と思われた)駐車場に入ることに成功。
そして帰宅。
自宅横の駐車場は、出かけた時のまんま全く除雪されておらず、一面の雪。
ちょうど太陽が照っていて、まるで輝くような美しい雪だった。
そして今。
また降り積もった雪をかきに下におりた私。
必死でかなりの量の雪を処理していると、
あはは、という楽しそうな笑い声。
道路から家に入る部分のほんのちょっとのロードヒーティング部分で(本当はそこに雪を捨てたい)
屋根付き駐車場を借りている父と小学生の息子がバドミントンをしておりました。
頭から湯気が出そうになりました。
だってだってだってだって。
雪だよ?
今だって降ってるんだよ?
積もり積もったこの雪は、私の膝近くまであるんだよ?
この雪、そこのロードヒーティングに置きたいんですけど。
溶かしてしまいたいんですけど。
でも、どけて、とも言えぬ。
駐車場の雪を片付け、ざくざく道路の雪を片付けたいと思ったのだが、
親子は、どかない。
と言っている間に、ねこぞー帰宅し、
まんまと家の前で埋まる。
バトミントン親子がいたゆえに、かけなかったざくざく雪で、埋まる。
そしてもう親子はいないのであった・・。
いま助けにいって、なんとか脱出し駐車場に車をおさめてきた。
私は・・いつこんなに雪道運転が上手になったんだろう・・
18歳からの数年間で鍛えられたのか。
当時は今より車の性能がよくなかったからかもしれない。
たぶん、四駆がなかったはず・・
ねこぞーでさえ手間取った雪から脱出し、二度ほどチャレンジした挙げ句
無事に車を帰還させることに成功した。
血圧あがった。
◇◆◇◆
面白い光景である。
ここでのテーマは、信頼、だろう。
頸は生き物にとって最も弱い部分である。 作者は頸筋を刃物を持った相手にさらし、髭を整えてもらった。 まさか命を取られるとまでは思わなかっただろうが、 異国でもあり、やはり少し身構える気持ちがあったのかもしれない。 終わって、やれやれと安堵した。 緊張が解け、そして、釣銭をだまされた。
気が付いたが、もう後の祭り。 作者は可笑しくなったのかもしれない。 人間臭い、ある意味たくましい生き方に共感したのかもしれない。
◇◆◇◆
本当に少しずつだけれども、物事が動いていくのはとても気持ちがいい。
今は、平坦なあるいは少し下り坂をほとんど労せずに
スキーで滑っている感じ。
これからまたハードな坂があるんだろうな。
◇◆◇◆
氷割りをした。
暖かいので、ちょっとスコップを突き立てただけで、割れる割れる。
雪がどっさり積もっていて、いくらスタッドレスでも、滑る滑る。
なんだろう。
暖かいのだろうが、なんというのだろう、
解けてはしまわないけれど固まりもしない、絶妙な温度加減で、
雪はいつまでたっても、そのままの雪で、一日中そこにあった。
そして、昨日の夜は、相当風が吹いたらしい。
今朝の雪原は、奇妙な形に削られていた。
均等ではない雪の積み重なりが、アイスクリームを思わせた。
私の車は吹きだまりに埋もれていた。
◇◆
はじめて自分で。
◇◆◇◆
比較的暖かいままで、雪がもくもくと降るので、道はザクザク。
歩きにくいったらない。
雪かきがひどく辛い。
足元が悪い上に、雪が重い。
明日も雪の予報。
そろそろ、おしまいにならないかな。
◇◆◇◆
義父が来て、ひとくさり愚痴を言って帰った。
少しバテた。
晩ご飯後、二人でフラッシュゲームのクロスワードを解く。
日本語も面白いけど、英語も面白い。
英語は、スペルがわからないことも多いから、
適当に数打ちゃ当たる式で埋めていく。
日本語は、頭の隅々から単語を引っ張り出して、沈思黙考。
楽しかった。
ストレスがほどけた。
◇◆◇◆
昨夜は、ねこぞがシゴトで遅くなり午前3時に帰ってきたので
起き出して、男子フィギュアを見た。
4時まで見てしまった。
あまりに眠く、ああ金メダルだすごい、と思いつつも
なんだか感動が薄かった(笑)
私の場合、眠さと空腹は、すべてに勝つ。
睡眠と食事が足りて、人間になる、って感じ。
◇◆
右足は、少しずつ良くなっている。
◇◆◇◆
毎日がオリンピックで始まり、終わる。
初めてオリンピックを意識したのは、札幌オリンピックだった。
まだ子供だったけれど、わくわく感は覚えている。
「虹と雪のバラー○」に不穏な気配を感じたのも覚えている。
その歌詞である。
なぜ「影たち」なのか。「人々」ではいけないのか。
なぜ「ナイフ」なのか。
影たちが飛び去る○○のように
平凡な言葉なら、○に小鳥とかを入れそうなものだけれど。
ナイフは、鋭く激しく空を切る。 そんな風にそれぞれがそれぞれの居場所へ またそれぞれの新しい競技人生へ、と道を切り開いていく、 というイメージが欲しかったのか。
それとも(平和のうちに行われる)闘い、の暗喩なのか。
集っても、一人一人はナイフであり、競うことを運命づけられているということか。
どうしても「影たち」には
岡野の有名な
またひとり顔のないものが踊りにくわわった、という歌を思い出す。
個でありながら、個ではない、オリンピックに出た者として
くくられる人たち。
メダリストとしての運命を背負わされる者たち。
そういうことなのかな。
わかりません。
◇◆◇◆
批評というのは、批評されている対象を批評者の言葉を通して
再認識することであって、云々、という町山さんの言葉(?あるいは
町山さんにまつわる言葉?)を思い出した。
◇◆◇◆
毎日が早い。
物事をなるべく単純に捉えようと試みている。
「わたくし」について考えながら。
歴史的なことを学びつつ。
でも、単純に単純に。
◇◆◇◆
かくちかこさんのCMを見た。
すごくシンプルな形のワンピースを着ていて、似合っていた。
「男女7人」のときのかくさんを思い出した。
かくさんは、年齢を詐称しない。
いまいみきさんは、いつのまにか私より年下になっていた。
◇◆◇◆
それはそれは、何十年ぶりという大雪だから仕方ないのかもしれないけど、
それでも首都として、こんなに雪に弱くて大丈夫かしらん、と心配になる。
気温が高くてべた雪が降るなら、なおのこと。
◇◆
あまりラジオを聴く方ではないのだが、
北海道で有名なあるフリーアナウンサーの番組について、噂を聞いた。
土曜日生で10時間放送、が売りなのに
朝の放送を何時間分か録音して、
それを午後に再度放送しているらしい、と。
びっくり。
それで知事に出るという噂もあるから、なおびっくり。
◇◆◇◆
毎日雪が降り、気温も低く、雪かきと雪道運転と雪道歩きでくたびれるのだが
それでもなお、2月というのは、美しい月だと思う。
2月は、ただひたすら凍って雪が降って
いつ見ても、雪が美しく、景色はめまぐるしくかわり
そうか、これが2月の真髄か、と思う。
5月6月も好きだし、11月も好き。でも2月も好き。
◇◆◇◆
久々に、昨夜はねこぞにぶちキレた。
たちあげていたパソコン画面に気が付きもせず
大元のスイッチを切りやがったので。
その前の夜は、夜中に寝に来て
〝目測を誤った〟とかの理由で、私の顔に手をつくし。
体重こそかけてなかったけど、熟睡していた私は驚いた。
かつ、その後のねこぞのくどくどしい謝り倒しが、うるさかった。
つまり、許したのは、許したくて許したのではなく
謝罪するねこぞの声がうるさくて許したのであった、とはたと気が付き
パソコンの件と相俟って、怒り倍増。
なので、ねこぞは昨夜から、妙にしおらしい。
◇◆◇◆
今日も車で買い物。
道路の排雪が進んで、ものすごく運転しやすい(部分も増えた)。
雪祭りのおかげ。
もうこのまま雪が降らないでいてくれたらいいのに。
と思うけど、いよいよ二月、これからが寒さと雪の本番だから
ま、無理だよね。
◇◆
東京都民も、あんな形で都知事を失って選挙をしなきゃならなくて気の毒、
と思っていたけれども、おおさかはもっと気の毒やな。
◇◆◇◆
今日も車を運転して買い物へ。
車のある生活、というものが普通になってきつつある。
いいのかな、と思わないでもない。
せっかく、歩くことが不安じゃなくなってきたのに。
◇◆◇◆
今週は、時間が過ぎるのが早かった。
なぜもう土曜日?という気がして。
昨日、頼まれもしないのに(頼まれたのはねこぞ)
エッセイを書いてみた。
久しぶりの2000字。久しぶりのエッセイ。
難しかったー。
いつでもいろんなものが、ぱっと書ける状態にしておきたい、と思うけど
評論アタマになっているときには、エッセイはぱっと書けないし、
2000字は、まとめるのが難しいし。
でも、評論を書きながら作品を作る、は少しだけできるようになってきた。
◇◆◇◆
山田さんの
「自開云々」という歌、その通りと思う。
閉じてはいない、開いている。
ただ開き方がちょっと個性的というだけ。
タイミングとか、開き加減とかが。
少数派だから、個性を失敗、と自らみなしてしまうのだろう。
そして、扉が一枚しかないのかも。
だから外から開けられたら、困る時もあるのかも。
複数枚持っていたら、外側を開けられても困らないのだけどね。
|