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2004年12月24日(金) 恋心二十二にして穂芒


シングルベルとか言うなよ、管理人です。
きょうもげんきにひとりでのんだくれ!


インテルクリスマス
キリさんがクリスマスに欲しいものは「健康」だそうです。泣ける。
ちなみに他にステキな回答として、サネッティは「愛する人の幸せと家族の健康」、マテラッツィとベロンとアドリアーノとコルドバは「世界平和」、ファンデルメイデ「親しい友人に会いたい」、レコバ「僕の子供たちの安全と健康」、そしてビエリさん「オレのことを悪く言ったヤツらからの謝罪」……………ビエリさんっ…!!


ひーろーましーん。
キリさんを作成してみました。



私の脳内のキリ像はこんな感じです。
たぶん8メートルくらい飛ぶよね。
右手はあれです、あれ、きっと謎の隕石がミラノに衝突したりなんかしたりしてそういうのができるようになったんです、たぶん。
近づいたらヤケドするぜぃ。


2004年12月23日(木) うつろの心に眼が二つあいてゐる


「あのひとはヘタレでタラシでナルシーでバタ臭いパープリンの弱虫がいいの!」
ソフィーダメ男専説推奨。


レッズのみなさんがパレードで浦和の街を一周したそうで、うらやましいです。わたしは露出度の高いサンバの衣装を着て踊り狂うアレックスの白昼夢を見ながら一日中年賀状の宛名打ち込みバイトをしてました。ズンダダズンダダ…


突然ですが最近ルネッサンス美術が異様に好きです。
ダヴィデとかほんとたまらないです。かっこよすぎる。メディチ家礼拝堂のミケランジェロの墓碑の連作の苦悩に満ちた姿はあまりの迫力でゾクゾクします。ウッチェロの「サン・ロマーノの戦い」も馬萌えで正気じゃ見れない。

まぁ偉そうにこんなこと言っておきながら、今日の夕飯は豚めしでした。
ちなみに昨日も豚めしでした。
その前はマックでした。
このままじゃわたしが豚になります。
飛べない豚はただの豚よッ!

芸術についてとやかく言うより先に、生活レベルをあげたいです。


2004年12月20日(月) たまにはこんなカンジで


サッカー界のときめきパイオニアのみなさん、きょうもザクザクいい選手探してますか、わたしは最近スゴいの見つけちゃいましたよ、まぁなんていうか、浦和レッズの選手なんですけどね、みなさんしってるかもしれませんけど、ほら、天皇杯準々決勝、FC東京との試合で、2点目決めた選手いるじゃないですか、彼です、見ましたか、あのゴール、もちろん永井のクロスがすばらしかったけど、彼もすてきでしたよね、ほら、彼ってこないだのチャンピオンシップでもいいときにゴール決めてたし、ドイツ戦でも代表として出て健闘してたし、なんだか一途で必死で成果も出てて、すごく最近いいカンジじゃないですか、しかもその彼、天皇杯のヒーローインタビューでなんて言ったと思います、あ、大きく息吸っといてくださいね、何か飲んでる人は吹かないように注意してくださいパソコンが駄目になりますよ、そうそうそんなカンジで、それはともかく、ちょっとカメラから目をそらして彼がいった言葉が「決勝マデ連レテイクンデ、オネガイシマース!」ですよ、ああなんだかこんな文章じゃあちっともよさがわからないんですけど、これがまた、つたなくってカワイイ日本語なんです、そのくせ早口なんです、もうかわいさ狙ってんのかおまえはとんでもない腕利きスナイパーだぜ、と、小突き回してやりたくなるような発音ですよ、しかも言うとき、ちょっと唇とんがってるんです、いやーもう参りましたね、あんなのが野放しになってるなんて、日本もつくづく物騒な国ですね、物騒すぎて夜の独り歩きは背後から刺されるんじゃないかと思いますね、それに「お願いします」なんていわれたらこっちもついつい腕まくりして寿司でも握ってやりたくなりますよね、ほら、なんかトロとかそういうの、愛とかそういうのこめちゃいたいですよね、ああでも彼はウナギとか好きらしいからウナギをさばいて焼くっていうのもなかなかいいですよね、ワイルドな愛の表現方法ってカンジで、そうそう、彼って日本人にしてはちょっと彫りが深くて色も黒いかな、サーファーかな、なんて思ってたんですけど、やっぱり日本人みたいですね、ウナギが好きだし、それに残念なことに既婚みたいですがまぁいいですよね、既婚でもあんだけフェアリーなんですから、かまいませんよね、というわけで、まだ彼の活躍をチェックしてない人は、ぜひ25日の天皇杯準決勝でレッズの左サイドに釘付けになってみてください☆


というわけで三都主アレサンドロ選手のファンが増えないかなぁと期待しております。つ、つかれた。



「バーサス」読みました。闘莉王特集というより闘莉王の家族特集。移民の力強い生活と祖国への憧憬に普通に感動しました。あと「マルクス・トゥーリオ」が名前で「リュージ」はお父さんの名前であることが判明してすっきり。
しっかしバーサス、あの表紙、本当にわかりにくいなぁ!創刊号は山積みだったけど最近あんまりコンビニとかにもおいてないし、この調子だとそう長く続かないという不吉な予感もしますよ。中身はそれなりに読み応えありそうだけど、高いしね。とにかく表紙があれなのは痛いと思う。毎号同じデザインだからいつ新しい号が出たのかも遠目じゃよくわからないし、なんの特集かもほとんど書いてないし。そのデザインにしてもかっこいいというか、むしろ「打ちっぱなしのコンクリート壁で家具が真っ白な家がおしゃれ」とかそういう貧弱なセンスを感じるんだよな…。そう思うとNumberの表紙って、同じくかっこつけてはいるけど、シンプルに直球の感動を伝えようとしてるんだなぁと思う。まぁ頑張ってくださいバーサス。


2004年12月18日(土) まばたきひとつでこの世の善と悪を知り




うわぁぁかわいいな!


インテルがミラノのブルーノートでクリスマスパーティーをしたそーですけど(おしゃれだなー!)、その会場の写真、どーにもこーにもキリさんが見つからない…練習に参加できなくてもパーティーには参加できるんじゃないのか…それとも参加者はベリーダンス必須とかいう激しいパーティーなのか…
仕方ないので「こころの目で見よう!」というわけです。



きっとそうにちがいない…


駅でザスパのポスターを発見。どんなのかというと、ポスターの上半分ではユニフォーム姿の選手5人がスキー場でスノボを抱え、下半分の写真では着物姿で湯もみをしているというものでした。萌え…。
何度も言うがチームのイメージが温泉というモチーフにまとめられているとこが本当にたまらん…ザスパの広報の人はいい仕事してますね!
たとえばエスパも名前をスシパルスにして、チームマスコットもスシアザラシ、そして選手はみんな寿司が握れます!ていうことになったらちょっとだけ面白いと思う……まぁ応援したくなるかは別ですけど…

あと公式サイトの選手紹介も勤務地書いてあって萌え…でもJ2になったらやっぱり仕事はやめてしまうのかな。さびしい。これとかこれとかいいですよ。


>はくしゅ
 シークレットですか!うらやましいです…私はあれ以来パパしか出てません…まぁパパもかわいいですけどね…とりあえず『自分を知れ……そんなオイシイ「シークレット」が……出ると思うのか?おまえのような人間に』という感じで私にはシークレットは出ないような気がします…。最近ジョルノが異様に好きな管理人です(訊かれてない)。


2004年12月17日(金) ヤーパン・ゲーゲン・ドイッチュランド


こんにちは。
ゴム人間になってハウルを襲いたいと思う人は黙って挙手して下さい。


それはともかく、昨夜はゴム人間のSさんと横浜くんだりまでドイツ戦を見に行きました。FROM千葉・TO横浜、MAJI遠かったぜ。

■とりあえず新横浜なので試合前にラーメン博物館に寄りました。あそこおもしろいな!うまいラーメンを食しつつ、昭和の香りにときめき。ときめいたついでに駄菓子の詰め合わせ「酔っぱらいセット」(お寿司用の箱に入ってる)を購入。気分は酔っぱらい。
■スタジアム周辺で選手への応援メッセージを布に書くコーナーがあった。どうも書きにくくて、小学3年生みたいな字で「アレックス」と書くことになった。しかし隣でSさんは小学1年生みたいな字で「本山」と書いていたからよしとします。
■スタジアムでは全員にカイロを配っている。嬉しい心遣い。あとは酒樽でも割って酒でも無料で振る舞えばいいのになぁ。そして自由席でも応援がヌルい端のほうの席をゲット。ピッチでは試合前に来年の日本ドイツ年をしきりにアピールしていた。ドイツで人気だとかいうネズミのキャラクターまで出てきましたが、そいつが「寝てんじゃねぇよ!はやく目覚ませよ!」ってかんじのとぼけ具合で笑えた。あれでホントに人気あるのだろうか、怪しいものだ。それからオーロラビジョンに流れたドイツ年のCMがわけわからなくて萌え。なんでいきなりロッククライミングとかしてんだ。とりあえず日本人がドイツに抱く像とドイツがアピールしたい点が微妙にずれていることが分かった。
■ラー博で購入した駄菓子セットをふたりで食い漁る。きな粉棒のきな粉が風で飛ぶ飛ぶ!!そして駄菓子セットなのにどういうわけか「てばさき」が入っていた。シュールなパッケージの駄菓子たちの中でも群を抜いた帝王並みの存在感。そして手羽先のくせに色といいツヤといい、食べたらただじゃ済まない雰囲気を備えている。まだ食べずに持ってるんだけどどうしようかなぁ。

■ぼちぼち選手がアップに登場。日本代表選手も珍しい人が何人かいてときめきましたが、やっぱりカーン様の登場には興奮しました。大好きってわけではないけど無性に胸が躍ります、やっぱスターってスゴいな!他のドイツメンバーも、ジャージの鮮やかな赤に惚れ惚れ。私は一日通じてシュナイダーをシュナウザーと間違えまくった。シュナウザーは犬の種類だよ。

■前半は前傾姿勢のカーン様の尻に注目、ではなく、アレックスの突破に期待。アレックス調子は良かった気がするけどいまいち報われなかったなぁー。実際見てたからかもしれないけど、日本は不甲斐ないってわけじゃなく(FWはもっとやってほしかったけど…)頑張ってたなとは思う。ただやっぱりドイツの守備は強くてはじき返されてしまうという、ドイツの強さが特に目につきました。背もめちゃくちゃ高いし。うーん、もっとカーン様が飛んだり焦ったりするところが見たかったなぁ…
■どうでもいいんですけど私が「最近ホトメに迷惑メール多くてさー、こないだはエロックスとかいういかにも怪しい名前のとこから…」といったらSさんが「それってエロいアレックスみたいだね」と言ったのでどうしてもアレックスを見るとその名前がチラついてチラついてしょうがなかったですごめんエロ…じゃなくてアレックス。
■後半は日本3失点。まぁ日本の失点とはいえ、近いサイドでドイツのゴール見れたのは嬉しい。特にバラックのゴール、ありゃなんだ!という感じでした。3点目はあれだけ揉めたのに入っちゃったなぁ。クローゼ最近見てなかったけどやっぱりスゴいのね。しかも倒れた茶野を妙に心配してていい人っぽかった。好感度アップ。
■表彰式、キリンカップとはいえまさかそれだけはしないだろうと思ってたんですけど、キリンがドイツ代表に「一番搾り」を贈っていて「このド低能がァ!」したくなりました。だってそんなビール本場に…日本代表がドイツで商品にSAKEもらうようなもんじゃないか。よほど自信があるのか融通がきかないのか…!
■帰りの電車は大変混んでいました。しかもただ混んでいるだけでなく、みんな押すので大混乱。こういうときに人間のエゴイズムを感じます。もっとクールに余裕持って生きようぜ。そしてむごいことに満員電車で人込みに流されたSさんが指を負傷。「クッ…不覚にもやられた!桐野、お前だけでも先に行け!」「そんな!Sさんを置いてなんて無理です!ああ、血が滝のように!」「いいから行け!生き延びるんだ!」とかいうことにはならず、軽傷ですんでよかったです。あんまり変なことを書くとそろそろ叱られそうです。
■日本は負けたけど、観戦はいろいろ楽しかったです。やはり強いチームがくるのは嬉しい。まぁ日本代表に不安は残りますけど。


2004年12月15日(水) 温泉のボーイズライフ


「痛っ!痛いよ!許してソフィ−!顔はたたかないで!」
とかいうハウルが見たい。状況は想像にお任せします。


「あのひとは単品がいい!」というわけで、これが欲しいです。
3点で3000円か…ネットの安いとこでも2500円…
ハウルだけでいいのにな…もしくはソフィーの娘仕様…
LOFTで手帳買うついでにグッズコーナーを見てみましたけど単品はないようで、ジブリはとんでもないビジネスチャンスを逃してる!と思いました。普通単品だろ、単品!あれ観たらハウルの1匹や2匹囲いたくなるってば!

あと今日は原作を読了し、レコード店でこれこれを衝動買いしました。
私の分別は私の来た道10キロあとくらいに苔むして転がってます。


天皇杯5回戦。
ザスパ、スゲェェェー!
感動したよ……正直、2人退場した上に追いつかれて、小島さんが痛む膝を押さえてよろよろしてる時点で、もう延長Vゴールは無理だと思い見てるのもつらかったんだですど、いやー、ミラクルってあるんだなぁ…
退場した選手の悔し涙が無駄にならなくてよかった。名前わからないんですけど、(ザスパサイトさっきから繋がらない…!)あんな豪快に泣いてる選手を見たのは久しぶりでした。
優勝したF鞠が破れるドラマチック展開に期待したってのもあるけど、選手が旅館とかで働いてる映像を見ちゃうとやっぱりザスパって応援したくなる…健気だもんな…それで画面に出てくるポジションや選手名より職種が気になって、いちいち見るたび「スーパー勤務かよォォォォ!」とか燃えてました。来年のJ2はザスパを応援します…
しかしザスパの選手、妙に血色と体格がいい気がするんだが…温泉パワーだろうか。


明日はドイツ戦見に行きます。ひさしぶり。


2004年12月14日(火) ハウルの不可解なリズムで動きまわる城


きょうはSさんと一緒にハウルを見に行きました。
Sさんは観るのは2度目なのですが、前回ハウルに心臓を奪われてしまったようで、うつろな目をして「絶望だ!」と叫びながらときどき緑色のドロドロした液体を流したりしていました。早く心臓が戻るといいですね。
感想を簡潔に言うと、「ひぃ!ハウルに殺される!」という感じでした。なにが反戦だというのか、おまえこそが最大のときめき核弾頭だろう、ああ、なんていう21世紀の最強ヘタレ王子様伝説。というわけで私も映画館から出たあとはハウルに心臓を奪われて緑色のドロドロした液体を流したりしていました。ヒ…ヒ…ヒン!

ジブリの男の子キャラはみんな変ですけど、こんな直球と見せかけてものすごいカーブでツボをズドンとぶち抜いてくる子が出てくるとは思いもしませんでした。やっぱり宮崎駿はヤるときゃヤる男だね。長めの前髪とかおかっぱとかツリ目とかフリルのブラウスとか尻とかぬいぐるみとかおまじないとかヘタレ具合とかわがままっぷりとかナルシシズムとか得意げな顔とかくっさいセリフとか、さすが世界のMIYAZAKIだよ。偉大だよ。
とりあえずその後の城生活を妄想するのが楽しくてたまりません。服の趣味が悪いハウル。ソフィーがプレゼントを受け取ってくれないハウル。好き嫌いが多いハウル。カブが遊びにきて不機嫌なハウル。がらくたを勝手に捨てられて拗ねるハウル。まぁそんな勢いで今夜も眠れナイトです。

まぁ正直、話は説明不足のとこもあるなぁとは思うんですけど、なんかもうそんなのどうでもいいじゃないですか……あんな涙を誘うほど美しいワルツにのせて、不思議な魔法の城の中でハウルがきらきらしてて、ソフィーがきゅんきゅんしてて、きらめく流れ星、みわたすかぎりの花畑、そうして「ハウル、大好き!」みたいな…!うん…俺はそれで満足だよ、もう……

それからハウルと悪魔の契約まで交わしてしまったらしいSさんに原作を貸していただいたので、これから読もうと思います。


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